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01.動詞 ①

01.動詞 ①
99問 • 2年前
  • 鈴木ひな
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    問題一覧

  • 1

    めでたしと【みる】人の,心劣りせらるる本性見えむこそ,口惜しかるべけれ。

    思う

  • 2

    はやく【み】し女のこと,ほめ言ひ出でなどするも,程経たることなれど,なほにくし。

    関係を結ぶ

  • 3

    (娘に恋しい人ができたので)親も【見】ずなりにけり。

    面倒を見る

  • 4

    宮仕へ次ぎては,親王たちにこそは【見せ】奉らめ。

    結婚させる

  • 5

    都の中とも【見え】ぬ所のさまなり。

    見える

  • 6

    さて,出でて行くと【見え】て,前栽の中に隠れて,

    見せる

  • 7

    いかならむ人にも【みえ】て,身をも助け,幼き者どもをはぐくみ給ふべし。

    結婚する

  • 8

    女,をとこの家にいきて【かいまみ】けるを,

    のぞき見る

  • 9

    あとに【呼ばふ】声あり。かへりみれば人なし。

    呼び続ける

  • 10

    【よばふ】人もいと多かりけれど,かへりごともせざりけり。

    求婚する

  • 11

    よき人は,ひとへに【すけ】る様にも見えず,

    風流を好む

  • 12

    むかし,【すき】者ども集まりて,歌よみけるに,

    風流

  • 13

    「かかる【すき】はいでや」と見奉り給ふ。

    色好み

  • 14

    【すきずきしき】方にはあらで,まめやかに聞こゆるなり。

    好色な

  • 15

    むかし,男,後涼殿のはさまを【渡り】ければ,

    通る

  • 16

    高倉の宮の御子の宮たちのあまた【わたらせ給ひ】候ふなる。

    いらっしゃる

  • 17

    女のえ得まじかりけるを,年を経てよばひ【わたり】けるを,

    続ける

  • 18

    夕霧立ち【わたり】て,

    一面に

  • 19

    (紫の上を)二条の院に【渡し】奉り給ひつ。

    移す

  • 20

    もし【歩く】べきことあれば,自ら歩む。

    出歩く

  • 21

    蛍のとび【ありき】けるを,

    しまわる

  • 22

    後ろ見【ありき】給ふめる。

    続ける

  • 23

    山にこもりて【おこなは】む。

    仏道修行をする

  • 24

    身にやむごとなく思ふ人の【なやむ】を聞きて,

    病気になる

  • 25

    御【心地】だに怠らせ給ひなば,

    病気

  • 26

    日ごろ【いたはる】ところ侍りて

    病気をする

  • 27

    【おこたり】たる由,消息聞くも,いとうれし。

    病気が治る

  • 28

    故姫君は,十ばかりにて殿に【おくれ】給ひしほど,

    先立たれる

  • 29

    暮れがたき夏の日ぐらし【ながむれ】ば

    もの思いに沈む

  • 30

    「こぼれてにほふ花桜かな」と【ながめ】ければ,その声を院聞こしめさせたまひて,

    口ずさむ

  • 31

    いとやむごとなき際にはあらぬが,すぐれて【ときめき】給ふありけり。

    寵愛を受ける

  • 32

    世の中に【ときめき】給ふ雲客,桂より遊びて帰り給ふが,

    栄える

  • 33

    親たち【かしづき】給ふことかぎりなし。

    大切に育てる

  • 34

    この少将をばよき聟(むこ)とて【かしづき】,

    大切に世話をする

  • 35

    いかなる人,蝶【めづる】姫君につかまつらむ。

    愛する

  • 36

    この歌に【めで】てあひにけり。

    感嘆する

  • 37

    抱き寝たるに,【おどろき】て児を見るになし。

    目を覚ます

  • 38

    秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ【おどろか】れぬる。

    気づく

  • 39

    このごろ物の怪にあづかりて【こうじ】にけるにや,ゐるままにすなはちねぶり声なる,いとにくし。

    疲れる

  • 40

    世の中にまた類ある事とも【おぼえ】ず。

    思われる

  • 41

    うちある調度も昔【おぼえ】て,

    思い出される

  • 42

    少し【おぼえ】たるところあれば,子なめりと見給ふ。

    似る

