暗記メーカー
ログイン
薬物送達学
  • 田渕希望

  • 問題数 100 • 6/30/2024

    記憶度

    完璧

    15

    覚えた

    35

    うろ覚え

    0

    苦手

    0

    未解答

    0

    アカウント登録して、解答結果を保存しよう

    問題一覧

  • 1

    【 】内にあてはまる語句として最も適切なのはどれか。1つ選べ。 「薬物送達システム(DDS)とは、薬物の【 】と安全性を高めるために、剤形や装置を工夫し、適切な投与経路を選択し、薬物の体内分布の制御をめざす製剤技術である」

    有効性

  • 2

    DDS に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

    DDS の概念が生まれ、様々な製剤が市場に出るようになったのは、20 世紀後半である。 , DDS の目的のひとつは、治療における患者の負担を減らし、患者の生活の質を向上させることである。

  • 3

    DDS 導入の目的として、誤っているのはどれか。1つ選べ。

    ノンコンプライアンスの助長

  • 4

    DDS の対象となる疾患、適用薬物と日本国内で使用されている DDS 技術の組合せとして、正しいのはどれか。2つ選べ。

    5, 2

  • 5

    DDS 製剤に用いられる製剤材料とその使用目的の組合せとして、正しいのはどれか。1つ選べ。

    1

  • 6

    腸溶性コーティングに用いられない製剤材料はどれか。1つ選べ。

    ヒプロメロース

  • 7

    経口徐放性製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    実用化されている製剤の数は、徐放性型製剤の方がターゲティング型製剤より多い。, 消失半減期の短い薬物は、徐放性製剤に適している。

  • 8

    経口放出制御製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    浸透圧を利用した OROSⓇが応用されたコンサータⓇ錠(メチルフェニデート塩酸塩徐放錠)は、長時間0 次放出を示す。, L-ケフレックスⓇ顆粒(セファレキシン複合顆粒)は、胃溶性と腸溶性の顆粒が混在した徐放性顆粒剤である。

  • 9

    ハルナールⓇD 錠(タムスロシン塩酸塩を含有する口腔内崩壊錠)には、下記の添加剤が含まれている。この製剤の特徴に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    徐放性粒子を含有しているため、噛み砕かずに服用するように説明する必要がある。, コア粒子を核とした薬物層に徐放性コーティング及び腸溶性コーティングが施された粒子が含有されている。

  • 10

    26 歳女性。身長 155 cm、体重 42 kg。アレルギー性鼻炎に対して処方 1 の薬剤を服用している。今回、下血があり外来受診したところ、潰瘍性大腸炎(直腸炎型)の診断を受けた。なお、重症度分類では軽症であった。医師は、患者からこれまで薬を飲み忘れることが多かったとの訴えがあったため、メサラジンの処方にあたり、本患者に適切な製剤について、医薬品情報管理室に問い合わせた。薬剤師は、アドヒアランスを考慮して処方 2 を提案した。 処方 2 を提案するにあたり、医師に説明する内容のうち、適切ではないのはどれか。1つ選べ。

    粉砕して投与することもできます。

  • 11

    26 歳女性。身長 155 cm、体重 42 kg。アレルギー性鼻炎に対して処方 1 の薬剤を服用している。今回、下血があり外来受診したところ、潰瘍性大腸炎(直腸炎型)の診断を受けた。なお、重症度分類では軽症であった。医師は、患者からこれまで薬を飲み忘れることが多かったとの訴えがあったため、メサラジンの処方にあたり、本患者に適切な製剤について、医薬品情報管理室に問い合わせた。薬剤師は、アドヒアランスを考慮して処方 2 を提案した。 処方 2 の製剤の添加剤のうち、本剤投与後、図中 A に示された血漿中薬物濃度の推移が観察されることと最も関連の深いのはどれか。2つ選べ。

    メタクリル酸コポリマーS , メタクリル酸コポリマーL

  • 12

    図に示す製剤の特徴に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    ヒロドキシプロピルセルロースにより粘膜に付着することができる。, 口内炎の治療に用いる。

