問題一覧
1
ガスクロマトグラフィーの検出器として利用できないのはどれか。
化学発光検出器
2
液体クロマトグラフィーの検出器として利用できないのはどれか。1つ選べ。
炎光光度検出器
3
カラムクロマトグラムにおけるピークの対称性の指標となるのはどれか。
シンメトリー係数 (AS)
4
カラムクロマトグラフィーにおいて、カラムの分離能の指標となるのはどれか。
理論段数 (N)
5
次のうち、ガスクロマトグラフィーの分離機構として適切なのはどれか。
分配モード
6
クロマトグラフィーの分離機構に関係ないのはどれか。
質量分布比
7
オクタデシルシリル化シリカゲルを固定相に利用するクロマトグラフィーの分離機構はどれか。
分配
8
シリカゲルを固定相に利用するクロマトグラフィーの分離機構はどれか。
吸着
9
デバイ-ヒュッケルの極限則はどのような溶液で成立するか。
希薄溶液
10
次のうち、濃度の減少とともに急激に高いモル伝導率 A を示す電解質はどれか。
CH3COOH
11
理想溶液の活量係数の値はいくつか。
1
12
次のうち、凝固点が最も低いのはどれか。
5,0 w/v% NaCl水溶液
13
希薄水溶液における不揮発性溶質の質量モル濃度の上昇によって生じる溶液の性質変化はどれか。
蒸気圧降下
14
塩化ナトリウム水溶液の等張濃度はどれか。
0,9 w/v %
15
ブドウ糖水溶液の等張濃度はどれか。
5,0 w/v %
16
強電解質の希薄溶液の平均活量係数 とイオン強度 I との間には次式が成立する。 ただし、Z+は 陽イオンの電荷、Z-は陰イオンの電荷である。この式の名称はどれか。
デバイ・ヒュッケルの極限則
17
0.01 mol/L NaCl と 0.01 mol/L KCl を含む水溶液のイオン強度として、正しいのはどれか。
0,02
18
0.01 mol/L MgSO4 水溶液のイオン強度として、正しいのはどれか。
0,04
19
0.01 mol/L K2HPO4 水溶液のイオン強度として、正しいのはどれか。
0,03
20
0.01 mol/L CaCl2 水溶液のイオン強度として、正しいのはどれか。
0,03
21
0.01 mol/L KCl 水溶液のイオン強度として、正しいのはどれか。
0,01
22
イオン強度が最も大きい水溶液はどれか。
0.05 mol/L NaCl
23
イオン強度(I )を表す式として、正しいのはどれか。ただし、Ci はイオン種 i のモル濃度、Zi はそのイオンの電荷である。
I = 1/2 ∑ Ci ・Zi²
24
極限モル伝導率の大小関係はどれか。
HCl > KCl > NaCl > LiCl
25
図は溶液のモル伝導率Λと濃度 c の平方根との関係を示している。曲線 c を示す電解質として最も適当なものはどれか。
CH3COOH
26
25 ℃の水溶液中における極限モル伝導率が最も大きいイオンはどれか。
H+
27
モル分率(モル濃度)C、活量 a、活量係数γの関係を表した式はどれか。
α =γ ・ C
28
物質 A(分子量 100)と、物質 PA(分子量 1000)がある。以下の記述の①、②の組合せとして正しいのはどれか。1つ選べ。ただし、物質 A も物質 PA も非電解質である。 A 10 g 及び PA 10 g を、それぞれ 1 L の水に完全に溶解させた。A 水溶液は PA 水溶液より浸透圧が( ① )。次に、水のみを通す半透膜で隔てられた容器の左側に A 水溶液をいれ、右側には液面が同じ高さになるように B 水溶液をいれた。十分な時間が経過した後、観察したところ( ② )。
4
29
図において、十分な時間が経過すると、〔1 NaCl 水溶液 2 水〕の液面が高くなる。
1
30
希薄溶液の束一的性質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
