問題一覧
1
理学療法士法及び作業療法士法で正しいのはどれか。2 つ選べ。 1.昭和 45 年に制定。 2.免許は都道府県知事から交付。 3.免許証返納後に守秘義務は解除。 4.免許の取り消し理由に大麻中毒。 5.理学療法士、作業療法士は名称独占。 ア23 イ45 ウ15 エ34
イ
2
以下の傷病者を START 法を使ってトリアージ。傷病者 A: 20 歳代の男性。呼吸、脈拍数に問題はないが呼びかけや痛み刺激に応じない。傷病者 B: 60 歳代の男性。意識はなく、気道確保を実施しても呼吸は確認できない。傷病者 C:20 歳の女性。座り込んで興奮し、やや不穏状態。目立った外傷はない、頻呼吸(32 回/分)がある。 傷病者 D:19 歳の男性。意識は清明。腰部痛と両下肢の脱力と強いしびれ感を訴えるが呼吸数や脈拍数は正常で、指示に応じるが歩行はできない。傷病者 E:21 歳の男性。意識はほぼ清明。皮膚は蒼白。湿潤、冷汗があり、呼吸苦を訴えており、橈骨動脈で脈拍がしっかりと確認できない。
赤黒赤黄赤
3
心拍出量が最も小さいのはどれか。 1. 背臥位 2. 腹臥位 3. 右側臥位 4. 左側臥位 5. リクライニング位
5
4
ショックの発症初期に徐脈がみられるのはどれか。 1.アナフィラキシー反応 2.血管迷走神経反射 3.重症熱傷 4.大量出血 5.敗血症
2
5
末梢血管抵抗が低下するショックをきたす病態はどれか。2 つ選べ。 1.アナフィラキシー 2.消化管出血 3.心筋梗塞 4.心タンポナーデ 5.敗血症 ア15 イ13 ウ24 エ45
ア
6
I 型アレルギーに関与する抗体はどれか。 1.IgA 2.IgD 3.IgE 4.IgG 5.IgM
3
7
アレルギーの分類と組織障害の機序との組み合わせで正しいのはどれか。 1. I 型アレルギー:即時型過敏症 2. II 型アレルギー:細胞性免疫による組織障害 3. II 型アレルギー:免疫複合体病 4. III 型アレルギー:抗体による機能亢進 5. IV 型アレルギー:補体活性化による細胞障
1
8
熱傷について正しいのはどれか。 1.第 I 度熱傷では熱感はみられない。 2.浅達性第 II 度熱傷では癒痕を残す。 3.深達性第 II 度熱傷の水痕底は発赤している。 4.第 III 度熱傷では疼痛が著明である。 5.鼻咽腔内に煤が見られたときは気道熱傷が疑われる。
5
9
重症熱傷について誤っているのはどれか。 1. イレウスを起こしやすい。 2. 胃十二指腸潰瘍を起こしやすい。 3. 気道熱傷時は窒息の危険が高い。 4. 熱傷深度が深いほど疼痛が強い。 5. 受傷直後は循環血液量が減少する。
4
10
44 歳の患者。両上肢と体幹とに図のような II 度の熱傷がある。受傷後 3 日目に保持すべき肢位で正しいのはどれか。 1.頸部:中間位 2.肩関節:外転位 3.右前腕:回内位 4.体幹:軽度屈曲位 5.膝関節:軽度屈曲位
2
11
44 歳の患者。両上肢と体幹とに図のような II 度の熱傷がある。受傷後 3 日目に保持すべき肢位で正しいのはどれか。 1.頸部:中間位 2.肩関節:外転位 3.右前腕:回内位 4.体幹:軽度屈曲位 5.膝関節:軽度屈曲位
2
12
GCS の評定で正しいのはどれか。 1.E2 は痛み刺激で眼を開ける。 2.E3 は自発的に眼を開けている。 3.V4 は日時や場所を言うことができる。 4.M4 は痛み刺激に対して手を払いのける。 5.M5 は指示に従って手を動かせる。
1
13
65歳の男性。視床出血による左片麻痺。救急搬送され保存的 治療が行われた。発症後 3 日より脳卒中ケアユニットでの理学療法を開始。このとき覚醒しておらず、大きな声で呼びかけたが開眼しなかったため、胸骨部に痛み刺激を加えたところ、刺激を加えている手を払いのけようとする動きがみられた。この患者のJCS<Japan Coma Scale>での意識障害の評価で正しいのはどれか。 1. II-10 2. II-20 3. II-30 4. III-100 5. III-200
4
14
頭部単純 CT で低吸収域として描出されるのはどれか。 1.くも膜下出血 2.脳梗塞慢性期 3.脳出血急性期 4.急性硬膜下血腫 5.脈絡叢の石灰化
2
15
頭部 CT を下図に示す。出血部位はどれか。 1.後頭葉皮質下 2.頭頂葉皮質下 3.尾状核 4.被殻 5.視床
5
16
頭部 CT(下図)を示す所見として考えられるのはどれか。 1.くも膜下出血 2.硬膜外血腫 3.硬膜下血腫 4.脳動静脈奇形 5.皮質下出血
2
17
急性期のくも膜下出血の診断に最も有用なのはどれか。 1. MRI T1 強調像 2. MRI T2 強調像 3. 頸動脈超音波像 4. 単純 CT 像 5. 単純エックス線写