  • 13

    経皮治療システム(transdermal therapeutic system, TTS)の特徴に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    肝初回通過効果を回避できる剤形である。, 小児や高齢者の使用に適した剤形である。

  • 14

    下図の製剤からの特徴に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    代表的な製剤例として、ニトロダームⓇTTS(ニトログリセリン経皮吸収型製剤)が挙げられる。, 除細動器との接触で支持体が破裂する恐れがあるため、AED の妨げとならない場所に貼付する。

  • 15

    71 歳男性。膵臓がんで入院治療していたが、現在は自宅で緩和ケアを受けている。薬剤師が訪問したところ、モルヒネ塩酸塩水和物徐放錠を使用していたが、薬が飲みにくいとの要望があり、フェンタニルクエン酸塩を含有する経皮吸収型製剤に変更することを医師に提案した。フェンタニルクエン酸塩を含有する経皮吸収型製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    吸収されたフェンタニルは、肝初回通過効果を回避できる。 , 入浴や発熱による貼付部位の温度上昇により、フェンタニルの吸収量が増加し、過量投与になり、死に至ることがある。

  • 16

    経皮吸収型製剤からの薬物放出が Fick の第一法則に従うとき、時間当たりの累積薬物放出量を示す図として正しいのはどれか。1つ選べ。ただし、薬物貯蔵層内の薬物は一定に保たれ、シンク条件が成立している。

    3

  • 17

    ポリエチレングリコール(PEG)の効果及び PEG を結合させたペグ化製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    インターフェロン アルファ-2a はペグ化により血中滞留性が向上した。 , ペグフィルグラスチムは化学療法 1 サイクルあたり 1 回の投与で済むため、患者の QOL が向上した。

  • 18

    図はリュープリンⓇSR 注射用キット 11.25 mg(LH-RH(黄体形成ホルモン放出ホルモン)誘導体 マイクロカプセル型徐放性製剤)である。この製剤に関する記述について、正しいのはどれか。2つ選べ。

    生分解性高分子に薬物を封入しているため、長時間薬物を放出することができる。, 前立腺癌、閉経前乳癌に適応がある。

  • 19

    EPR(Enhanced Permeability and Retention)効果に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    EPR 効果を利用した製剤には、リポソーム製剤がある。 , 腫瘍組織や炎症部位では、正常組織より毛細血管の透過性が亢進しており、高分子などの微粒子が集積しやすくなる。

  • 20

    ターゲティングに関する記述のうち、誤っているのはどれか。1 つ選べ。

    受動的ターゲティングとは、標的部位を特異的に認識できる抗体や糖タンパク質などを薬物に結合させて体内分布を制御する方法である。

  • 21

    ターゲティング製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    リピッドマイクロスフェアは、大豆油とレシチンで調製した o/w エマルションである。 , リポソーム製剤には、脂溶性及び水溶性何れの薬物も包含することができる。

  • 22

    フルオロウラシルのプロドラッグはどれか。3つ選べ。

    テガフール, ドキシフルリジン, カペシタビン

  • 23

    プロドラッグに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    プロドラッグとは、作用が既知である親化合物の誘導体であり、それ自身の薬効はないか、あるいは親化合物に比べて低く、体内で酵素的あるいは化学的に親化合物に変換されるものである。 , 吸収性の改善を目的としたプロドラッグでは、薬物の脂溶性を増大させることで、受動拡散による生体膜透過性を亢進させることが可能となる。

  • 24

    プロドラッグとその親化合物及びプロドラッグ化の目的の組合せとして正しいのはどれか。2つ選べ。

    1, 3

  • 25

    薬物の生体膜透過促進法として該当しないのはどれか。2つ選べ。

    吸収トランスポーターの阻害 , タンパク分解酵素の利用

  • 26

    エポセリンⓇ坐剤(セフチゾキシム坐剤)は、吸収促進剤の添加により水溶性薬物の吸収を改善している。 吸収促進剤として含有されている添加物はどれか。1つ選べ。

    カプリン酸ナトリウム

  • 27

    分子標的治療薬とその適応疾患に関する対応のうち、誤っているのはどれか。1 つ選べ。

    5

  • 28

    インスリンに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    日本で最初に発売された遺伝子組換え医薬品は、ヒトインスリン製剤である。 , インスリンデグルデクのダイヘキサマーは、皮下投与後マルチヘキサマーを形成した後、徐々にモノマーに解離する。

