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  • 圓入大地

  • 問題数 100 • 12/8/2023

    記憶度

    完璧

    15

    覚えた

    35

    うろ覚え

    0

    苦手

    0

    未解答

    0

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    問題一覧

  • 1

    【()】 ドイツ及びアメリカの心理学者。仮現運動の研究により、ゲシュタルト心理学の創始者の一人となる。心理現象は要素に分類できない一つのまとまりであると主張した。

    ウェルトハイマー

  • 2

    【()】 ドイツの実験心理学者。1879年、ライプチヒ大学に世界最初の心理学実験室を開設した。意識の中身を研究対象とし、意識を感覚や感情などの構成要素に分け、それらがどのように結合しているかを明らかにすることを目的とした構成主義心理学の立場をとった。

    ヴント

  • 3

    【アクスライン】 アメリカの臨床心理学者。クラインらが児童の精神分析の手法として始めた()を発展させ、セラピストの取るべき態度として8つの原理を示した。

    プレイセラピー

  • 4

    【アドラー】 オーストリア出身の心理学者・精神科医。フロイト、ユングらとともに精神分析学の形成に貢献したが、後に劣等感の克服と優越性の追求が人間の大きな動機となっていると主張してフロイトから離れ、()を創始した。

    個人心理学

  • 5

    【エビングハウス】 ドイツの心理学者。無意味綴りを記憶材料に,自らを被験者として記憶について の科学的研究を行った結果,記憶の保持が時間との関数関係にあることを明らかにし,()に示した。

    忘却曲線

  • 6

    【オールポート】 アメリカの心理学者。14の人格特性を用いて個人の性格を把握しようと試みた特性論の代表的論者の一人。特性を、人間が普遍的に共有する()と,固有の人格である()とに区分した。また,偏見や流言の心理について優れた業績を残した。

    共通特性, 個人的特性

  • 7

    【キャッテル】 イギリス出身のアメリカの心理学者。心理学的なデータに基づく()を人格研究に導入し,その成果をもとに16の特性因子に基づく人格検査である1OPFを開発した。キャッテルの理論は、オールポートの理論とともに、特性論に属する。

    因子分析

  • 8

    【キューブラー・ロス】 アメリカの精神科医。代表作「死ぬ瞬間』(1971年)において,人が死を受容するプロセスとして,()()()()()という5つの段階を示した。

    否認, 怒り, 取引, 抑うつ, 受容

  • 9

    【クレッチマー】 ドイツの精神医学者。性格が人間の体型に関係しているという観点から,()型・()型・()型という3つの体格型がそれぞれ分裂気質・粘着気質・躁うつ気質と対応するとした。

    細長, 闘士, 肥満

  • 10

    【()】 ドイツ及びアメリカの心理学者。ゲシュタルト心理学の創始者の一人。チンパンジーを用いた学習の実験に基づき、学習者が洞察力によって問題解決の糸口となる要素間の関係を把握し、問題解決に至るという洞察学習を提唱した。

    ケーラー

  • 11

    【()】 ドイツの心理学者・教育学者。人間が生活のなかで、理論・経済・芸術・社会・政治・宗教という6種類の価値領域のいずれに強い興味を示すかによって,類型化されるとした。

    シュプランガー

  • 12

    【スキナー】 アメリカの行動主義心理学者。ネズミを用いたスキナー箱の実験により、生体が自発的にある行動を行い強化子(報酬)を得ることによって,その行動を頻繁にしようとするという()(道具的条件づけ)を提唱した。

    オペラント条件づけ

  • 13

    【セリエ】 カナダの生理学者。ストレスの原因となるもの(ストレッサー)に対する生体の反応をストレスと呼び、ストレス学説を提唱した。生体がストレッサーにさらされ続けた結果,生体に起こる変化を()(全身適応症候群)と名付け、これを()期(生体の抵抗力が低下し、生体に変化がみられる段階)・()期(ストレスに適応できるようになった段階)・()期(長期にわたるストレスに適応できなくなり、衰弱していく段階)の3つの段階に分けた。