凝固点降下度が同じであれば、NaCl 水溶液とブドウ糖水溶液の浸透圧は等しい。 , 質量モル濃度が同じであれば、ブドウ糖水溶液とショ糖水溶液の浸透圧は等しい。
31
0.9 % NaCl 水溶液と 0.9 %ブドウ糖水溶液に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
凝固点降下度は NaCl 水溶液の方が大きい。
32
空欄に入れるべき最も適当な語句を記せ。語句が記入されているものは、適当なものを選べ。 凝固点降下度が同じ NaCl 水溶液とブドウ糖水溶液の浸透圧を測定すると、〔NaCl 溶液の方が値が大きい・ブドウ糖水溶液の方が値が大きい・同じ値となる〕
同じ値となる
33
空欄に入れるべき最も適当な語句を記せ。語句が記入されているものは、適当なものを選べ。 0.9% NaCl 水溶液の浸透圧は、0.9%ブドウ糖水溶液の浸透圧よりも〔高い・低い〕。
高い
34
空欄に入れるべき最も適当な語句を記せ。語句が記入されているものは、適当なものを選べ。 質量モル濃度が同じブドウ糖水溶液と NaCl 水溶液の浸透圧を比較すると、ブドウ糖水溶液のほうが〔高い・低い〕。
低い
35
空欄に入れるべき最も適当な語句を記せ。語句が記入されているものは、適当なものを選べ。 0.9% NaCl 水溶液の沸点は、0.9%ブドウ糖水溶液の沸点よりも〔高い・低い〕。
高い
36
空欄に入れるべき最も適当な語句を記せ。語句が記入されているものは、適当なものを選べ。 0.9% NaCl 水溶液の沸点上昇度は、0.9%ブドウ糖水溶液の沸点上昇度よりも〔大きい・小さい〕。
大きい
37
空欄に入れるべき最も適当な語句を記せ。語句が記入されているものは、適当なものを選べ。 質量モル濃度が同じブドウ糖水溶液と NaCl 水溶液の沸点を比較すると、ブドウ糖水溶液のほうが〔高い・低い〕。
低い
38
空欄に入れるべき最も適当な語句を記せ。語句が記入されているものは、適当なものを選べ。 質量モル濃度が同じブドウ糖水溶液と NaCl 水溶液の沸点上昇度を比較すると、ブドウ糖水溶液のほうが〔大きい・小さい〕。
小さい
39
空欄に入れるべき最も適当な語句を記せ。語句が記入されているものは、適当なものを選べ。 0.9% NaCl 水溶液の凝固点は、0.9% ブドウ糖水溶液の凝固点よりも〔高い・低い〕。
低い
40
空欄に入れるべき最も適当な語句を記せ。語句が記入されているものは、適当なものを選べ。 0.9% NaCl 水溶液の凝固点降下度は、0.9%ブドウ糖水溶液の凝固点降下度よりも〔大きい・小さい〕。
大きい
41
空欄に入れるべき最も適当な語句を記せ。語句が記入されているものは、適当なものを選べ。 質量モル濃度が同じブドウ糖水溶液と NaCl 水溶液の凝固点を比較すると、ブドウ糖水溶液のほうが〔高い・低い〕。
高い
42
空欄に入れるべき最も適当な語句を記せ。語句が記入されているものは、適当なものを選べ。 質量モル濃度が同じブドウ糖水溶液と NaCl 水溶液の凝固点降下度を比較すると、ブドウ糖水溶液のほうが〔大きい・小さい〕。
小さい
43
空欄に入れるべき最も適当な語句を記せ。語句が記入されているものは、適当なものを選べ。 質量モル濃度が同じブドウ糖水溶液とショ糖水溶液の凝固点降下度は、〔 〕い。
等しい
44
溶液の束一的性質に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
溶液の凝固点は、純溶媒の凝固点より高い。 , 浸透圧は温度に依存しない。
45
非電解質の希薄溶液の浸透圧(π )と溶質のモル濃度(C)の関係を表す式はどれか。ただし、T は絶対温度、R は気体定数である。
π = CRT
46
溶媒 A に不揮発性の溶質 B が溶けている溶液の蒸気圧降下度(ΔP )を表す式はどれか。ただし、純溶媒 A の蒸気圧を PA*、溶媒 A 及び溶質 B のモル分率を、それぞれ xA 及び xB とする。