  • 29

    遺伝子治療及びベクターに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    遺伝子治療とは、遺伝子の変異、欠損のため機能不全に陥っている細胞に、正常な遺伝子または遺伝子を導入した細胞を投与し、疾患の治療を行う手法である。 , アデノシンアミナーゼ欠損症に対して、日本国内では最初にレトロウィルスベクターを用いた遺伝子治療が実施された。

  • 30

    再生医療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    再生医療は、幹細胞などを利用し、体外で幹細胞を増殖、分化させた後に体内に移植し、身体の機能を回復させる治療法である。 , iPS 細胞は、ヒトの皮膚細胞等に 4 つの遺伝子を導入して培養することにより得られる、様々な臓器や組織へと分化させることのできる細胞である。

  • 31

    従来の医薬品製剤の問題点として該当しないのはどれか。

    副作用の発現頻度が低い

  • 32

    剤型を工夫することにより、薬物の組織移行性を制御するDDSを(     )型製剤という。

    ターゲティング

  • 33

    腸溶性コーティングに用いられない添加物はどれか。

    エチルセルロース

  • 34

    DDS製剤に用いられる製剤材料とその使用目的について正しいものを選べ。 エチルセルロース

    徐放性コーティング基剤

  • 35

    DDS製剤に用いられる製剤材料とその使用目的について正しいものを選べ。 デンプン

    崩壊性マトリックス基剤

  • 36

    DDS製剤に用いられる製剤材料とその使用目的について正しいものを選べ。 カルナウバロウ

    不溶性マトリックス基剤

  • 37

    DDS製剤に用いられる製剤材料とその使用目的について正しいものを選べ。 ポリ乳酸_グリコール酸共重合体

    生分解性高分子基剤, 崩壊性マトリックス基剤

  • 38

    DDS製剤に用いられる製剤材料とその使用目的について正しいものを選べ。 酢酸セルロース

    浸透圧方製剤放出制御膜基剤

  • 39

    セレニカR顆粒剤は図のような構造をしている。それぞれの添加剤の役割を選べ。2つ該当する選択肢もあります。 ステアリン酸カルシウム

    滑沢剤

  • 40

    セレニカR顆粒剤は図のような構造をしている。それぞれの添加剤の役割を選べ。2つ該当する選択肢もあります。 ヒドロキシプロピルセルロース

    ゲル基剤, 水溶性コーティング基剤

  • 41

    セレニカR顆粒剤は図のような構造をしている。それぞれの添加剤の役割を選べ。2つ該当する選択肢もあります。 カルボキシビニルポリマー

    膨潤性マトリクス基剤

  • 42

    セレニカR顆粒剤は図のような構造をしている。それぞれの添加剤の役割を選べ。2つ該当する選択肢もあります。 エチルセルロース

    徐放性コーティング基剤

  • 43

    ある製剤からの薬物放出がHiguchi式に従うとき、時間と単位面積当たりの累積薬物放出量の関係を示す図として正しいのはどれか。

    1

  • 44

    口腔内崩壊錠の説明として正しいのはどれか。1つ選べ。

    唾液程度の少量の水で崩壊するように設計された錠剤であり、崩壊時間は30秒以内である。

  • 45

    OROSの説明として正しいのはどれか。1つ選べ。

    薬物層を半透膜で包み込んだ製剤で、浸透圧による連続的な薬物放出機構を利用したもの。

  • 46

    ワックスマトリックス型製剤の説明として正しいのはどれか。1つ選べ。

    マトリックス基剤に不溶性高分子を用い、その格子中に薬物を分散したもの。

  • 47

    レペタブ型製剤の説明として正しいのはどれか。1つ選べ。

