問題一覧
1
河川の堆積作用によってつくられた平野。
沖積平野
2
(約1万 2000 年前から現在まで)の地層が堆積
完新世
3
河川の側方侵食で広がった谷底に土砂が堆積した平野 例上高地(長野)
谷底平野
4
谷口で河川の流速が衰え、砂礫を扇状に堆積した地形 例甲府盆地(山梨)、松本盆地(長野)
扇状地
5
扇状地のはじまり
扇頂
6
河川は8 水無川 となり地下を伏流水 が流れる 特徴①水が得にくい➡集落立地が遅れる ②日当たり、水はけがよい➡9 果樹園・畑 として利用
扇央
7
特徴水の確保が容易➡11 集落 や道路 が連なる
扇端
8
扇端 ??となる
湧水帯
9
洪水時に川からあふれた水が土砂を堆積する低平な土地。
氾濫原
10
蛇行した河川が洪水によって流路を変え、旧流路にのこされた三日月形の湖沼 特徴利用用途が乏しい➡埋立られ 14 水田 に利用
三日月湖
11
自然堤防の外側の低地で、水がたまり沼地や湿地となったところ 特徴①低湿地であり水はけが悪い➡16 水田 に利用 ②低湿地であるため洪水の被害が大きくなる➡集落は 形成 されない
後背湿地
12
洪水時に流路からあふれた水が減速し、河川の両岸に土砂が堆積 特徴①水はけの良い微高地(高燥 )となる➡18 畑地・果樹園 に利用 ②微高地であるため洪水の被害が少ない➡19 集落 が形成
自然堤防
13
洪水対策で堤防を高くした河川の河床に土砂が堆積し形成 特徴河床が河川両岸の平地面より高い➡洪水時 、浸水被害 が深刻化
天井川
14
河川最下流部の河口付近土砂が堆積した低湿地 特徴①土地が低く、水はけが悪い➡22 高潮 の被害を受けやすい ②土壌が肥沃➡水路がつくられ 23 水田 に利用、人口密集地 ( 都市 ) になりやすい
三角州
15
更新(洪積 ) 世 に堆積作用によって形成された平坦地が、隆起しできた地形。※沖積平野より一段高い平地 特徴①台地面はで水が得にくい➡25 畑・果樹園・林地 がみられる ②台地の縁は水が得やすい➡26 集落 が立地
台地
16
平野の隆起と河川の侵食によって階段状になった地形 特徴低い段丘面➡28 水田 に利用 / 高い段丘面➡29 畑・果樹園・集落 に利用
河岸段丘
17
山地が急峻で河川の勾配も急
地形条件
18
夏季には1梅雨前線の停滞や2台風の到来、冬季の日本海側では豪雪が発生するなど降水量が多い
気象条件
19
河川や沿岸に沿って多くの人が集住
社会条件
20
大雨や強風、大雪などの気象現象により発生する災害のこと
気象災害
21
現象雨や地震などによって不安定になった斜面の一部が急激に崩れる 対策擁壁などを設置し斜面を補強
崖崩れ
22
現象雨水や雪解け水地下への浸透によって斜面の土砂が塊となって移動する 対策地すべりの元となる要因自身を低減あるいは除去したり、 構造物を設置して地すべりを防ぐなど、方法は多岐にわたる
地すべり
23
現象長雨や集中豪雨などによって、山腹、川底の石や土砂が一気に下流へと押し流される 対策砂防えん堤 や砂防ダム の設置し、上流部で砂を食い止める
土石流
24
現象大雨や雪解け水などによって河川の水量が著しく増加し氾濫 ※河川の氾濫による水害は8外水氾濫という 対策堤防などを設置し、河川の氾濫を防ぐ
洪水
25
現象台風などの強い低気圧により海面の水位が上昇する 原因①台風などの強い低気圧によって海面が上昇する「吸い上げ」 ②強風により湾口から湾奥に向けて海水が吹き寄せらる「吹き寄せ」 対策海岸堤防などの施設を整備し沿岸を防護
