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哲学テスト
  • 前田拓海

  • 問題数 63 • 1/13/2025

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    問題一覧

  • 1

    いきなり「哲学とは何か」と聞かれると、たぶん答えに困るでしょう。そもそも「〜とは何か」という質問は物事の◯◯を問う質問ですからそう簡単には答えられません。

    本質

  • 2

    実は「哲学」という言葉は、本来の漢語(古代中国語)には存在しません。これは◯◯時代の初めの頃、日本で◯◯という学者によって作られた、いわゆる和製漢語なのです。

    明治西周

  • 3

    日本が明治時代に開国して西洋の文化や学問を積極的に導入する中で、ある学問が日本に入ってきました。それは英語では◯◯と呼ばれる学問です。

    philosophy

  • 4

    「哲学」の本来の意味は◯◯、◯◯を愛し求めること、もっと砕いていえば「◯◯が欲しい」「賢くなりたい」ということになります。

    知恵賢さ知恵

  • 5

    哲学はその他の学問のようには研究対象が決まっていないのです。それが哲学かどうかは、◯◯研究するかによって決まらないのです。問題は◯◯研究するかではなくて、◯◯研究するか、つまり〇〇考えるかにあるのです。考え方そのものの中に哲学の哲学たる所似があるのです。

    何を何をどうどのように

  • 6

    私自身(著者の金子先生)の考えでは、哲学的な考え方は、私たち自身が過去の哲学者たちが考えたことを〇〇することによってしか身につかないと思っています。

    追体験

  • 7

    哲学に関して一つだけ専門家の間で意見がほぼ一致していることがあります。それは哲学は古代〇〇で始まったということです。

    ギリシア

  • 8

    哲学は古代ギリシアで始まり、紆余曲折を経ながらも近代西ヨーロッパに継承されました。哲学はその長い歴史の中で様々な変化を遂げましたが、その中でも〇〇世紀に西ヨーロッパで起こった哲学の歴史全体を大きく方向転換をさせるものでした。

    17

  • 9

    (西ヨーロッパで起こった哲学の変化については)自然観に関して言えば、自然界つまり宇宙を一つの〇〇と考える見方から、単なる〇〇と考える見方への変化です。

    生物物質

  • 10

    前者(宇宙を生きているものと考える見方)は〇〇とも呼ばれ、自然界に存在するもの生成変化はそれ自体が持つ〇〇に基づいて起こるという考えです。これに対して、後者(宇宙を物質と考える見方)は〇〇とも呼ばれ、生成変化は〇〇のようにある仕組みに従って起こるという考え方です。

    目的論目的機械論機械

  • 11

    (西ヨーロッパで起こった哲学の変化については)人間観で言えば、デカルトの「私は考える、だから、私は存在する(...)」の「私(我)」に代表される〇〇としての人間にもとづく〇〇の登場でした。

    個個人主義

  • 12

    その西ヨーロッパがその後、世界全体に影響を及ぼすようになり、世界中が「〇〇」の名の下に西欧化されていきました。そして、17世紀の西ヨーロッパの特殊事情から生まれた思想が、〇〇の思想、つまりすべての人間に当てはまる思想と見なされるようになり、されに、その〇〇が人類の進歩と見なされて、近代以前の思想がもはや古い価値のないものと考えられるようになりました。

    近代化人類普遍近代化

  • 13

    私たちはこの個人の権利を近代西ヨーロッパから学びましたが、その一方で、例えば古代ギリシアのアリストテレスが人間を〇〇的動物であると定義づけたような人間観、つまり、人間は本来〇〇の中で生きるものだという人間観を忘れてしまいました。

    ポリス共同体

  • 14

    それ(古代ギリシアの人間観から近代西ヨーロッパの人間観への変化)に伴って、市民概念自体が、古代と近代では大きく異なってきてしまいました。古代において〇〇[ポリス]と市民[ポリーテース]は一体のものでしたが、近代以降、〇〇と市民は対立概念にすらなっています。

