問題一覧
1
ワイン用ブドウ栽培の最適温度は? 年間平均は何度以上?
10~16, 9
2
開花期は何度が最適?
15~25
3
着色、成熟期は何度が最適?
20~25
4
緯度は北半球で北緯、南半球で南緯南度の地域にブドウ生産地が含まれている。
30~50
5
生育期間の日照時間は〇〇時間が必要
1000~1500
6
光合成により大気中の二酸化炭素と水から①〇〇を光合成するが、最低限の日照量と②〇〇が必要。
糖分, 気温
7
年間降水量は〇〇mlが望ましい
500~900
8
過度の降雨が望ましくない時期は
開花期, 結実後, 収穫期
9
土壌はブドウの生育に必要な①〇〇、②〇〇、③〇〇等の栄養分を供給しブドウ果の品質を左右する。
水分, 窒素, ミネラル
10
ブドウ栽培には痩せた①〇〇、②〇〇土壌が適しているが、窒素などの養分が不要ということではなくこういった土壌ではブドウ樹の成長が抑えられ各種ストレスがかかるため、果実を充実させることができる。
砂利, 礫質
11
国際的な取り決めによる土壌の分類 ①粒径0.002mm以下 ②0.002~0.02mm ③0.02~2.0mm ④2.0mm以上
粘土, シルト, 砂, 礫
12
一般に標高が100m上がると気温は〇〇℃下がるとされ、栽培地の標高はブドウ栽培に大きな影響がある
0.6
13
ブドウは種子からではなく、挿し木で増やすのが一般的で、種子で増やす場合は、めしべに他の品種の花粉が付き、性質の異なる〇〇になる可能性があるからである。
実生苗
14
同じ遺伝子を持つ苗のことを〇〇と呼ぶ
クローン
15
同じ条件で数千株を長い期間育て、色の濃い株や果粒の小さい株、病気に強い株などを選抜し、挿し木で増やしたもの。
クローナル・セレクション, セレクシオン・クローナル
16
一つの区画に同じ遺伝子の株のみを植えると多様性が失われるという考えから、自分の畑の中で好ましい性質の株を残していく方法
マサル・セレクション, セレクシオン・マッサル
17
世界的に広く実施されている仕立て方。 ボルドー、ブルゴーニュ、ドイツ、イタリア等
垣根仕立て
18
長梢剪定を19世紀に広めたフランスの植物学者
ジュール・ギヨ
19
長梢剪定 前年の結果枝のち、主幹に近い充実した枝を左右それぞれに長梢として1本ずつ残し、結果母枝として左右に広げて水平に誘引する方法
ギヨ・ドゥブル
20
長梢剪定 長梢1本と短梢1本からなる方法
ギヨ・サンプル
21
垣根仕立て 主幹は?
トランク, トロン
22
垣根仕立て 長梢は?
ケーン, アスト, ラット
23
短梢剪定 ギヨ式剪定法で長梢からのびた結果枝を2芽の短梢として残す方法
コルドン・ロワイヤ
24
垣根仕立て 左右に弧状にとった長梢2本と2~3 6本の短梢を残す方法
ボーゲン
25
棒仕立て 針金で垣根を張ることができないモーゼルや北部ロワーヌなどの①〇〇に適している。 左右から2本の長梢をとり主幹に添えた棒を中心に②〇〇型になるように縛る方法
急斜面, ハート
26
株仕立ての英名と仏名
ヘッド・トレーニング, ブッシュ・トレーニング, ゴブレ
27
株仕立て 新梢を針金や棒に固定しないために、結果枝は過剰な伸長をせず、南フランス、スペイン、ポルトガルなど〇〇で多く使われている
乾燥地
28
棚仕立て 英名と仏名
オーヴァーヘッド・ヴァイン・トレーニング, ペルゴラ
29
棚仕立て 2000年後半から長野県塩尻市を中心に①〇〇と呼ばれる短梢剪定が普及している ②〇〇を改良したものでブドウの房に日光が当たりにくいという従来の棚仕立ての課題を解決したものとして知られる。
Hayashi-Smartシステム, スマート・マイヨルガ仕立て
30
生理障害 花振いの英名と仏名
クルール, シャッター, クリュール
