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新生物 過去問
  • 井口詩音

  • 問題数 34 • 6/29/2024

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    問題一覧

  • 1

    上皮性の腫瘍でないものを2つ選べ a)消化管間質腫瘍(GIST) b)大腸がん c)脂肪肉腫 d)卵巣がん e)悪性黒色腫

    a)消化管間質腫瘍, c)脂肪肉腫

  • 2

    一般に悪性腫瘍が発生しにくいとされる部位はどこか。2つ選びなさい。 a)胃 b)肝臓 c)小腸 d)心臓 e)子宮

    c)小腸, d)心臓

  • 3

    次の検査のうち、放射線被爆を伴うものを2 つ選びなさい。 a)超音波検査 b)上部消化管内視鏡検査 c)PET-CT d)MRI e)血管造影

    c)PET-CT, e)血管造影

  • 4

    次のうち、罹患者数が最も少ないものはどれか。1つ選びなさい。 a)肺がん b)大腸がん c)腎臓がん d)乳がん e)前立腺がん

    c)腎臓がん

  • 5

    次の文章のうち、誤っているものはどれか。2つ選びなさい。 a)これまでのデータを使用すれば同じような症状の患者の「平均的な」予後はわかるが、個々の患者の正確な予後はわからない。 b)末期がんとは「根治的な治療が困難で予後が1年以内と推定されるがん」と定義されている。 c)がんの進行度を定め、治療方針を検討するための分類としてTNM分類がある。 d)悪性腫瘍の大部分は「上皮性悪性腫瘍」である。 e)PETは胃や大腸などの消化管のがんの検出力が非常に高い。

    b)末期がんとは「根治的な治療が困難で予後が1年以内と推定されるがん」と定義されている。, e)PETは胃や大腸など消化管のがんの検出力が非常に高い。

  • 6

    次の文章のうち、正しいものはどれか。2つ選びなさい。 a)多くのがんでは薬物療法や放射線治療で根治が得られるようになり、手術が行われる機会は減りつつある。 b)放射線治療はがんの治癒を目指す以外にも、痛みの緩和や出血防止などの効果を期待して行われるケースがある。 c)最近開発される抗がん剤の多くが「分子標的薬」に分類される薬剤である。 d)緩和ケアは積極的にがんを抑制する治療ではないため、抗がん剤などほかのすべての治療に効果がなくなった後に導入を検討すべき治療である。 e)がんに対するホルモン療法には様々なものが開発され、ホルモンががんの進行に関わる乳癌や前立腺がん以外の多くのがんにも適応が広がっている。

    b)放射線治療はがんの治癒を目指す以外にも、痛みの緩和や出血防止などの効果を期待して行われるケースがある, c)最近開発される抗がん剤の多くが「分子標的薬」に分類される薬剤である。

  • 7

    分子標的薬についての次の文章のうち、正しいものはどれか。2つ選びなさい。 a)分子標的薬は大分子化合物と抗体製剤の2種類に大別される。 b)がん細胞に特徴的発現する分子を狙い撃ちにする治療なので副作用は生じない。 c)慢性骨髄性白血病に対する治療薬として開発されたイマチニブにより、慢性骨髄性白血病の予後は劇的に改善した。 d)肺がんに対する治療薬として開発されたゲフィチニブだが、「EGFR遺伝子変異」がない症例にはほとんど効果を発揮しないことがわかった。 e)多くの分子標的薬が開発されるに至り、大腸がんでは従来の殺細胞性抗がん剤は使用されなくなった。

    c)慢性骨髄性白血病に対する治療楽として開発されたイマチニブにより、慢性骨髄性白血病の予後は劇的に改善した。, d)肺がんに対する治療薬として開発されたゲフィチニブだが「EGFR遺伝子変異」がない症例にはほとんど効果を発揮しないことがわかった。