    国家国家

  • 15

    その長い(古代ギリシアと言っても1000年以上の長さ)古代の中のどの時点で哲学が始まったかが問題なのですが、一般的には、紀元前〇〇世紀に〇〇という人が哲学を始めたと言われています。

    6タレス

  • 16

    実は、タレスから哲学が始まったというのは、タレスの時代より200年くらい後の紀元前〇〇世紀に、〇〇がそう言ったのが始まりなのです。

    4アリストテレス

  • 17

    「哲学」とは「知恵を愛する」「知恵を求める」という意味の日常的な言葉から生まれたもので、哲学という学問も、〇〇的な目的から離れた知恵への〇〇そのものに価値があると考えるギリシア人の価値観から生まれたと言えます。

    実用愛好

  • 18

    自分が行なっていることを「哲学」だと自覚した最初の哲学者は誰だったのでしょうか。私(著者の金子先生)は、それは〇〇だったのではないかと考えています。

    ソクラテス

  • 19

    実は、〇〇が書き残した作品のほとんどは対話篇と呼ばれる文学形式の作品で、その作品のなかにソクラテスが登場するのです。そのような意味では、哲学はソクラテスと〇〇の間で生まれたと言ったほうが良いかもしれません。

    プラトンプラトン

  • 20

    幾何学この漢字の読み方は?

    きかがく

  • 21

    アリストテレスの考えでは、〇〇に知っているということは、それらの〇〇を知っていることです。

    本当原因

  • 22

    彼(アリストテレス)の考えでは、哲学の根本問題はすべての存在の〇〇や〇〇を知ることでした。

    原因原理

  • 23

    彼が歴史を遡って調べてみたところ、そのような根本的〇〇を探求しようとした最初の人が〇〇だったのです。

    原因タレス

  • 24

    タレスを始めとするミレトス派の人たちは、すべてのものが何から成り立っているかという〇〇=〇〇ヒューレーの意味での原因しか探求せず、それ以外の原因にはまだ気づいていないとアリストテレスは考えました。

    素材質料

  • 25

    「哲学の始祖である〇〇はその原因は水であると言っている」

    タレス

  • 26

    アリストテレスの哲学史に基づけば、哲学は「すべてものの元のものは〇〇である」(=すべてのものは〇〇から生まれた)という言葉から始まったのです。

    水水

  • 27

    このような(私たちが日常的に接している)世界を目の前にして、タレスが「これらすべてのものの元のものは何か」と考えだとすれば、そのことは確かに重要な意味を持っています。タレスは日常の多様な世界をその根底で支えている〇〇的〇〇について考えているからです。つまり、自分の周りの世界は雑多なものに感じられるけれども、その根底にはその世界全体を統括し、秩序づけられている〇〇があるはずだと考えたのです。

    普遍原理原理

  • 28

    〇〇がヘシオドスと異なるのは、世界の成り立ちについて、ヘシオドスのように〇〇(ミュートス)を使ってではなく、世界そのものの観察に基づいて〇〇(ロゴス)によって解明しようとしているところです。

    タレス神話理論

  • 29

    〇〇の「水」は物質であると同時に〇〇を持ち、自ら能動的に活動するものだということです。このように物質の中に〇〇が内在しているという考えを〇〇[アニミズム]と言います。

    タレス生命生命物活論

  • 30

    タレスの弟子の、アナクシマンドロスは、すべてのものの元のもの(アルケー)を〇〇と言いました。

    ト・アペイロンである

  • 31

    これ(ト・アペイロン)はよく「無限なもの」と訳されますが、私(著者の金子先生)は〇〇と訳した方がアナクシマンドロスの考え方を理解しやすいのではないかと思います。

    無限定なもの

  • 32

    この「ト・アペイロン」が様々な状況の中で様々な限定を受けることによって、あるものは熱いもの、他のものは冷たいもの、また、あるものは乾いたもの、他のものは湿ったものとなって自然界に現れるのですが、その様々なものの生成は無秩序に行われるのではなくて、〇〇や〇〇はある〇〇に従って起こるとアナクシマンドロスは考えました。

