問題一覧
1
概日リズムの3要素のうち。「発振」を主に狙うのは眼索上核で主時計とされている。
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2
アルツハイマー病の典型的な病理像である老人斑には過剰にリン酸化されたアミロイドBが多く含まれる。
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3
児童期における、もやもや感はストレスの原因となるが、健全な人格発達に必要とされる。
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4
記憶の三要素である記銘・保持・想起が繰り返されることで記憶が再構成・強化される。
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5
認知症はさまざまな原因で生じるが、知能が損なわれるという点では精神遅滞と同じと言える。
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6
正常老化と異常老化に分類される脳の老化には連続性があり因子Xが重要な役割を担う。
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7
嗜癖とは特定の習慣が行き過ぎて自分でコントロールできなくなった状態のことである。
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8
カニッツアの三角形に代表される志向的クオリアこそが意識下で感じるユニークで独立した質感といえる。
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9
意識できない深部感覚は筋紡錘等が感知した筋の長さや張力のことで同側の小脳に伝わる。
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10
三次元視覚を実現するためには、空間的な両眼視差と時間的な運動視差が重要とされる。
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11
筋ジストロフィー等で生じる神経原性筋委縮では、群集委縮という形態をとることが多い。
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12
順応は環境の明るさに応じて感度を変えることで、暗所視では主に錐体細胞が担当する。
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13
記憶の獲得には、脳機能の中でも特に注意・動機付け・意識の影響を受けるとされる。
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14
痙性麻痺は上位ニューロン障害による筋トーヌスの低下による筋弛緩が主因となる
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15
脳の神経伝達物質としてグルタミン酸やドバミンは神経ペプチドの100倍程度の濃度で存在する。
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16
主な言語野にBroca野があり、役割は異なるがどちらも言語機能に関わる。
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17
病理像としての抑うつ症状はうつ病だけでなく、双極性障害等、他の精神疾患でも生じる。
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18
脳に存在するグリア細胞が複数知られているが、アストロサイトは軸索の構成成分である。
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19
筋収縮の直接的なエネルギー源となるのは、ATPで筋1kgあたり4-5mmol程度含まれている。
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20
認知症リハビリテーションは医療保険で適用になり、特にBPSDへの効果が期待されている。
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21
網膜は高度に分化した神経組織であるが、黄斑部は視細胞がないため、盲点が生じる。
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22
ノルアドレナリンのα刺激作用は強いので予めα1遮断薬を投与しても血管収縮するとされる。
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23
肘関節の運動では上腕三頭筋が収縮すると橈骨が引っ張られ関節が曲がる。
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24
記憶に関連する部位の中で短期記憶や作業記憶に関連する場所は側頭葉とされる。
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25
ギャップ結合はカドへリンで細胞同士をつなぐ構造で細胞間の情報伝達や物質移動に役立つ。
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26
排泄・生殖の中枢は脊髄に、内臓機能の中枢は延髄に、対光反射の中枢は中脳にある。
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27
膝蓋反射では膝蓋骨の腱を叩くと大腿二頭筋が引き伸ばされα運動神経に伝わる
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28
情動は海馬での直感的価値判断による身体変化に主観的な感情を体験して生じる。
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29
平滑筋の筋収縮のメカニズムとしてカルシウム濃度の上昇とは別にミオシン軽鎖キナーゼの活性化がある。
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30
意識の形成には島(外界と区別)、帯状回(自己理解)、視床(外界を制限)等が関与する。
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31
脱分極が始まると細胞膜上のカリウムが開口し、細胞外にカリウムイオンが流出する。
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32
ミラーニューロンとは、自己の行動が他者の行動に写し取られる際に主に活動する神経系を指す。
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33
脊髄前根は脊髄神経節からの感覚神経が入力し脊髄前角にて介在神経とシナプスを形成する。
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34
屈曲反射は皮膚への侵害刺激を避ける際に生じ反対側の交叉性伸展反射を伴うことが多い。
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35
意識レベルは主に覚醒・広がり・質の3要素から成り立つが、質が低下すると失神を生じる。
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36
脳への血液供給は主に前頭部を支配する外動脈と後頭部に供給する椎骨動脈による。
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37
依存の本質は身体的な依存形成にあり、典型例として、退薬(離脱)症状が知られている。
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38
血管を持たない角膜等に栄養等を補給する眼房水はシュレム管で産生され毛様体に吸収される。
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39
精神疾患は遺伝的素因(内因)・生活習慣(外因)・ストレス(心因)等の3要因で構成される。
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40
骨格筋の筋節に認められる日帯は主にアクチン+ミオシンを反映しているとされる。
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41
一次運動野は中心後回等に存在し、主に運動の実行に関与する中枢として機能している。
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42
シナプス間隙は20nm程度に過ぎないが隙間があることがシナプスの機能的に重要な点である。
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43
概日リズムが乱れやすいシフトワークはがんや生活習慣病の発症リスクを高めることが報告された。
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44
大脳基底核は大脳皮質とループ回路を形成し、GABA 神経系が脱抑制で機能を制している
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45
小脳の損傷により、筋緊張の低下や運動失調は生じるが、不随意運動は生じない。
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46
自律神経の二重・指抗支配と異なり、運動神経は骨格筋を常に抑制的に制する
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47
筋収縮ではカルシウムの存在下でトロポニンの構造が変化しミオシンフィラメントの構造変化を引き起こす。
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48
ライフイベントと精神疾患の形成には密接な関係が認められるが、ストレスの強さが重要とされる。
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49
脊髄・半側障害では同側の障害レベル以下で全感覚低下するが対側は深部感覚低下のみ示す。
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50
複合感覚は触覚や痛覚など単純な感覚に情動が加味されて生じる複雑で高度な感覚をいう。
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51
錐体症状である鉛管現象や歯車現象はパーキンソン病等で主に認められる
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52
荷重0の時の筋の短縮速度を意味するVmaxが0の場合、筋の収縮は等尺性収縮となる。
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53
レスポンド条件付けにより獲得される行動はヒト本来の行動パターンを反映しているとされる。
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54
自己愛とは等身大の自己像を受け入れることであり、ナルシシズムは過度の自惚れに過ぎない。
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55
触られている体の部位や物の性状等の認知に関わる精密な触覚は前脊髄視床路を上行する。
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56
脳はペンフィールドの脳地図で認められるような、機能局在が知られている。
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57
意識を持つには知覚が内部から生じていることに気付き、自己を認識する必要がある。
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58
作業記憶とは操作や処理の実行に関する記憶で、やり方やルール等の手続き記憶と対比される。
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59
内臓を広範囲に支配している迷走神経には副交感神経の他に交感神経も含まれる。
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60
循環中枢は心臓・血管や副腎髄質の働きを調節し、呼吸中枢は安静時の呼吸リズムを作る。
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61
選択肢に含まれる、カテコールアミン生合成経路の代表的な代謝物を全て選べ。
ドパミン, チロシン, ノルアドレナリン, DOPAC, アドレナリン
62
カテコールアミンはカテコール骨格を有する化合物の総称であるが、選択肢の中で神経伝達物質として働く化合物を全て選べ。
ドパミン, アドレナリン, ノルアドレナリン
63
選択肢のうち、物質依存の原因としてエビデンスのあるものを選べ。
タバコ, 有機溶剤, 大麻, 鎮痛薬
64
カテコールアミン生合成経路における律速酵素はどれか。
TH