問題一覧
1
光刺激ルミネセンス線量計は長期間の積算線量が測定可能である。
正しい
2
診断用X線の半価層測定では小型の電離箱を用いる。
正しい
3
分解時間100 μsのGM計数管で放射能計測をしたところ計数率は12,000 cpmであった。この計数の数え落としの割合[%]はどれか。
2
4
ブラッグ・グレイの空洞理論では空洞内の電子フルエンスは一様である。
正しい
5
GM計数管では連続放電を停止させるためにクエンチングガスを用いる。
正しい
6
フリッケ線量計は酸化反応を利用している。
正しい
7
組合せで誤っているのはどれか。
比例計数管ーーーー固体の電離
8
2π型のガスフロー比例計数管の計数率は検出効率を1とすれば放射能の1/2である。
正しい
9
蛍光ガラス線量計はアニーリングにより再使用が可能である。
正しい
10
ラジオクロミックフィルム(ガフクロミックフィルム)は現像の必要がない。
正しい
11
サーベイメータによる表面汚染測定において正確な測定を必要とする場合には、時定数に等しい待ち時間をおいて測定を行う。
誤り
12
高純度Ge半導体検出器はNaI(Tl)シンチレーション検出器に比べて検出感度が低い。
正しい
13
計数値400カウントが得られたとき、その標準偏差は20カウントである
正しい
14
半導体検出器では、放射線による電子正孔対の生成による電離電荷を測定している。
正しい
15
TLDは衝撃により疑似発光する。
正しい
16
霧箱は荷電粒子の飛程検出に使われる
正しい
17
サーベイメータによる表面汚染測定において正確な測定を必要とする場合は、時定数の3〜4倍の待ち時間をおいて測定を行う。
正しい
18
GM計数管では、不活性ガスとしてハロゲンガスを用いると寿命が延びる。
正しい
19
GM計数管の出力信号は一次電離量に比例しない。
正しい
20
自由空気電離箱は吸収線量の測定に使用される。
誤り
21
一般再結合は印加電圧に依存する。
正しい
22
蛍光ガラス線量計は線量依存性が小さい。
正しい
23
比例計数管はQガスを使用する。
誤り
24
電離箱は電極間で2次電離が生じない印加電圧で動作させる。
正しい
25
光子の衝突カーマは光子エネルギーE、光子フルエンスφ、質量エネルギー吸収係数μen/ρの積E・φ・μen/ρである。
正しい
26
ある物質の質量減弱係数μ/ρ、質量エネルギー転移係数μtr/ρ、質量エネルギー吸収係数μen/ρのとき、μ/ρ>μtr/ρ>μen/ρが成り立つ。
正しい
27
質量衝突阻止能比に関連の深いのはどれか。
ブラッグ・グレイの空洞理論
28
増幅された電子はライトガイドを通じてプリアンプへ信号が送られる。
誤り
29
外部標準線源法は、電離箱におけるイオン再結合による電離量損失を補正する方法である。
誤り
30
光子線の水吸収線量計測の基準条件において、セットアップはSSD法またはSAD法による。
正しい
31
NaI(Tl)シンチレーション検出器より高純度Ge半導体検出器の方が検出感度が低い。
正しい
32
ブラッグ・グレイの空洞理論では空洞の大きさは二次電子の最大飛程より小さい。
正しい
33
放射線治療領域における吸収線量測定で用いられる検出器はどれか。2つ選べ。
空洞型電離箱, グラファイトカロリメータ
34
リチウムドリフト型半導体検出器は常に液体窒素で冷却する必要がある。
正しい
35
有機シンチレータはエネルギー分解能が悪い。
正しい
36
熱ルミネセンス線量計はリーダーの中に光電子増倍管がある
正しい
37
TLDはアニーリングの方法により測定値が異なる。
正しい
38
断面積は非荷電粒子・荷電粒子の両方に定義される量である。
正しい
39
蛍光ガラス線量計は、放射線のエネルギーを蓄積した( )に紫外線を照射したときに発生するオレンジ色の蛍光を測定する。
銀活性リン酸塩ガラス
40
W値は気体中で1イオン対を生成するときに消費される平均エネルギーである。
正しい
41
プラトー傾斜が小さいほど良いGM計数管である。
正しい
42
光子線における線質変換係数はエネルギーが高くなると小さくなる。
正しい
43
ウェル形NaI(Tl)シンチレーションカウンタは幾何学的検出効率が小さい。
誤り
44
BF₃比例計数管は¹⁰B(n, α)⁷Li反応を利用する。
正しい
45
蛍光ガラス線量計では、放射線が照射されると電子はAg⁺に捕獲されて安定な蛍光中心Ag⁰を形成する。
正しい
46
比例計数管によるα線とβ線の混合線源の放射能測定で、印加電圧を上げるとまずα線のプラトーが現れる。
正しい
47
電子線の線質指標R₅₀測定の基準条件においてファーマ形電離箱はR₅₀<4 [g/cm²]で使用できる。
誤り
48
パルス放射線の( )には2点電圧法またはBoagの関係式による方法を用いる。
イオン再結合補正
49
