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内科

問題数100


No.1

面接における傾聴的な態度はどれか 1.相づちを打つ 2.行動の理由を説明させる。 3.事実関係を正確に確認する。 4.患者の感情に焦点を当てない。 5.話が途切れそうになったら新たな話題を提供 する。

No.2

触診部位で誤っているのはどれか。 1. 浅側頭動脈-外耳孔の前方 2. 上腕動脈-上腕全面橈側部 3. 橈骨動脈-前腕掌側外側遠位部 4. 大腿動脈-大腿三角内 5. 後脛骨勳脈-足関節内果後方

No.3

心拍数が減少するのはどれか。 1.貧血 2.脱水 3.低体温 4.長期臥床 5.甲状腺機能亢進症

No.4

血圧測定で正しいのはどれか。2つ選べ 1. 触診で拡張期血圧を測定できる。 2.精神的ストレスによって血圧は上昇する。 3. 拡張期血圧が80mmHgのときは高血圧である。 4.使用するカフの幅によって血圧の測定値は 異なる。 5. 上腕の血圧の左右差は健常者では30mmHgである。

No.5

体温について正しいのはどれか。 1.成人は小児に比べ高い。 2.タ方に低値となる日周期がある。 3.総熱産生の大部分は肝臓で行われる。 4.ふるえは骨格筋による熱産生である。 5.体温調節中枢は中脳の赤核にある。

No.6

腋窩での体温測定で正しいのはどれか。 1.側臥位では下方の腋窩で測定する。 2.体温計は腋窩の前下方から後上方に向かって挿入する。 3.発汗しているときはアルコール綿で腋窩を消毒してから測定する。 4.平衝温を測定する場合には3分間測定する。 5.麻痺のある場合は麻痺側で測定する。

No.7

心室収縮期に生じているのはどれか。2つ選べ。 1.三尖弁開放 2.僧帽弁閉鎖 3.大動脈弁閉鎖 4.肺動脈圧低下 5.肺動脈弁開放

No.8

誤っている組み合わせはどれか 1.萎縮-正常な組織の縮小 2.アポトーシス-プログラムされた細胞死 3.肥大-細胞数の増加 4.過形成-組織の容量の増大 5.化生-母組織が異なった組織に変化した状態

No.9

アポトーシスで正しいのはどれか 1.細胞環境の悪化によって生じる 2.高濃度の酸素投与で予防できる 3.マクロファージの浸潤を伴う 4.DNAの断片化が生じる 5.核が膨張する

No.10

染色体と細胞分裂について正しいのはどれか 1.常染色体は46個ある 2.Y染色体はX染色体より大きい 3.減数分裂は生殖細胞に見られる 4.細胞分裂は小胞体の移動から始まる 5.トリソミーとは性染色体が3個ある状態である

No.11

局所の急性炎症の反応過程で誤っているのはどれか 1.局所の壊死 2.毛細血管透過性の亢進 3.好中球の集合 4.マクロファージの出現 5.肉芽の形成

No.12

急性炎症と比較した時、慢性炎症の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ 1.血漿タンパクの浸出 2.血管内皮細胞の損傷 3.好中球の集積 4.組織の線維化 5.血管の増殖

No.13

正常な肉芽の特徴はどれか 1.感染しやすい 2.乾燥している 3.出血しやすい 4.白色である 5.分泌物が多い

No.14

誤っているのはどれか 1.良性腫瘍は浸潤性に発育する 2.良性腫瘍の発育は遅い 3.悪性腫瘍は転移しやすい 4.悪性腫瘍は異型性が強い 5.悪性腫瘍は未分化型が多い

No.15

咳反射について正しいのはどれか 1.肺胞の受容器刺激によって誘発される 2.吸気と呼気相の間に声門が閉鎖する 3.カプサイシンの吸入で抑制される 4.反射の中枢は大脳皮質にある 5.流速はおよそ1l/秒である

No.16

痛みの評価について正しいのはどれか 1.vasで痛みの強さを評価する 2.フェーススケールで痛みの部位を評価する 3.Abbey pain scaleは質問紙による評価である 4.NRS<numerical rating scale>で痛みの性状を評価する 5.STAS-Jで痛みの経過を評価する