4
18
Guillain-Barre 症候群について正しいのはどれか。 1.50 %以上で再発する。 2.脱髄型と軸索型がある。 3.アルコール多飲が原因である。 4.ビタミン B1 欠乏によって起こる。 5.歩行可能まで回復する症例は 25 %以下である。
2
19
神経原性ショックの特徴はどれか。 1. 交感神経の緊張 2. 徐脈 3. 心拍出量の増加 4. 中心静脈圧の上昇 5. 皮膚温の低下
2
20
Brown-Sequard 症候群で損傷髄節よりも下位の反対側に現れる症状はどれか。2 つ選べ。 1.運動麻痺 2.触覚障害 3.痛覚障害 4.温度覚障害 5.深部覚障害 ア1と3 イ3と4 ウ3と5 エ2と5
イ
21
94. 熱傷で正しいのはどれか。 1. 熱傷面積はI、II、III度すべての面積を合わせて計算する。 2. I度熱傷では水泡がみられる。 3. 浅達性II度熱傷では水泡底は蒼白である。 4. 深達性II度熱傷では疼痛がみられる。 5. III度熱傷では創底から上皮化が起こる。
4
22
20 歳代の男性。呼吸、脈拍数に問題はないが呼びかけや痛み刺激に応じない。
赤
23
60 歳代の男性。意識はなく、気道確保を実施しても呼吸は確認できない。
黒
24
20 歳の女性。座り込んで興奮し、やや不穏状態。目立った外傷はない、頻呼吸(32 回/分)がある。
赤
25
19 歳の男性。意識は清明。腰部痛と両下肢の脱力と強いしびれ感を訴えるが呼吸数や脈拍数は正常で、指示に応じるが歩行はできない。
黄
26
21 歳の男性。意識はほぼ清明。皮膚は蒼白。湿潤、冷汗があり、呼吸苦を訴えており、橈骨動脈で脈拍がしっかりと確認できない。
赤
27
脊髄ショック期の徴候として正しいのはどれか。 1.温痛覚解離 2.痙性四肢麻痺 3.肛門括約筋反射消失 4.深部腱反射亢進 5.排尿反射亢進
3
28
ASIAの評価法における脊髄の髄節とそのkey muscleの組み合わせはどれか。 1. C6:上腕二頭筋 2. C8:上腕三頭筋 3. T1:小指外転筋 4. L1:大腿四頭筋 5. L5:前脛骨筋
3
29
ASIAの評価法における脊髄の髄節とその感覚支配領域検査ポイントの組み合わせで正しいのはどれか 1. C5:鎖骨上窩 2. T7:臍 3. T12:鼠経靭帯の中点 4. L5:足関節内果 5. S4:膝窩
3
30
ASIAの評価法における脊髄髄節とそのkey muscleとの組合せで正しいのはどれか。 1.C5:肘関節屈筋群 2.C6:肘関節伸筋群 3.C7:小指外転筋 4.L2:膝関節伸筋群 5.L3:足関節背屈筋群
1
31
ASIAの評価法における脊髄の髄節とその感覚支配領域検査ポイントの組合せで正しいのはどれか 1.C5:鎖骨上窩 2.T4:乳頭 3.T12:臍 4.L3:鼠径靭帯 5.S4:膝窩
2
32
熱傷患者の理学療法で誤っているのはどれか。 1.温浴時に関節可動域訓練を併用する。 2.植皮術直後から関節可動域訓練を行う。 3.ゆっくりした持続的な皮膚の伸張を行う。 4.スプリントの圧迫によってケロイド形成を抑制する。 5.初期の安静肢位として肩関節外転・外旋位をとらせる。
2
33
熱傷の部位と起こりやすい拘縮を予防する肢位の組合せで適切でないのはどれか。 1.前頸部:頸椎伸展 2.前胸部:肩関節外転 3.肘窩部:前腕回内 4.膝窩部:膝関節伸展 5.下腿後面:足関節背屈
3
34
Guillain-Barré症候群について正しいのはどれか。 1. 高頻度に再発する。 2. 痙性麻痺が中核症状である。 3. 運動麻痺は一側性に進行する。 4. 髄液に異常所見が認められる。 5. ステロイドパルス療法が有効である。
4
35
デルマトームと支配髄節の組合せで正しいのはどれか。 1.母指:第3頸髄節 2.乳頭:第4胸髄節 3.臍:第8胸髄節 4.膝:第1腰髄節 5.肛門:第1仙髄節
2
36
診断においてMRI拡散強調像が最も有用なのはどれか。 1.頭蓋底骨折 2.脳室内出血 3.脳梗塞急性期 4.脳出血急性期 5.くも膜下出血急性期
3
37
突然の左不全片麻痺を呈して搬送された患者の発症後3時間の頭部MRI の拡散強調像(下図)に別に示す。最も考えられるのはどれか。 1. 脳出血 2. 脳梗塞 3. 脳腫瘍 4. 脳動静脈瘻 5. くも膜下出血
2
38
突然の右不全片麻痺を呈して搬送された患者の発症後6時間の頭部CTを示す。最も考えられるのはどれか。 1. 視床出血 2. 被殻出血 3. 皮質下梗塞 4. くも膜下出血 5. 慢性硬膜下血腫
2