問題一覧
1
骨盤骨裂離骨折の部位と原因の組み合わせで正しいのは
上前腸骨棘ー縫工筋の牽引
2
マレットフィンガーⅢ型で正しいのは
DIP関節伸展位で固定する
3
18歳女子。バスケットボール練習中に右足部を回外強制で負傷し来所した。写真に示す部位に限局する圧痛が見られた。考えられるのは2つ選べ
二分靭帯損傷, 踵骨前方突起骨折
4
36歳女性。二週間前にオートバイで転倒し、右肩部を強打した。以来、肩部の疼痛を自覚している。特に右側臥位での夜間痛が著名である。肩関節外転が他動では可能であるが、自動では60度くらいに制限されている。考えられる疾患はどれか。
肩板断裂
5
60歳女性。自宅の庭で受傷した。医科にて橈骨遠位端部骨折と診断され固定を行った。固定除去後、手部に疼痛、腫脹、熱感が生じてきた。考えられるのはどれか。
複合性局所疼痛症候群
6
足の舟状骨骨折で正しいのは
回内・回外運動が制限される
7
下腿骨骨幹部骨折の固定で誤っているものは
膝関節伸展位とする
8
76歳女性。大腿骨頸部骨折の手術後、離床を開始した直後に突然の胸痛と呼吸困難を訴えた。経皮的酸素飽和度は88%とし頻脈、頻呼吸が見られた。最も考えられるのはどれか。
肺血栓塞栓症
9
85歳女性。朝の散歩中に手をついて転倒し、肩の痛みを感じた。痛みが引かないため夕方来所した。肩部の痛みは著名で、上腕部から前胸部にかけて皮下出血班が見られた。肩関節の自動運動はわずかに可能で、異常可動性と軋轢音は触知できなかった。 考えられるのはどれか
上腕骨外科頸骨折
10
セイヤー絆創膏固定法で誤っているのは
第2帯は遠位骨片の上方転移を防止する
11
肋骨骨折で誤っているものは
介逹外力では胸郭内方凸の変形となる
12
コーレス骨折屈曲位整復法で、弛緩を目的とするのはどれか
腕橈骨筋
13
上腕骨外科頸外転型骨折で誤っているのは
前外方凸の変形が見られる
14
鎖骨骨折座位整復法の助手の役割で誤っているものは
上方転移の除去
15
37歳男性。ゴルフ歴10年。右利き。2ヶ月前からクラブを振るときに左手関節尺側に疼痛が出現してきた。最近は左手でペットボトルを開ける際に痛みが出ると訴え来所した。手関節の可動域制限は軽度だが、手関節尺屈位で軸圧を加えると疼痛が再現された。 考えられないのはどれか。
月状骨軟化症
16
モンテギア骨折で正しいのは
伸展型は肘関節鋭角屈曲位で固定する
17
67歳男性。転倒して縁石に全胸部を強打し、強い痛みを自覚した。来所時、背中を丸めるような姿勢をとり、ゆっくりとした腹式呼吸で、全胸部中央に、著名な皮下出血班と腫脹が見られた。 合併症で考えられないのはどれか。
第10胸椎神経根障害
18
下顎骨骨折で誤っているのはどれか
下顎枝部では開放性が多い
19
肋骨骨折に対する屋根瓦状絆創膏固定で正しいのは
正中線をこえて貼付する
20
53歳女性。一週間前、自宅で転倒し右腰部に痛みを自覚した初検時、棘突起の圧痛は軽度で、下肢挙上時テストは陰性であった。起居動作および左側屈で疼痛が誘発された。 考えられるのはどれか。
腰椎肋骨突起骨折
21
コーレス骨折固定後にまず確認するのはどれか
MP関節の運動が制限されていないか
22
ベネット骨折で正しいのは
母趾は内転屈曲位をとる
23
ミッテルドルフ副肢固定の肢位で正しいのは
肘関節屈曲位、前腕中間位
24
第5中手骨頸部骨折で固定する関節と固定角度の組み合わせで正しいのは
DIP関節ー軽度屈曲位
25
膝蓋骨骨折で誤っているのは
介逹外力で粉砕骨折が発生する
26
三角筋付着部よりも遠位の上腕骨骨幹部骨折の固定で正しいのは
初期安静期を過ぎると機能装具の適応となる
27
上腕骨外顆骨折で正しいのは
回転転移は肘関節内反強制で生じる
28
大腿骨骨幹部骨折で正しいのは
近位1/3部骨折の遠位骨片は外旋する
29
内果・外果および脛骨遠位関節面後縁を骨折したものはどれか
コットン骨折
30
上腕骨解剖頸骨折で正しいのは
変形は触知しにくい
31
チャンス骨折の発生機転は 2つ答えよ
椎弓への強い牽引力, 椎体前方支柱部への圧迫力