問題一覧
1
硝酸エチルの性状として、 次のうち正しいものはどれか。
可燃性の液体で、 引火点は20℃より低い。
2
ピクリン酸の貯蔵、取扱いについて次のうち誤っているのはどれか。
金属製の容器に保存する。
3
第五類の危険物の貯蔵方法について、次のうち正しいものはどれか。
ジアゾジニトロフェノールを水とアルコールの混合液中に貯蔵する。
4
エチルメチルケトンパーオキサイド (市販品) の貯蔵・取扱いについて、次のA~Eのうち適切でないものはいくつあるか。 A 高純度のものは衝撃や摩擦に敏感なので、フタル酸ジメチルで希釈されたものが用いられる。 B 酸化鉄やぼろ布と接触すると分解するので、20℃においてもこれらとの接触を避ける。 C 直射日光を避け、冷暗所に貯蔵する。 D 水と接触すると分解するので、水との接触を避ける。 E 容器は密栓して貯蔵する。
2つ
5
第5類の危険物の性状について、次のうち妥当でないものはどれか。
水との接触により、発火するおそれのあるものがある。
6
次のA~Eのうち、硝酸エステル類及びニトロ化合物に共通するものはいくつあるか。 A 可燃物である。 B 窒素含有物質である。 C 禁水性物質である。 D 酸素含有物質である。 E 腐食性物質である。
3つ
7
硫酸ヒドラジンの性状について、 次のうち誤っているものはどれか。
酸化性が強い。
8
危険物の貯槽方法として、次のうち妥当なものはどれか。
ジアゾニトロフェノールを水とアルコールの混合液中に貯蔵した。
9
アジ化ナトリウムが燃焼している場合に使用する消火剤として、 次のうち適切なものはどれか。
乾燥砂
10
ジアゾジニトロフェノールの貯蔵・取扱いの方法として、次のうち誤っているものはどれか。
塊状のものは、麻袋に詰めて打撃により粉砕する。
11
ピクリン酸とトリニトロトルエンの性状について、次のうち誤っているものはどれか。
いずれも発火点は100℃未満である。
12
第五類の危険物のうち、20℃で引火性を有するものは次のうちどれか。
硝酸エチル
13
ヒドロキシルアミンの貯蔵、取扱いについて、次のA~Eのうち適切でないものの組合せはどれか。 A 裸火、 火花、高温面との接触を避ける。 B 二酸化炭素と共存させない。 C 安定させるため、 水酸化ナトリウムを混入する。 D 乾燥した冷所に密閉して貯蔵する。 E 設備、容器などを金属 (鉄、銅) 製のものにする。
CとE
14
過酢酸の性状に関する次のA~Dについて、正誤の組合せとして、正しいものはどれか。 A 加熱すると爆発する。 B 有毒で粘膜に対する刺激性が強い。 C アルコール、エーテルには溶けない。 D 無色の液体である。
A〇 B〇 C✕ D〇
15
トリニトロトルエンとピクリン酸とに共通する性状として、次のうち誤っているものはどれか。
ともに発火点は100℃より低い。
16
トリニトロトルエンの性状について、次のA~Cのうち正しいもののみをすべて掲げている組合せはどれか。 A 水やジエチルエーテルによく溶ける。 B 淡黄色の結晶で、日光により茶褐色に変色する。 C 溶融すると、固体の場合よりも衝撃等により爆発しやすくなる。
BとC
17
第五類の危険物に共通する貯蔵及び取扱方法について、次のうち誤っているものはどれか。
作業靴、作業着は、絶縁性があるものを着用する。
18
ニトロセルロースの火災における消火剤として、次のうち最も適切なものはどれか。
大量の水
19
第一類から第六類の危険物の性状として、次のうち誤っているものはどれか。
保護液として、水、 二硫化炭素及びメタノールを使用するものがある。
20
硝酸エチルの性状として、次のうち正しいものはどれか。
無色透明の液体である。
21