    フィルムコーティングされた徐放部分を核とし、その外側を速放部で囲み、さらに糖衣錠としたもの。

  • 48

    グラデュメット型製剤の説明として正しいのはどれか。1つ選べ。

    多孔性の不溶性プラスチックの格子間隙に薬物を含有させたもの。

  • 49

    スパンスル型製剤の説明として正しいのはどれか。1つ選べ。

    放出性の異なる複数の顆粒が充填されているカプセル。

  • 50

    スペイスタブ(スパスタブ)型製剤の説明として正しいのはどれか。1つ選べ。

    放出性の異なる顆粒を調製し、それを錠剤型に打錠したもの。

  • 51

    徐放性顆粒の説明として正しいのはどれか。1つ選べ。

    放出性の異なる顆粒を混合したもの。

  • 52

    肝初回通過効果を回避出来ない投与経路はどれか。2つ選べ。

    経口投与, 直腸投与(直腸上部)

  • 53

    一定の速度(0次)で薬物を放出できる製剤はどれか。2つ選べ。

    コンサータ錠(オロス), ニトロダームTTS

  • 54

    長時間薬物を放出するために持続性注射剤や埋め込み注射剤に使用されている生分解性の添加剤はどれか。1つ選べ。

    乳酸・ポリ乳酸共重合体

  • 55

    持続性注射剤に該当する製剤の商品名はどれか。全て選べ。

    スプレキュアMP, リスパダールコンスタ, サンドスタチンLAR, リュープリンPRO

  • 56

    埋め込み注射剤に該当する製剤の商品名はどれか。全て選べ。

    ゾラデックスLAデポ

  • 57

    受動的ターゲティングを目的とする製剤はどれか。1つ選べ。

    ポリエチレングリコール修飾リポソーム製剤

  • 58

    能動的ターゲティングを目的とする製剤はどれか。1つ選べ。

    エンハーツ(トラスツズマブデルクステカン)

  • 59

    セフチゾキシム坐剤に使用されている吸収促進剤はどれか。1つ選べ。

    カプリン酸ナトリウム

  • 60

    皮膚に微量の電流、電圧を適用することで、イオン性医薬品を透過させる物理的経皮吸収促進方法はどれか。1つ選べ。

    イオントフォレシス

  • 61

    「バカンピシリン」のプロドラッグ化の目的として正しいのはどれか。1つ選べ。

    脂溶性の向上による吸収性の改善

  • 62

    「レボドパ」のプロドラッグ化の目的として正しいのはどれか。2つ選べ。

    脂溶性の向上による吸収性の改善, 作用点へのターゲティング

  • 63

    フルオロウラシルのプロドラッグとして正しいのはどれか。全て選べ。

    ドキシフルリジン, テガフール, フルシトシン, カペシタビン

  • 64

    インスリンアナログ製剤のうち、「超即効型」はどれか。全て選べ。

    インスリングルリジン, インスリンアスパルト, インスリンリスプロ

  • 65

    インスリンアナログ製剤のうち、「持続型」はどれか。全て選べ。

    インスリングラルギン, インスリンデテミル, インスリンデグルデク

  • 66

    以下の薬物の代表的な適応症はどれか。 ゲフィチニブ

    非小細胞性肺がん

  • 67

    以下の薬物の代表的な適応症はどれか。 イマチニブ

    慢性骨髄性白血病

  • 68

    以下の薬物の代表的な適応症はどれか。 トラスツズマブ

    乳がん

  • 69

    以下の薬物の代表的な適応症はどれか。 ベバシズマブ

    乳がん, 大腸がん, 非小細胞性肺がん

  • 70

    以下の薬物の代表的な適応症はどれか。 インフリキシマブ

    関節リウマチ

  • 71

    以下の比較的新しいDDS製剤の中で、抗体薬物複合体はどれか。1つ選べ。

    エンハーツ(トラスツズマブ デルクステカン)