  • 43

    鶴は,いとこちたきさまなれど,鳴く声雲井まで【きこゆる】,いとめでたし。

    聞こえる

  • 44

    都に【きこえ】たる白拍子の上手一人出で来たり。

    評判になる

  • 45

    【きこえ】ぬことども言ひつつよろめきたる,いとかはゆし。

    分かる

  • 46

    うちうなづきて,御顔を【まもり】て,涙の落つべかめれば立ちておはしぬ。

    見つめる

  • 47

    後の矢を【たのみ】て,初めの矢になほざりの心あり。

    あてにする

  • 48

    【たのめ】しをなほや待つべき。

    あてにさせる

  • 49

    傍なる足鼎を取りて,頭に【かづき】たれば,

    かぶる

  • 50

    禄に大袿【かづき】て,

    いただく

  • 51

    (中納言は)御衣脱ぎて【かづけ】給うつ。

    与える

  • 52

    まいて海女の【かづき】しに入るは憂きわざなり。

    潜る

  • 53

    里びたる声したる犬どもの出で来て【ののしる】も,いと恐ろしく,

    大声で騒ぐ

  • 54

    皆同じく笑ひののしる,いと【らうがはし】。

    騒がしい

  • 55

    この世に【ののしり】たまふ光源氏,かかるついでに見たてまつりたまはんや。

    評判になる

  • 56

    左の大臣の北の方にて【ののしり】給ひける時,

    羽振りをきかす

  • 57

    人の許いふべき事ありて,文を【やる】とて,

    送る

  • 58

    かしこより人【おこせ】ば,これをやれ。

    よこす

  • 59

    (こんな日記は)とまれかうまれ,とく【破り】てむ。

    破る

  • 60

    言ひも【やらず】泣くさま,ことわりなり。

    きれない

  • 61

    ただ一度で【いらへ】むも,待ちけるかともぞ思ふとて,

    答える

  • 62

    いにしへの奈良の都の八重桜けふ九重に【にほひ】ぬるかな

    美しく映える

  • 63

    何事なりとも【あきらめ】申さん。

    明らかにする

  • 64

    火の【あかき】所へ出で来たりして,

    明るい

  • 65

    中の御社のほどの,わりなうくるしきを,【念じ】のぼるに,

    我慢する

  • 66

    懐に【設け】たる,柄短き筆など,御車とどむる所にて奉れり。

    用意する

  • 67

    (一の皇子は)疑ひなき【まうけの君】と,世にもてかしづききこゆれど,

    皇太子

  • 68

    三寸ばかりなる人,いとうつくしうて【ゐ】たり。

    座る

  • 69

    物の隠れよりしばし見【ゐ】たるに,

    ている

  • 70

    やうやう夜も明けゆくに,見れば【率】て来し女もなし。

    連れる

  • 71

    坏(つき)なども【具せ】ざりければ,手にむすびて食はす。

    伴う

  • 72

    ちひさき君たちをひき【ぐし】て,三条右大臣殿にすみたまひけり。

    連れる

  • 73

    かの奉る不死の薬壺に文【具し】て,御使に賜はす。

    添える

  • 74

    日ごろ【経】て,宮に帰りたまうけり。

    たつ

  • 75

    黒崎の松原を【へ】て行く。

    通る

  • 76

    え【さら】ぬことのみいとど重なりて,

    避ける

  • 77

    夕【され】ば,野辺の秋風身にしみて鶉(うづら)鳴くなり深草の里

    なる

  • 78

    さる御文をだに【ものせ】させ給へ。

    する

  • 79

    中将はいづこより【ものし】つるぞ。

    する

  • 80

    かく世を離るるさまに【ものしたまへ】ば,

    いらっしゃる

  • 81

    宮はいとどしき御心なれば,いと【ものしき】御気色にて,

    不快だ

  • 82

    (夫が)「見むと思はば」と【ある】を,

    する

  • 83

    (宮はお手紙に)「あさましく」と【あり】。

    する

  • 84

    さすが【ならは】ぬ道なれば,

    慣れる

  • 85

    (光源氏は)かかる有様も【ならひ】給はず,ところせき御身にて,珍しう思されけり。

    馴染む

  • 86

    心地にはかぎりなく妬く心憂く思ふを,【しのぶる】になむありける。

    我慢する

  • 87

    寺,社などに【しのび】てこもりたるもをかし。

    人目をつかないようにする

  • 88

    なき人を【しのぶる】宵のむら雨に濡れてや来つる山時鳥(ほととぎす)

