問題一覧
1
光子のみに定義されるのはどれか。
照射線量
2
非荷電粒子のみに定義される量はどれか。
質量減弱係数
3
照射線量が10^−2C/kgのとき、空気の吸収線量は何Gyか。ただし、電子の電荷は1.60×10^19C、電子が空気中に一個のイオン対を作るために消費する平均エネルギーを33.97eV、1eV=1.60×10^19Jとする。
3.397×10^−1
4
空気中で電子が5×10^−4のイオン対を生成した。吸収されたエネルギー[MeV]を求めなさい。
1.7
5
放射線計測装置の特性について正しいのはどれか。2つ選べ。
比例計数管にはPRガスが用いられる。, GM計数管では計数率が大きいとき分解時間に係る補正が必要となる。
6
GM計数管で正しいのはどれか。2つ選べ。
β線の検出が可能である。, 連続放電を停止させるために、クエンチングガスを用いる。
7
標準測定法の線質変換係数について誤っているのはどれか。
光子線ではエネルギーが高くなると大きくなる。
8
物理量と単位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
シーマーーJ・kg^−1, 質量阻止能ーーJ・m^2・kg^−1
9
放射線計測で用いられる物理量と単位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
カーマーーJ・kg^−1, 質量エネルギー吸収係数ーーm^2・kg^−1
10
BraggーGray〈ブラッグ・グレイ〉の空洞理論の成立条件で正しいのはどれか。
入射光子は空洞内で相互作用を生じないこと。
11
ブラッグ・グレイの空洞理論で正しいのはどれか。2つ選べ。
空洞内での一次線の相互作用は無視できる。, 空洞内の電離量から物質の吸収線量を求める。
12
固体の電離電荷を測定する放射線検出器はどれか。
半導体検出器
13
放射性資料を測定時間でtで測定したとき前計数値Nが得られた。このときの標準偏差を含む計数率を求める式として正しいのはどれか。ただし、測定値はPoisson(ポアソン)分布に従うものとする。
N/t ±√N/t
14
衝突カーマを求める式で正しいのはどれか。ただし、フルエンスをφ、エネルギーフルエンスをΨ、質量阻止能をScol/p、質量エネルギー転移係数をμtr/p、質量エネルギー吸収係数をμen/pとする。
Ψ μen/p
15
放射線防護に用いられる実用量はどれか。
個人線量当量
16
空洞電離箱線量計を用いた診断用X線の線量測定について正しいのはどれか。
温度気圧補正が必要である。
17
気体検出器の印加電圧と出力電流パルスの関係において、ガス増幅が起こり始める領域はどれか。
比例計数管
18
放射線検出器で正しいのはどれか。
GM計数管は電子なだれを生じる。, ゲルマニウム検出器はエネルギースペクトルの測定に使用される。
19
光子と物質の相互作用で誤っているのはどれか。
ラザフォード散乱
20
光電効果で正しいのはどれか。
断面積は吸収端で急激に変化する。
21
X線と物質との相互作用で正しいのはどれか。
電子対生成は原子核の周りのクーロン場との相互作用により生じる。
22
診断用X線の半価層計測で正しいのはどれか。
小型の空気電離箱を用いる。
23
国際放射線防護委員会〈ICRP〉2007年勧告の医療被曝における診断参考レベルで正しいのはどれか。
放射線治療には適用しない。
24
光電子倍増管について正しいのはどれか。
ダイノードは10〜15段で構成される。
25
NaI:TIシンチレーション検出器と比較した場合の高純度Ge半導体検出器の特性で正しいのはどれか2つ選べ。
検出感度が低い。, 使用時は冷却を必要とする。
26
60Co γ線のエネルギースペクトルでエネルギーは最も高い。
サムピーク
27
ゲルマニウム検出器のγ線エネルギー校正で、500keVと1000keVの光電ピークのチャネルが900と1900であった。光電ピークが1300チャネルである未知各種のエネルギー値【keV】はどれか。ただし、エネルギー校正曲線は直線近似できるものとする。
700
28
端窓型GM計数装置による放射能絶対測定に必要がないのはどれか。
イオン再結合補正