PA*・xB
47
ファントホッフ係数(i)を表す式として、正しいのはどれか。ただし、α は電離度、n は電離して得られるイオン数である。
i = 1 + (n − 1) α
48
溶液の束一的性質でないのはどれか。
表面張力上昇
49
希薄溶液の物理的性質が溶質の種類によらず、溶液中の総粒子数で決まってしまう性質はどれか。
束一性
50
成分 A と B からなる理想溶液において、成分 A の蒸気分圧 PA は、純 A の蒸気圧 PA*と成分 A のモル分率 xA の積で表される。この法則はどれか。
ラウールの法則
51
図は液体状態では完全に混和するが、固体状態では混ざり合わない成分 A と B の定圧下での状態図である。次の各問に答えよ。 A : B を 7 : 3 で混合し、温度 T₁ まで加熱し完全に融解させた後、温度 T₂ まで冷却し、平衡状態とした。このときの状態に関する記述のうち、正しいのはどれか。
固体 A と、A : B が 1 : 1 の溶液が共存する。
52
図は液体状態では完全に混和するが、固体状態では混ざり合わない成分 A と B の定圧下での状態図である。次の各問に答えよ。 A : B が 4 : 6 の混合物はどれか。
共融混合物
53
図は液体状態では完全に混和するが、固体状態では混ざり合わない成分 A と B の定圧下での状態図である。次の各問に答えよ。 点 P はどれか。
共融点
54
図は成分 A と成分 B の液相−液相平衡の状態図である。 A:B が 1:1 の混合物が温度 T₁ で平衡状態に達したとき、2 相に分離する。このときの Q の組成を持つ液相と R の組成を持つ液相の質量比はどれか。
Q : R = 3 : 2
55
定圧下、成分 A と成分 B の混合物による気相-液相平衡の状態図において、組成 X₂ の混合物を加温し、温度 T₁ に達したときの液相の組成はどれか。ただし、図中の水平破線は同一温度を示す。
X₃
56
図は成分 A 及び B からなる液相−気相平衡の状態図である。次の各問に答えよ。 図中の Xpの組成をもつ混合物はどれか。
共沸混合物
57
図は成分 A 及び B からなる液相−気相平衡の状態図である。次の各問に答えよ。 組成 X の混合物を蒸留し、蒸気を集めて冷却して液化したものを再度蒸留する。これを繰り返したとき、蒸気はどの組成に近づくか。
1(純 B)
58
図は一定圧力下、揮発性化合物 A と B の混合系の相図である。 B のモル分率が 0.5 の混合溶液が 80℃で平衡状態にある時、気相の物質量は液相の物質量の何倍か。
3
59
図は一定圧力下、揮発性化合物 A と B の混合系の相図である。 B のモル分率が 0.6 の混合物を温度 80℃に加温した。このときに得られる気相の B のモル分率はいくらか。
0,2
60
図は純物質の温度変化に伴うモルギブズエネルギー変化を示している。点 B における状態はどれか。
過冷却状態
61
図は、成分 A 及び B から成る混合溶液における二成分系気相-液相平衡の状態図である。組成 XQ の液体が沸騰しはじめる温度はどれか。
T₂
62
図は、水の蒸発における圧力 p とその転移温度 T の関係を示す。直線の傾きからわかる熱力学的パラメータはどれか。
転移エンタルピー
63
一定圧力下、純物質の温度を上げていくと、固相、液相、気相に変化する。図は温度変化に伴う化学ポテンシャルの変化を示す。 各相の直線の勾配は何か。
モルエントロピー
64
蒸気圧 P と絶対温度 T との関係を示した式の名称はどれか。ただし、 は蒸発エンタルピー、R は 気体定数、C は積分定数である。
Clausius−Clapeyron の式
65
相転移温度(T)と圧力(P)の関係を表した次式の名称はどれか。ただし、ΔtrsH:転移エンタルピー変化、ΔtrsV:転移に伴う体積変化である。