    思い出す

  • 89

    いといたう強ひられて,【わび】にて侍り。

    困る

  • 90

    限りなく遠くも来にけるかな,と【わび】合へるに,

    嘆く

  • 91

    念じ【わび】つつ,様々の財物かたはしより捨つるが如くすれども,

    かねる

  • 92

    いかがはせむ,【かたちをかへ】て,

    出家する

  • 93

    思ひのほかに,【御髪下ろし】たまうてけり。

    出家する

  • 94

    【世を背き】ぬべき身なめり。

    出家する

  • 95

    その人,ほどなく【うせ】にけりと聞きはべりし。

    亡くなる

  • 96

    左の大臣の御母菅原の君【かくれ】給ひにけり。

    亡くなる

  • 97

    そこに【いたづらになり】にけり。

    死ぬ

  • 98

    遂にいと【あさましくなら】せ給ひぬ。

    亡くなる

  • 99

    義仲都にて【いかにもなる】べかりつるが,

    死ぬ

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    06.名詞中心 1189〜1266

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  • 1

    めでたしと【みる】人の,心劣りせらるる本性見えむこそ,口惜しかるべけれ。

    思う

  • 2

    はやく【み】し女のこと,ほめ言ひ出でなどするも,程経たることなれど,なほにくし。

    関係を結ぶ

  • 3

    (娘に恋しい人ができたので)親も【見】ずなりにけり。

    面倒を見る

  • 4

    宮仕へ次ぎては,親王たちにこそは【見せ】奉らめ。

    結婚させる

  • 5

    都の中とも【見え】ぬ所のさまなり。

    見える

  • 6

    さて,出でて行くと【見え】て,前栽の中に隠れて,

    見せる

  • 7

    いかならむ人にも【みえ】て,身をも助け,幼き者どもをはぐくみ給ふべし。

    結婚する

  • 8

    女,をとこの家にいきて【かいまみ】けるを,

    のぞき見る

  • 9

    あとに【呼ばふ】声あり。かへりみれば人なし。

    呼び続ける

  • 10

    【よばふ】人もいと多かりけれど,かへりごともせざりけり。

    求婚する

  • 11

    よき人は,ひとへに【すけ】る様にも見えず,

    風流を好む

  • 12

    むかし,【すき】者ども集まりて,歌よみけるに,

    風流

  • 13

    「かかる【すき】はいでや」と見奉り給ふ。

    色好み

  • 14

    【すきずきしき】方にはあらで,まめやかに聞こゆるなり。

    好色な

  • 15

    むかし,男,後涼殿のはさまを【渡り】ければ,

    通る

  • 16

    高倉の宮の御子の宮たちのあまた【わたらせ給ひ】候ふなる。

    いらっしゃる

  • 17

    女のえ得まじかりけるを,年を経てよばひ【わたり】けるを,

    続ける

  • 18

    夕霧立ち【わたり】て,

    一面に

  • 19

    (紫の上を)二条の院に【渡し】奉り給ひつ。

    移す

  • 20

    もし【歩く】べきことあれば,自ら歩む。

    出歩く

  • 21

    蛍のとび【ありき】けるを,

    しまわる

  • 22

    後ろ見【ありき】給ふめる。

    続ける

  • 23

    山にこもりて【おこなは】む。

    仏道修行をする

  • 24

    身にやむごとなく思ふ人の【なやむ】を聞きて,

    病気になる

  • 25

    御【心地】だに怠らせ給ひなば,