    汎適応症候群, 警告反応, 抵抗, 疲憊

  • 14

    【()】 アメリカの教育心理学者。ネコを用いた問題箱の実験により、学習は試行と失敗を重ねる過程を通じて成功するという試行錯誤学習を主張した。 また、満足をもたらす反応は、その場面との結合を強化するという効果の法則を明らかにした。

    ソーンダイク

  • 15

    【パブロフ】 ロシアの生理学者。イヌを用いた実験により、条件刺激(ベルの音) と無条件刺激 (えさ)をくり返し対呈示すると,ベルの音を聞いただけでイヌが睡液を出す(条件反応)という( )(古典的条件づけ)を提唱した。

    レスポンデント条件づけ

  • 16

    【()】 カナダ出身のアメリカの心理学者。観察学習(モデリング)を重視した社会的学習理論を提唱。学習者に対する強化よりも、代理強化(学習者が観察しているモデルに対して与えられる強化)の機能を重要視した。

    バンデューラ

  • 17

    【マズロー】 アメリカの心理学者。人間の欲求を,()欲求・()の欲求・()の欲求・()の欲求・()の欲求の5つに分類し、人間は,最も低次な欲求からより高次なものへと段階的に欲求を満たしていこうとするという欲求階層説を提唱した。

    生理的, 安全と安定, 所属と愛, 自尊と承認, 自己実現

  • 18

    【()】 .スイスの精神科医・心理学者。リビドーを心的エネルギーと捉え,その向かう方向によって,人間のタイプを内向型と外向型に分類した。また,無意識について、個人的無意識と普遍的無意識に分けられると主張した。

    ユング

  • 19

    【()】 アメリカの心理学者。心理学を行動を扱う科学として位置づけ、刺激-反応の因果関係による行動主義を提唱し、行動主義心理学の創始者となった。また,条件反射の研究により、刺激Sと反応Rの間の法則関係であるSR法則を明らかにした。

    ワトソン

  • 20

    【エリクソン】 ドイツ出身のアメリカの発進心理災者。心理。社会的発進理論の提者であり、自我の発達を8段階に分けた。各段階において心理社会的危機という解決すべき課題があるとした。 1.乳児期 ()対() 2.幼児期前期 ()対() 3.幼児期後期 ()対() 4.児童期 ()対() 5.青年期 ()対() 6.成人初期 ()対() 7.成人期 ()対() 8.老年期 ()対()

    信頼 不信, 自律性 恥・疑惑, 積極性 罪悪感, 勤勉性 劣等感, 同一性 同一性拡散, 親密性 孤独, 生殖性 停滞, 自我統合 絶望

  • 21

    【()】 アメリカの児童心理学者。一卵性双生児の階段登りの研究において,発達には心身の一定の成熟状態が前提になるとする成熟優位説を唱え、学習におけるレディネスの重要性を強調した。

    ゲゼル

  • 22

    【()】 ドイツの心理学者。知能指数という概念の考案者。また,人間の発達は先天的素質と環境的影響のどちらかによるのではなく、遺伝要因と環境要因の相互作用によって行われるとする輻輳説を提唱した。

    シュテルン

  • 23

    【ピアジェ】 スイスの心理学者。思考・認知の発達という観点から子どもの発達を捉える認知発達理論を考案し,子どもの発達段階を4つの段階に分類。 1.()期・・・感覚・運動的な行動、対象の永続性の獲得 2.()期・・・自己中心的な思考、アニミズム 3.()期・・・脱中心化、保存の概念や可逆的な操作の獲得、具体的な事柄への論理的思考 4.()期・・・抽象的な事柄への論理的思考

    感覚運動, 前操作, 具体的操作, 形式的操作

  • 24

    【()】 イギリスの児童精神分析学者。WHOの委託を受けて行った調査結果に基づいて、マターナルデプリベーション(乳児期における母子関係の欠如)という概念を示し,後に母子間の愛着(アタッチメント)形成の重要性を説いた。

