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感染免疫学
  • 21A13相良

  • 問題数 62 • 11/9/2023

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    問題一覧

  • 1

    自然免疫とは

    病原体や異物の侵入を防ぐ, 侵入した病原体の認識・増殖防止、排除を行う, 侵入直後から迅速に対応する

  • 2

    獲得免疫とは

    自然免疫によって排除出来なかった場合に、病原体の抗原特異的に排除する, 体制が整うまでに時間がかかる

  • 3

    自然免疫に関わる細胞

    顆粒球, 単球とマクロファージ, NK細胞, NKT細胞, 樹状細胞, マスト細胞

  • 4

    自然免疫による防御

    皮膚, 生理的, 常在菌叢, 粘液・分泌物, マクロファージ, 炎症性サイトカイン, 食細胞, 補体系

  • 5

    獲得免疫の特徴

    リンパ球が主役, 自然免疫に比べて高い特異性と強力な病原体排除力, 即効性に乏しい

  • 6

    獲得免疫の作用機序

    異物や病原体の侵入を認識, リンパ球、食細胞の分化, 異物や病原体の排除と免疫記憶の成立, 異物や病原体の2度目の侵入, 免疫記憶に基づいて、特異的な攻撃機構を迅速に立ち上げる

  • 7

    T細胞とは

    胸腺で修行した後に血液中に出てくる, 抗原提示細胞が提示した抗原を認識する受容体を持つ, 細胞性免疫の主役

  • 8

    B細胞とは

    骨髄で修行した後に血液中に出てくる, 抗原刺激によって形質細胞に分化して抗体を産生する, 液性免疫の主役

  • 9

    化学療法とは

    感染病原体を殺し、あるいは発育を阻止し、宿主の有する防御能と協働して感染症を治癒させる治療, 化学療法の目的で使われる薬剤を化学療法薬という, 化学療法薬のうち微生物が産生するものを抗生物質という

  • 10

    βーラクタム系抗菌薬の特徴

    構造式中にβーラクタム環を持つ, 細菌の細胞壁合成酵素に結合して、細胞壁のペプチドグリカンの合成を阻害する, 殺菌的に作用する, ヒトは細胞壁を持たないので副作用が少ない, 1番よく使われる抗生物質

  • 11

    蛋白合成阻害薬の特徴

    細菌のタンパク合成を行うリボソームに結合し、タンパクの合成を阻害して細菌の発育を抑制する, 静菌的作用

  • 12

    新興感染症のウイルス感染症

    SARS, 鳥インフルエンザ, エボラ出血熱, クリミア・コンゴ出血熱, マールブルク病, ラッサ熱, HIV

  • 13

    新興感染症の細菌感染症

    腸管出血性大腸菌感染症, リケッチアバンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症

  • 14

    新興感染症の原虫感染症

    クリプトスポリジウム症

  • 15

    再興感染症のウイルス感染症

    狂犬病, デング熱, 黄熱病

  • 16

    再興感染症の細菌感染症

    コレラ, ペスト, ジフテリア, 結核

  • 17

    再興感染症の原虫感染症

    マラリア

  • 18

    医療関連感染とは

    医療機関において患者が原疾患とは別に罹患した感染症をいう, 患者自身のもつ菌による内因性感染や菌交代症などによるものを含む, 医療従事者が施設内で感染した場合も該当する, 入院患者が入院中に感染し、退院後に発症した場合も含む

  • 19

    感染症法の正式名称は?

    感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律

  • 20

    一類感染症とは?

    危険性が極めて高く、日本に常在しない感染症

  • 21

    二類感染症とは?

    感染力・重篤性から危険性が高い感染症

  • 22

    三類感染症とは?

    特定の職業に従事した場合に集団感染を起こす

  • 23

    四類感染症とは?

    種々の物を介してヒトに感染し、国民の健康を害する

  • 24

    五類感染症とは?

    感染症の動向を把握して発生・拡大を防止すべき感染症

  • 25

    手指衛生のタイミング

    患者に接触する前後, 清潔・無菌操作の前, 患者周辺環境に触れた後, 血液・汗を除くすべての体液・分泌物・排泄物・健常でない皮膚・粘膜を取り扱った後

  • 26

    手袋交換のタイミング

    ある患者の処置から別の患者の処置に移る前, 同じ患者でも各処置ごとに

  • 27

    手袋を外すタイミング

    汚染されていない物品や環境表面に触れる前, 使用直後

  • 28

    直接接触感染とは?

    感染者から微生物が直接伝播

  • 29

    間接接触感染とは?