  • 72

    そのものは薬理活性を持たず、体内で代謝されて活性を示す薬物を(     )という。

    プロドラッグ

  • 73

    薬物の供給速度を制御するDDSを(     )型製剤という。

    放出制御

  • 74

    腸溶性製剤の特徴と利点として、正しいものはどれか。

    消化管内でのターゲティング

  • 75

    スパンスルは(     )ユニット型の経口徐放性製剤である。

    マルチプル

  • 76

    注射剤型DDS製剤はどれか。

    マイクロスフェア

  • 77

    放出制御型製剤の利点として正しいものはどれか。

    投与回数を減らすことができる。

  • 78

    多孔性の不溶性プラスチックの格子間隙に薬物を含有させた製剤で、水分が侵入すると薬物分子が 拡散により徐々に放出する経口徐放性製剤の名称はどれか。 * 1/1

    グラデュメット

  • 79

    図に示す構造を有し、医療用医薬品として用いられている製剤の適用部位はどれか。

    口腔

  • 80

    放出時間の異なる顆粒を打錠した経口徐放性製剤はどれか。

    スペイスタブ

  • 81

    経皮吸収型製剤に用いられる医薬品はどれか。

    ニトログリセリン

  • 82

    メサラジンを小腸・大腸全域へのターゲティング製剤とするとき、用いられる製剤材料はどれか。

    エチルセルロース

  • 83

    腫瘍組織に選択的に滞留する製剤はどれか。

    ドキソルビシン含有リポソーム

  • 84

    大豆油をレシチンで乳化させた脂肪微粒子で、静注用のDDSの名称として、正しいものはどれか。

    リピッドマイクロスフェア

  • 85

    次の医薬品のうち、消化管吸収後、体内でCYP2A6によって代謝され、抗悪性腫瘍作用を示すプロドラッグはどれか。

    テガフール

  • 86

    レボドパはドパミンのプロドラッグであるが、その目的として最も正しいものはどれか。

    脳内移行性の改善

  • 87

    アセメタシンは胃粘膜刺激を軽減させた(     )のプロドラッグである。

    インドメタシン

  • 88

    受精卵が胎児へと発達する過程のごく初期に取り出し、様々な臓器や組織へと分化させることのできる細胞はどれか。

    ES細胞

  • 89

    複合体を形成することによって、以下の疎水性薬物を安定化するのに用いられる化合物はどれか。 1つ選べ。

    α-シクロデキストリン

  • 90

    下の模式図で表される経口徐放性製剤の放出制御膜として、適切なのはどれか。1つ選べ。【DDS】

    半透膜

  • 91

    図1に示すニフェジピン徐放錠を8分割又は分割せずに、1錠分をヒトに経口投与したときの血漿中ニフェジピン濃度の推移を図2に示す。この錠剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    8分割した錠剤の血中濃度推移はAである。, 外層部は徐放性マトリックスである。

  • 92

    39歳、閉経前女性。身長155cm、体重43kg、体表面積1.38m2、右乳房に腫瘤を触知し、乳腺外科を受診、針生検の結果、T1N1M0のStageⅡAの右乳がんと診断され、入院した。右乳房部分切除術、センチネルリンパ節生検及び腋窩リンパ節郭清を実施した。術後の検査所見は以下のとおりであった。 この患者の術後薬物療法に用いられる薬物Aとして、適切なのはどれか。1つ選べ。

    タモキシフェン

  • 93

    39歳、閉経前女性。身長155cm、体重43kg、体表面積1.38m2、右乳房に腫瘤を触知し、乳腺外科を受診、針生検の結果、T1N1M0のStageⅡAの右乳がんと診断され、入院した。右乳房部分切除術、センチネルリンパ節生検及び腋窩リンパ節郭清を実施した。術後の検査所見は以下のとおりであった。 この患者への薬物治療に関して、病棟の症例検討カンファレンスに参加している研修医向けに発表して欲しいと病棟担当薬剤師へ依頼があった。カンファレンスにおける薬剤師の発表内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。

    処方1の薬剤の服用により子宮体がん(子宮内膜がん)のリスクが高まること があり、本剤投与中及び投与終了後の患者は定期的に検査を行うことが望ましい。, 今回の薬物治療により骨密度の低下がみられることがあるので、長期にわたり投与する場合は骨密度の検査を実施する。