    ボウルビィ

  • 25

    【()】 オーストリアの動物行動学者。動物の種に固有な行動パターンの形成メカニズムを研究し,アヒルやカモなどがふ化後の特定の時期に目にした動くものの後を追うという刷り込み(インプリンティング)を初めて詳しく報告した。

    ローレンツ

  • 26

    【ウェクスラー】 ウェクスラー式知能検査(()用:WAIS,()用:WISC,()用:WPPSI)の考案者。ウェクスラー式知能検査では,言語性IQ・動作性IQ・全検査IQの3つのIQで知能が測定される。

    成人, 児童期, 年少児

  • 27

    【()】 行動療法の一つである系統的脱感作法を考案。これは,不安や恐怖を誘発する刺激をその強弱によって分類し、最も弱いものから最も強いものまで一つ一つ段階的に克服させていくものである。

    ウォルビ

  • 28

    【()】 論理療法の創始者。これは,クライエントの非合理的な思考を論破していくことによって,そうした思考を合理的かつ現実的なものに変えていくことを目指すものである。

    エリス

  • 29

    【フロイト】 自由連想法を用いて精神分析理論を確立。無意識の研究を進め、人格の構造をエス()・自我()・超自我()の3つの領域で示し,自我心理学の基礎を築いた。

    イド, エゴ, スーパーエゴ

  • 30

    【()】 個人の行動は内的な欲求と外的圧力との相互作用によるものと考え、投影法検査の一つである主題統覚検査(TAT)を創案した。

    マレー

  • 31

    【モレノ】 ルーマニア出身のアメリカの精神医学者,心理学者。心理劇()により心的葛藤を表現する集団的心理療法を創始。また,選択-排斥関係をもとに集団内の相互作用をみる()を提唱し,()を考案するなど,社会集団の分析的方法を体系化した。

    サイコドラマ, ソシオメトリー, ソシオメトリックテスト

  • 32

    【()】 イギリスの小児科医。箱庭療法の母体となる「世界技法」を考案した。この技法は 後にスイスの心理学者カルフ(Kalf,D.)によって箱庭療法として集大成された。

    ローエンフェルト

  • 33

    【ロジャーズ】 アメリカの臨床心理学者。クライエントが助言を受けることなく自分自身で問題の解決法を導き出す()を提唱。カウンセラーの態度条件として()・()・()の3つを示した。

    来談者中心療法, 無条件の肯定的関心, 自己一致, 共感的理解

  • 34

    【森田正馬(まさたけ)】 不眠や強迫性障害,不安神経症などに対する精神療法である()の創始者。1週間の()(食事や用便以外は何もせずただ横になること)などを体験させるなかで,自分の症状をあるがままに受け止め、症状を生み出す「とらわれ」と「はからい」(不眠や不安などをなくしたいと強く思うこと)を脱して()の発揮(自己実現)に向かわせることを目的とする。

    森田療法, 絶対臥褥, 生の欲望

  • 35

    【ウェーバー】 <支配の3類型> ()的支配・()的支配・()的支配 <官僚制論> 近代官僚制を、大規模な組織の仕事を能率的に遂行するのに合理的な組織形態であるとした。

    伝統, カリスマ, 合法

  • 36

    【()】 フランスの実証主義哲学者。「社会学」の名称を初めて打ち出し、社会学の創始者となる。 <3段階の法則> 人間の精神が神学的・形而上学的・実証的という進歩の過程をたどるように,社会も軍事的・法律的・産業的という3つの過程をたどるとした。 <社会学> 社会学を,社会の構造を解明する社会静学と,その構造の変動を解明する社会動学に分けた。