高潮
26
被害建物の倒壊、路面凍結による交通事故や物流の停滞,交通機関の乱れなど 対策ヒートローディング(路面凍結対策)や定期的な雪下ろし(倒壊対策)など
積雪
27
被害雨による災害のほか,強風による建物の倒壊など
台風
28
現象上空と地上の気温差により積乱雲が発達し、強い上昇気流によって発生する激しい渦巻き 被害建物の倒壊など 対策シェルターの設置など
竜巻
29
内容都市部特有の水害のこと 特徴都市の地表面の大部分はアスファルトやコンクリートであるため、雨水が地下に浸透せず,河川水位の急激な上昇, 低地や地下街の浸水などを引き起こす 近年狭い範囲での短時間の大雨(14局地的豪雨(ゲリラ豪雨))が増加 対策公園や校庭を掘り下げて遊水地化したり、地下調整池の設置など
都市型水害
30
砂からなる海岸。沿岸流に運ばれてきた砂が波で海岸に打ち上げられ形成。一般的に遠浅 。
砂浜海岸
31
山地または丘陵が海に接し、ほとんど砂浜が発達せず岩石の露出する海岸。
岩石海岸
32
土地の沈降 または海面の上昇 によってできる海岸。 尾根は岬 となり、谷は海水が進入し、3 おぼれ谷 となる。一般に海岸線は複雑 になる。
沈水海岸
33
形成起伏の多い山地の5 V 字谷 が沈水した海岸地形。
リアス海岸
34
特徴①水深が深く、波が穏やかであり、河川を通じて栄養分を供給されるため、漁港・漁村 などが発達 ②土地の起伏が激しく交通の便が悪いため、大きな都市は発達しない 。 ③地震の際の6 津波 被害が大きくなる。 ④多くの島々が浮かぶ7 多島海 がみられる
リアス海岸
35
例 リアスバハス海岸 (スペイン北西)、韓国南部、三陸海岸 (東北太平洋岸)、志摩半島・英虞湾 (三重)
リアス海岸
36
形成氷河地形の9 U 字谷(氷食谷) が沈水した海岸地形。 ➡10 偏西風 が吹き付ける高緯度でかつ氷河が発達した地域 に見られる。
フィヨルド
37
特徴①水深が深く、波が穏やかであり、河川を通じて栄養分を供給されるため、漁港・漁村 などが発達 ②土地の起伏が激しく交通の便が悪いため、大きな都市は発達しない 。 ③リアス海岸よりも、11 水深が深い ため比較的大きな船舶が奥地まで進入可能。
フィヨルド
38
例 ノルウェー、アラスカ、チリ南部、ニュージーランド南島
フィヨルド
39
形成土砂の流入が少なく堆積作用の弱い河川 の河口付近が沈水して、ラッパ状に湾入した海岸。 ➡堆積作用の小さい 12 安定陸塊 の河川に見られる。
三角江
40
特徴①水深が比較的に深く、船舶が侵入しやすいため、港湾都市が発達する。 ②後背湿地に恵まれ、平野が形成させるため、大きな都市が発達する。
三角江
41
例 ラプラタ川(アルゼンチン・ウルグアイ)、テムズ川(イギリス)、セーヌ川(フランス)、エルベ川(ドイツ)、セントローレンス川(カナダ)
三角江
42
土地の隆起または海面の下降によってできる海岸 浅海の海底面が離水 して(干上がって)地上に現れる。一般に海岸線は単調 ( 直線的 ) となる。
離水海岸
43
形成海岸に沿った浅い海底の堆積面や海食 台 ( 海食 棚 ) が離水して形成された地形。 ➡2砂浜海岸となり海岸 砂丘 や浜堤 などが発達。 ↳海から陸に向けて卓越風(ある地域である期間(1 年や季節など)に最も数多く吹く風向の風)が強い海岸にできやすい。