No.17

ショックの初期症状として誤っているのはどれか 1.動脈圧の低下 2.心拍数の増加 3.呼吸数の減少 4.冷汗の出現 5.尿量の減少

No.18

組織液の還流で正しいのはどれか 1.肝障害では浮腫は生じない 2.組織液が過剰になった状態を浮腫という 3.組織液の90%が毛細管に流入する 4.リンパ管内のリンパは主幹動脈に流入する 5.組織液中の高分子のタンパクはリンパ管より末梢血管に多く流入する

No.19

リンパの流れについて正しいのはどれか 1.腸リンパ本幹は右リンパ本幹に注ぐ 2.乳び槽波は頭部のリンパを集める 3.胸管は左鎖骨下静脈に注ぐ 4.右上肢のリンパは胸管に注ぐ 5.右下肢のリンパは右リンパ本幹に注ぐ

No.20

胸部CTを示す。矢印の所見はどれか 1.肺炎 2.胸水 3.肺癌 4.肺塞栓 5.心嚢液貯留

No.21

心拍の変動で正しいのはどれか 1.深い吸気時に減少する 2.血圧低下で減少する 3.静脈還流量増加で増加する 4.脳圧の上昇で増加する 5.怒りで減少する

No.22

人の体温調節について誤っているのはどれか 1.皮膚血流量を増加させて、体温をあげる 2.運動による発汗は、熱放散のシステムである 3.体温が低いと筋肉を収縮させ、熱を発生させる 4.発熱する時は、ふるえの反応を起こす 5.深部体温は腋窩温より高い

No.23

急性炎症と比較した場合の慢性援助の特徴はどれか 1.血管内皮細胞の損傷 2.血漿蛋白の滲出 3.好酸球の集積 4.サイトカインの分泌 5.組織の線維化

No.24

悪性腫瘍の特徴で誤っているのはどれか 1.増殖が早い 2.核分裂が多い 3.染色体異常が多い 4.核/細胞質比が小さい 5.未分化型は悪性度が高い

No.25

心臓の刺激伝導系について正しいのはどれか。2つ選べ。 1.左脚と右脚は房室束へ興奮を伝える 2.洞房結節はペースメーカーと呼ばれる 3.房室結節は上大静脈口のすぐ右側に位置する 4.房室系は洞房結節と房室束からなる 5.プルキンエ繊線維は心室壁に放散している

No.26

心電図で正しいのはどれか 1.通常、横軸の1mmは0.5秒に相当する 2.第1誘導は左足と右手の電位差を導出している 3.胸部誘導は心筋の前額面における脱分極を導出している 4.QRS波は心室全体への興奮の広がりを意味している 5.T波は心房の再分極によって生じる

No.27

心電図の波形で正しいのはどれか 1.P波はHis束の興奮を意味する 2.PR間隔は房室伝導時間である 3.QRS波はプルキンエ線維の興奮を意味する 4.ST間隔は心室内興奮到達時間である 5.T波は心室の脱分極を意味する

No.28

心筋の再分極に最も影響するものはどれか。 1.Ca2+電流 2.K+電流 3.Na+電流 4.細胞外電流 5.ペースメーカー電流

No.29

スパイロメーターで計測できないのはどれか 1.1秒量 2.予想吸気量 3.1回換気量 4.最大吸気量 5.機能的残気量

No.30

肺機能検査とその説明の組み合わせで正しいのはどれか 1.1秒量-安静呼気の呼出開始から1秒間に呼出した排気量 2.残気量-安静呼気位に肺内に残存した肺気量 3.肺活量-最大吸気位からゆっくりと最大呼気位まで呼出した肺気量 4.拘束性換気障害-%肺活量90%未満 5.閉塞性換気障害-1秒率80%未満

No.31

45歳の男性。 息切れで階段をのぼれなくなったため受診した。スパイログラムで図のような 計測値と努力呼出曲線とを得た。この患者の1秒率で最も近いのはどれか。 1.88% 2.83% 3.70% 4.66% 5.58%

