問題一覧
1
最も「ぬる燗」に向くタイプはどれか
醇酒 コクのあるタイプ
2
最も常温が向くタイプはどれか
熟酒 熟成タイプ
3
一番冷たいのが向くタイプはどれか
爽酒 軽快でなめらかなタイプ
4
冷ためが向くタイプはどれか
薫酒 香りの高いタイプ
5
温度による香りの変化
冷メリット爽やか、デメリット閉じる。温メリット広がる、デメリットボヤける。
6
温度による飲み口変化
冷メリットキリッと、デメリットかたい。温メリットまろやか、デメリット締まりない。
7
温度による旨味の変化
冷メリット軽やか、デメリット感じにくい。温メリットふくらむ、デメリットクドい。
8
温度による甘味の変化
冷メリットすっきり、デメリット感じにくい。温メリット広がる、デメリットクドい。
9
温度による酸味の変化
冷メリットシャープ、デメリット刺激増。温メリットやわらか、デメリットボヤける
10
温度によるアルコール感の変化
冷メリットドライ、デメリット感じにくい。温メリットおだやか、デメリットアルコール臭強い。
11
20℃の日本酒を氷水に漬け10℃にするには何分かかる
10分
12
20℃の日本酒を家庭用冷蔵庫に入れ10℃にするには何分かかる
2時間
13
アルコールの沸騰する温度は
78.3℃
14
20℃の日本酒を80℃のお湯につけ40〜45℃にするには何分かかる
2〜3分
15
元々計量用の道具だったのが昭和30年代以降に飲む容器として使用され始めた酒器はどれか
枡
16
日本酒を飲むための小さな酒器の総称。主に燗酒を飲む際に使用された。
猪口
17
主に日本酒の色を見極める道具として、杜氏や蔵人が使用します。
蛇の目の唎猪口
18
猪口よりも大きな酒器全般を指します
ぐい呑み
19
ガラスに装飾を施したグラス。非常に高価な酒器
切子
20
濃醇な味わいを引き出す酒器
ボルドー型
21
香気を引き出してくれるとされている酒器
ブルゴーニュ型
22
味わいを軽やかに感じる酒器
フルートグラス
23
ブルゴーニュ型に向くタイプ
薫酒
24
上に広がったラッパ型が向くタイプ
薫酒
25
小ぶりな酒器、猪口などが向くタイプ
爽酒
26
フルートグラスが向くタイプ
爽酒
27
切子が向くタイプ
爽酒
28
陶器が向くタイプ
醇酒
29
磁器が向くタイプ
醇酒
30
大きな形状、口径に厚みのあるボルドー型が向くタイプ
醇酒
31
透明グラスが向くタイプ
熟酒
32
白の磁器に向くタイプ
熟酒
33
内側が金塗りの漆器が向くタイプ
熟酒
34
極端な湾曲性の高いブランデーグラスが向くタイプ
熟酒
35
初めて飲む人はショットグラスも向くタイプ
熟酒
36
元々は醤油や酢を保存するために使用されていた日本酒を注ぐための酒器はどれか
徳利
37
元々は神事で使用されていた日本酒を注ぐための酒器はどれか
銚子
38
和の風情にあふれ、演出的に優れている。空気に触れることで味わいをまろやかにする酒器
片口
39
枡の中にグラスを入れ日本酒を溢れさせて注ぐスタイルの説明で正しいものはどれか
盛り切りが語源。「もっきり」と呼ぶ
40
同じような要素を持つもの同士が好相性を示す場合の相性をなんと呼ぶか
同調
41
全く異なる特徴を持つ日本酒と料理が好相性を示す場合の相性をなんと呼ぶか
マリアージュ
42
料理の生臭みを酒が抑え好相性を示す場合の相性をなんと呼ぶか
ウォッシュ・リセット
43
料理と酒の組み合わせで不快な香り、味わいを生じさせる相性
反発
44
料理の味で酒の味が消える。酒の味で料理の味が消える組み合わせ
バランスが悪い
45
「白身魚の刺身 スダチ添え」「フレッシュチーズとフルーツトマトのサラダ」「タコのマリネ香草風味」などフルーティーな香り、前菜系料理と好相性を示すタイプはどれか
薫酒
46