    病気

  • 26

    日ごろ【いたはる】ところ侍りて

    病気をする

  • 27

    【おこたり】たる由,消息聞くも,いとうれし。

    病気が治る

  • 28

    故姫君は,十ばかりにて殿に【おくれ】給ひしほど,

    先立たれる

  • 29

    暮れがたき夏の日ぐらし【ながむれ】ば

    もの思いに沈む

  • 30

    「こぼれてにほふ花桜かな」と【ながめ】ければ,その声を院聞こしめさせたまひて,

    口ずさむ

  • 31

    いとやむごとなき際にはあらぬが,すぐれて【ときめき】給ふありけり。

    寵愛を受ける

  • 32

    世の中に【ときめき】給ふ雲客,桂より遊びて帰り給ふが,

    栄える

  • 33

    親たち【かしづき】給ふことかぎりなし。

    大切に育てる

  • 34

    この少将をばよき聟(むこ)とて【かしづき】,

    大切に世話をする

  • 35

    いかなる人,蝶【めづる】姫君につかまつらむ。

    愛する

  • 36

    この歌に【めで】てあひにけり。

    感嘆する

  • 37

    抱き寝たるに,【おどろき】て児を見るになし。

    目を覚ます

  • 38

    秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ【おどろか】れぬる。

    気づく

  • 39

    このごろ物の怪にあづかりて【こうじ】にけるにや,ゐるままにすなはちねぶり声なる,いとにくし。

    疲れる

  • 40

    世の中にまた類ある事とも【おぼえ】ず。

    思われる

  • 41

    うちある調度も昔【おぼえ】て,

    思い出される

  • 42

    少し【おぼえ】たるところあれば,子なめりと見給ふ。

    似る

  • 43

    鶴は,いとこちたきさまなれど,鳴く声雲井まで【きこゆる】,いとめでたし。

    聞こえる

  • 44

    都に【きこえ】たる白拍子の上手一人出で来たり。

    評判になる

  • 45

    【きこえ】ぬことども言ひつつよろめきたる,いとかはゆし。

    分かる

  • 46

    うちうなづきて,御顔を【まもり】て,涙の落つべかめれば立ちておはしぬ。

    見つめる

  • 47

    後の矢を【たのみ】て,初めの矢になほざりの心あり。

    あてにする

  • 48

    【たのめ】しをなほや待つべき。

    あてにさせる

  • 49

    傍なる足鼎を取りて,頭に【かづき】たれば,

    かぶる

  • 50

    禄に大袿【かづき】て,

    いただく

  • 51

    (中納言は)御衣脱ぎて【かづけ】給うつ。

    与える

  • 52

    まいて海女の【かづき】しに入るは憂きわざなり。

    潜る

  • 53

    里びたる声したる犬どもの出で来て【ののしる】も,いと恐ろしく,

    大声で騒ぐ

  • 54

    皆同じく笑ひののしる,いと【らうがはし】。

    騒がしい

  • 55

    この世に【ののしり】たまふ光源氏,かかるついでに見たてまつりたまはんや。

    評判になる

  • 56

    左の大臣の北の方にて【ののしり】給ひける時,

    羽振りをきかす

  • 57

    人の許いふべき事ありて,文を【やる】とて,

    送る

  • 58

    かしこより人【おこせ】ば,これをやれ。

    よこす

  • 59

    (こんな日記は)とまれかうまれ,とく【破り】てむ。

    破る

  • 60

    言ひも【やらず】泣くさま,ことわりなり。

    きれない

  • 61

    ただ一度で【いらへ】むも,待ちけるかともぞ思ふとて,

