両統（持明院統・大覚寺統）が交代で皇位につくこと。

両統迭立は、後深草上皇の流れをくむ（①）と亀山天皇の流れをくむ（②）にわかれて、交代で皇位につくこと。

大覚寺等から即位した人物。 親政を開始し、両統迭立の解消と子孫への皇位継承を目指して、積極的に天皇の権限強化を推し始めた。

①両統迭立を支持する幕府に不満を抱いていた後醍醐天皇は、この情勢をみて討幕の計画を進めたが、1324年に幕府側に漏れて失敗した出来事。 ②1331年に挙兵を企てて失敗した出来事。

正中の変・元弘の変により、幕府に推されて持明院統から即位した人物。

幕府に背いて六波羅探題を攻め落とした有力御家人は誰か。

足利高氏は幕府に背いて何を攻め落としたか。

京都に帰った後醍醐天皇が光厳天皇を廃して始めた新しい政治。

【建武の新政】 ①土地所有権の確認には天皇の（　　）を必要とするという趣旨の法令を打ち出した。 ②中央には（1）や幕府の引付を受け継いだ（2）などを設置した。

1336年、京都を制圧した足利尊氏は、持明院統から誰を天皇に立てたか。

足利尊氏が制定した幕府を開く目的のもとに当面の政治方針を明らかにしたもの。

正統の皇位はどちらにあるか。

南朝に当てはまるものを選べ。

北朝に当てはまるものを選べ。

【南朝】 動乱の初期に（①）・（②）が戦死するなど形成は不利であったが、（③）らが中心となり、東北・関東・九州などに拠点を築いて抗戦をつづけた。

【北朝】 足利尊氏が（①）に任じられ、弟の（②）と政務を分担して政治を行なった。 しかし、鎌倉幕府以来の法秩序を重んじる（②）を支持する勢力と、尊氏の執事高師直を中心とする、武力による所領拡大を願う新興勢力との対立がやがて激しくなり、ここに相続問題もからんで、ついに1350年に両派は武力対決に突入した。（(③)）

南北朝の動乱が長引いて全国化した背景とは何か。

武家社会では宗家と分家のつながりが弱まり、遠方に住む一族との（①）よりも、近隣に住む武士どうしの（②）が重視されるようになった。また、それぞれの家の中では嫡子がすべての所領を相続して、庶子は嫡子に従属する（③）が一般的になった。

田地をめぐる紛争の際、新しく守護に与えられた権限をふたつ答えよ。 ①自分の所有権を主張して稲を一方的に刈り取る実力行使を取り締まる権限。 ②幕府の裁判の判決を強制執行する権限。

軍費調達のために守護に一国内の荘園や公領の年貢の半分を徴発する権限を認めたもの。

荘園や公領の領主が年貢徴収を守護に請け負わせるしくみ。

鎌倉時代の守護と区別して、室町時代の守護をなんと呼ぶことがあるか。

守護の力が弱い地域で、地方在住の武士たちは地頭などの領主から当時なんと呼ばれたか。

地方在住の武士たちが、自主的に相互間の紛争を解決したり、力をつけてきた農民を支配したりするために契約を結び、地域的な一揆を結成すること。

【国人一揆】 ①協力して一つの目的を実現しようとする際に、神仏に誓約して一致団結した状態。 ②参加者の守るべき規約。

1392年、南朝側と交渉して南北朝の合体を実現した3代将軍。

【足利義満】 ①1392年、何を実現したか。 ②全国の商工業の中心で政権の所在地でもあった京都の（1）や、諸国に課する段銭の（2）など、それまで朝廷が保持していた権限を幕府の管轄下におき、全国的な統一政権としての幕府を確立した。 ③1378年、京都の室町に壮麗な邸宅（( )）をつくった。

【室町幕府の機構(中央)】 ①将軍を補佐する中心的な職で、侍所や政所などの中央諸機関を統轄するとともに、諸国の守護に対して将軍の命令を伝達した。 ②交代で①に任命された、足利氏一門の細川・斯波・畠山の3氏のことをなんというか。 ③侍所の長官に任命される、赤松・一色・山名・京極の4氏のことをなんというか。