「冷や奴」「野菜のテリーヌ」「冷静パスタトマトバジルソース」など軽快な旨み、淡い味付け、爽やかな風味の料理と好相性を示すタイプはどれか
爽酒
47
「ミックスピザ」「豚肉と大根の煮物」「酒盗」など豊富な旨味、濃厚な味付け、適度に効いた塩分の料理と好相性を示すタイプはどれか
醇酒
48
「鰻の蒲焼き」「麻婆豆腐」「ハードタイプチーズ」など非常に濃厚な料理と好相性を示すタイプはどれか
熟酒
49
日本酒を調味料として活用すると得られる効果として正しくないものはどれか
素材に味が染みやすくなる
50
日本酒を沸騰させ、アルコール成分を飛ばしたもの。料理の旨味や風味付けに使う
煮切り酒
51
出汁を取る際、水と共に大量の日本酒を入れる料理。
日本酒鍋
52
魚介類を日本酒で蒸し煮にする手法。特に貝類に旨みを増幅させる
酒蒸し
53
酒粕を使った料理の代表。独特の深い風味が与えられます。
粕汁、魚の粕漬け、奈良漬け
54
醤油が普及する江戸時代以前はポピュラーな調味料で、日本酒に梅干しを入れて煮詰めたものを指します。白身魚の刺身などに使われていました。近年ちょっとしたブームにもなっています。
煎り酒
55
アルコールは胃から何%吸収されるか
20%
56
アルコールは小腸から何%吸収されるか
80%
57
摂取されたアルコールのうち分解されず呼気、尿、汗として排泄されるのは何%
2〜10%
58
公益社団法人アルコール医学健康協会が提唱する、「適正飲酒の10ヶ条」の要件に含まれていないものはどれか
運動直後の飲酒には注意する
59
生まれつきアルコールの分解能力が低い日本人は何%
46%
60
運転者が飲酒していると知りながら、酒類を提供したものへの罰則はどれか(運転者が酒気帯び運転の場合
2年以下の懲役又は30万円以下の罰金
61
日本酒を清酒と呼ぶのはどの法律に基づいて定められているか
酒税法
62
「特定名称酒」はどの法律に基づいて定められているか
酒類業組合法
63
「純米酒」「本醸造酒」「吟醸酒・大吟醸酒」の説明として正しい組み合わせはどれか
「純米酒」原料に米・米麹のみを使用。「本醸造酒」原料に米・米麹の他、規定量の醸造アルコールを使用。「吟醸酒」原料を問わず、精米歩合が60%以下。
64
大吟醸酒の精米歩合は何%以下か
50%以下
65
ラベルに記載されている「製造年月」は何をした日を指すか
瓶に詰めた日
66
日本酒度の説明
プラス糖分が少ない辛口マイナス糖分が多い甘口
67
酸度とアミノ酸度の説明
酸度高い濃醇、低い淡麗。アミノ酸度高い濃醇、低い淡麗。
68
規定から外れた日本酒を普通酒と呼ぶ。その規定のうち正しくないものは
割水をした場合
69
酒造年度(7月1日から翌6月30日)を指す略称で正しいものはどれか
BY
70
暦年(1月1日から12月31日)を指す略称で正しいものはどれか
CY
71
会計年度(4月1日から翌3月31日)を指す略称で正しいものはどれか
FY
72
米穀年度(11月1日から翌10月31日)を指す略称で正しいものはどれか
RY
73
ボーメの計測値を記載した数値で甘辛判定の目安にされるものはどれか
日本酒度
74
「YK35」の説明で正しいものはどれか
Yは山田錦。Kは熊本酵母。35は精米歩合を指す
75
日本酒を搾る(上槽)際、ブレスをかけない状態で、一番最初に出てくる部分を抽出したもの。華やかな香りと、やわらかな味わいが特徴。
あらばしり
76
通常、原料となる米は蒸して使用しますが、米を液状化して使用する手法を用いたもの。低コストで製造できるメリットがあります。
液化仕込み(融米造り、姫飯造りなど)
77
搾った後、液体中に残る細かな固形成分を滓と呼びます。旨味成分の多い、この滓を残したまま瓶詰めしたもの。もしくは少しだけ混ぜたもの。
滓がらみ(滓酒)
78