No.32

腹部単純CTを下に示す。矢印の臓器はどれか 1.肝臓 2.腎臓 3.膵臓 4.胆嚢 5.脾臓

No.33

ショックの発症初期に徐脈が見られるのはどれか 1.アナフィラキシー反応 2.血管迷走神経反射 3.重症熱傷 4.大量出血 5.敗血症

No.34

浮腫を説明するのはどれか 1.血管透過性の低下 2.リンパ管の拡張 3.Na+と水分の貯留 4.血漿蛋白量の増加 5.毛細血管内圧の低下

No.35

リンパ浮腫について正しいのはどれか 1.腹水を伴う 2.利尿薬で治療する 3.蜂窩織炎になりやすい 4.肺塞栓症の原因の一つである 5.皮膚が線維化を起こすことは稀である

No.36

正しいのはどれか。2つ選べ 1.リンパ管には弁機構が存在しない 2.毛細リンパ管は単層の内皮細胞からなる 3.胸管は右側の静脈角に合流する 4.右腰リンパ本幹は右リンパ本幹に入る 5.脾臓はリンパ性器官の一つである

No.37

心臓の解剖で正しいのはどれか、2つ選べ。 1.僧帽弁は3尖である 2.大静脈は左心房に入る 3.右心室から肺動脈が出る 4.卵円窩は心室中隔にある 5.冠状動脈は大動脈から分岐する

No.38

心臓の血管で誤っている組み合わせはどれか 1.右冠状動脈-回旋枝 2.右冠状動脈-後室間枝 3.左冠状動脈-前室間枝 4.左冠状動脈-前枝 5.左冠状動脈-後枝

No.39

右冠状動脈が支配する部位で正しいのはどれか 1.中隔前2/3 2.左室側壁 3.左室下壁 4.左房 5.前乳頭筋

No.40

狭心症に関して誤っているのはどれか 1.男性に多い 2.動脈硬化が原因となる 3.糖尿病は危険因子である 4.発作の誘因として精神的緊張がある 5.発作時には負荷心電図検査を行う

No.41

急性心筋梗塞で適切でないのはどれか 1.胸痛 2.心電図所見の異常 3.心筋逸脱酵素の高値 4.冠動脈造影所見の異常 5.ニトログリセリンの著効

No.42

急性心筋梗塞で左冠動脈閉塞に比べて右冠動脈に特徴的なのはどれか 1.房室ブロック 2.心原性ショック 3.心室中隔穿孔 4.心室性頻拍 5.肺うっ血

No.43

70歳の男性。急性心筋梗塞を発症した。心電図を下に示す。所見として考えられるのはどれか。2つ選べ 1.PQ延長 2.ST上昇 3.冠性T波 4.異常Q波 5.心室性期外収縮

No.44

頸動脈洞反射で誤っているのはどれか

No.45

抗凝固薬はどれか 1.レボドパ 2.ビタミンK 3.アドレナリン 4.バクロフェン 5.ワルファリン

No.46

ワルファリンの作用を減弱させるのはどれか 1.ヘパリン 2.抗血小板薬 3.ビタミンK 4.ペニシリン系抗菌薬 5.非ステロイド系抗炎症薬

No.47

心電図と病態との組合せを下に示す。 誤っているのはどれか。

No.48

直ちに直流通電等の処置の必要な不整脈はどれか 1.洞徐脈 2.心房細動 3.心室細動 4.心房性期外収縮 5.WPW症候群

No.49

赤血球沈降速度が低下するのはどれか 1.貧血 2.肝硬変 3.悪性腫瘍 4.細菌感染 5.播種性血管内凝固症候群

No.50

尿検査項目とその検査結果が高値となる疾患との組み合わせで正しいのはどれか 1.ケトン体-膵炎 2.ビリルビン-糖尿病 3.アルブミン-肝硬変 4.ヘモグロビン-心筋梗塞 5.ミオグロビン-横紋筋融解症

No.51

心電図について正しいのはどれか 1. 較正波の高さは10mVを表す 2.記録紙は毎秒20mmの速さで流れる 3.P波は心房の興奮で生じる 4.QRS波は心室の再分極過程を表す 5.T波は通常下向きである