    コント

  • 37

    【アダム・スミス】 〈()〉 経済を自由放任(レッセ・フェール)にしておいても、企業や消費者が各々の利を追求すると,需要と供給は自然に調整されるものとした。

    見えざる手

  • 38

    【デュルケム】 <社会連帯> 社会的分業の発達に作って,社会構造は「()的連帯から()的連帯へ」変化する とした。 <自殺論> ()(社会規範の地緩や崩壊による混池状態)を社会学的な概念として確立し、それが自殺の社会的要因の一つであるとした。

    機械, 有機, アノミー

  • 39

    【()】 <性別役割分業モデル> 職業に従事する夫・父親は手段的役割、家族の情緒面での統合・安定を図る妻・母親は表出的役割を担う。 <家族の2機能説> 家族の基本的かつ不可欠な機能として,子どもの基礎的社会化・成人のパーソナリティの安定化の2つをあげた。 <社会システム論> 社会システムは,その規模の大小にかかわらずAGILの4つの頭文字で表される4機能(適応・目標達成・統合・潜在性)を果たす。

    パーソンズ

  • 40

    【()】 社会学理論と経験的調査の相互媒介を企図する「中範囲の理論」を提唱。 <機能論> 社会集団の機能のうち、促進的効果をもたらすものを順機能、阻害的効果をもたらすものを逆機能と名づけた。 <アノミー論> 社会の全成員に正当な目標として掲げられている文化的目標と,これらの目標獲得のために一般に承認されている制度的手段との間の不統合から生じる社会規範の衰退をアノミーと定義づけた。

    マートン

  • 41

    【()】 アメリカの社会学者。集団形成の契機に着目し,血縁・地縁に基づき自生的に生じる生成社会と,特定の活動を営むために人為的に組織される組成社会とに社会集団を区分した。

    ギディングス

  • 42

    【クーリー】 対面的な接触に基づいた親密な関係が存在する集団を()と呼んだ。この対概念として特定の利益・関心に基づいて意図的に形成される集団である()が弟子らによって提唱された。 また,人間は鏡としての他者を通して自己を見出す(鏡に映った自己)と主張した。

    第一次集団, 第二次集団

  • 43

    【()】 社会集団を,愛情や帰属意識をもって「われわれ」と意識する内集団と,敵意や違和感の対象として「かれら」と意識する外集団とに区分した。 また,他人種を偏見・差別の対象とするエスノセントリズム(自民族中心主義)の概念を創出した。

    サムナー

  • 44

    【テンニース】 社会集団を,()意思に基づくゲマインシャフト(共同社会)と()意思に基づくゲゼルシャフト(利益社会)とに分類した。 社会は歴史的に()シャフトから()シャフトに移行すると主張した。

    本質, 選択, ゲマイン, ゲゼル

  • 45

    【()】 社会集団を、自生的な地線的結合による共同生活の場としてのコミュニティと、特定の関心・目的を追求するために人為的に結成されるアソシエーションとに分類した。

    マッキーヴァー

  • 46

    【()】 イギリスの社会学者。社会変動を生物の進化になぞらえて捉える社会進化論の立場に基づき,社会有機体説を展開。 社会は軍事型社会から産業型社会へと進化するとした。

    スペンサー

  • 47

    【()】 狩猟採集社会から農耕社会への転換を「第一の波」,産業革命を「第二の波」,産業革命によってもたらされた産業社会から情報化社会(脱産業社会・脱工業化社会)への転換を「第三の波」という言葉で表し、産業社会によって分離された生産と消費を再び統合するプロシューマーが出現すると主張した。

    トフラー

  • 48

    【パレート】 社会の変動は階級闘争によってではなく、()と、それに統治される人々との間に起こる人的交替によって説明できるとした。

    エリート

  • 49

    【ブルデュー】 ()の概念を唱え、ハビトゥス(習慣)と社会階級の関係を分析した。日常の言葉遣いや趣味,文化,教養は親から子へと伝えられ、その結果、階級や社会構造が再生産されると説いた。