    微生物に汚染した物や人を介して伝播, 適切に手指衛生を行わなかった手から, 患者ごとに交換されなかった手袋から, 血液や体液に汚染した医療器具や器材などから

  • 30

    医療関連感染における主な耐性菌は?

    メチシリン耐性黄色ブドウ球菌, バンコマイシン耐性腸球菌, 多剤耐性緑膿菌, 多剤耐性アシネトバクター, カルバペネム耐性腸内細菌, 多剤耐性結核菌

  • 31

    空気感染する感染症

    結核, 麻疹, 水痘

  • 32

    針刺し後の対応

    すぐに傷口より血液をしぼり出し、流水で洗い流す, ポピドンヨード、消毒用アルコールで消毒, 責任者への報告と針刺し事故報告書の記入, 患者が保有する病原体の確認、外来受診

  • 33

    新興感染症とは?

    最近新しく認知され、局地的にあるいは国際的に公衆衛生上問題となる感染症

  • 34

    再興感染症とは?

    古くからある感染症の中で、近い将来克服されると考えられていたが、再び流行する傾向が出ている感染症

  • 35

    感染経路別予防策で、標準予防対策に追加して行う感染予防策の種類は?

    接触感染, 飛沫感染, 空気感染

  • 36

    生ワクチンは?

    BCG, 麻疹・風疹, 水痘, 流行性耳下腺炎, ロタウイルス, 黄熱

  • 37

    トキソイドは?

    ジフテリア, 破傷風

  • 38

    不活化ワクチンは?

    百日咳, ポリオ, B型肝炎, 日本脳炎, ヒブ, 肺炎球菌, ヒトパピローマウイルス, インフルエンザ, 狂犬病

  • 39

    弱毒生ワクチンの免疫効果は?

    強い免疫が得られるが、副反応がある場合がある

  • 40

    不活化ワクチンの免疫効果は?

    免疫は弱いが、副反応がない

  • 41

    トキソイドの免疫効果は?

    細菌の毒素に対する抗体を作る

  • 42

    IgGの特徴や働きは?

    血液中で最も多い, 胎盤通過性がある

  • 43

    IgMの特徴と働きは?

    分子量が最も大きい, 感染初期に出現する

  • 44

    IgAの特徴と働きは?

    唾液や涙や母乳、腸管分泌液中に存在する, 粘膜免疫の主役

  • 45

    IgEの特徴と働きは?

    血中に微量しか存在しない, I型アレルギーに関与する

  • 46

    接触予防策には何がある?

    患者や患者周辺環境に触れる時には手袋を着用する, 患者や患者周辺環境に直接触れる可能性がある場合はガウンを着用する, 個人防護用具は病室退室前に外し、手指衛生を行う

  • 47

    飛沫予防策には何がある?

    医療従事者や面会者が患者さんの部屋に入室する場合は、サージカルマスクを着用する, 患者の移動や移送が必要な場合は、サージカルマスクを着用させる

  • 48

    空気予防策には何がある?

    結核と診断されているか、疑いのある患者の病室に入るときは、N95マスクまたはそれ以上の高レベル呼吸器防護用具を着用する, 独立空調で陰圧管理の個室が原則

  • 49

    化膿レンサ球菌

    小児の咽頭炎, 猩紅熱

  • 50

    B群レンサ球菌

    新生児髄膜炎

  • 51

    肺炎球菌

    小児髄膜炎

  • 52

    大腸菌

    膀胱炎

  • 53

    インフルエンザ桿菌

    小児化膿性髄膜炎

  • 54

    緑膿菌

    日和見感染

  • 55

    レジオネラ菌

    肺炎

  • 56

    クラミジア

    性感染症, オウム病

  • 57

    オリエンチア属

    ツツガムシ病

  • 58

    クロストリジウム属

    偽膜製大腸菌

  • 59

    全身に親和性を有するウイルスは?

    麻疹ウイルス, 風疹ウイルス, 水痘ー帯状疱疹ウイルス, 痘瘡ウイルス

  • 60

    呼吸器に親和性を有するウイルスは?

    インフルエンザウイルス, SARSコロナウイルス, RSウイルス, ライノウイルス

  • 61

    腸管にて親和性を有するウイルスは?

    エンテロウイルス, アデノウイルス, ロタウイルス, ノロウイルス

  • 62

    神経に親和性を有するウイルスは?

    ポリオウイルス, 日本脳炎ウイルス, 狂犬病ウイルス, 単純ヘルペスウイルス