アジ化ナトリウムの貯蔵・取扱いのための施設を造る場合、次のA~Eの構造、設備のうちアジ化ナトリウムの性状と照らして、正しいもののみを組合せたものはどれか。 A 鉄筋コンクリートの床を地盤面よりも高く造る。 B 屋根に日の差し込む天窓を造る。 C 酸などの薬品と共用する鋼鉄製大型保管庫を設置する。 D 危険物用の強化液を放射する大型の消火器を設置する。 E 換気設備を設置する
AとE
22
有機過酸化物の貯蔵・取扱方法について、次のA~Eのうち誤っているもののみの組合せはどれか。 A できるだけ不活性な溶剤、可塑剤等で希釈して貯蔵又は取り扱う。 B 有機物が混入しないようにする。 C 水と反応するものがあるので、水との接触を避ける。 D 金属片が混入しないようにする。 E すべて密栓された貯蔵容器に保管する。
CE
23
ヒドロキシルアミンの性状について、 次のうち誤っているものはどれか。
エーテルによく溶ける。
24
アジ化ナトリウムの性状について、次のうち誤っているものはどれか。
水に溶けないが、 ジエチルエーテルに溶ける。
25
第五類の危険物の性状として、次のA~Dのうち、正しいもののみの組合せはどれか。 A 水と接触すると、危険なものがある。 B ニトロセルロースは、日光や加温により分解し、自然発火することがある。 C 炎、火花や高温体との接近を避け、また、衝撃を与えないようにする。 D 不活性ガスによる窒息消火が有効である。
BとC
26
硫酸ヒドラジンの一般的性状について、次のうち誤っているものはどれか。
黄色の結晶または褐色の粉末である。
27
アゾ化合物の性状として、次のうち誤っているものはどれか。
染料として使われており、冷水にもよく溶ける。
28
硝酸グアニジンの性状として、 次のうち誤っているものはどれか。
だいだい色の結晶である。
29
セルロイドの性状について、 次のうち誤っているものはどれか。
一般に、粗製品ほど発火点が高い。
30
過酸化ベンゾイルの性状について、次のうち誤っているものはどれか。
無色の油状液体である。
31
硫酸ヒドロキシルアミンの性状として誤っているものはどれか。
エタノールによく溶ける。
32
硫酸ヒドロキシルアミンの貯蔵、 取扱いの方法として、 次のうち誤っているものはどれか。
水溶液はガラス製容器に貯蔵してはならない。
33
第五類の危険物の貯蔵、 取り扱いについて、次のA~Eのうち正しいものはいくつあるか。 A 通気のよい冷暗所で貯蔵する。 B 廃棄する場合は、ひとまとめにして土中に埋める。 C 長期間貯蔵されたニトロセルロースは、空気中の酸素によって酸化されているので、爆発の危険性が小さくなっている。 D セルロイドは、特に夏場に自然発火することが多いので、貯蔵湿度に注意する。 E 日光によって茶褐色に変色したトリニトロトルエンは、取り扱い時に衝撃を与えても爆発することはない。
2つ
34
第五類の有機過酸化物の性状について、次のうち正しいものはいくつあるか。 A 過酸化水素の1個又は2個の水素原子を、 金属に置換した化合物である。 B 分子中に酸素、酸素結合 (-O-O-) を有する化合物で、結合力は非常に強い。 C 自己反応性物質であるが、 引火点を有するものがある。 D 衝撃や摩擦等に極めて安定である。 E 熱及び還元性物質により容易に分解し、遊離ラジカルを発生する。
2つ
35
アジ化ナトリウムの火災が起きた場合に有効な消火剤として、次のうち妥当な ものを組み合わせたものはどれか。 A. 乾燥砂 B. 膨張ひる石 C. 泡消火剤 D. 強化液消火剤 E. 水
AとB
36
A~Dに当てはまるものの組合せは、次のうちどれか。 「有機過酸化物の貯蔵・取扱いには注意が必要である。なぜならば、有機過酸化物は(A)温度で(B)し、また一部のものは(C)等で容易に分解するからである。有機過酸化物の分解は (D)の結合の弱さに起因する。」
