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こころ検定2級 精神解剖生理学基礎
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  • 問題数 100 • 11/16/2024

    記憶度

    完璧

    15

    覚えた

    35

    うろ覚え

    0

    苦手

    0

    未解答

    0

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    問題一覧

  • 1

    染色体の種類は

    常染色体, 性染色体

  • 2

    男性の持つ性染色体は

    X染色体, Y染色体

  • 3

    DNA(デオキシリボ核酸)が持つ4種類の塩基は

    アデニン(A), グアニン(G), シトシン(C), チミン(T)

  • 4

    DNAの塩基配列は一旦、()の()に情報が転写される。

    RNA(リボ核酸), 塩基配列

  • 5

    RNAの塩基配列は

    アデニン(A), グアニン(G), シトシン(C), ウラシル(U)

  • 6

    DNAから情報が転写されたRNAは()の外側にある()に移動する。

    細胞核, 細胞質

  • 7

    人間の心理的な要因(認知・感情・行動など)は単一の遺伝子よりも多くの遺伝子の影響による()によるものである。

    多因子遺伝

  • 8

    主に肉・魚・卵などに多く含まれているのが()である。

    タンパク質

  • 9

    ()はエネルギーとして利用される代表的な栄養素である。

    脂質

  • 10

    (①)は脂質と同様にエネルギーとして利用される代表的な栄養素である。①は特に脳の働きと関連が深く、脳のニューロンは(②)を主な燃料として活動している。

    糖質, ブドウ糖(グルコース)

  • 11

    ()や()はタンパク質・脂質・糖質の分解合成をサポートすることで、身体の生理的な状態を調整する機能を有している。

    ビタミン, ミネラル

  • 12

    ビタミンA.D.E.Kなどは()ビタミンであり、油に溶けやすい。

    脂溶性

  • 13

    ビタミンB.Cなどは()ビタミンであり、水に溶けやすい性質を持つ。

    水溶性

  • 14

    ミネラルは主に()()()()などであり、野菜や果物の他に海藻類、乳製品などに多く含まれている。

    カルシウム, マグネシウム, ナトリウム, カリウム

  • 15

    ミネラルは()であり、水に溶けると電気を通す性質があることから細胞の浸透圧の調整、筋肉や神経の動きのサポートなどに利用される。

    電解質

  • 16

    電解質(ミネラル)は水に溶けることで()を得るという特徴があり、ミネラルの各種機能は水分が存在することで維持されている。

    通電性

  • 17

    ()は、『身体的・精神的な安定に影響を与えるような出来事の総称』

    ストレス

  • 18

    ストレスの原因となるものを(①)とよび、①に対する抵抗の結果として現れるものを(②)と呼ぶ。

    ストレッサー, ストレス反応

  • 19

    生理学者の()はストレスの科学的研究の第一人者である。

    ハンス・セリエ

  • 20

    ハンス・セリエはストレスの原因となるストレッサーを、()()()()の4つに分類し、これらに対し生物は適応しようと試み、安定した状態を保とうとすると述べている。

    物理的ストレッサー(寒冷・騒音・放射線など), 化学的ストレッサー(薬物・化学物質など), 生物的ストレッサー(炎症・感染・カビなど), 心理的ストレッサー(怒り・緊張・不安・喪失など)