    文化資本

  • 50

    【()】 社会構造レベルにおける変動を,前工業社会→工業社会→脱工業社会という時代区分によって提え、現代の先進国の多くは脱工業社会の段階に到達したとした。

    ベル

  • 51

    【マルクス】 史的唯物論の思想体系を確立。階級社会の構造、資本主義社会の活動原理を剰余価値理論に求め、階級闘争を社会変助の原動力と捉え、資本主義社会から社会主義社会への移行の必然性を説いた。 [著書:()]

    資本論

  • 52

    【イリイチ】 産業社会にとって不可欠であるが賃金が支払われない労働のことを()と呼んだ。家事労働は、この典型とされる。

    シャドウワーク

  • 53

    【()】 産業化過程が進むにつれて,家族の持つ7つの機能のうち、経済・地位付与・教育・保護・宗教・娯楽という機能は衰退し,愛情の重要性が高まってきたとする家族機能縮小説を提唱した。

    オグバーン

  • 54

    【ブラッド】 ウルフ (Wolfe,D.M.)とともに,学歴・収入・職業的地位などの社会的資源の保有のいかんが夫帰間の勢力の大小を決定するという()を主張した。

    資源説

  • 55

    【()】 核家族は時代と地域を超えて人類社会に普遍的に存在し、その結び付き方によって拡大家族や複婚家族が存在するとした。家族のもつ本質的な機能については,性・経済・生殖・教育の4つを指摘した。

    マードック

  • 56

    【リトウォク】 古典的拡大家族のより現代的な形態として,地理的距離・職業的地位の差にかかわらず継続的・相互的援助関係にある()を示した。

    修正拡大家族

  • 57

    【バージェス】 都市が同心円的に拡大するとともに,同心円的に区分され利用されるとする()理論を提唱。 また,近代化の過程における家族の変化を「()から()へ」という言葉で表現した。

    同心円地帯, 制度, 友愛

  • 58

    【ワース】 都市を「社会的に異質な諸個人の,相対的に大きい,密度のある,永続的な集落」と定義づけ、()(都市に特徴的な生活様式)を提唱した。

    アーバニズム論

  • 59

    【()】 産業化・都市化に伴い生産と消費が分化し、家庭(第一の空間)と職場(第二の空間)が分離され、同時にその間に余暇や自由の空間(第三の空間)が出現したとした。

    磯村英一

  • 60

    【()】 「村の精神」による社会的統一性をもち、住民同士の地線的結合に基づいて形成される農村共同体を、自然村という概念で捉えた。 また、都市と農村を区別する指標としての結節機関の存在を提示し、その集中を「都市化」と位置づけた。

    鈴木 栄太郎

  • 61

    【()】 農村を主発的なタテの結合である同族型結合とヨコの結合である講組型結合に類型化。農村の歴史的発展過程は,タテからヨコへ移行するとした。

    福武 直

  • 62

    【()】 エリートへの接近可能性と非エリートの操縦可能性という基準を用いた。この2つの尺度が高い大衆社会では、人々が操作されやすい点が問題であるとした。

    コーンハウザー

  • 63

    【ホワイト】 自分の人格のすべてを積極的に組織に帰属させ、精神的・物質的安定に支えられ忠誠心を棒げようとする人々を()と呼び、大衆社会における現代人の一つの類型として位置づけた。

    オーガニゼーションマン

  • 64

    【マンハイム】 民主化と合理化が進行する中で、集団としてのつながりや全体の相互関連を見通す力を失った結果,精神的な抵抗力を失った「()」のような人々が増加する過程を見出した。

    甲羅のない蟹

  • 65

    【()】 大衆社会化したアメリカの権力構造を分析し、経済・政治・軍事の3つの制度的秩序の頂点に立って,相互に密接な関連をもちながら支配的地位を占めている人々をパワーエリートと称した。

    ミルズ

  • 66

    【()】 人々の同調様式の違いに注目して、社会的性格を伝統指向型・内部指向型・他人指向型の3つに類型化。 大衆社会における他人指向型の人間は、社会的なつながりを失った結果、「()」になるとした。

