問題一覧
1
塞翁が馬
人生の幸、不幸は予測ができないこと。
2
青は藍より出でて藍より青し
弟子が師より優れていることのたとえ。
3
青天の霹靂
突然生じた大事件。
4
一炊の夢
人生のはかなさ。 (=邯鄲の夢、盧生の夢)
5
刎頚の交わり
一緒に首をきられても悔いはないといくらいの親しい交際。 (=管鮑の交わり)
6
過ぎたるはなお及ばざるが五十四
度を越すのは、足りなかったのと同じだ。
7
人生意気に感ず
お互いに理解し合えばその人のためには何でもする気になる。
8
蛍雪の功
苦労して学問をすること。
9
前車の覆るは後者の戒め
前人の失敗が後人の戒めになること。
10
天知る、地知る、我知る、人知る
不正なことは必ず現れるものである。
11
鼎の軽重を問う
他の権威・実力を疑うたとえ。
12
井の中の蛙
見聞の狭いこと。
13
一葉落ちて天下の秋を知る
わずかな前兆によって未来を予知すること。
14
他山の石
他人取るに足りない言行でも自分の向上の助けとなる。
15
一将功成って万骨枯る
大事業の陰に無名の犠牲者が多く出ることのたとえ。
16
日暮れて途遠し
年をとったのにまだしなければならないことがたくさんあること。
17
国士無双
一国中に二人とない優れた人物。
18
屋上屋を架す
無益なことを重ねてするたとえ。
19
天網恢恢疎にして漏らさず
天は決して悪事を見逃すことはない。
20
百聞は一見にしかず
たびたび聞くよりも、一度実際に見るほうがよくわかる。
21
同病相憐れむ
同じ苦痛を味わう者どうしは互いに同情の念が深い。
22
馬脚をあらわす
真相が現れること。
23
燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや
小人物には大人物の気持ちはわからないということのたとえ。
24
紅一点
多数の男性の中のただ一人の女性。
25
石に漱ぎ流れに枕す
負け惜しみが強くて自分の誤りにも理屈をつけて言い逃れること。
26
虎穴に入らずんば虎子を得ず
危険を冒さないと大きな利(功名)を手に入れることはできない。
27
去る者は日に疎し
親しい者でも離れれば日ごとに忘れられる。
28
泣いて馬謖を斬る
規律を守るため愛する者を処罰する。
29
後塵を拝す
他人のしたことに追従する。先を越される。
30
木に縁りて魚を求む
方法を誤れば物事が成就しないこと。
31
舟に刻みて剣を求む
頑固で融通のきかないこと。
32
敗軍の将は兵を語らず
失敗した者は意見を述べる資格がない。
33
忠言耳に逆らう
忠言の言葉は素直には聞き入れられない。 (=良薬は口に苦し)
34
牛耳を執る
支配的地位につくこと。主導権を握る。
35
鹿を逐う者は山を見ず
利益ばかりを求める者は道理を忘れてしまう。
36
衣食足りて礼節を知る
生活に余裕ができ初めて公徳心は守られる。
37
九仞の功を一簣に欠(虧)く
長い間の苦労もわずかなことで成功しないこと。
38
髀肉の嘆
腕を見せる機会がなく時を過ごす嘆き。
39
一寸の光陰軽んずべからず
少しの時間も無駄にしてはならない。
40
五十歩百歩
相違が少なくて大差がないこと。
41
株を守る
融通のきかないこと。
42
白 眉
多くの中で最も優れた人や物。
43
其の罪を悪んで其の人を悪まず
罪は憎むべきだが、罪を犯した人を憎んではいけない。
44
洛陽の紙価貴し
著者がほめそやされてよく売れること。
45
隗より始めよ
物事はまず自分から始めよ。
46
李下に冠を正さず
疑惑を受けやすい行為ははじめからするな。
47
竹馬の友
幼なじみ
48
病膏肓に入る
病気が重くなって治療の道がないこと。
49
羹に懲りて膾を吹く
前の失敗に懲りて用心しすぎること。
50
間髪を容れず
物が急なことのたとえ。すぐさま。
51
水清ければ魚棲まず
厳格がすぎる人がなついてこないたとえ。
52
孟母三遷
教育には環境が必要。
53
覆水盆に返らず
一度失敗した事は取り返しがつかない。
54
渇すれども盗泉の水を飲まず
どんなに困っても道理の通らぬものには頼らないことのたとえ。
55
鶏口となるも牛後となるなかれ
小なりとも人の上に立て。大なりとも人の尻につくな。