Clapeyron の式
66
凍結乾燥に関する記述の①、②の組合せとして適切なのはどれか。1つ選べ。 水に溶けている試料の凍結乾燥品を調製する場合、水の変化を表す主たる現象は(①)である。また(①)の現象の転移エンタルピーは、(②)のプロットの傾きから求められる。ただし、相転移温度との関係は、次に示すクラペイロン・クラウジウスの式により表される。
5
67
下図は水の状態図である。アからイへの矢印が表す 相変化はどれか。1つ選べ。
凝縮
68
水の状態図に関する次の各問に答えよ。 水に溶けている試料の凍結乾燥品を調製する場合、水の変化を表す主たる現象は〔 〕である。
昇華
69
水の状態図に関する次の各問に答えよ。 曲線 AO、BO、CO の接線の傾きを表す式はどれか。
Clapeyron の式
70
水の状態図に関する次の各問に答えよ。 曲線 AO が負の傾きを示す原因となる分子間力はどれか。
水素結合
71
水の状態図に関する次の各問に答えよ。 点 O での相律による自由度はいくらか。
0
72
水の状態図に関する次の各問に答えよ。 曲線(CO、AO、BO)上での相律による自由度はいくらか。
1
73
水の状態図に関する次の各問に答えよ。 領域(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)での相律による自由度はいくらか。
2
74
水の状態図に関する次の各問に答えよ。 曲線 CO はどれか 。
蒸気圧曲線
75
水の状態図に関する次の各問に答えよ。 曲線 BO はどれか
昇華曲線
76
水の状態図に関する次の各問に答えよ。 曲線 AO はどれか 。
融解曲線
77
水の状態図に関する次の各問に答えよ。 点 C はどれか。
臨界点
78
水の状態図に関する次の各問に答えよ。 点 O はどれか。
三重点
79
A : B を 7 : 3 で混合し、温度 T₁まで加熱し完全に融解させたのち、温度 T₂ まで冷却し、平衡状態とした。このとき点 P の固体:液体の物質量比はどれか。
2 : 3
80
図はフェノールと水の液相—液相平衡の状態図である。次の各問に答えよ。 水に対するフェノールの溶解度の組成はどれか。
wE
81
フェノール - 水の二成分系において、フェノール濃度 wH の溶液を温度 T₁ に保った。下層におけるフェノールの濃度(w/v%)はどれか。
wF
82
水の一成分系の相図において、圧力を低下させたときに温度が上昇する複数相が共存する点はどれか。
融点
83
2 成分からなる系が、相の数が P 個の相平衡にある。この時のギブズの相律による自由度はいくらか。
4-P
84
ギブズの相律による自由度 F を表す式はどれか。1つ選べ。ただし C は成分の数、P は相の数である。
F = 2 + C-P
85
一成分系の相図において系の自由度が 0 なのはどれか。
三重点
86
水の状態図において、融解曲線や蒸気圧曲線など相境界の働きを表す式はどれか。
クラペイロンの式
87
塩化タリウム(核種:²º¹TI)注射液の用途はどれか。
心臓疾患の診断
88
次のうち、核医学画像診断法に分類される画像診断技術はどれか。
PET
89
超音波診断法で利用される超音波の周波数はどれか。
1〜20 MHz
90
次のうち、MRI 造影剤に用いられるのはどれか。
ガドリニウムキレート化合物
91
次のうち、磁気共鳴画像(MRI)診断法の原理にあてはまるのはどれか。
緩和時間の差
92
X 線 CT の原理に当てはまるのはどれか。
X 線の吸収係数の差
93
ドライケミストリーに該当しないのはどれか。
ポーラログラフ方式
94
酵素反応に最も関連があるのはどれか。
ミカエリス-メンテン式
95
一般にウエスタンプロット法で検出されるのはどれか。
タンパク質
96
一般に ELISA で標識として用いられるのはどれか。
酵素