  • 8

    がん免疫治療についての次の文章のうち、正しいものはどれか。1つ選びなさい。 a)樹状細胞療法やワクチン療法が高い効果を挙げ、日常よく用いられている。 b)吐き気や白血球の減少といった副作用が問題になることが多い。 c)従来の抗がん剤や放射線治療と組み合わせると副作用が増加するため、併用療法は禁忌である。 d)治療対象が広がる一方で、高額な薬剤費が問題となっている。 e)期待されているがまだ臨床導入されていない免疫治療として免疫チェックポイント阻害剤が開発中である。

    d)治療対象が広がる一方で、高額な薬剤費が問題となっている。

  • 9

    頭頸部がんについての次の文章のうち、正しいものはどれか。1つ選びなさい。 a)リスク因子は喫煙であり、飲酒はリスクを高めない。 b)女性に多いがんである。 c)甲状腺がんはほかの頭頸部癌と組織型が異なるが、治療はほかの頭頸部癌と同様に行われる d)上咽頭がんはヒトパピローマウイルスと、中咽頭がんはEBウイルスと関連した発がんが知られている。 e)嚥下や発声などさまざまな機能に関わる部位であり、切除可能でも化学放射線療法など手術以外の治療選択肢が推奨されることがある。

    e)嚥下や発声などさまざまな機能に関わる部位であり、切除可能でも化学放射線療法など手術以外の治療選択肢が推奨されることがある。

  • 10

    食道がんについての次の文章のうち、正しいものはどれか。2つ選びなさい。 a)日本では半分以上が腺がんである。 b)胸部中部食道と下部食道の境界は気管分岐部にあたる。 c)主要なリスク因子は飲酒と喫煙である。 d)食道がんの手術では切除後胃や小腸、大腸を用いて再建を行う。 e)食道がんの診断にはMRIが最も有用とされている。

    c)主要なリスク因子は飲酒と喫煙である。, d)食道がんの手術では切除後胃や小腸、大腸を用いて再建を行う。

  • 11

    胃がんついての次の文章のうち、正しいものはどれか。1つ選びなさい。 a)日本において、もっとも罹患者数の多いがんである。 b)初発症状として食欲不振、体重減少、吐血、黒色便などがある。 c)大半が扁平上皮がんである。 d)スキルス胃がんは血行性転移を生じやすい。 e)胃透視は内視鏡検査で代用できるため行われなくなった。

    b)初発症状として食欲不振、体重減少、吐血、黒色便などがある。

  • 12

    次の文章のうち、正しいものはどれか。1つ選びなさい。 a)上部消化管内視鏡では空腸まで観察することができる。 b)機器の改良により、近年の経鼻内視鏡では経口内視鏡と同等の観察性能が得られる。 c)切除可能な胃がんのほとんどは内視鏡的切除によって切除されている。 d)胃がんには放射線治療が著効する。 e)胃がんの予後は大腸がんと比較すると不良である。

    e)胃がんの予後は大腸がんと比較すると不良である。

  • 13

    大腸がんについての次の文章のうち、誤っているものはどれか。1つ選びなさい。 a)食生活の欧米化に伴って日本での罹患数が増えている。 b)遺伝性大腸がんは大腸がん全体の5-10%を占めるとされる。 c)大腸がんはS状結腸と直腸に多い。 d)スクリーニングとして便潜血反応による検診の有用性が確立されている。 e)播種性に転移を生じることが多く血行性転移は少ない。

    e)播種性に転移を生じることが多く血行性転移は少ない。

  • 14

    次の文章のうち、正しいものはどれか。2 つ選びなさい。 a)早期大腸がんの診断に腫瘍マーカーは感度が高い。 b)大腸がんの術後再発予防に放射線治療が有効である。 c)腹会陰式直腸切断術(Miles手術)では人工肛門の造設が必須である。 d)消化管間質腫瘍(GIST)に有効な薬物療法は知られていない。 e)GISTは良悪性の判別が難しい腫瘍のひとつである。

    c)腹会陰式直腸切断術(Miles手術)では人工肛門の造設が必須である。, e)GISTは良悪性の判別が難しい腫瘍のひとつである。

  • 15

    肝細胞がんについての次の文章のうち、誤っているものはどれか。1つ選びなさい。 a)高齢化を背景に罹患数が増え続けている。 b)有用な腫瘍マーカーとしてAFPとPIKA-IIが知られている。 c)遠隔転移は比較的少ない。 d)ラジオ波焼灼療法や肝動脈塞栓療法といった局所療法がしばしば行われる。 e)同時性、異時性に多発しやすい。