  • 21

    セリエはストレッサーがどのようなものであっても、人間の生理的機能は警告期、抵抗期、疲憊期という順に段階を経て変化するとし、これを()とよんだ。

    汎適応症候群

  • 22

    ストレッサーと人間の活動効率に関しての研究では、()が提唱されている。

    ヤーキーズ・ドットソンの法則

  • 23

    人間の身体を構成する組織には()()()()の4つの種類がある。

    上皮組織, 支持組織, 筋組織, 神経組織

  • 24

    支持組織は、()()()などの体を支える組織である。

    骨組織, 軟骨組織, 結合組織

  • 25

    筋組織には()()()という、3つの種類がある。

    骨格筋組織, 心筋組織, 平滑筋組織

  • 26

    ()とは身体疾患のうち、発症や経過にストレスや心理社会的要因が関与しており、器質的・機能的な障害が認められるものと定義される。

    心身症

  • 27

    消化には噛み砕いたり、体の上から下に送ったりする()と()などで食物を分解する()がある。

    物理的消化, 消化酵素, 化学的消化

  • 28

    歯などによる物理的消化の後、唾液に含まれる()による糖質の化学的消化が行われる。

    アミラーゼ

  • 29

    食物を飲み込む動作は()と言い、食道を通って胃に送られる。

    嚥下

  • 30

    胃の粘膜から分泌される()には塩酸やタンパク質分解酵素などが含まれており、タンパク質が分解される。

    胃液(胃酸)

  • 31

    食物は胃から()へ送られる段階で、胃酸の影響で酸性となった食物を中和するために、アルカリ性の消化液が分泌される。

    十二指腸

  • 32

    十二指腸からは()と()が分泌され、タンパク質・脂質・糖質の三大栄養素全てが分解・消化される。

    胆汁, 膵液

  • 33

    十二指腸の次は()と()へ食物が送られる。これらと十二指腸の3つを合わせて()と呼ぶ。

    空腸, 回腸, 小腸

  • 34

    小腸の粘膜は非常に多くのヒダに覆われており、()という突起の表面に()と呼ばれるヒダが存在し、30㎡にも及ぶ広い表面積で効率的に栄養を吸収する。

    絨毛, 微絨毛

  • 35

    食物は小腸の後は()へ進み、()()()の3つで構成されている。

    大腸, 盲腸, 結腸, 直腸

  • 36

    結腸では主に水分の吸収が行われ、形成された便は()から排出される。また、小腸と大腸は収縮と弛緩を繰り返す()によって、次の消化器官へと食物を送っている。

    肛門, 蠕動運動

  • 37

    糖質とタンパク質(アミノ酸)は()に取り込まれ、脂質は()へ取り込まれる。

    毛細血管, リンパ管

  • 38

    毛細血管が集まることで静脈の一種である(①)が形成され、①は肝臓へ繋がっている。一方リンパ管が集まることで()が形成され、静脈と合流する。

    門脈, 胸管

  • 39

    血液によって栄養素は(①)に運ばれ、貯蔵されたり利用しやすい構造に変換されたりする。また血液中に含まれる毒素も①で解毒が行われる。

    肝臓

  • 40

    十二指腸からは胆汁と膵液が分泌されるが、その胆汁が作られるのが肝臓であり、膵液が作られるのが()である。

    膵臓

  • 41

    胆汁には(①)という色素が含まれるが、この①は(②)において破壊された赤血球から取り出されたヘモグロビンから作られる。

    ビリルビン, 脾臓

  • 42

    膵液で作られる膵液にはタンパク質を分解する()()など、脂質を分解する()、糖質を分解するアミラーゼが含まれている。

    トリプシン, キモトリプシン, リパーゼ

  • 43

    膵液を十二指腸へと送り出す部分は()と呼ばれる。

    外分泌部

  • 44

    ホルモンを血液中に分泌する()は()と呼ばれる組織であり、膵液内にいくつも存在している。

    内分泌部, 膵島(ランゲルハンス島)

  • 45

    膵島(ランゲルハンス島)は()()()という3つの細胞で構成されている。

    A細胞(α細胞), B細胞(β細胞), D細胞(δ細胞)

  • 46

    ランゲルハンス島のA細胞からは(①)というホルモンが分泌される。①は肝臓に作用し、糖質の一種である()をよりエネルギーとして利用しやすい()に分解する。それらが肝臓から血液へと放出され、血糖値が上昇する。

    グルカゴン, グリコーゲン, グルコース

  • 47

    グルカゴンは脂質にも作用し、(①)という物質を生成させる効果がある。①は筋肉などを動かすためのエネルギーとして利用される。

    ケトン体

  • 48

    B細胞(β細胞)からは(①)と呼ばれるホルモンが分泌される。①にはグルコースをグリコーゲンに変換させる作用があり、肝臓への糖質の貯蔵をサポートし、血糖値を低下させる。