No.52

誤っているのはどれか 1.残気量=全肺気量-肺活量 2.肺活量=予備呼気量+最大吸気量 3.予備吸気量=最大吸気量-1回換気量 4.予備呼気量=全肺気量-最大吸気量 5.機能的残気量=予備呼気量+残気量

No.53

誤っているのはどれか 1.心不全とは心疾患による循環不全を指す 2.右心不全では体循環のうっ血が著明となる 3.左心不全では左室拡張期終期圧が上昇する 4.心タンポナーデは右心不全の原因となる 5.大動脈狭窄は左心不全の原因となる

No.54

心不全で見られにくい所見はどれか 1.胸水の出現 2.左室前壁の不動化 3.心胸郭比(CTR):70% 4.左室駆出率(LVEF):60% 5.脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)の増加

No.55

右心不全の症候として正しいのはどれか。2つ選べ。 1.肺水腫 2.肺脾腫 3.起座呼吸 4.下腿浮腫 5.チアノーゼ

No.56

僧帽弁狭窄症による心不全で初期に見られるのはどれか 1.頸静脈怒張 2.呼吸困難 3.肝脾腫 4.高血圧 5.浮腫

No.57

右冠動脈が閉塞した場合に虚血が起こりやすい部位はどれか 1.心室前壁 2.心室下壁 3.心室中隔 4.左心房 5.心尖部

No.58

心電図と所見との組み合わせを下に示す。誤っているのはどれか

No.59

作業療法中に動悸を訴えたため、心電図モニター監視を開始した。意識は鮮明。心電図を下に示す。対応として適切なのはどれか 1.作業療法を継続する 2.安静にして様子を見る 3.心臓マッサージを行う。 4.直ちに主治医に連絡する 5.直ちに自動体外式除細動器(AED)を使用する

No.60

急性心筋梗塞の発症後の血液検査所見でないのはどれか 1.白血球数増加 2.トロポニンI上昇 3.クレアチニン上昇 4.乳酸脱水素酵素(LD)上昇 5.クレアチンキナーゼ(CK)上昇

No.61

血圧について正しいのはどれか 1.頸動脈洞の圧受容器は血圧を感知する 2.気温が低くなると血圧は下がる 3.血管抵抗は血圧に影響しない 4.血圧は体位の影響を受けない 5.等尺性運動は血圧を低下させる

No.62

血圧降下薬としての作用機序で適切なのはどれか 1.利尿 2.心拍数増加 3.心拍出量増大 4.血管平滑筋収縮 5.ナトリウム貯留

No.63

動脈圧の圧受容器が存在するのはどれか。2つ選べ。 1.頚動脈洞 2.大動脈弓 3.椎骨動脈起始部 4.脳底動脈 5.冠動脈起始部

No.64

正しいのはどれか 1.動脈の血管癖は外膜と内膜の2層からなる 2.心臓上後部を心尖という 3.座房室弁を三尖弁という 4.左心房は左右の肺静脈を受ける 5.大動脈弁は左右の半月弁からなる

No.65

アテローム(粥状)硬化と関係するのはどれか 1.Buerger病 2.肥大型心筋症 3.悪性腎硬化症 4.僧帽弁狭窄症 5.腹部大動脈瘤

No.66

閉塞性動脈硬化症で正しいのはどれか。2つ選べ 1.男性よりも女性に多い 2.20~30歳代に多い。 3.低血圧の合併が多い 4.間欠性跛行が見られる 5.主に四肢の近位側の動脈が侵される

No.67

閉塞性動脈硬化症で正しいのはどれか 1.冷感はない 2.安静時痛はない 3.しびれ感はない 4.間歇性跛行は前傾で改善する 5.好発部位は大腿動脈から膝窩動脈である

No.68

誤っているのはどれか 1.心不全の分類としてNYHA分類がある 2.右心不全では末梢血管の虚脱が著明となる 3.左心不全では左室拡張期終期圧が上昇する 4.肺高血圧症は右心不全の原因となる 5.大動脈弁狭窄は左心不全の原因となる