31
花振い 通常は新梢に多数の小花からなる花穂がつき小花の20-60%が実際に果粒として成長する。受粉結実が悪いなど極めて多くの楽果が発生し果房につく果粒が極端に少ない状態をいう。 原因として若木や樹勢の強い結果枝に生じやすく①〇〇過多や強剪定、開花結実期の低音で花粉から花粉管が伸びない、多雨でめしべに受粉しない、②〇〇欠乏などがあげられる。
窒素, ホウ素
32
花粉による受精を経ない単為結果(種なし果実)が多く発生すると肥大せずに小粒の果粒のまま果実になった状態。
ミルランダージュ
33
ブドウ病害 カビ(糸状菌類)によるもの ベト病 英名と仏名
ダウニー・ミルデュー, ミルデュ
34
ベト病 防除は?何液で何が入ってるのか
ボルドー液, 硫酸銅 生石灰 水
35
ベト病 湿度の高い地域で繁殖し、花や果実に〇〇の胞子が形成され落花、落葉、落果させる
白いカビ状
36
カビ(糸状菌類)によるもの 灰色カビ病 英名と仏名と病原菌
グレー・モールド, プリチュール・グリーズ, ボトリティス・シネレア
37
灰色カビ病 防除
イプロジオン水和剤
38
灰色カビ病 湿度の高い環境下で花穂や、果房に発病し①〇〇のカビが生じる。 黒ブドウでは②〇〇を破壊し、赤ワインの着色不良を生じる。 乾燥した環境で熟したブドウにつくと、菌糸が果粒表面を保護しているロウ質を溶かし、果皮に穴をあける穴からブドウ果に含まれる水分が蒸発しエキス分(糖分)だけ残し、樹についたまま干しブドウ状態になる、これを③〇〇といい極上甘口ワインとなる
灰色, アントシアニン色素, 貴腐
39
貴腐の英名と仏名
ノーブル・ロット, プリチュール・ノーブル
40
カビ(糸状菌類)によるもの ウドンコ病 英名と仏名
パウダリー・ミルデュ, オイディウム
41
ウドンコ病 病原菌
エリシフェ・ネカトル
42
ウドンコ病 防除 開花時に〇〇を含んだ農薬散布や〇〇による殺菌を行う
硫黄, ベンレート(ベノミル剤)
43
ウドンコ病 北アメリカ由来のカビで1850年代にヨーロッパに伝播。 若枝または生育中のブドウ果粒が①〇〇の胞子で覆われてしまい果皮成長が妨げられるが、果肉は成長し続けるため果粒が裂かれミイラ化あるいは腐敗の原因となる
白い粉状
44
カビ(糸状菌類)によるもの 晩腐病の英名
ライプ・ロット
45
晩腐病の防除 休眠期に②〇〇等を散布 ③〇〇や④〇〇を園内から取り除く
ベンレート(ベノミル剤), 罹病結果母枝, 巻きひげ
46
晩腐病 ①〇〇ではブドウ被害拡大中。 ブドウ果実が軟化する頃から多く発病し、②〇〇期に被害最大となる。
日本, 完熟
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最も古くからあるブドウの病気 効果的な対策法が確立されておらず、フランス中心に徐々に被害が拡がりつつある。 カビの胞子が剪定の際の切り口に付着し感染すると考えられ、生育期間中に葉脈を残して、白ブドウの葉は黄色く、黒ブドウの葉は赤くなり枯れて落葉する。
ESCA
48
カビ(糸状菌類)によるもの 枝は瘡蓋状になる。前年のうちにカビの胞子がブドウに付着し、翌年萌芽後数週間のうちに増殖する。 剪定の際にその枝を残すとカビの胞子が残り、翌年の枝にもこの症状が出るため、健全な枝を翌年に残す必要があり対策として、感染した枝を可能な限り冬の間に燃やし、胞子を残さないことが挙げられる
エスコリオーズ
49
バクテリア(細菌)によるもの 英名と日本名 バクテリアがブドウの組織に感染してこぶ状の塊を作る病気 こぶが大きくなると根からブドウ組織に栄養が移動できなくなり数年で樹が枯れてしまう 樹の傷から感染するため、冬の低音で樹が凍り、割れ目ができるとそこから感染しやすい
クラウン・ゴール, 根頭癌腫
50