A 低い B 分解 C 衝撃・摩擦 D ―O―O―
37
過酢酸の性状として次のうち誤っているものはどれか。
引火性を有しない。
38
第5類の危険物の貯蔵、取扱いについて、次のA〜Eのうち妥当なものはいくつあるか。 A 通風のよい冷暗所に保管する。 B 廃棄するときは、ひとまとめにして土中に埋める。 C 長期間貯蔵されたニトロセルロースは、空気中の酸素によって酸化されているので、爆発する危険性は小さくなっている。 D セルロイドは、特に夏期に自然発火することが多いので、貯蔵温度に注意する。 E 日光によって茶褐色に変わったトリニトロトルエンは、取扱い時に衝撃を与えても爆発することはない。
2つ
39
第五類の危険物の一般的な貯蔵、 取扱いの方法として、 次のA〜Eのうち誤っているものはいくつあるか。 A 冷暗所に貯蔵する。 B 容器は密栓を避け、ガス抜き口を設けたものを使用する。 C 加熱、 衝撃、摩擦を避ける。 D 分解しやすいものは特に室温、湿気、 通風に注意する。 E 断熱性の良い容器に貯蔵する。
2つ
40
天然ゴム、合成ゴムの起泡剤として用いられるジニトロソぺンタメチレンテトラミンの性状として、次のうち誤っているものはどれか。
酸性溶液中で安定する。
41
硝酸エチルの性状について、次のうち誤っているものはどれか。
無色無臭の液体である。
42
ニトロセルロースの性状について、次のうち誤っているものはどれか。
窒素含有率の多い(硝化度の高い)ものは危険性が低い。
43
硝酸グアニジンの性状等について、 次のうち妥当でないものはどれか。
橙色の結晶である。
44
ニトロセルロースは乾燥状態では、加熱、 衝撃、 摩擦に極めて敏感であり、また直射日光あるいは加熱により自然発火の危険があるため、湿潤剤で湿らせて安全性を高める。 次のA~Eのうち一般に使われている 湿潤剤は、いくつあるか。 A トルエン B エチルメチルケトン C アルコール D 水 E 酢酸エチル
2つ
45
ビクリン酸の性状として、A~Cのうち正しいもののみを掲げているものは次のうちどれか。 A 黄色の結晶であり、アルコールによく溶ける。 B 金属と反応して、爆発しやすい金属塩を生成する。 C 水と反応すると、爆発する危険性が増大する。
AとB
46
ジニトロソぺンタメチレンテトラミンの性状について、次のうち誤っているものはどれか。
アセトン、メタノールによく溶ける。
47
過酸化ベンゾイルの貯蔵、取扱いについて、次のうち誤っているものはどれか。
衝撃や摩擦には比較的安定であるが、 加熱により爆発的に分解するので、取扱いには十分注意する。
48
硫酸ヒドロキシルアミンの性状として次のうち誤っているものはどれか。
エーテルによく溶ける。
49
ジアゾジニトロフェノールの性状について、次のうち正しいものはどれか。
燃焼現象は爆ごうを起こしやすい。
50
ピクリン酸の性状について、正しいものは次のうちどれか。
融点以下で、ゆっくり加熱すると昇華するが、急熱すると約300℃で爆発する恐れがある。
51
有機過酸化物の一般的な性状として、次のうち誤っているものはどれか。
燃焼は緩やかであるが、 有毒ガスを発生する。
52
ニトロセルロースの貯蔵・取扱いの注意事項として、次のうち誤っているものはどれか。
貯蔵容器は、分解ガスによる破裂を避けるため、 通気孔を有するものを使用する。
53
アジ化ナトリウムの火災および消火について、次のうち妥当でないものほどれか。
消火には、 水を使用する。
54
エチルメチルケトンパーオキサイドの性状について、 次のうち正しいものはどれか。
酸化性を有する。
55