    生成消滅システム

  • 33

    彼(アナクシマンドロス)の言葉の中に次のものがあります。〇〇するものにとって、それらがそこから生成してくるところのそれへと消滅しもするが、それは[そのことは]必然に従ってである。というのは、〇〇に従ってお互いに不正に対する罰を受け、償いを支払いあうからだ。

    存在時の定め

  • 34

    「それは[そのことは]必然に従ってである。というのは〇〇に従ってお互いに不正に対する罰を受け、償いを支払いあうからだ」とは、自然界(=存在するものの世界)には時の流れの中に一定の〇〇があるということです。

    時の定め決まり

  • 35

    (アナクシマンドロスによると)自然界の変化は自然界に内在する〇〇によって秩序づけられているのです。

    時の定め

  • 36

    彼(アナクシメネス)はすべてのものの元のもの(アルケー)は何かという問題に対して、それは〇〇であると結論づけました。

    空気

  • 37

    実は、彼(アナクシメネス)は〇〇を原理としながら、その〇〇の希薄化と濃密化によって、〇〇以外のものの生成を説明しようとしました。

    空気空気空気

  • 38

    アナクシメネスの言葉には次のようなものがあります。「空気であるわれわれの〇〇がわれわれを統括(コントロール)しているように、〇〇すなわち空気が宇宙全体を包み込んでいる。」

    魂気息

  • 39

    彼(アナクシメネス)の言う空気は、タレスの言う水と同様、物質であると同時に〇〇あるもの(つまり〇〇ですが、彼は、空気を原理として成り立っている宇宙全体も〇〇体だと考えました。そして、彼は、その宇宙を〇〇という言葉で表現しています。

    生命魂生命コスモス

  • 40

    コスモス(テキストではギリシア語)という言葉で宇宙を表現したアナクシメネスにとっては、宇宙とはどのようなものだと考えられていたのでしょうか。それは「〇〇ある世界」です。つまり宇宙とは、ただいろいろなものが寄り集まって存在しているだけではなくて、それら全体が〇〇を持っているのです。そして、それらを〇〇づける原理が、彼の考えでは空気だったのです。

    秩序秩序秩序

  • 41

    皆さんは〇〇あるいは〇〇という名前は知っていますか。「〇〇の定理」(三平方の定理)を発見した人として覚えているかもしれませんね。

    ピュタゴラスピタゴラスピタゴラス

  • 42

    (彼は)南イタリアにあるギリシア人の植民都市であるクロトンに渡り、そこで、〇〇教団という〇〇教団を設立しました。実は彼は学者(数学者、哲学者)である以上に、〇〇家であったのです。

    ピュタゴラス宗教宗教

  • 43

    この教団は〇〇教団であると同時に学問の研究集団でもあり、そこでは〇〇、〇〇、〇〇などの研究が行われたようです。

    宗教数学音楽天文学

  • 44

    ピュタゴラス教団の人たちは〇〇と〇〇を信じていました。

    魂の不滅輪廻転生

  • 45

    魂が〇〇するということは、人間の魂が犬や猫、魚や鳥、さらにはすべての生き物にも〇〇するということです。

    転生転生

  • 46

    ピュタゴラス派の人たちは、魂は様々な〇〇に転生し、宇宙全体も〇〇であり、神的な宇宙の生命と個々の〇〇の生命は本質的に同じものだと考えたようです。

    生き物生き物生き物

  • 47

    ピュタゴラス派の教説によれば、私たち人間の魂は本来は神的宇宙と一体でしたが、人間は〇〇を犯したため、あるいは何かのせいで穢れを負ったために、その罰として〇〇に閉じ込められたのです。

