食物中のビタミンB12は、一般にタンパク質と結合した状態で摂取される。胃液のタンパク質分解酵素によって結合していたタンパク質が分解されると遊離したビタミンB12はどうなるか

ビタミンB12が回腸の上皮細胞に吸収されるためには、何と複合体を形成されていなければならないか？

上述のビタミンB12と複合体を形成する因子は、胃の何細胞から分泌されるか？

食品中の葉酸はポリグルタミン酸型か、モノグルタミン酸型か？

テトラヒドロ葉酸は、一炭素単位の運搬体として働くが、次のうち一炭素単位なのはどれか

腸管内のカルシウムイオンが吸収される経路について小腸の細胞路はどこか

腸管内のカルシウムイオンが吸収される経路について小腸の細胞路外はどこか

カルシウム腸管吸収における細胞路では、吸収細胞内のカルシウム結合タンパク質が、カルシウム吸収に欠かせないが、このタンパク質の発現量は次のどの活性型ビタミンの濃度に依存しているか

ビタミンDの濃度は、次のどのミネラルの血中濃度と関係しているか

通常の食事中の鉄の吸収率に一番近い数値はどれか

肉とそれに含まれる鉄の関係の正しい組み合わせはどれか

植物性食品や卵、乳製品に含まれる鉄の関係の正しい組み合わせはどれか

ヘム鉄の吸収は、他の食品成分の影響を受けやすいか

非ヘム鉄の吸収を促進するものはどれか,全て選べ

単糖類、アミノ酸、水溶性ビタミンに比べて、脂質は、吸収が早いか遅いか

栄養素の吸収過程において小腸の吸収細胞から門脈に移行する栄養素は次のうちのどれか、全て選べ。

栄養素の吸収過程において小腸の吸収細胞からリンパ管に移行する栄養素は次のうちのどれか、全て選べ。

図のIはインスリンを示しています。食後（あるいは飽食の状態で）血糖値が上がると、膵臓からインスリンが分泌されます。インスリンは各臓器で様々な作用を示します。まず最初のステップとして、肝臓でインスリンはグルコースを何に変換することを促進しますか？図のAに当てはまるものが何かを選んでください。

グルコースが過剰になると、インスリンの作用で、グルコースから何の合成に使われるようになりますか？図のBに当てはまるものが何かを選んでください。

肝臓では代謝されないアミノ酸は次のうちどれですか？全て選べ。

図の筋肉その他の組織で、インスリンは、アミノ酸から何を合成することを促進しますか？図のCに当てはまるものが何かを選んでください。

血中のアミノ酸濃度の高さが1番と2番のアミノ酸を選んでください。

小腸吸収細胞でトリグリセリド、コレステロール、リン脂質、アポリポ蛋白質から形成されるリポタンパク質(図のD)は何といいますか？

小腸で生成されたリポタンパク質Dが血液を循環している間に、毛細血管内皮細胞膜に存在する酵素によってトリグリセリドの大部分が分解されて除かれます。この酵素はなんという酵素ですか？

ます。肝臓でさらにトリグリセリドが合成され、それらが取り込まれたリポタンパク質（図のF）が血中に放出されます。このリポタンパク質は何と言いますか

消化されにくいでんぷんを何というか

レジスタントスターチには、発酵をうけるものがあるか

管腔内消化及び膜消化で小腸の吸収細胞に吸収されなかった炭水化物は、大腸に移行し、そこに棲息する腸内細菌によって発酵を受け、何が生成されるか？あてはまるものを全て選べ。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維では、どちらが発酵されやすいか

有用菌増殖効果をもたらすオリゴ糖などは何と呼ばれるか

難消化性オリゴ糖や糖アルコールを大量に摂取すると発酵が追いつかず、摂取した物質が腸管に滞留して下痢を起こすことがある。これにあてはまるものはどれか

生物学的利用度に影響を与える因子を次のうちから全て選べ

エネルギー量1000kcalの牛肉を食べたときの熱産生によるエネルギー損失は323 kcal, 1000kcal分のラードを食べたときの熱産生によるエネルギー損失は160 kcalであった。牛肉を563 kcal分、ラードを437 kcal分一緒に食べた場合、単独摂取と同じ比率でエネルギー損失が起こると仮定すると何 kcalの損失になるか？（四捨五入してください）