No.69

右心不全の直接的原因として正しいのはどれか 1.高血圧 2.肥大型心筋症 3.僧帽弁閉鎖不全症 4.原発性肺高血圧症 5.大動脈弁閉鎖不全症

No.70

心不全で正しいのはどれか 1.左心不全では肝腫大をきたす 2.左心不全では頸静脈怒張が見られる 3.右心不全では肺動脈圧が上昇する 4.右心不全では下腿浮腫が見られる 5.脳性ナトリウム利尿ペプチドが低下する

No.71

No.72

胸部の解剖について正しいのはどれか 1.縦隔の後面は心臓である 2.肺の栄養血管は肺動脈である 3.区域気管支は左右10本ずつある 4.第3肋骨は胸骨柄と関節を形成する 5.臓側胸膜と壁側胸膜とは連結している

No.73

呼吸器について正しいのはどれか。 1.咽頭はC7〜C8の高さにある。 2.輪状軟骨は弾性軟骨である。 3.成人の喉頭から気管支までの距離は20〜25cmである。 4.気管の延長線に対する気管支の分岐角度は右より左の方が大きい。 5.終末細気管支は肺胞に開口する。

No.74

努力性呼気時に働く筋はどれか。 1.腹横筋 2.僧帽筋 3.大胸筋 4.小胸筋 5.胸鎖乳突筋

No.75

呼吸調節のメカニズムで正しいのはどれか. 1.呼吸中枢は中脳にある. 2.中枢性化学受容野は橋にある. 3.中枢性化学受容野はO2センサーとして働くく. 4.末梢性化学受容野は頸動脈にある. 5.肺伸展受容器刺激は吸気促進に作用する.

No.76

呼吸運動の促進要因として正しいのはどれか。 1. 気道の拡張 2. 四肢の運動 3. 髄液のpH上昇 4. 動脈血酸素分圧の上昇 5. 肺胞二酸化炭素分圧の低下

No.77

正しいのはどれか。2つ選べ。 1.左肺は3葉、右肺は2葉に分かれる。 2.気管支は心臓の前面に位置する。 3.気管は食道の前面にある。 4.右気管支の分岐角は左気管支の分岐角より大きい。 5.横隔膜は右側が左側より高い。

No.78

慢性閉塞性肺疾患による呼吸性アシドーシスで腎性の代償が起こって、状態が安定している。 基準値と比べた場合の動脈血液所見として正しいのはどれか。 1.pH:上昇 2.PaCO2:下降 3.PaO2:上昇 4.HCO3-:上昇 5.SaO2:上昇

No.79

70歳の男性。慢性閉塞性肺疾患による慢性呼吸不全。安静時も酸素吸入が必要である。処方に従って作業療法時に酸素流量を上げ、休息中に下げようとしたところ、呼吸が浅くなり意識障害が出現した。  最も考えられるのはどれか。 1.呼吸性アルカローシス 2.代謝性アシドーシス 3.CO2ナルコーシス 4.天幕上脳梗塞 5.低血糖発作

No.80

背面からみた肺区域の模式図を示す。斜線で示す肺区域に痰が貯留している場合の排痰体位として正しいのはどれか。 1.背臥位 2.腹臥位 3.右側臥位 4.45度前方へ傾けた右側臥位 5.45度後方へ傾けた右側臥位

No.81

痰貯留部位と体位排痰法との組み合わせで正しいのはどれか

No.82

75歳の男性。身長170cm、体重48kg、BMI16.6。約10年前から呼吸困難が出現し自宅近くの医院で加療していた。徐々に呼吸困難感が増悪してきており、50m程度の連続歩行で呼吸困難感のため休息が必要である。動脈血ガス分析PaO2 65 Torr、PaCO2 48Torr、肺機能検査%VC 81%、FEV1% 31%であった。患者の胸部エックス線写真(下図)を別に示す。

No.83

気管支喘息について誤っているのはどれか 1.季節の変わり目に発症することが多い 2.発作は夜間から早朝にかけて多い 3.発熱が見られる 4.喘鳴が生じる 5.呼気が延長する