    インスリン

  • 49

    ランゲルハンス島において、A細胞(α細胞)とB細胞(β細胞)からのホルモン分泌機能を調整するのが、D細胞(δ細胞)から分泌される()である。

    ソマトスタチン

  • 50

    ストレスの影響で発症することが多いとされるのは急性の(①)で、①の患者の92〜97%が()への感染が認められる。

    胃潰瘍・十二指腸潰瘍, ヘリコバクター・ピロリ菌

  • 51

    ストレスが直接の原因となる()は10%程度だが、その場合は症状の持続や悪化がストレスの程度と強く関連する。腹痛や腹部不快感の他に、()()()()という4つの下位分類がある。

    過敏性腸症候群, 便秘型, 下痢型, 混合型, 分類不能型

  • 52

    ()は膵島における血糖のコントロール機能に障害が起きる疾患である。

    糖尿病

  • 53

    呼吸器系に該当する器官は()と(①)(②)(③)(④)(⑤)がある。この内①〜⑤をまとめて()と呼ぶ。

    肺, 鼻腔, 咽頭, 喉頭, 気管, 気管支, 気道

  • 54

    呼吸器系は体外の空気と体内の二酸化炭素をやり取りする()を行っている。気管支は肺の中で非常に細かく枝分かれしており、その末端に()とよばれる小さな袋状の器官がある。

    ガス交換, 肺胞

  • 55

    ()の主な症状は咽頭・喉頭もしくは頸部に痛みやしびれ、異物感などの違和感がある状態である。

    咽喉頭異常感症

  • 56

    ()は様々な身体症状及び精神症状を示す心身症である。ネガティブな感情など強いストレスを感じると過度に()をしてしまう傾向があり、胸部への負担が増加することから各種症状が引き起こされる。かつて対応方法として()が広く知られていたが、現在は低酸素症などよ障害が発生する危険性から注意喚起がされている。

    過換気症候群, 胸式呼吸, 紙袋再呼吸法

  • 57

    ()は気道の筋肉の機能異常や、気道の慢性的な炎症などによる疾患である。症状としては呼吸困難・咳・喘鳴などがあり、時間経過によって自然に治まることが多いが、ストレスの影響で悪化することがある。

    気管支喘息

  • 58

    ()とは()を中心とした血液循環に関わる各器官の総称である。

    循環器系, 心臓

  • 59

    全身に張り巡らされている()も循環器系に含まれ、心臓から血液を送り出す血管を()、心臓に血液を戻す血管を()とよぶ。

    血管, 動脈(肺動脈・大動脈), 静脈(肺静脈・第静脈)

  • 60

    心臓は()()()()の4つに分かれている。

    右心房, 右心室, 左心房, 左心室

  • 61

    血液循環は右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房というルートを巡る()と、左心室→大動脈→動脈→第静脈→右心房というルートを巡る()の2つのルートがある。

    肺循環, 体循環

  • 62

    心室と心房の間には血液の逆流を防ぐための()があり、同様に肺動脈に()、大動脈には()がある。

    房室弁, 肺動脈弁, 大動脈弁

  • 63

    (①)とは(②)が小さい状態を指す。一般的には②は成人の場合約50%だが、これが40〜42%の場合①と定義される。主な身体症状として動悸・呼吸困難・易疲労性・眩暈・不眠・発汗異常・痺れ感・嘔吐・下痢などがあり、これらの症状を総称して()とよぶ。

    小心臓症候群, 心胸郭比, 神経循環無力症(NCA)

  • 64

    心臓のポンプ機能により血液を体内に送り出す際、血管内の血液が示す圧力のことを()という。一般的に血圧において「上」と呼ばれるのが()であり、心臓が収縮している際の血圧であり、「下」とよばれるのが()であり、心臓が拡張している際の血圧である。