エネルギー量1000kcalの牛肉を食べたときの熱産生によるエネルギー損失は323 kcal, 1000kcal分のラードを食べたときの熱産生によるエネルギー損失は160 kcalであった。牛肉を563 kcal分、ラードを437 kcal分一緒に食べた場合、単独摂取と同じ比率でエネルギー損失が起こると仮定すると何 kcalの損失になるか？（四捨五入してください） →252 上記の場合の実際の損失は、118 kcalであった。このことは、ラードとともに摂取した場合、単独で摂取した時に比べてタンパク質の熱産生によるエネルギー損失は増えたのか、減ったのか

次の文章は正しいか正しくないか「食事から供給されたロイシン、バリン、イソロイシンは、肝臓で代謝されずに主に筋肉で代謝され、アラニンやグルタミンに変換されてから、別の臓器に転送される。

次の文章は正しいか正しくないか「スクロースやデンプンは、消化・吸収によって利用されるが、消化されないオリゴ糖や糖アルコールは、全て糞便に排泄される」

次の文章は正しいか正しくないか「腸内細菌によって難消化性糖質から生成された短鎖脂肪酸は宿主のエネルギー源として利用される」

次の文章は正しいか正しくないか「有用菌増殖効果をもたらす難消化性オリゴ糖や食物繊維をプロバイオティクスという」

次の文章は正しいか正しくないか「大腸における短鎖脂肪酸の作用は、大腸内のpH低下による有害菌増殖や発癌物質生成の抑制および、有用菌の増殖促進作用である」

グルコースを唯一のエネルギー源とする組織を次のうちから全て選んでください

生体における糖質の生理的意義(エネルギー源としての役割以外）を次のうちから全て選んでください

糖質を大量に摂取した場合、肝臓や筋肉でグリコーゲンとして貯蔵されるだけでなく何に変換されるか

トリグリセリドを構成する脂肪酸からグルコースは合成されるか？

次の文は正しいか「一般の日本人の１日の糖質摂取量は約260 g前後で、糖質摂取量のエネルギー比率は、約40%程度である」

次の文は正しいか「グリコーゲンが最も高濃度に貯蔵されるのは、筋肉である」

次の文は正しいか「肝臓ならびに筋肉のグリコーゲン分解によって生成されたグルコースは血糖維持に使われる」

次の文は正しいか「脳重量は体重の２％程度にすぎないが１日に必要なエネルギの約２０％消費する」

健常者の場合、糖質摂取後、血糖値は何分から何分の間にピークを示すか

健常者の場合、糖質摂取後、血糖値がもとのレベルに戻るのは何時間以降か

次の文章は正しいか「筋肉グリコーゲンは、筋肉収縮のエネルギー源として使われるとともに、血糖維持にも使われる」

筋肉はグルコース-6-ホスファターゼをもっているか

筋肉は糖新生できるか？

心筋は、グルコースと脂質のどちらを主要なエネルギー源として利用するか？

脳のエネルギー消費量は、身体が消費する全体消費量の何％くらいか？

赤血球は大量のNADPHを必要とするため、どの経路（回路）の活性が高いか？

血糖とは血中に含まれる糖のどれをさすか？全て答えよ

血糖値を上げる働きのあるホルモンはどれか？全て答えよ

運動開始直後、筋肉細胞内に存在するATPがまず利用され、続いて図のAで示すように細胞内に貯蔵されているある分子の分解によってATPが作られる。この分子は次のどれか

図のBで示すATP生成には、筋肉細胞内に貯蔵されているある分子がまず分解が必要である。その分子は次のどれか。

グリコーゲンの分子の分解で、まず何が生じるか

グルコースの分子から乳酸が生成する経路をなんというか

図のCで示す有酸素的供給ではクエン酸回路(TCA回路） 酸化的リン酸化でATPを生成する。このときTCA回路で使われるアセチルCoAの原料となる分子は次のどれか。全て選べ。

摂取したタンパク質の主な役割は本来、体成分としてタンパク質合成に利用されることである。しかし、摂取エネルギー量が不足していると、タンパク質は、エネルギー源として優先的に利用され分解されてしまう。この分解を抑制するには、何をエネルギー源として十分摂取すればよいか