  • 94

    39歳、閉経前女性。身長155cm、体重43kg、体表面積1.38m2、右乳房に腫瘤を触知し、乳腺外科を受診、針生検の結果、T1N1M0のStageⅡAの右乳がんと診断され、入院した。右乳房部分切除術、センチネルリンパ節生検及び腋窩リンパ節郭清を実施した。術後の検査所見は以下のとおりであった。 処方2の製剤に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

    乳酸・グリコール酸共重合体が使用されている。, マトリックスを形成している高分子が分解することにより薬物を放出する。

  • 95

    6歳男児。てんかん発作の治療のため、以前からバルプロ酸Naシロップ5%を服用している。進学に伴い、薬局薬剤師に服用回数を減らすことができないかとの相談があった。この男児は、2ヶ月前に上気道炎にて受診時に、 錠剤が処方されたが服用できなかったため、散剤に変更となったと薬歴に記載されていた。そこで、セレニカR顆粒40%(注)の処方への変更を主治医に提案することになった。 (注)セレニカR顆粒40%:1g中バルプロ酸ナトリウムを400mg含有する徐放性顆粒 バルプロ酸Naシロップ剤から、セレニカR顆粒への処方変更への提案内容として、適切なのはどれか。1つ選べ。なお、分量は製剤量とする。

    1回1.5g 1日1回 朝食後

  • 96

    6歳男児。てんかん発作の治療のため、以前からバルプロ酸Naシロップ5%を服用している。進学に伴い、薬局薬剤師に服用回数を減らすことができないかとの相談があった。この男児は、2ヶ月前に上気道炎にて受診時に、 錠剤が処方されたが服用できなかったため、散剤に変更となったと薬歴に記載されていた。そこで、セレニカR顆粒40%(注)の処方への変更を主治医に提案することになった。 (注)セレニカR顆粒40%:1g中バルプロ酸ナトリウムを400mg含有する徐放性顆粒 提案された製剤は、以下の添加剤を含み、図のような構造をしている。この製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 添加剤:ステアリン酸カルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシビニルポリマー、エチルセルロース

    製剤内部の薬物が飽和濃度で、シンク条件が保たれる間は、薬物が一定速度で放出される。, 薬物を放出した後の残渣が便中に排出される。

  • 97

    6 歳女児。体重 20kg。5 日前より咳嗽の症状があり、夜間に 37.5℃程度の微熱が続いていた。市販の解熱剤と咳止め用シロップ剤などを服用させて様子を見ていたが、3 日前から夜になると咳が止まらなくなり、本日、38.0℃まで熱が上がったため、近医を受診した。診察及び検査の結果、以下の薬剤が処方され、患児の母親が処方箋を持って薬局を訪れた。 薬剤師が患児の母親に、処方薬剤の使用方法について説明した。その説明内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。

    処方3の薬剤は、お子さんが剥がしてしまう場合、背中の手の届きにくい場所に貼付してください。, 処方4の薬剤は、4〜6時間以上の間隔をあけて服用してください。

  • 98

    6 歳女児。体重 20kg。5 日前より咳嗽の症状があり、夜間に 37.5℃程度の微熱が続いていた。市販の解熱剤と咳止め用シロップ剤などを服用させて様子を見ていたが、3 日前から夜になると咳が止まらなくなり、本日、38.0℃まで熱が上がったため、近医を受診した。診察及び検査の結果、以下の薬剤が処方され、患児の母親が処方箋を持って薬局を訪れた。 患児の母親への服薬指導にあたって、事前に処方 3 のツロブテロールテープ剤に関する医薬品情報を調べたところ、有効成分及び製剤に関して、以下の情報が得られた。 上記の情報に基づいて、本製剤を患児に単回貼付して 24 時間後に剥離した場合の血清中薬物濃度の時間推移のパターンを予測したグラフとして、最も適切なのはどれか。1つ選べ。なお、小児(喘息児 5 名)にツロブテロールドライシロップ剤 20 mg/kg(ツロブテロール塩酸塩として 0.02mg/kg)を経口投与した場合の体内半減期は、インタビューフォームから 3.56 時間であった。

    2