問題一覧
1
現代の英米哲学に受け継がれる倫理思想。人間の行為の善悪の基準を、その行為が人間を幸福にするのに役立っているかどうかに置く
功利主義
2
合理性の原理を唱えたのは誰か
ベンサム
3
人間が考慮すべき価値は幸福のみである
福利主義
4
幸福の総和は、行為に関わる個人個人の幸福を加算することで算出される
総和主義
5
道徳性は結果のみに依存する
帰結主義
6
経験機械の思考実験を行ったアメリカの哲学者の名前は何か
ロバートロージック
7
イギリスの哲学者、( )が提唱した( )の原則
J.S.ミル, 他者危害
8
死期の近づいた患者の治療
終末期医療
9
医師等が、結果として患者が死ぬことになる行為を遂行すること
積極的安楽死
10
医師等が、生命維持活動を差し控えたり中止したりして患者を死ぬに任せること
消極的安楽死
11
判断能力のある患者が死を要求する場合の安楽死
自発的安楽死
12
患者に意向を表明する能力がない場合の安楽死
非自発的安楽死
13
医師が、判断能力のある患者の望みに反して、安楽死を行うこと
反自発的安楽死
14
死期の迫った患者がなお厳しい肉体的苦痛に苦しむ時、その苦痛の除去、緩和を目的とした行為を、副次的効果として生命を短縮する可能性があるにも関わらず行うこと。
間接的安楽死
15
積極的安楽死はなぜ許されないのか
行為しないことによって人を死なせるよりも、行為することによって人を死なせることの方が悪いから
16
ナチスドイツで障害者に対して行われた組織的な強制安楽死政策
T4作戦
17
通常、医師は致死薬を患者に処方する。患者はそれを好きな時に飲んで自殺する。
医師幇助自殺
18
Aというルールを批判するために、Aというふるまいをすること自体が望ましくないと指摘するのではなく、代わりに、Aを許すことで何らかの望ましくない別の事態Bが生じることを指摘するタイプの議論
すべりやすい坂の議論
19
哲学で真理、規範、価値などが、唯一絶対的なものであることを否定して、すべて個人や社会と相対的なものであると主張する立場
相対主義
20
古代ギリシアの歴史家。
ヘロドトス
21
道徳に関する我々の意見は我々の感情に基づいておりそれ以上の何ものでもない。という考え方。
倫理的主観主義
22
私たちは何もすべきで、何をしてはいけないか、私たちはどんな人になって、どんな風に生きたらいいかなどの問いに答えることを通じて、倫理的に目指すべき振る舞い、生き方を考える学問
規範倫理学
23
規範倫理学が答えとしてだした望ましさや、規範倫理学が前提としていることの妥当性を問う学問
メタ倫理学
24
感情の表現により、相手の行動や態度に影響を与えることが、善いとか悪いという判断の意味だ。という考え方
情緒主義
25
優生学上の見地から不良な子孫の出生を防止し、母体の健康を保護することを目的として、優生手術、人工妊娠中絶、受胎調節の実施指導などについて規定していた法律。
優生保護法
26
人類の遺伝的素質を向上させ、劣悪な遺伝的素質を排除することを目的とした学問
優生学
27
優生思想の中核的定義は何か。
生まれてきてほしい人間の生命と、そうでもないものと区別し、生まれてきてほしくない人間の生命は人工的に生まれないようにしてもかまわないとする考え方である
28
知覚や記憶や感情などの精神活動を司る大脳と、呼吸、循環機能の調節や意識の伝達などを司る脳幹の不可逆的な機能消失をもって脳死とする考え方。
全脳死説
29
脳幹の不可逆的な機能消失をもって脳死とする考え方
脳幹死説
30
大脳の不可逆的な機能消失をもって脳死とする考え方。
大脳死説
31
三徴候死とはなにか
心肺の停止、自発呼吸の停止、瞳孔散大
32
国際移植学会が中心となってイスタンブールで開催された国際会議で採択された宣言
イスタンブール宣言
33
移植のための渡航のうち、臓器を不正な手段で入手したり、商品として売買するなどの行為が行われている場合を言う。
移植ツーリズム
34
健康な生体ドナーから、二つある肝臓の一方や、肝臓、肺、腸の一部を用いて移植を行うこと
生体臓器移植
35
臓器提供の積極的な意思がなければ臓器移植は行わないという方式
オプトイン方式
36
患者本人がドナーにならないという意思表示をしていない限りは、死後の臓器提供をする意思があるの見なす方式。
オプトアウト方式
37
妊娠期間はどれくらいか。
妊娠満22週未満
38
性と生殖に関わる健康とその権利。性の健康であるセクシュアルヘルスを含む。
リプロダクティブ、ヘルス/ライツ
39
胎児が母体の外に出ても生きていられる可能性があると見なされる、妊娠期間
生育限界
40
妊娠中絶と新生児殺し これは誰の議論か
トゥーリー
41
妊娠中絶の道徳的、法的位置付け これは誰の議論か。
ウォレン
42
出生前の胎児の状態を診断すること。
出生前診断
43
健全者幻想とは
障害者として生きるよりも、健全者として生きる方がよいに決まっているとする考え方