図Aに当てはまる言葉を次から選べ

図Bにあてはまる言葉を次から選べ

図Cに当てはまる言葉を次から選べ

糖質を過剰に摂取すると必要量が増加するビタミンは何か

難消化性糖質とは具体的に何か

図は、日本人の糖質、食物繊維、脂質の摂取量の経年変化のグラフである。Aに当てはまるものは何か

図は、日本人の糖質、食物繊維、脂質の摂取量の経年変化のグラフである。Bに当てはまるものは何か

図は、日本人の糖質、食物繊維、脂質の摂取量の経年変化のグラフである。Cに当てはまるものは何か

食事由来の小腸から吸収した中性脂肪を輸送するリポタンパク質はキロミクロンである

キロミクロンは小腸から門脈に分泌され、肝臓へと運搬される

キロミクロン中の中性脂肪の約半分はリポタンパク質リパーゼにより加水分解され、生じた脂肪酸は、骨格筋、心臓、乳腺、脂肪組織などに取り込まれる

リポタンパク質リパーゼはLPLと略される

食後グルカゴンが脂肪組織のリポタンパク質リパーゼを活性化させることによって脂肪組織への脂肪酸取り込みを促進する

小腸は、リポタンパク質の分泌や胆汁酸の生成を行っているので、脂質代謝で最も中心的な役割を果たしている

血清リポタンパク質は、そこに含まれているアポリポタンパク質によって分類されている

絶食時に脂肪組織は脂肪酸を溜め込み血中の脂肪酸濃度が低くなる

ホルモン感受性リパーゼは、インスリンに応答してその活性が上昇する

脂肪組織でのトリグリセリド合成の出発物質は、グリセロール３ーリン酸である

食品中のコレステロールは、ほとんどが動物性食品由来である

コレステロールを合成できる器官は肝臓のみである

末梢組織のコレステロールやリン脂質は循環血中の未熟HDLによって引き抜かれる

動脈壁のマクロファージや平滑筋細胞が、過剰のコレステロールをLDLから取り込み、HDLへのコレステロールの逆転送が破綻した時、マクロファージは大量のLDLを抱え込み、さらには動脈硬化が進行する

胆汁酸の多くは回腸で吸収されずに体外に排出される

脂肪組織は、グリセロールを直接そのまま中性脂肪の合成材料として利用できる

肝臓でコレステロールから、グルココルチコイドが生成する

皮膚では、コレステロールの代謝産物である7-デヒドロコレステロール（プロビタミンD)からプレビタミンDが作られる

グルコース１分子から産生されるエネルギーは、パルミチン酸１分子のそれよりも大きい

生体は、脂肪酸をミトコンドリアで酸化することにより多くのエネルギーを獲得する

食事で摂取するコレステロールの量が一定範囲の条件では、血清コレステロール値は食事から摂るコレステロールの量が多ければ増加することが知られています。しかし、血清コレステロールの由来は食事性コレステロールだけではありません。血清コレステロール量は、体内（肝臓）で合成する量、胆汁酸等で排泄される量によって影響を受けます。それでは血清コレステロールは体内で合成される割合と食事由来の割合のどちらが多いでしょうか？

コレステロール合成の出発材料は〇〇〇〇CoAである。〇〇〇〇に入るカタカナ4文字を記してください。

コレステロール生合成の律速段階の反応を触媒する酵素は何といいますか？HMG-CoA〇〇酵素の〇〇にあてはまる漢字2文字で答えてください。

肝臓で合成されたコレステロールは、肝臓で合成された中性脂肪と共にVLDLの中に入り、血中に放出されます。教科書141ページの表７−１を参考にしてよいので、VLDLに含まれているコレステロールの重量％の数値が何か答えてください

VLDLが血中を循環している間に、末梢血管の内皮のリポタンパク質リパーゼによって分解されるのは何ですか？

LDLはVLDLより粒子のサイズがかなり小さくなりますが、この時、apoCやapoEはHDLに戻します。また、HDLより、コレステロールエステルを受け取り、交換に上記５で回答した成分をHDLに受け渡すためなおさらLDLに含まれているコレステロールの割合が増えます。教科書141ページの表7-1を参考にして良いので、LDLに含まれるコレステロールの重量％の数値を記してください。

LDLに残っているアポリポタンパク質apo〇△は何ですか？〇にはアルファベット、△は３桁の数字で"apo"を最初につけて答えてください。LDL受容体は、これを認識してエンドサイトーシスによってLDLを取り込みます

末梢からコレステロールをHDLが肝臓へ輸送する過程をコレステロール〇〇〇という。〇〇〇に入る漢字3文字を答えてください。

次の文章は正しいか？「HMG-CoA還元酵素はリン酸化により不活性化型になる。」