問題一覧
1
エアコンにはHFC 冷媒が使用されているが、エコキュートには自然冷媒の1つである(ア) 冷媒が使用されている。この冷媒は、超臨界状態で熱交換を行うため、高温の沸き上げができる。
co2
2
エコキュートの動作は、以下の工程を繰り返して水を湯にしている。 1) ファンで風を空気熱交換器に送って大気熱を集め冷媒に熱を伝える。 2)熱を吸収した冷媒は、(イ)されてさらに高温になる。 3)高温になった冷媒の熱を水熱交換器で水に伝えて湯をつくる。 4) 水に熱を奪われた冷媒は、膨張弁により減圧され空気熱交換器へ送られる。
コンプレッサーで圧縮
3
水は湯になると膨張して体積が増加する。湯沸かし時の体積膨張による圧力上昇に対してタンクを保護するための安全装置として、タンク上部に(ウ)が取り付けられている。
逃し弁
4
年間給湯保温効率は、ふろ保温機能を持つ(エ)の性能としてカタログなどに表示されている。年間給湯保温効率は、1年を通してヒートポンプ給湯機を運転し、 洗面・台所・ふろ・シャワーで給湯した分の「給湯熱量」とふろ保温時の「保温熱量」の合計熱量を「1年で必要な消費電力量」で割って算出する。
フルオートタイプ
5
「給湯設備の転倒防止策に関する告示の改正」により、満水時の質量が15kgを超える全ての給湯設備について、転倒防止等の措置の基準が明確化されている。エコキュートでは、(オ)がこの基準の適用対象となる。
貯湯タンク
6
太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変えるものを太陽電池という。太陽電池は半導体の接合部に光を当てることで電気が発生する化学電池であり、発電の際、物理電池のように活物質や電解液などの資源を消費することはない。
×
7
太陽電池用と蓄電池用を兼用したハイブリッドパワーコンディショナは、太陽電池で発電した電力をDC (直流)からAC(交流)に変換することなく、直接、蓄電池にためることができる。また、電圧上昇制御時や出力制限時に売電できない電力を蓄電しておくこともできる。
◯
8
住宅用太陽光発電システムの設置工事については、メーカーごとに施工業者に対して研修を行い、施工免許(施工 ID)を発行しており、施工業者選定基準の一つとなっている。また、メーカーの施工基準を無視した工事により事故が起きた場合、メーカー保証を受けることはできない。
◯
9
太陽光発電システムと「押し上げ効果なし」のシステムを併設したシステムをダブル発電という。「押し上げ効果なし」のシステムとは、太陽光発電システムで発電した電力を売電しているときに、(太陽光発電システム以外の)自家用発電設備などでの発電を行わないシステムのことである。
×
10
スマートメーターは、双方向の通信機能を備えた電力メーターであり、売電データと買電データを30分ごとに自動収集する。また、電力の購入先を変更しても、メーターなどの取り替えは不要である。
◯
11
枯渇性エネルギーとは、人間が消費するスピードより生成されるスピードが遅く、人間が消費しているうちに枯渇してしまうエネルギーのことをいい、石炭、石油、天然ガスなどの化石燃料などがその例である。一般的に、化石燃料はそのままでは利用できず燃焼させてエネルギーに変えるため、二酸化炭素が発生する。
◯
12
電気用品安全法では、下記条件を含む規定の条件にすべて適合すれば、遠隔操作による家電製品の電源ON が認められている。 ・通信回線が途絶しても安全状態が確保できる。 ・機器の近くにいる子供が誤った操作をしないよう、遠隔操作優先の設定ができる。 ・同時に2カ所以上の遠隔操作を受け付けない対策を講じる。 ・出荷状態は遠隔操作機能を無効にする。
×
13
燃料電池とは、水素と酸素を化学反応させて直接「電気」を発電する装置である。 また、発電するときに発生する「熱」を回収して湯を作っている。家庭用燃料電池システムは、「エネファーム」というネーミングとロゴで普及促進が図られている。 「エネファーム」とは「エネルギー」と「ファーム」を組み合わせた造語である。
◯
14
ヒートポンプユニットの性能については、季節の違いを反映した2つに区分して表示している。中間期標準加熱能力/消費電力は、年間平均気温に近い気温16°Cを標準的な条件として性能を表示し、冬期高温加熱能力/消費電力は、気温7C°のときの性能を表示している。
◯
15
エコキュートではタンクを保護するために、減圧弁で水道圧を減圧してタンクに給水する。減圧した状態の水(湯)を使って給湯や湯はりを行うので、2か所同時に使用するとシャワーの水圧が低下することがあるが、水圧低下を防ぐため、水道直圧給湯方式により給湯圧力を高めた製品もある。
◯
16
太陽電池用と蓄電池用を兼用したハイブリッドパワーコンディショナは、太陽電池で発電した電力を AC(交流)からDC(直流)に変換することなく、直接、蓄電池にためることができる。また、2台必要であったパワーコンディショナが1台の設置で済み、省スペース化を図れるというメリットもある。
×
17
一次電池のアルカリ乾電池は、マンガン乾電池と電圧・電池サイズで互換性があるが、高容量で放電特性に優れており、マンガン乾電池の数倍のパワーを持っている。アルカリ乾電池を小電流の時計などの機器に使用すると、持っている特性を生かせずマンガン乾電池の寿命と大きな差が出ないこともある。
◯
18
太陽光発電システムと「押し上げ効果なし」のシステムを併設したシステムあるいは太陽光発電システムのみの発電システムをシングル発電という。「押し上げ効果なし」のシステムとは、太陽光発電システムで発電した電力を売電しているときに、(太陽光発電システム以外の)自家用発電設備などでの発電を行わないシステムのことである。
◯
19
住宅用太陽光発電システムは、電力会社側が停電したときに、余剰電力が系統側に供給されないようパワーコンディショナからの出力が停止し、家庭内負荷への電力供給も停止する。しかし、停電時でも日射があれば、自動で自立運転モードに切り替えることにより、自立運転コンセントから家庭内では交流 100V、最大3kWまで電気を使うことができる。
×
20
供給力を積み増す代わりに、エネルギーの供給状況に応じて賢く消費パターンを変化させることで、需給バランスを一致させようとする取り組みをデマンドレスポンスという。需要制御の方法によって以下の2つに大別される。 ・ピーク時の電気料金を高めに設定することにより、需要家が電気料金の安い時間帯に電気を使うように促す方法 ・ピーク時などに節電するという契約に基づき、需要家が需要を制御するネガワット取引
◯
21
HEMSの優先導入対象の機器として、スマートメーター、太陽光発電、蓄電池、燃料電池、EV/PHV、エアコン、照明機器、給湯機器の「重点8機器」が指定されている。
◯
22
太陽光発電において「押し上げ効果」とは、余剰電力買取制度で、 太陽光発電システムと蓄電池を設置している場合に、 太陽光発電の売電と被る時間帯に蓄電池からも放電し売電に回すことで売電量を増やす行為のことである。
◯