それぞれの人物名を答えよ。 ①三管領 ②四職

平時は京都で将軍の護衛に当たるとともに、諸国に散在する将軍の直轄領である御料所の管理をゆずられ、守護の動向を牽制する役割も果たす直轄軍。

【奉公衆】 平時は京都で（①）に当たるとともに、諸国に散在する将軍の直轄領である（②）の管理をゆだねられ、（③）の動向を牽制する役割も果たした。

【足利義満による有力守護勢力の削減】 ①1390年、美濃・尾張・伊勢の守護を兼ねる土岐氏を討伐した戦い。 ②1391年、西国11ヶ国の守護を兼ねる山名氏一族の内紛に介入して、山名氏清らを滅ぼした戦い。 ③1399年、有力守護大内義弘を討伐した戦い。 ④「南北朝合体」はいつ行われたか。 →答え方［〜と〜の間(〜は数字)］

土倉・酒屋への課税のこと。

天皇の即位や内裏の造営など国家的行事の際には、守護を通して全国的に（①）や（②）を賦課することもあった。

守護の代わりに国内統治を担った役職を何というか。

幕府の財源となった交通税の名称をふたつ答えよ。

鎌倉公方を補佐し、関東の政務を担った役職のことを何というか。

足利尊氏は子の基氏を（　　）として鎌倉府を開かせ、東国の支配を任せた。

足利尊氏から鎌倉公方に任命され、鎌倉府を開き、東国の支配をした人物。

南北朝の動乱の頃に、朝鮮半島や中国大陸の沿岸を襲った、対馬・壱岐・肥前松浦地方の住民を中心とする海賊集団のこと。

中国では、1368年に朱元璋が元の支配を排して、漢民族の王朝である（　　）を建国した。

1401年、明に使者を派遣して国交を開いた人物。

日明貿易は、各国の国王が明の皇帝へ朝貢し、その返礼として品物を受け取るという形式をとることから別名何と呼ばれているか。

日明貿易は、遣明船を使うとき明から交付された証票を持参することが義務付けられていたことから、別名何と呼ばれいたか。

1523年、日明貿易（勘合貿易）の主導権をめぐって、細川氏と大内氏が激しく争って、衝突したできごと。

1392年、高麗を倒し、朝鮮を建てた人物。

李成桂は、 ①何を撃退したか。 ②1392年、どこを倒したか。 ③1392年、何を建てたか。

幕府だけでなく、初めから守護・国人・商人なども参加して盛んに行われた貿易。

【日朝貿易】 朝鮮側は対馬の（①）を通して通交についての制度を定め、貿易を統制した。日朝貿易は（②）により一時中断したが、その後も活発に行われた。 しかし、1510年に（③）がおこってから、しだいに衰えていった。

1429年、三山を統一し、琉球王国を作り上げた中山王。

1429年、尚巴氏は（①）を統一し、（②）を作り上げた。

国人一揆の際、このような参加者の序列を設けず、平等性を示すために円の形で署名・加判する独自の方法のことをなんというか。

【南北朝の合体】 南朝の（①）が義満の説得に応じて入京し、天皇は北朝の（②）1人となった。

足利義満が1401年に明に使者を派遣したが、この第一回遣明船の正使・副使を答えよ。 ①正使 ②副使

【朝貢貿易】 明は、倭寇政策として国王以外には貿易を認めない方針（(①)）をとったため、明との貿易には、明の皇帝から「②」の称号を得ることが不可欠であった。

明から輸入された生糸・高級織物・陶磁器・書籍などの輸入品は何と呼ばれていたか。

三浦に住む日本人には種々の特権が与えられていたが、この特権が次第に縮小されていったので、これを不満とした日本人が1510年に暴動を起こし鎮圧されたこと。

和人の進出は次第にアイヌを圧迫し、たえかねたアイヌは1457年、大首長（①）を中心に蜂起し、一時は和人居住地のほとんどを攻め落としたが、まもなく上ノ国の領主（②）によって制圧された。

コシャマインを制圧した蠣崎氏は道南地域の和人居住地の支配者に成長し、江戸時代には（　　）と名乗る大名となった。

農民たちがみずから作り出したこの自立的・自治的な村をなんというか。

惣村を構成する村民をなんというか

惣村でする村民の会議のこと。

村民が定めた、自分たちが守るべき規約のこと。

神社の祭礼をおこなった祭祀集団のこと。

領主へ納める年貢などを惣村がひとまとめにして請け負うこと。

村内の秩序を維持するために村民自らが警察権を行使すること。

1416年に前関東管領が鎌倉府の内紛に乗じて反乱を起こしたが、幕府に鎮圧されたこと。

農民として荘園領主や地頭に年貢などをおさめながら、守護などと主従関係を結んで侍身分を獲得した者。

強い連帯意識で結ばれた村の農民は、不法を働く代官・荘官の（①）や、水害・干害の際の年貢の減免を求めて（②）を結び、荘園領主のもとに大挙しておしかけたり（(③)）、全員が耕作を放棄して他領や山林に逃げ込んだり（(④)）する実力行使をしばしばおこなった。