    リースマン, 孤独な群衆

  • 67

    【()】 権威をもつ者に対して適合的かつ同調的で,逆に自分より弱い者には服従を要求するといった、安定した自我が欠落した人々のパーソナリティ構造を権威主義的パーソナリティと定義づけた。

    アドルノ

  • 68

    【ゴッフマン】 出会い,集まり、会話などミクロな日常的生活状況における人々のかかわり方に焦点を当て,役割距離、印象操作などの概念を提起した。また、()を学術用語として用いた人物でもある。

    スティグマ

  • 69

    【ジンメル】 社会を個人間の()と捉え、社会学を,個人間の()の形式に関する学問 (形式社会学)であるとした。

    心的相互作用

  • 70

    【()】 ナチズムを支持した人々の心理を分析し、ドイツの中産階級の権威主義的な社会的性格を明らかにした。

    フロム

  • 71

    【()】 自我の発達における社会的相互作用の役割を重視し、役割取得や社会化の過程における「一般化された他者」の問題を論じた。

    ミード

  • 72

    【()】 フロイトの精神分析学の方法を政治学に導入。政治権力は人々が所有する価値の剥奪や威嚇によりその行動をコントロールする能力で,健康・富・安全など生存に必要な福祉価値の剥奪が最大の脅威になるとした。

    ラスウェル

  • 73

    【()】 年齢、性別、家柄など出自や属性に基づく生得的地位と、個人の能力や努力、その結果である業績に基づいて配分される獲得的地位とを区別した。

    リントン

  • 74

    【エリザベス一世】 。16世紀後半から整備されてきた法律を1601年に救貧法(通称「エリザベス数資法』)として集大成させた。救済の対象を()市民・()貧民・()の3つに分類し、対象に応じて強制労働や扶養義務、徒弟奉公の強制という措置をとった。

    有能, 無能, 児童

  • 75

    【エンゲル】 家計の消費支出に占める()費の割合から,生活程度を測定できるとする「エンゲルの法則」を定式化した。

    飲食物

  • 76

    【サッチャー】 オイルショック後の財政危機を背景に、「()」を唱えて公的セクターに民間活力を導入し,社会福祉の分野における公的機関の役割の縮小を図った。

    小さな政府

  • 77

    【タウンゼント】 自分が所属する社会において広く奨励・是 認されている生活に必要な生活資源を欠く状態を貧困と捉え、「()としての貧困」という概念を提示した。

    相対的剥奪

  • 78

    【()】 1832年に開催された救貧法調査王命委員会のメンバーの一人で,シーニア(Senior,N.)とともに報告書をまとめ、新救貧法の基本原則(全国的統一の原則、劣等処遇の原則,ワークハウス・システム)を示した。ブースやラウントリーに先駆けて貧困調査を行ったうちの一人。

    チャドウィック

  • 79

    【()】 1820年代にグラスゴー市において,貧困家庭への友愛訪間を通じて貧困者の自助と相互扶助を重視する隣友運動を行った。 これは後に,COS運動の先駆となった。

    チャルマーズ

  • 80

    【ビアトリス・ウェッブ】 夫シドニー(Webb,S.)とともに()を提唱し,「ウェッブ夫妻」として知られる。1905年の「救貧法及び困者数済に関する王命委員会」に参加し、救貧法を廃止してナショナル・ミニマムを保障する政策の充実を訴える()を提出した。

    ナショナルミニマム, 少数派報告

  • 81

    【ビスマルク】 ドイツ帝国の初代率。1880年代に世界で最初の()を構築した。労働者を保護する一方で,社会民主主義運動を厳しく弾圧したため、その政策は「飴と鞭」の政策といわれる。