    a)高齢化を背景に罹患数が増え続けている。

  • 16

    胆道がんについての次の文章のうち、誤っているものはどれか。1つ選びなさい。 a)胆管細胞由来の胆管がん、胆嚢がん、肝内胆管がんを総称して胆道がんとよぶ。 b)胆管がんでは閉塞性黄疸を生じることが多く、黄疸で発症することが多い。 c)下部胆管がんで右季肋部に拡張した胆嚢を触れることがあり、これをクールボアジェ徴候という。 d)胆道がんには放射線治療が著効するため手術はまれにしか行われない。 e)10年ほど前に印刷工場の労働者に胆管がんが多発したことが報告され、工場で利用されていた化学物質が原因と疑われている。

    d)胆道がんには放射線治療が著効するため手術はまれにしか行われない。

  • 17

    転移性腫瘍についての次の文章のうち、正しいものはどれか。1つ選びなさい。 a)遠隔転移の多い臓器の代表は肺と腎臓である。 b)原発臓器に関係なく、肺転移には肺がんの、肝転移には肝臓がんの治療を行う。 c)切除可能な転移性肺腫瘍には手術が第一選択の治療である。 d)骨腫瘍には原発性骨腫瘍より転移性骨腫瘍が多い。 e)転移性脳腫瘍の原発巣は胃がんと子宮体がんが多い。

    d)骨腫瘍には原発性骨腫瘍より転移性骨腫瘍が多い。

  • 18

    膵臓がんについての次の文章のうち、誤っているものはどれか。1つ選びなさい。 a)圧倒的に男性に多い。 b)有効な検診手段がなく、発見時には進行している症例が多い。 c)超音波内視鏡を用いた細胞診や生検が診断に有効である。 d)早期から転移しやすく周囲臓器への浸潤も生じやすい。 e)腹痛、背部痛、黄疸や体重減少が頻出の症状である。

    a)圧倒的に男性に多い。

  • 19

    肺がんについての次の文章のうち、正しいものはどれか。1つ選びなさい。 a)長く臓器別がん死亡数のトップだったが、胃がんに抜かれた。 b)大きく小細胞がんとそれ以外(非小細胞がん)に分けて治療戦略を考える。 c)喫煙しない人はほとんど罹患しない。 d)肺がんの症状の一つに下大静脈症候群がある。 e)Horner症候群は肺尖部のがんによる上腕神経叢の圧迫により生じる。

    b)大きく小細胞がんとそれ以外(非小細胞がん)に分けて治療戦略を考える。

  • 20

    以下の次の文章のうち、誤っているものはどれか。2つ選びなさい。 a)肺がんの好発転移部位は肝臓、骨、脳や肺内である。 b)気管支鏡検査やCTガイド下生検などによる病理診断が重要である。 c)肺がんの薬物療法ではドライバー遺伝子変異とそれを対象にした治療薬が重要な位置を占めている。 d)悪性中皮腫の死亡数は肺がんの半分程度である。 e)腹膜中皮腫は胸膜中皮腫以上にアスベストの関与が大きい。

    d)悪性中皮腫の死亡数は肺がんの半分程度である。, e)腹膜中皮腫は胸膜中皮腫以上にアスベストの関与が大きい。

  • 21

    骨軟部腫瘍についての次の文章のうち、正しいものはどれか。2つ選びなさい。 a)骨肉腫は10代に多い疾患である。 b)骨肉腫は化学療法の有効性が低く、集学的治療が行われるが進行した症例での治癒はほとんど期待できない。 c)軟骨肉腫は骨肉腫と好発年齢が異なるが、治療戦略は同じである。 d)続発性骨腫瘍による病的骨折の予防にビスフォスフォネート製剤やデノスマブといった薬剤がもちいられる。 e)軟部肉腫の治療には薬物療法が著効するようになり、手術はあまり行われなくなっている。