    罪肉体

  • 48

    彼ら(ピュタゴラス派の人たち)の間では「〇〇は墓である」と言われたそうです。

    肉体

  • 49

    (ピュタゴラス派の教説によれば)現世(来世や前世に対する現世)は人間にとって本当は〇〇状態であり、魂が〇〇から離れたとき、本当の〇〇が始まるのです。

    死んだ肉体人生

  • 50

    彼ら(ピュタゴラス派の人たち)は、〇〇を肉体から引き離し、純粋な〇〇になって、神的宇宙と再び一体となろうとしました。つまり、これがピュタゴラス派の人たちにとっては、この世の人生の〇〇だったのです。

    魂魂目標

  • 51

    (ピュタゴラス派の人たちは)、自らの〇〇を浄め、神的宇宙と一体になるための〇〇として、それらの(哲学や数学などの)研究を行ったのです。

    魂手段

  • 52

    学問の研究対象である宇宙はピュタゴラス派の人たちにとって〇〇ある世界(cosmos)でしたが、彼らが〇〇を中心とした学問研究をするのも、できる限り自分の〇〇を肉体から引き離し、〇〇だけになり、〇〇の中に〇〇(cosmos)をもたらして、神的宇宙(cosmos)と一体となるためでした。

    秩序数学魂魂魂秩序

  • 53

    (ピュタゴラス派の教説によれば)宇宙の秩序を知れば、自分の〇〇も秩序あるものになるのです。そして、彼らの研究によれば、その宇宙を秩序づけられている原理が〇〇だったのです。

    魂数

  • 54

    学説史の研究者のアイティオスによると、ピュタゴラスは「〇〇と〇〇における〇〇が原理である」と言ったそうです。この言葉からわかることは、彼が、宇宙が〇〇的な秩序によって成り立っていると考えていたということです。

    数数比数

  • 55

    彼の(ヘラクレトスの)言葉の中で一番有名なのは「万物は〇〇する(パンタ・レイ)」ではないでしょうか。しかし、実は、この言葉はプラトンが使った言葉です。

    流転

  • 56

    ヘラクレイトス自身が、すべてのもの(万物)は変化する(〇〇する)という思想を持っていたことは確かだと思われます。

    流転

  • 57

    彼の(ヘラクレイトスの)言葉に「同じ川に二度と入ることはできない」がありますが、皆さんはこの言葉の意味がわかりますか。そして、川だけではなく、この世界に存在するすべてのものがそうだとヘラクレイトスは言いたいのでしょう。これはまさに〇〇ですね。

    万物流転

  • 58

    実は、ヘラクレイトスが「上り道と下り道は同じ一つのものである」と言っているのです。これは、〇〇するものが本質的には同じものだということです。つまり、世界に〇〇を与えているのは〇〇であるということです。

    対立秩序対立

  • 59

    世界を秩序づけている原理もこれと同じで〇〇こそが〇〇の原理なのです。彼(ヘラクレイトス)は「〇〇が万物の父であり、万物の王である」とも言っていますが、彼は〇〇を内に孕む原理を〇〇と呼んでいるのです

    対立調和戦い対立戦い

  • 60

    ヘラクレイトスは、世界を対立に基づく〇〇によって秩序づけられたものだと考えました。そして、この秩序ある世界(cosmos)は「永遠に生き続ける〇〇」として存在し続けるとも言っています。

    調和火

  • 61

    宇宙の原理としての〇〇はこのようにして(消滅と生成を繰り返して)永遠に燃え続けるのです。

  • 62

    〇〇を原理とする世界は、その内部では〇〇が生成したり消滅したりしながら対立や〇〇を繰り返して、しかも全体として〇〇しながら生き続けるのです。

    火火戦い調和

  • 63

    ヘラクレイトスは世界の普遍的な原理をギリシア語で〇〇とも表現しています。ギリシア語の〇〇は元々「言葉」という意味ですが、ヘラクレイトスにとって世界の普遍的な原理は言葉でもあったのです。だから、その言葉をちゃんと聞けば、人間は世界の〇〇を知ることができるのです。

    ロゴスロゴス真理