    答える

  • 62

    いにしへの奈良の都の八重桜けふ九重に【にほひ】ぬるかな

    美しく映える

  • 63

    何事なりとも【あきらめ】申さん。

    明らかにする

  • 64

    火の【あかき】所へ出で来たりして,

    明るい

  • 65

    中の御社のほどの,わりなうくるしきを,【念じ】のぼるに,

    我慢する

  • 66

    懐に【設け】たる,柄短き筆など,御車とどむる所にて奉れり。

    用意する

  • 67

    (一の皇子は)疑ひなき【まうけの君】と,世にもてかしづききこゆれど,

    皇太子

  • 68

    三寸ばかりなる人,いとうつくしうて【ゐ】たり。

    座る

  • 69

    物の隠れよりしばし見【ゐ】たるに,

    ている

  • 70

    やうやう夜も明けゆくに,見れば【率】て来し女もなし。

    連れる

  • 71

    坏(つき)なども【具せ】ざりければ,手にむすびて食はす。

    伴う

  • 72

    ちひさき君たちをひき【ぐし】て,三条右大臣殿にすみたまひけり。

    連れる

  • 73

    かの奉る不死の薬壺に文【具し】て,御使に賜はす。

    添える

  • 74

    日ごろ【経】て,宮に帰りたまうけり。

    たつ

  • 75

    黒崎の松原を【へ】て行く。

    通る

  • 76

    え【さら】ぬことのみいとど重なりて,

    避ける

  • 77

    夕【され】ば,野辺の秋風身にしみて鶉(うづら)鳴くなり深草の里

    なる

  • 78

    さる御文をだに【ものせ】させ給へ。

    する

  • 79

    中将はいづこより【ものし】つるぞ。

    する

  • 80

    かく世を離るるさまに【ものしたまへ】ば,

    いらっしゃる

  • 81

    宮はいとどしき御心なれば,いと【ものしき】御気色にて,

    不快だ

  • 82

    (夫が)「見むと思はば」と【ある】を,

    する

  • 83

    (宮はお手紙に)「あさましく」と【あり】。

    する

  • 84

    さすが【ならは】ぬ道なれば,

    慣れる

  • 85

    (光源氏は)かかる有様も【ならひ】給はず,ところせき御身にて,珍しう思されけり。

    馴染む

  • 86

    心地にはかぎりなく妬く心憂く思ふを,【しのぶる】になむありける。

    我慢する

  • 87

    寺,社などに【しのび】てこもりたるもをかし。

    人目をつかないようにする

  • 88

    なき人を【しのぶる】宵のむら雨に濡れてや来つる山時鳥(ほととぎす)

    思い出す

  • 89

    いといたう強ひられて,【わび】にて侍り。

    困る

  • 90

    限りなく遠くも来にけるかな,と【わび】合へるに,

    嘆く

  • 91

    念じ【わび】つつ,様々の財物かたはしより捨つるが如くすれども,

    かねる

  • 92

    いかがはせむ,【かたちをかへ】て,

    出家する

  • 93

    思ひのほかに,【御髪下ろし】たまうてけり。

    出家する

  • 94

    【世を背き】ぬべき身なめり。

    出家する

  • 95

    その人,ほどなく【うせ】にけりと聞きはべりし。

    亡くなる

  • 96

    左の大臣の御母菅原の君【かくれ】給ひにけり。

    亡くなる

  • 97

    そこに【いたづらになり】にけり。

    死ぬ

  • 98

    遂にいと【あさましくなら】せ給ひぬ。

    亡くなる

  • 99

    義仲都にて【いかにもなる】べかりつるが,

    死ぬ