    a)骨肉腫は10代に多い疾患である。, d)続発性骨腫瘍による病的骨折の予防にビスフォスフォネート製剤やデノスマブといった薬剤が用いられる。

  • 22

    次の文章のうち、誤っているものはどれか。 2つ選びなさい。 a)もっとも悪性度の高い皮膚腫瘍は基底細胞がんである。 b)悪性黒色腫には免疫チェックポイント阻害剤の有効性が証明されている。 c)脳腫瘍は切除の侵襲が大きいため、悪性度が低い場合には手術は行われない。 d)脳腫瘍には多くの組織型があり、髄膜腫および神経膠腫の症例数が多い。 e)下垂体腺腫により視野障害をきたすことがある。

    a)もっとも悪性度の高い皮膚腫瘍は基底細胞がんである。, c)脳腫瘍は切除の侵襲が大きいため、悪性度が低い場合には手術は行われない。

  • 23

    乳癌についての次の文章のうち、正しいものはどれか。1つ選びなさい。 a)全体の30%ほどが遺伝性乳癌である。 b)30歳になったらエコーによる検診を受けることが推奨されている。 c)定型的乳房切除術、非定型的乳房切除術などの術式が行われてきたが、現在ではほとんど乳房部分切除術が施行されるようになった。 d)ホルモン受容体発現の有無HER2過剰発現の有無で使用する薬剤の選択が異なる。 e)全体の10%ほどが男性乳癌である

    d)ホルモン受容体発現の有無とHER2過剰発現の有無で使用する薬剤の選択が異なる

  • 24

    前立腺がんについての次の文章のうち、誤っているものはどれか。2つ選びなさい。 a)男性ホルモンで発育が促進される。 b)日本では欧米と比較しても患者数が多い。 c)腫瘍マーカーとしてAFPの有益性が高い。 d)進行が緩やかなのでがんと診断されても治療しないこともある。 e)手術の難しい部位にあり、ロボット支援手術による治療成績向上が期待されている。

    b)日本では欧米と比較しても患者数が多い。, c)腫瘍マーカーとしてAFPの有益性が高い。

  • 25

    子宮の腫瘍についての次の文章のうち、誤っているものはどれか。1つ選びなさい。 a)子宮頸がんはHPVワクチンにより予防できる。 b)子宮頸がん、子宮体がんはいずれも主に上皮性の腫瘍である。 c)子宮頸がんと比較して子宮体がんは発症ピークがやや高齢にある。 d)子宮体がんの検査としてコルポスコピーが頻用されている。 e)早期の子宮頭がんは円錐切除により治療でき、妊孕性(妊娠可能性)を温存できる。

    d)子宮体がんの検査としてコルポスコピーが頻用されている。

  • 26

    子宮の腫瘍についての次の文章のうち、誤っているものはどれか。1つ選びなさい。 a)子宮頸がんはHPVワクチンにより予防できる! b)子宮体がんは診断時点で進行し、切除不能の場合が多い。 c)子宮筋腫の有病率は月経のある女性の1/4と言われている。 d)子宮筋腫の悪性化は非常に稀である。 e)子宮筋腫の治療にはホルモン療法や子宮摘出術がある。

    b)子宮体がんは診断時点で進行し、切除不能の場合が多い。

  • 27

    次の文章のうち、誤っているものはどれか。 1つ選びなさい a)腹膜に播種した卵巣がんでは手術は行われない。 b)卵巣がんの約10%が家族性腫瘍であると言われている。 c)多くの甲状腺がんは進行がゆるやかで予後が良好であるが、例外は甲状腺未分化がんである。 d)甲状腺髄様がんは遺伝性の多発内分泌腫瘍の一部として発症することがある。 e)甲状腺がんの治療に放射性ヨード内用療法が有効である。

    a)腹膜に播種した卵巣がんでは手術は行われない。

  • 28

    腎臓がんについての次の文章のうち、誤っているものはどれか。1つ選びなさい。 a)腎実質にできるがんと腎盂にできるがんで薬物療法の内容が異なる。 b)疼痛、血尿、側腹部腫瘤が古典的三主徴といわれる。 c)造影CTにより典型的な腎細胞がんはほぼ診断可能である。 d)従来型の殺細胞性抗がん剤が著効する。 e)放射線療法にはあまり効果がない。