酒母や醪用として使用される米を指し、裏ラベルなどに表記されることがあります。使用する米の約80%を占めます。
掛米
79
麹米には玄米、掛米には精白米を使用する手法を指します。平安時代から江戸時代にかけて主流であったとされています。
片白
80
単ーの蔵元で造られた純米酒を指します。元々は江戸時代頃に、名声の高い日本酒の偽物横行を防ぐための表記である
生一本
81
酒母の育成方法のーつ。自然界の乳酸菌を利用すること、山卸し(酛摺り)と呼れる蒸来をすり潰す工程を行うことが特徴です。濃醇な酒質に仕上がるとされます。
生酛(生酛仕込み)
82
上槽後、一切加水せずに瓶詰めしたもの。アルコール度数が高いのが特徴で、中には18~20%のものもあります。
原酒
83
掛米と対になる単語で、麹用に使用される米を指します。使用される米全体の約20%を占めます。
麹米
84
大正7年の米騒動時に理研が開発した日本酒風のリキュール。酒税法上では醸造酒ではなく、混成酒に分類されます。
合成清酒
85
上槽の手法の一つ。酒袋に詰めた醪をタンク内にぶら下げて、自然の重みでしたたり落ちる液体を抽出したもの。抽出された液体は、ー斗瓶(18ℓ)で採集することが多いので、斗瓶囲いと同意語で使用されることもあります。
雫酒(袋吊り)
86
出来上がったばかりの日本酒の呼び方。新鮮で爽やかな香味が特徴とされます。
新酒(しぼりたて)
87
精米と呼ばれる米を削る作業を行った後、残った割合を%で示したもの。
精米歩合
88
生酛(生酛仕込み)と対になる単語で、醸造用の乳酸を添加して酒母を育成する手法を指します。淡麗な酒質に仕上がるのが特微で、現在市場に出回る日本酒の約90%になります。
速醸酛(速醸系酒母)
89
搾った(上槽)後、杉の樽に日本酒を詰めて貯蔵したもの。強い杉の香りが特徴です。
樽酒
90
大吟醸酒などの高級な日本酒を、酸化の軽減を目的に一斗瓶(18ℓ)に詰めて、冷蔵保存したもの。雫酒、袋吊りと同意語で使用されることもあります。
斗瓶囲い
91
古来は、アルコール発酵後の米がたつぷり残った状態のものを指し、酒類の自家醸造が禁止になった明治時代には密造酒の代名詞にされたことも。現在では、漉さない(上槽しない)状態の酒のことで、酒税法上で清酒(日本酒)には分類されず、その他の醸造酒などに位置づけられます。
どぶろく(濁酒)
92
日本酒を搾る(上槽)際、最初の部分をあらばしりと呼ぶのに対し、次に抽出する部分を指します。
中取り(中汲み)
93
通常は2回行う火入れ(低温加熱殺菌)をまったく行っていないもの。
生酒
94
通常は2回行う火入れ(低温加熱殺菌)のうち、2回目のみ行ったもの。
生貯蔵酒
95
通常は2回行う火入れ(低温加熱殺菌)のうち、1回目のみ行ったもの。「冷やおろし」の手法として用いられることが多い。
生詰め酒
96
透明でない日本酒の総称。上槽時に粗い目の布などで軽く搾ったものが多い。酒税法上は、清酒(日本酒)に分類される。
にごり酒
97
一般的に、春先に出来上がった日本酒を半年間ほど蔵内で熟成させ、9~10月頃にリリースされる日本酒を指します。酒税法上などでの製法の規定はありませんが、生詰めの手法が用いられることが多くなります。「秋あがり」などと呼ばれることもあります。
冷やおろし
98
脱色、香味の調整、異臭の除去を目的とした濾過をまったく行わないものを指します。
無濾過
99
麹米、掛米ともに、玄米ではなく精白米を使用した日本酒を指します。平安時代頃に開発されたといわれます。
諸白
100
酒母の育成方法の一つ。生酛仕込み同様に、自然界の乳酸菌を利用しますが、山卸し(酛摺り)と呼ばれる蒸米をすり潰す工程を行わないものを指します。山卸しを廃止したことの略称として山廃と呼ばれます。
山廃酛(山廃酛仕込み)