チャネル比法は液体シンチレーションカウンタと関連がある。
正しい
50
陽子線および炭素線はW値が適応できる。
正しい
51
Si半導体検出器の空洞電離箱に対する感度比は約20,000である。
正しい
52
比例計数管は気体の電離を利用した検出器である。
正しい
53
半導体検出器について正しいのはどれか。
HPGe検出器は使用時に−196°Cまで冷却する。
54
ブラッグ・グレイの空洞理論は荷電粒子に適用できる。
正しい
55
電離箱内における一般再結合は同一の電離トラック間で生じる。
誤り
56
熱中性子の測定においてBF₃比例計数管は( )反応を利用する。
(n, α)
57
ウェル型NaI(Tl)検出器による放射能測定では、パルス波高分布のデータをもとに計数値を決定する。
正しい
58
CsI(Tl)は機械的衝撃や熱変化に強い。
正しい
59
蛍光ガラス線量計は紫外線照射による発光を利用する。
正しい
60
媒質中で吸収線量を求めるには、電離電荷にW/eを乗じ、気体に対する媒質の質量阻止能比を乗じる。
正しい
61
半導体検出器はエネルギー依存性と関係がある。
正しい
62
ブラッグ・グレイの空洞理論では、空洞の大きさは通過する荷電粒子の飛程に比べ十分小さく空洞内での光子の相互作用は無視する。
正しい
63
吸収線量の単位はGy(Jkg⁻¹)である。
正しい
64
ウェル型NaI(Tl)シンチレータについて誤っているのはどれか。
液体窒素で冷却する必要がある。
65
液体シンチレータの溶媒にはトルエンやキシレンが使われている。
正しい
66
ブラッグ・グレイの空洞理論では、媒質と空洞との吸収線量の比はそれぞれの質量阻止能の比に等しい。
正しい
67
温度が低いと電離電荷は増加する。
正しい
68
ラジオクロミックフィルムは明室では使用できない。
誤り
69
蛍光ガラス線量計はプレヒートで蛍光中心が消去できる。
誤り
70
線量計は抵抗につなぐと線量率を測定できる。
正しい
71
液体シンチレータと関係ないものはどれか。
プレドーズ
72
定位放射線治療の線量計測では、電離箱は小さい方がよく、また出力係数の測定が必要である。
正しい
73
電子線の線質指標R₅₀測定の基準条件において電離箱の基準点は実効中心とする。
正しい
74
電子線の線質指標R₅₀測定の基準条件において、照射野はR₅₀>7 g/cm²では( )とする。
20 cm × 20 cm
75
均等度は第1半価層を第2半価層で除した値である。
正しい
76
ラジオクロミックフィルムでは照射後の濃度上昇はない。
誤り
77
中性子の測定に用いるシンチレータはどれか。
LiI(Eu)
78
光電子増倍管では、検出器で発生した蛍光は光電陽極で光電子に変換される。
誤り
79
【スリムベーシック放射線計測学 例題】 測定可能な吸収線量の範囲が最も小さいものはどれか。
ラジオクロミックフィルム
80
光刺激ルミネセンス線量計では、測定値の読み取り時にバンドカットフィルタが用いられている。
正しい
81
GM管の出力信号は一次電離量に比例しない。
正しい
82
液体シンチレーションカウンタのクエンチング補正法でないのはどれか。
内部消滅法
83
ラジオクロミックフィルムで正しいのはどれか。
治療分野において線量分布の測定に使用される。
84
電離箱で連続放射線は同じ線量率のパルス放射線に比べてイオン再結合損失が少ない
正しい
85
レムカウンタは中性子のエネルギーに無関係に線量当量率を直接測定できる。
正しい
86
無機シンチレータは減衰時間が長いので、高線量率での測定は不向きである。
正しい
87
統計誤差4%の測定値Aと統計誤差3%の測定値Bから得られるA-Bの統計誤差は5%である
正しい
88
ガフクロミックフィルムは1回の照射による変化を繰り返し読み取り可能な検出器である。
正しい
89
計数値100カウントが得られたとき、その標準偏差は10カウントである。
正しい
90
カーマ(Kerma)の単位はGy(J・kg⁻¹)である。
正しい
91
組合せで正しいのはどれか。
シンチレーターーーー光電子増倍管
92
荷電粒子平衡で正しいのはどれか
空気の吸収線量は照射線量の約34倍である
93
診断用X線の半価層計測では、照射野を吸収体の大きさに合わせる。
誤り
94
Mg₂SiO₄:Tbを用いるのは熱ルミネセンス線量計である。
正しい
95
セリウム線量計は酸化反応を利用している。
誤り
96
原子核乾板は重荷電粒子などの荷電粒子の飛程を直接観測できる。
正しい
97
TPRは実効中心で計測する。
正しい
98
電離箱線量計で連続放射線は同じ線量率のパルス放射線に比べてイオン再結合損失が少ない。
正しい
99
TLD素子は再読み取りができない。
正しい
100
放射性試料の測定時間tでの全計数値がNのとき、計数率と誤差はN/t±√N/tで表せる。
正しい