    血圧, 収縮期血圧(最高血圧), 拡張期血圧(最低血圧)

  • 65

    ()の原因は様々あるが、血圧が高くなるメカニズムは共通する部分が多い。血液中の脂質が多い場合()血液はドロドロの状態になり比重が重くなるためより強い圧力が必要になる。もう一つの例が、血管そのものが柔軟性を失ったり、詰まっている状態()である。血液が流れにくくなるため、より強い圧力が必要になる。

    高血圧, 高脂血症, 動脈硬化

  • 66

    (①)は日本の高血圧患者の90%に認められ、肥満や運動不足など様々な要因から引き起こされる。心理社会的なストレスも血圧を上昇させる原因であることも判明しているため、この場合は心身症としての①の可能性が考えられる。高血圧に関しては(②)と(③)という概念があり、②より③が高くなる場合を(④)とよぶ。 ④は医療機関という環境に刺激され、条件反射として血圧が上昇してしまうという学習心理学(行動分析学)のメカニズムによるものである。現在では患者が計測した②の数値も確認することが多い。

    本態性高血圧, 家庭血圧, 診察室血圧, 白衣高血圧

  • 67

    毛細血管は器官・組織に()を受け渡し、逆に器官・組織から()を受け取っている。

    栄養素, 老廃物

  • 68

    毛細血管からは(①)という液体が分泌されており、この①が各細胞の間を満たしている。分泌された①の一部は再度毛細血管に回収され血液内に戻るが、残りは()と呼ばれる細い管に回収される。

    間質液, 毛細リンパ管

  • 69

    毛細リンパ管の壁は隙間が多い構造で、病原体や異物が混入することがある。これらは人体にとって有害なものであるため、リンパ節と呼ばれる器官の中で()によって適切に処理される。これは()と呼ばれるもので、身体を防衛する機能である。毛細リンパ管は体内で次第に合流し、太いリンパ管となる。このリンパ管の中で最も大きいものが胸管と呼ばれるものである。そして、リンパ管は体の深部において() としてまとめられる。

    免疫細胞, 免疫反応, リンパ本管

  • 70

    血液は()成分と()成分から構成されており、細胞成分には()()()の3つの種類がある。

    液体, 細胞, 赤血球, 白血球, 血小板

  • 71

    赤血球は(①)を含んだ袋状のものであり、①が酸素と結合しやすい特性を活かして、酸素の供給と二酸化炭素の回収を実施している。

    ヘモグロビン

  • 72

    白血球には()()()などの種類があり、免疫細胞として役割を担っている。

    顆粒球, リンパ球, 単球

  • 73

    血小板は血液を凝固させる機能を有している。出血した際、血液中の()という物質が血小板の影響を受け()という繊維成分に変化する。これが血液が凝固した状態で、血管の傷となっている部分を塞ぐことで止血する。

    フィブリノゲン, フィブリン

  • 74

    血液から赤血球・白血球・血小板の細胞成分を除外したものが(①)と呼ばれる液体成分である。また①からフィブリノゲンやフィブリンを除外した液体を()と呼ぶ。

    血漿, 血清

  • 75

    体内の老廃物の多くは、()系の器官・組織を通じて体外に排出される。まず()で尿が生成され、()を通じて()に一時的に蓄積される。その後排出されることを()という

    泌尿器, 腎臓, 尿管, 膀胱, 排尿

  • 76

    腎臓は左右一対で二個あり、ソラマメのような形をしている。腎臓には大動脈から分岐した()が繋がっており、これを通じて人体内のやく20〜25%の血液が逆流する。

    腎動脈

  • 77

    腎臓には()と()と呼ばれる組織があり、この2つを合わせて()という。

    糸球体, ボウマン嚢, 腎小体

  • 78

    糸球体は腎動脈から分岐した細い動脈に繋がっており、血液からタンパク質と赤血球・白血球などの成分を取り除いて濾過し、尿の元となる(①)を生成する。①は糸球体を包み込んでいるボウマン嚢を通じて()へ送られる。