可塑剤で50wt%に希釈した過酸化ベンゾイルにかかわる火災の初期消火の方法として、次のA~Eのうち適切でないものの組合せはどれか。 A 粉末消火器 (リン酸塩類を使用するもの) を使用する。 B 泡消火器を使用する。 C水(噴霧状)を放射する。 D 強化液消火器 (棒状)を使用する。 E 二酸化炭素消火器を使用する。
AとE
56
硝酸エステル類の性状として、 次のうち誤っているものはどれか。
比重が、 1より小さいものもかなり存在する。
57
エチルメチルケトンパーオキサイドは、不安定であるため、 希釈剤の中で貯蔵することで安全が図られている。この希釈剤として正しいものはどれか。
フタル酸ジメチル
58
室内に置かれたセルロイドについて、次のうち誤っているものはどれか。
気温が低くても乾燥した日が続くと、自然発火しやすい。
59
蒸し暑い日に、火気のない屋内に置いてあるニトロセルロースの入った容器から出火した。 調査の結果、 容器のふたが完全に閉まっていなかったことが判明した。 この出火原因に最も関係の深いものは、 次のうちどれか。
加湿用のアルコールが蒸発したため、分解し、発熱した。
60
危険物の類ごとの性状について、次のA~Eのうち正しいものはいくつあるか。 A 第一類の危険物は、一般に、酸化されやすい物質と混合すると、加熱、衝撃により発火する危険性がある。 B 第二類の危険物は、一般に、比重が1より大きく水に溶けないが、水と接触して発火するものもある。 C 第三類の危険物は、いずれも可燃性の固体であり、水と反応すると可燃性の気体を発生する。 D 第四類の危険物は、いずれも引火性の液体で水より軽く、また蒸気も空気より軽い。 E 第六類の危険物は、 酸化力が強く、自らは不燃性であるが、 有機物と混ぜるとこれを酸化させ、 着火させることがある。
3つ
61
第五類の危険物の性状として、次のうち誤っているものはどれか。
ニトログリセリンは、油状液体のニトロ化合物である。
62
過酢酸の性状について、次のA〜Eのうち正しいものはいくつあるか。 A 無色で、刺激臭のある液体である。 B エタノール、エーテルには、溶けない。 C 蒸気は空気より重い。 D 引火性を有しない。 E 110℃以上に加熱すると爆発する。
3つ
63
ニトログリセリンの性状として、次のうち正しいものはどれか。
水酸化ナトリウムのアルコール溶液で分解すると非爆発性となる。
64
硝酸エチルの性状として正しいものはどれか。
沸点は100℃より低い。
65
次の文の下線部【A】~【C】について、事故の発生要因になったと考えられるものすべてを挙げているものは次のうちどれか。 「防水工事に使用した硬化剤の余りを、【A:鉄製の錆びた計量カップと一緒】に、【B:ポリエチレン製の容器に入れ】、 【C:直射日光の当たる屋外に置いておいた】ところ、 硬化剤に含まれるエチルメチルケトンパーオキサイドが分解して出火した。」
AとC
66
トリニトロトルエンの性状について、 次のうち誤っているものはどれか。
金属と作用して爆発性の金属塩をつくる。
67
硝酸グアニジンの性状について、次のうち誤っているものはどれか。
水、メタノールに溶けない。
68
アゾビスイソブチロニトリルの性状について、 次のうち誤っているものはどれか。
アセトンやヘプタン中では安定である。
69
次の文の【】内に入る物質は、 次のうちどれか。 「ニトロセルロースは、自然発火を防ぐため、【】で湿らせて貯蔵する。」
アルコール
70
次の第5類の危険物のうち、常温(20℃)で引火の危険性を有するものはどれか。
硝酸エチル
71
第五類の危険物の消火方法として、次のうち誤っているものはどれか。
燃焼が速いので、ハロゲン化物消火設備で消火する。
72
第五類の危険物の性状として、次のうち誤っているものはどれか。
ニトログリセリンを樟のうとアルコールで溶かしたものがコロジオンである。