海岸平野
44
特徴①海岸 砂丘 は防砂林 を設置したり、植林し砂丘を緑地化するなどで対策 ②浜 堤 の微高地(※高燥)には集落が形成されることがある。 ※九十九里浜 ( 千葉 ) ではかつて漁具などを入れていた納屋から発達した納屋集落が見られる。 ②遠浅のため、掘り込み港を設けるところが多い。
海岸平野
45
例アメリカの大西洋海岸平野、九十九里浜(千葉)
海岸平野
46
形成海岸線に沿って見られる階段状の地形。 ①海底に形成された海底の堆積面や海食 台 ( 海食 棚 ) が離水し、陸地化。 ②地盤の隆起や海面の低下が繰り返されることにより、階段状の地形が形成される。
海岸段丘
47
特徴①段丘面 では高燥のため4畑地・果樹園の土地利用が多く見られる。 ※近隣にため池などが作られて5水田として利用されることもある
海岸段丘
48
例佐渡(新潟)、足摺岬・室戸岬(高知)
海岸段丘
49
形成 沿岸流によって運ばれた砂礫が海岸から長く突出してもの。
砂嘴
50
特徴 人的利用が厳しい➡規模の大きな 1 砂嘴 は野生動物が多く成育
砂嘴
51
例 野付 半島 ( 北海道 ) ※湿地の保存に関する条約(ラムサール条約)の登録地、三保松原 (静岡)
砂嘴
52
形成 港に沿って発達した砂嘴が伸びて、湾口を閉じるようになったもの。 ※砂州によって閉じられた海域を 3 潟湖(ラグーン) という。
砂州
53
特徴 ①3 潟湖(ラグーン) は塩湖であり、波が穏やかなため 4 養殖 に適する。
砂州
54
例 サロマ湖 (北海道)、天橋立 (京都)、中海 (島根・鳥取)、霞ケ浦 (茨城)
砂州
55
形成 離れていた島をつなげる砂州のこと。※連結された島は6 陸繋島 という。
陸繫砂州
56
例 函館山 (北海道)、江の島 (神奈川)、志賀島 (福岡・博多湾)、潮岬 (和歌山・紀伊半島)
陸繫砂州
57
形成 海岸に堆積した砂礫が風により運ばれて堆積したもの。 ※日本では冬の8 北西季節風 が卓越するため日本海沿岸の各地によく発達する。
海岸砂丘
58
特徴 防砂林 を設置したり、植林し砂丘を緑地化するなどで対策
海岸砂丘
59
例 猿ヶ森砂丘 (青森)、鳥取砂丘 、鹿島灘 (茨城・千葉)、遠州灘 (静岡・愛知)
海岸砂丘
60
形成 内湾の河口付近で、引き潮時に陸化する広がり。
干潟
61
特徴 豊かな生態系が広がるほか、農地拡大のために干拓 や 埋め立て が行われてきた。
干潟
62
例 有明海 (佐賀・福岡・長崎・熊本)、藤前干潟 (愛知)
干潟
63
特徴 大陸を厚く覆う氷河。
大陸氷河
64
分 布最暖月の平均気温が 0℃に満たない氷雪気候( EF ) の地域 ➡南極大陸 、グリーンランド ※過去の寒冷な氷河期には陸地の30 %が氷河 でおおわれていた。 現在耕作には適さず、2牧畜や3放牧などがさかん。 ➡大陸氷河は豊かな表土が削り、もともと高緯度で気候環境が厳しいため
大陸氷河
65
その他大陸氷河によって削られた表土は、風によって運ばれ堆積すると肥沃な土壌 となる。 ➡プレーリー(北米)※世界的なとうもろこし地帯
大陸氷河
66
特 徴①雪線 (雪氷が堆積可能な土地をそうでない土地を分ける線)以上の高さをもつ山地の谷を流下する氷河。 ②侵食力が大きく、谷底や谷壁を深くえぐり5U字谷を形成 ③5U字谷の谷底は平坦地で農牧業 が営まれる ➡スイスの山村では伝統的に6移牧が行われる ④5U字谷が沈水すると7フィヨルドとなる