No.84

扁平上皮癌の特徴はどれか 1.粘液を産生する 2.神経組織に由来する 3.複数の胚葉成分を含む 4.細胞は相互に結合している 5.細胞間に間質成分が見られる

No.85

我が国で発生頻度が最も高い肺がんはどれか 1.腺癌 2.扁平上皮癌 3.腺扁平上皮癌 4.大細胞癌 5.小細胞癌

No.86

重症筋無力症を合併することが多いのはどれか 1.肺がん 2.乳がん 3.中皮腫 4.胸腺腫 5.食道癌

No.87

冠血流を減少させる要因はどれか 1.収縮期血圧の低下 2.心拍数の低下 3.大動脈弁狭窄 4.心房中隔欠損 5.僧帽弁狭窄

No.88

心室中隔欠損症で正しいのはどれか 1.チアノーゼを生じる 2.動脈管が開存している 3.卵円孔の閉鎖不全である 4.肺血流は正常時より多くなる 5.大動脈から肺動脈に直接血液が流れる

No.89

心尖部の聴診で心室収縮期に持続する逆流性雑音を聴取するのはどれか 1.大動脈弁狭窄症 2.心室中隔欠損症 3.心房中隔欠損症 4.肺動脈弁狭窄症 5.僧帽弁狭窄症

No.90

Fallot四徴症でおこる血管異常はどれか 1.大動脈騎乗 2.大動脈狭窄 3.冠動脈狭窄 4.肺静脈閉塞 5.肺動脈弁逆流

No.91

拘束性肺疾患はどれか。2つ選べ。 1.肺気腫 2.肺線維症 3.気管支喘息 4.びまん性細気管支炎 5.塵肺症

No.92

間質性肺炎の特徴はどれか 1.単純X線写真ですりガラス陰影 2.肺コンプライアンスの上昇 3.水泡音の聴診 4.横隔膜低位 5.湿性の咳嗽

No.93

訓練開始時に熱感があり、体温は38.5℃であった。胸部を聴診したところ右下肺野に水泡音が聞かれた。この患者の胸部エックス線写真を別に示す。最も考えられるのはどれか。 1.喘息 2.大葉性肺炎 3.特発性肺線維症 4.慢性閉塞性肺疾患 5.びまん性汎細気管支炎

No.94

HIVについて誤っているのはどれか 1. HIV感染によりニューモシスチス・カリニ肺炎の発症率が上昇する。 2. AIDS(後天性免疫不全症候群)はHIV感染によって生じる。 3. AIDS発症の抑制に有効な治療薬がある。 4. HIVは喀痰から感染する危険が高い。 5. HIVはTリンパ球を死滅させる。

No.95

結核について正しいのはどれか。 1. 病変は肺に限局する。 2. 菌は胃酸の中では死滅する。 3. 初期から閉塞性換気障害を呈する。 4. 我が国では新規発症は年間100例未満である。 5. 診断した医師は保健所に届け出なければならない。

No.96

下肢の深部静脈血栓症で誤っているのはどれか 1.安静臥床の期間と密接な関係がある 2.足指が暗赤色に腫脹する 3.血液凝固能は亢進している 4.肺塞栓症を生じる 5.誘因として避妊用ピルがある

No.97

深部静脈血栓症の予防法で正しいのはどれか。2つ選べ。 1.弾性ストッキングの着用 2.足関節の自動運動 3.水分摂取の制限 4.ギブス固定 5.冷却

No.98

睡眠時無呼吸症候群と関連がないのはどれか 1.悪夢 2.不眠 3.いびき 4.高度の肥満 5.昼間の眠気

No.99

C02と換気の関係で誤っているのはどれか。 1.PaC02は通常40Torrに維持されている。 2.PaC02が上昇すると換気が増大する。 3.PaC02は呼吸性アルカローシスで低下する。 4.換気低下で呼吸性アシドーシスを生じる。 5.代謝性アシドーシスでは換気が減少する。

No.100

肺気腫で見られるのはどれか 1.横隔膜高位 2.1秒率の増加 3.機能的残気量の増加 4.解剖学的死腔の減少 5.心胸郭比の増加