    原尿, 尿細管

  • 79

    尿細管と腎小体(糸球体とボウマン嚢)は必ず一対となっており、この一対の構造を()とよぶ。尿細管の次は(①)と呼ばれる管へと運ばれた原尿は成分の調整が行われる尿となる。①を通過した尿は()とよばれる空間を通って尿管に入り、次いで膀胱へと輸送される。

    ネフロン(腎単位), 集合管, 腎盂

  • 80

    人体内の各細胞が正常に機能するためには、()に含まれるタンパク質・リン酸・重炭酸・マグネシウム・ナトリウム・カリウムなどの分量が適切な状態でなくてはならない。同様に(①)の成分も適切な分量を維持する必要がある。体液バランスを維持するために、①の血漿の成分を調整することで 相対的に間質液や細胞内液の成分バランスを調整している。また、腎臓も尿量や濃度を調整することで、身体内部の体液の状態を適正化している。

    細胞内液, 細胞外液

  • 81

    人間は生殖により子孫を残していく。具体的には()である()と()が結合して新しい個体を生成する。

    配偶子, 精子, 卵子

  • 82

    男性の生殖器は()()()()()()で構成されている。

    精巣, 精巣上体, 精管, 精嚢, 前立腺, 陰茎(尿道)

  • 83

    女性の生殖器は()()()()で構成されている。

    卵巣, 卵管, 子宮, 膣

  • 84

    運動器系は()と()の2つの器官系で構成されている。

    骨格系, 筋系

  • 85

    骨格系は筋肉を通じ体の形状を変化させる機能、内蔵を保護する機能、()を貯蔵する機能、()機能の5つの機能がある。

    カルシウム(リン酸カルシウム), 造血

  • 86

    人体には約200個の骨が存在しており、主にリン酸カルシウムと(①)などで構成されている。リン酸カルシウムは圧力に強いという特徴を有しており、①は引張力に強いという特徴がある。また骨の一部には中心部が(②)という空洞が存在しているものもある。②の内側には()があり、血液が生成されている。

    膠原繊維, 髄空, 骨髄

  • 87

    筋肉には(①)と(②)という分類がある。神経系の一種である()神経との結合があるものが①であり、骨格筋が該当する。一方で、自律神経によるコントロールがされているのが②である。

    随意筋, 不随意筋, 運動

  • 88

    (①)は激しい全身の痛みが長期間続くのが主な症状で、ごく僅かな負荷や軽い運動でも症状が悪化しやすいとされている。90%が女性であり、特に40〜50歳が好発期であるとされている。原因は明確ではないが、肉体への大きな負担がきっかけとなり、筋肉や関連する神経の異常を発生させ、免疫機能なども含めた全身の異常へと発展するのではないかと考えられる。①は心理社会的なストレスとの関連も強く、易疲労性や睡眠障害なども併発することが多い。

    線維筋痛症

  • 89

    心理社会的な要因やストレスが原因となるものが(①)腰痛である。①腰痛の治療支援には、()という質問紙を実施することがある。この質問紙は担当医師が8問、患者が10問を3件法で回答する。医師11点以上患者15点以上の場合、精神医学的な問題が背景にある可能性が高いと判断される。

    慢性, BS-POP(Brief Scale for Psychaiatric problems in Orthopaedic Patients)

  • 90

    (①)リウマチの原因は現在も明確なものはない。主な症状としては関節の痛みや腫れ、骨の破壊および変形である。①リウマチは発症や症状の悪化に心理社会的なストレスが強く関連していることが判明している。また、その症状から抑うつや不安などのネガティブな感情が生起しやすく、うつ病を併発することがある。

    関節

  • 91

    ()は血液中に様々な種類の()を分泌する器官で、全身の各器官・組織に働きかけるという機能を有している。ホルモンによる影響は、器官・組織に血液を通じて到達してはじめて作用する。また血液中にホルモンが残存している間は、器官・組織への作用が持続する。

