問題一覧
1
診療の目的
不調を訴える患者を検査 【原因】を突き止め治療を行う
2
診察・検査
医師が患者の身体を調べ質問 →病気の有無や病状を判断
3
治療
病気や症状を治癒・軽快させるための医療行為
4
X線検査の分類※2つ
①単純X線検査 ②造影X線検査
5
X線撮影の注意
照射野中心から1〜5m離れる
6
放射線による人体の影響※2つ
①身体的影響→本人 ②遺伝的影響→子ども・孫
7
放射線による障害※2つ
①早期障害 →急性放射線皮膚障害 ※紅斑や脱毛など ②晩期障害 →被爆後※数ヶ月以上たって ※白内障や癌、白血病 ※遅発性有害障害→放射線肺臓炎
8
放射線暴露防止※3原則
①時間の短縮 ②距離の確保 ③遮蔽(しゃへい)の利用
9
内視鏡検査とは ※上・下部消化管/気管・気管支
消化管内腔、気管・気管支内腔 ・観察 ・組織採取 ・止血や内視鏡的切除
10
上部消化管撮影(胃透視検査) 検査前→【12時間】以上飲食禁止 検査後→※すぐ下剤、多めの水を摂取
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11
胃内視鏡検査 ※抗コリン(ブスコパン)の禁忌※3つ
禁忌 ①心疾患 ②緑内障 ③前立腺肥大症
12
抗コリン薬作用
交感神経が活性 →排尿障害・イレウスの原因
13
パーセント肺活量は【80%】以上が正常
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14
努力肺活量に対する1秒量の割合 ※最大吸息から最大呼息を一気に吐き出した肺活量のこと
1秒率【70%】以上が正常
15
超音波検査とは →身体内の組織の形態や異常を得る
胆嚢→検査前は※絶食(空腹状態) 骨盤臓器→水分を多めにとり、排尿を制限
16
スパイロメトリーとは
酸素と二酸化炭素のガス交換が正常であるか評価
17
身体から採取した血液、尿/便、痰を調べる検査
検体検査
18
身体に触れて器械や医療機器を体内に挿入する検査
生体検査
19
身体から採取する検査→【検体】※胸水 医療機器で調べる→【生体】
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20
CT検査※放射線
【X線】とコンピューターで断層像をみる
21
MRI検査
※強い磁気と電波を利用 →コンピューター断層撮影
22
胸腔穿刺とは 位置関係:壁側胸膜→胸腔→臓側胸腔
体位:座位(半座位) 穿刺部位:中・後腋窩線上 →第5〜7肋間 ※気胸→鎖骨中線上第2〜3肋間
23
胸腔穿刺の手順 ①皮膚→筋肉(肋間筋まで) ②内筒を引き胸膜へ ※空気/液体を引く
⚠穿刺中、深呼吸や咳はできるだけ避ける
24
腹腔穿刺とは
体位:仰臥位または半座位 穿刺部位:腹直筋(側腹部) 【目的】 ・腹腔内貯留の血液・膿を排除 ・呼吸困難や腹部膨満感の緩和 ⚠抗がん薬の注入
25
腹水→口腔内常在菌 【二次性細菌性腹膜炎】※即手術
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26
腹腔穿刺(施行中)のショック要因※2つ
①急激な腹圧低下 ②循環血液量の減少
27
腹腔穿刺の注意⚠
※腹囲・体重測定の実施
28
腰椎穿刺とは
体位:※側臥位または座位 穿刺部位:第3〜4/第4〜5腰椎間 ※ヤコビー線(第4腰椎突起部)
29
腰椎穿刺 ※正常な場合→髄液は【無色透明】 【髄膜炎】は白血球増加で白濁したり、蛋白上昇で黄色になったりする 赤い場合は【出血】
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30
脳脊髄液検査 【脊髄液】を採取 ※生化学検査/細菌検査を実施【無菌】 目的:髄膜炎、脳炎などの診断
アミラーゼ※高値→膵がん ADA※高値→結核性胸水 腫脹マーカー※高値 →細胞診を併用する ※腫瘍がなくても高値
31
脳脊髄液圧の検査 腰椎穿刺→【髄液圧】を測定 目的:【低髄液圧症】脳脊髄液減少症、髄膜炎などの診断
※髄液圧の基準 【70〜180mmH2o】
32
ミエログラフィー(脊髄腔造影) 腰椎穿刺により【髄腔内】に造影剤を注入して撮影 目的:脊柱管内の神経組織の圧迫位置や程度を調べる
⚠造影剤が硬膜外へ漏出していないか確認する
33
骨髄穿刺 【骨髄血】を吸引して検査する
穿刺部位:成人→後腸骨稜 【目的】 白血病や再生不良性貧血、悪性リンパ腫の診断※転移の有無
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骨髄生検 骨組織を含む【造血組織】を検査
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ショックの5兆候 ※交感神経系と内分泌系の働き (カテコラミン・抗利尿ホルモンなど)
①発汗(冷汗) ※交感神経の緊張→亢進 ②皮膚・顔面蒼白 ③肉体的・精神的虚脱 ※昏睡状態 ④脈拍触知不能 ※代償作用が限界 ⑤呼吸不全