山岳氷河
67
分布 中・低緯度地域の山地に発達。➡アルプス山脈 、ヒマラヤ山脈 など
山岳氷河
68
氷河によって半球状に侵食された地形。
カール
69
カールの削り合いで生じた鋭い峰。 例マッターホルン (スイス)、槍ヶ岳(北アルプス南部)
ホルン
70
氷河が削った窪地やモレーンによりせき止め られた部分にできた湖。
氷河湖
71
氷河が運んだ堆積物 ※ドラムリン モレーンの上を再び氷河が前進し、 モレーンを一部を侵食して引き伸ばした地形
モレーン
72
特徴 岩石砂漠から風で運ばれてきた砂が堆積し、形成された砂漠。2砂丘が発達 ※割合は少ない
砂砂漠
73
特徴 礫(石粒、岩石の破片)が敷かれたようになっている砂漠
礫砂漠
74
特徴 風化してつくられた岩屑や砂が風や水に流され、岩盤が露出している砂漠
岩石砂漠
75
特徴 風に吹き寄せらた砂が作る地形 ※砂砂漠 に多く見られる ※バルハン…砂丘のうち、風下が三日月型に削られた地形
砂丘
76
特徴 降雨時のみ流水がある川 暮らし普段は平坦で長い地が広がるため、交通 路 に用いられてきた 例 アラビア半島南部・アフリカ砂漠部
ワジ
77
特徴 湿潤地域を源流とし、乾燥地域を貫いて海に注ぐ河川 暮らし水路が敷かれ、乾燥地帯の灌漑に利用される 例 ナイル川 (アフリカ)、ニジェール川 (アフリカ)、ティグリス川 (西アジア)、ユーフラテス川 (西アジア)
外来河川
78
特徴 大陸内部の乾燥した盆地に見られる海洋に出口を持たない河川 暮らし水路が敷かれ、乾燥地帯の灌漑に利用される 例 アムダリア川(中央アジア)、シルダリア川(中央アジア)、タリム川(中央アジア)
内陸河川
79
特 徴内陸部の湖沼で、蒸発によって湖水の濃縮が進み塩分濃度が高くなった湖 暮らし内陸部の国にとって貴重な水産資源確保の場となる ➡湖沼の水源となる河川とともに灌漑用の水源として利用され、湖の干ばつが進む(アラル海 ) 例 死海 (イスラエル・ヨルダン)、アラル海 (中央アジア)、カスピ海 (中央アジア)
塩湖
80
特徴 砂漠の中で局地的に水が得られ、樹木が繁茂している土地 暮らし集落や都市が立地
オアシス
81
地中の石灰岩が溶食されて生じた地下の空洞
鍾乳洞
82
溶食や地下空洞の落盤によって形成された直径数m~数十mのすり鉢状のくぼみ
ドリーネ
83
ドリーネが拡大・連続してできた長さ約1㎞程度のくぼ地
ウバーレ
84
4ウバーレや3ドリーネが拡大・連続してできた数㎢~数百㎢の大規模なくぼ地。 ヨーロッパ盆地底には石灰岩の風化土壌であるテラロッサ が堆積し農耕が行われる。
ポリエ
85
地面から飛び出したような岩柱
ピナクル
86
ピナクルが林立している地形
カレンフェルト
87
石灰岩の厚い層が高温多湿 の気候のもとで溶食をうけてできた岩峰が林立する地形。
タワーカルスト
88
島や陸地の周りの海岸線を取り巻くよう に広がるサンゴ礁 沖縄、小笠原諸島
裾礁
89
島の周囲の礁湖 ( ラグーン ) をとりまき、海岸からや や離れた位置にサンゴ礁が広がる グレートバリアリーフ(豪)、ニューカレドニア
堡礁
90
島の周囲に形成されたサンゴ礁が島の侵食と沈 降により、環状にとり残された地形 マーシャル諸島共和国、モルディブ共和国
環礁
91
利用11観光地としての価値が高い 問題標高が低いため高波 の被害を受けやすい、12地球温暖化により水没 する危険がある
珊瑚礁