    内分泌系, ホルモン

  • 92

    ()は甲状腺ホルモンの過剰分泌により、甲状腺の腫れ・動悸・発汗異常・震え・疲労感・体重変動・筋肉の異常・目の異常などの様々な症状が引き起こされるものである。精神症状や睡眠障害を伴うことも多い。心理社会的なストレスがきっかけとなる事も多いと考えられる。

    甲状腺機能亢進症

  • 93

    ()は甲状腺ホルモンの分泌低下により、甲状腺の腫れ・疲労感・寒がり・体重増加・便秘・皮膚の異常などの症状が引き起こされるものである。精神症状として無気力・抑うつ・認知機能の低下などを伴うこともある。これらの精神症状はうつ病とよく似ており、誤診が起きることもある。

    甲状腺機能低下症

  • 94

    ()とは女性の閉経前後の期間を指すものであり、日本人の場合は45〜55歳であるとされる。ホルモン分泌の変化に加え、患者のパーソナリティ特性やストレスも、発症に影響を及ぼす。主な症状としては()・発汗異常・動悸・冷え性・頭痛・眩暈・耳鳴りなどがあり、これらの症状は()と呼ばれる。抑うつ・意欲低下・記憶力低下・不安・怒り・睡眠障害などの問題を伴うこともあり、これらは()と呼ばれる。さらに肩こり・腰痛・関節痛・食欲低下・嘔吐・下痢・口渇・皮膚異常・疲労感などの症状も認められることがある。

    更年期, ホットフラッシュ(のぼせ・ほてり), 血管運動神経障害, 精神神経症状

  • 95

    ()は基本的には月経周期の後半に繰り返し様々な症状が引き起こされるものである。主な症状は腹部膨満感・体重増加・手指のこわばり・頭痛・のぼせなとがある。精神症状も①抑うつ②緊張不安③情緒不安定④怒り・焦燥感・対人関係の葛藤などあり、身体症状及び精神症状が5個以上当てはまり、①〜④が一つ以上含まれる場合、()と診断される。

    月経前緊張症, 月経前不快気分障害

  • 96

    目(眼球)は()()()()()()()などで構成されている。

    網膜, 角膜, 水晶体, 虹彩, 毛様体, 硝子体, 視細胞(桿体細胞・錐体細胞)

  • 97

    ()細胞は光の明るさに対する感度が高いが、色の識別ができない。一方()細胞は光の明るさに対する感度は低いが、赤・青・緑の色の識別ができる。

    桿体, 錐体

  • 98

    ()は目に関する様々な症状を伴うものである。症状は多岐にわたり、目の痛み・目の疲れ・ものが見えにくい・瞼が重い・瞼の痙攣・眩しさ・ものが二重に見える・焦点が合わない・頭痛・肩こりなどである。眼精疲労の原因には様々なものがあるが、精神的なストレスも原因の一つとして挙げられる。

    眼精疲労

  • 99

    ()症候群とはVisual Digital Terminalsの頭文字で、ディスプレイのある端末のことを指し、テレビやパソコン、スマホなどである。画面を長時間注視し続けることや、座った姿勢のままで過ごす時間も増えてしまうことも健康に悪影響を及ぼす。主な症状は、目の疲れ・目の乾き・頭痛・腰痛・腕や手首の痛み・疲労感・怒り・抑うつなどである。

    VDT

  • 100

    耳は大きく分けて()()()の3つからなり、聴覚と()感覚を司る。外界の音が空気の振動として外耳の中の()を通り、内耳にある()を振動させる。その振動が鼓膜の奥にある鼓室内の()に伝えられる。耳小骨に伝わった振動は内耳にある()の中のリンパ液を振動させる。蝸牛の中には有毛細胞という感覚細胞が存在し、そこから音の振動が神経線維に伝えられ、脳へと情報が伝えられる。

    外耳, 中耳, 内耳, 平衡, 外耳道, 鼓膜, 耳小骨, 蝸牛, 有毛細胞