夏目漱石が「ホトトギス」に発表した最初の小説は何か。

いわゆる夏目漱石の三部作のひとつで『三四郎』『それから』に続く作品は何か。

夏目漱石が晩年に到達した境地を表現したといわれる言葉はなにか。

森鴎外が殉死という封建的モラルを批判的に描いた、第二作目の歴史小説は何か。

森鴎外の晩年の『渋江抽斎』などの作品は何ものというか。

永井荷風、谷崎潤一郎など享楽的･官能的な作品を志向した作家たちを何派というか。

谷崎潤一郎の記念碑的な処女作といわれ、永井荷風が絶賛した作品は何か。

明治四十三年、学習院出身の若い文学者によって創刊された雑誌は何か。

白樺派の同人で『友情』をはじめとする作品で個人主義的･人道主義的な作風を示したのはだれか。

志賀直哉の長編小説で作者の内面的発展を主人公に託したといわれるのは何か。

大正五年、デビュー作で夏目漱石の激賞を受け、文壇に登場したのはだれか。

芥川龍之介の親友で明確なテーマ小説を唱え、後進のために芥川賞･直木賞を設けた作家はだれか。

芥川龍之介･菊池寛らが中心となって発行した雑誌は何か。

プロレタリア文学が指導するきっかけになって大正十年に創刊された雑誌は何か。

プロレタリア文学の代表作家で、『蟹工船』の作者はだれか。

初期プロレタリア文学の代表的な作家で『海に生くる人々』を書いたのはだれか。

プロレタリア文学に対し、新しい表現を目指して「文芸時代」に結集した作家たちを何というか。

この中心的存在で『機械』などの作品を書いた作家はだれか。

川端康成の初期の作品で、旅芸人と高生の出会いと別れを描いた小説は何か。

川端康成の代表作で芸者駒子と島村。主人公とした小説は何か。

昭和十年代に保田与重郎らとともに、「日本浪曼派」を結成し、日本の伝統美を再発見し、『大和古寺風物誌』に書いた文芸評論家はだれか。

フランス心理主義文学の影響を受け、『聖家族』『風立ちぬ』などの作品を書いた作家はだれか。

プロレタリア作家が、共産主義思想を放棄する時の苦悩を描いた文学を何というか。

『様々なる意匠』を発表し、近代の文芸評論を確立した評論家はだれか。