バクテリア(細菌)によるもの ヨコバイの仲間である、シャープシューターがブドウの樹液を吸う際、上記のバクテリアを感染させる カリフォルニア南部やアメリカ南東部で広範にみられる病気 生育期間中に葉が葉緑素を失い、落葉が進み数年のうちに枯死させる。
ピアス病
51
カリフォルニア南部やアメリカ南東部で広範にみられる病気 生育期間中に葉が葉緑素を失い、落葉が進み数年のうちに枯死させる。
ピアス病
52
バクテリア(細菌)によるもの 北アメリカから伝播したヨコバイ科の一種スカフォイデウス・ティヌタスが樹液を吸う際、上記のバクテリアを感染させる フランスを始めヨーロッパで広範にみられる病気。白ブドウでは生育期間中に葉が黄色くなり、黒ブドウの葉は赤くなる。
フラブサンス・ドレ
53
その他の病虫害 ウイルス病 現在約①〇〇種以上確認されている。 代表的なものを3つ。
50, ブドウ・leaf roll, フレック, コーキー・バーク
54
ブドウネアブラムシ ローマ字も
フィロキセラ, phylloxera
55
フィロキセラ ①〇〇原産の1mmほどの大きさの昆虫で②〇〇頃にアメリカから輸入されたブドウの苗木に幼虫が付着してヨーロッパに伝播した。
北米大陸, 19世紀中
56
フィロキセラ モンペリエ大学の①〇〇博士はアメリカ原産のV.riparia、V.rupestris、V.beriandieriの根に強いフィロキセラ耐性があることを発見した。
ジュール・エミール・プランション
57
フィロキセラ対策で用いられる3大台木原種の特徴。 ①湿った土壌に弱い、石灰質土壌に弱い、挿し木の際に根が出やすい。 ②乾燥土壌に強い、石灰質土壌に弱い ③乾燥土壌に強い、石灰質土壌に強い、挿し木の際に根が出にくい
リパリア種, ルペストリス種, ベルランディエリ種
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フィロキセラ 台木の3原種に①〇〇を交雑した台木があり、有名なものに②〇〇というヴィニフェラの③〇〇と④〇〇を交雑したものがある。
ヴィニフェラ, AXR#1, アラモン, ルペストリス
59
フィロキセラ 1879年にリリースされた台木で、当時からフィロキセラの耐性が低いことで知られていたがヴェニフェラの遺伝子が入っているため、穂木との接ぎ木の成功率が高くカリフォルニアでは広く使われたが、1980年代に〇〇という新種のフィロキセラの出現により、カリフォルニアでは〇〇を使ったかなりの広さの畑が改良を余儀なくされた
バイオタイプB, AXR#1
60
各種ブドウ栽培を4つ
有機農業, 有機ワイン, ビオディナミ, 減農薬栽培
61
有機農業 ・国際的な認証団体で1991年に設置されたフランスの〇〇がある ・②〇〇と③〇〇が定めたガイドラインに基づき日本でも④〇〇を規定している
エコセール
62
有機ワイン 日本では①〇〇と②〇〇と表示される EUでは③年何月日付のEU規定により、④〇〇についての規定が制定され醸造方法やワインに添加できる物質と量が定義。
有機農畜産物加工酒類, 有機農産物加工酒類, 2012年3月8日, vin biologique
63
ビオディナミ 人智学者の①〇〇が提唱した農法。月や惑星の動きと植物の成長を調和させることを重視した②〇〇を用いた栽培スケジュールや、化学肥料、殺虫剤、除草剤を使用せず、独特の〇〇と呼ばれる調合剤を使用する。
ルドルフ・シュタイナー, 農事歴, プレパラシオン
64
減農薬栽培 フランスで①〇〇と呼ばれる栽培法は、農薬の必要性を認めた上でその使用量を最小限にとどめる考え方。
リュット・レゾネ
65
ビオディナミ ドイツの認証団体①〇〇は②〇〇の指導と認証活動を行う組織
デメター, バイオダイナミック農法