惣村が支配単位である荘園や公領を中心にまとまった、より大きな強い結合体をなんというか。

足利義満のあとを継いだ将軍は誰か。

将軍権力の強化をねらって専制的な政治をおこなった6代将軍。

1438年に足利義教は関東へ討伐軍を送り、翌年、幕府に反抗的な鎌倉公方足利持氏を討ち滅ぼした。この出来事をなんというか。

永享の乱では、足利義教は幕府に反抗的な鎌倉公方の誰を討ち滅ぼしたのか。

1441年、足利義教は誰に殺害されたか。

1441年、赤松満祐が足利義教を殺害した出来事をなんというか。

1428年に京都の土倉・酒屋などを襲って、質物や売買・貸借証文を奪い、人々に衝撃を与えたできごと。

1441年に数万人の土一揆が京都を占拠した出来事をなんというか。

近畿地方を中心に頻繁に発生するようになった出来事。

1467年に起きた、細川勝元と山名持豊が家督争いに介入し対立が激化した出来事をなんというか。

1467年の応仁の乱で対立した2人の将軍の名前を答えよ。 ①東軍 ②西軍

応仁の乱のときの将軍（8代目）は誰か。

近畿地方やその周辺の国人たちの中には、争乱から地域の秩序を守るために何を結成する者もあったか。

1485年に南山城地方で両派に分かれて争っていた畠山氏の軍を国外に退去させた出来事をこたえよ。

下の者が上の者の勢力をしのいでいく現象。

1488年におきた、本願寺の蓮如の布教によって近畿・東海・北陸に広まった浄土真宗本願寺派の勢力を背景に、門徒が国人と手を結び、守護富樫政親を倒したできごと。

【加賀の一向一揆】 本願寺の（①）の布教によって近畿・東海・北陸に広まった浄土真宗本願寺派の勢力を背景に、加賀の門徒が国人と手を結び、守護（②）を倒したできごと。

【農業の発達】 ・水車などによる灌漑や排水施設の整備・改善によって、畿内では二毛作に加え、（①）もおこなわれた。 ・肥料も刈敷・草木灰などとともに（②）が広く使われるようになった。

【商工業の発達】 ・塩田は、ほとんど手の加えない（①）のほか、堤で囲った砂浜に塩の干満を利用して海水を導入する（②）もつくられるようになった。 ・応仁の乱後は、市を月に6回開く（③）が一般化した。 ・京都などの大都市では（④）をかまえた常設の小売店が一般化し、京都の（⑤）・淀の（⑥）などのように、特定の商品だけを扱う市場も生まれた。　 ・行商人の数も増加（(⑦)や(⑧)）。これらの行商人には京都の（⑨）・（⑩）をはじめ女性の活躍が目立った。

貨幣は、従来の宋銭とともに、新たに流通した永楽通宝などの（　　　）が使用された。

明銭の需要の増大とともに粗悪な私鋳銭も流通するようになり、取引にあたって悪銭をきらい、良質の銭を選ぶようになったこと。

幕府・戦国大名などは悪銭と精銭の混入比率を決めたり、一定の悪銭の流通を禁止するかわりに、それ以外の銭の流通を強制する（　　）をしばしば発布した。

遠隔地商人のあいだでの為替手形の一種。

京都・奈良の大都市や、兵庫・大津などの交通の要地には（①）が成立し、多量の物資が運ばれる京都への輸送路では、（②）・（③）と呼ばれる運送業者も活躍した。

女性の行商人をそれぞれ答えよ。 ①炭や薪を売る行商人。 ②鵜飼集団の女性で鮎売りの行商人。

寧波の乱で争った、日本の2つの大名家を答えよ。

応仁の乱が起きた結果、室町幕府の社会にどのような影響をあたえたか。

それぞれの代表を答えよ。 ①持明院統 ②大覚寺統

観応の擾乱で対立した人物を2人答えよ。

日朝貿易で、朝鮮からとくに何が大量に輸入されているか。