    d)従来型の殺細胞性抗がん剤が著効する。

  • 29

    次の文章のうち、誤っているものはどれか。 1つ選びなさい。 a)膀胱がんの初発症状に無痛性血尿が多い。 b)膀胱表在がんの基本治療はTUR-BT(経尿道的膀胱腫瘍切除)である。 c)筋層浸潤膀胱がんの治療の基本は勝胱全摘+リンパ節郭清+尿路変更術である d)膀胱がんに免疫チェックポイント阻害剤は無効である。 e)尿管がんの組織型は膀胱がんと同様、移行上皮がんが多い。

    d)膀胱がんに免疫チェックポイント阻害剤は無効である。

  • 30

    次の文章のうち、正しいものはどれか。1つ選びなさい。 a)悪性リンパ腫にはホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫、B細胞性リンパ腫とT/NK細胞リンパ腫といった分類がある。 b)T/NK細胞リンパ腫にはリツキシマブを用いる。 c)日本では非ホジキンリンパ腫よりもホジキンリンパ腫が多い。 d)悪性リンパ腫が発症するのはリンパ節や脾臓などのリンパ関連臓器のみである。 e)悪性リンパ腫には多くの組織型があるが、バーキットリンパ腫が最多で全体の50%前後を占める。

    a)悪性リンパ腫にはホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫、B細胞性リンパ腫とT/NK細胞リンパ腫といった分類がある。

  • 31

    多発性骨髄腫についての次の文章のうち、正しいものはどれか。2つ選びなさい。 a)多発性骨髄腫は形質細胞ががん化した病気である。 b)代表的な症状は貧血と骨病変、肝機能障害である。 c)新規薬剤が開発され、根治可能な疾患となった。 d)Mタンパクという「役立たずの抗体」が大量に作られることがさまざまな症状の原因になる。 e)血液疾患のなかでは白血病、悪性リンパ腫を上回り最も多くの罹患数・死亡数を有する疾患である。

    a)多発性骨髄腫は形質細胞ががん化した病気である。, d)Mタンパクという「役立たずの抗体」が大量に作られることがさまざまな症状の原因になる。

  • 32

    白血病についての次の文章のうち、正しいものはどれか。1つ選びなさい。 a)大別すると急性に発症する急性白血病と、その慢性化した病態である慢性白血病がある。 b)急性白血病は骨髄系/リンパ系の幹細胞ががん化し、正常に血液を作れなくなる病気である。 c)急性骨髄性自血病の原因として過度の飲酒が挙げられる。 d)治療により完全寛解を達成した自血病は追加治療を行わなくても治癒が期待できる。 e)急性前骨髄性白血病(APL)に対してATRAという特徴的な薬剤が開発されているが、それでもAPLの予後は急性白血病の中で最も不良である。

    b)急性白血病は骨髄系/リンパ系の幹細胞ががん化し、正常に血液を作れなくなる病気である。

  • 33

    白血病についての次の文章のうち、誤っているものはどれか。1つ選びなさい。 a)急性リンパ性自血病は小児に多い白血病である。 b)骨髄移植は治療後に造血幹細胞を補充する治療で、これにより移植前に強力な化学療法を行うことができるようになった。 c)慢性骨髄性白血病の特徴としてフィラデルフィア染色体の存在が挙げられる。 d)慢性骨髄性白血病の慢性期にはほとんど症状がみられないことが多い。 e)慢性リンパ性自血病は欧米では少ないが、日本では白血病全体の40%ほどを占めている。

    e)慢性リンパ性自血病は欧米では少ないが、日本では白血病全体の40%ほどを占めている。

  • 34

    次の文章のうち、誤っているものはどれか。1つ選びなさい。 a)上皮内がんは転移を生じない早期のがんのことであるが、厳密にこれを診断するのは必ずしも容易ではない。 b)大腸腺腫は良性の上皮性腫瘍だが、増大するにつれてがん化する恐れが大きくなる。 c)ポートワイン母斑は出生時から存在する血管腫である。 d)褐色細胞腫はカテコールアミンが過剰に産生される疾患である。 e)褐色細胞腫は主に肝臓から発生する。

    e)褐色細胞腫は主に肝臓から発生する。