    社会保険制度

  • 82

    【ブース】 イギリスの実業家。()において貧困調査を行い、「()」の概念を用いて貧困水準を定め、貧因の主たる原因は失業や不安定雇用などの()にあるとした。

    ロンドン, 貧困線, 社会的要因

  • 83

    【ブース】 イギリスのメンジスト派牧師。1865年にロンドンのイーストエンドの貧民街で伝道を開始し、1878年に()を創設した。募金活動や出獄者・貧困者のための更生活動・救済活動を行い,世界数十か国に()を広めた。日本には1895(明治28) 年に()が派遣され、山室軍平が入信した。

    救世軍

  • 84

    【フランクリン・ルーズベルト】 第32代アメリカ大統領。世界恐慌に端を発する不況への対策として(1)を打ち出し,その一環として 1935年に(2)法を制定した。これは、「(2)」の名を冠した世界で初めての法律である。

    ニューディール政策, 社会保障

  • 85

    【べヴァリッジ】 1942年に()(社会保険および関連サービス)を発表し,社会保障を,生活上の窮乏に対応して全国民にナショナル・ミニマムを確保することを目的とする制度と位置づけ,()をその基本的な柱とした。

    ベヴァリッジ報告, 社会保険

  • 86

    【()】 「人口は幾何級数的に、食糧は算術級数的に増加する」と唱え、貧困発生の原因を人口の増加に求めた。彼の主張は,人口の抑制が有効な食肉対策であるという思想を生み出し、新救貧法制定の理論的根拠となった。

    マルサス

  • 87

    【ラウントリー】 C.ブースの影響を受けて()で貧困調査を行い、「第1次貧困」と「第2次貧困」という概念を提示した。生活保護基準の算定方法の一つである()の考案者としても知られる。

    ヨーク市, マーケットバスケット方式

  • 88

    【ラロック】 1945年,フランスにおける社会保障プラン(通称「()」)を発表した。「当事者拠出と当事者管理」の原則のもと,全フランス国民を対象とした()方式に基づく社会保障制度の構築を目指した。

    ラロックプラン, 社会保険

  • 89

    【()】 日本における医療ソーシャルワーカーの先駆者。アメリカで社会事業教育を受けた後,1929(昭和4)年より聖路加国際病院で医療ソーシャルワーカーとして活動。また,教育者として医療社会事業の普及にも努めた。

    浅賀ふさ

  • 90

    【石井十次】 社会福祉事業家。1887(明治20)年に()を創設。これは,現在の児童養護施設の先駆けとなった。その後も,小舎制を採用し、里親委託を導入するなど,現在にも通ずる先駆的な活動を行った。

    岡山孤児院

  • 91

    【石井 亮一】 1891(明治24)年に濃尾地震の被災孤児のための施設として()を創設。児童の中に知的障害児がいたことから、この施設は、後に日本初の知的障害児施設である()となり、彼はその創設者となった。日本における知的障害児教育の父と呼ばれている。

    弧女学院, 滝乃川学園

  • 92

    【小河滋次郎】 大阪府知事林市蔵のもとで1918(大正7) 年に()(民生委員制度の前身)を創設し、社会事業の発展に尽力した。

    方面委員制度

  • 93

    【笠井 信一】 1917(大正6)年、県独自の施策として()を創設した。 これは,方面委員制度とともに民生委員制度の源流とされる。

    済世顧問制度

  • 94

    【()】 生産力が上昇しているにもかかわらず存在している貧困が間題であるとし、贅沢の廃止によってその解決を図るべきであると指摘するなど、貧困問題を体系的に考察した。 [著書:貧乏物語]

    河上 肇

  • 95

    【渋沢 栄一】 ()院長を務め,専門家に協力して感化部設置や収容児童処遇の改善に尽力した。1908(明治41)年、民間慈善事業の調査・連絡機関として創設された()の初代会長に就任。

    東京市養育院, 中央慈善協会

  • 96

    【高木 憲次】 1932(昭和7)年にわが国最初の肢体不自由児学校である()を、1942(昭和 17)年には治療・教育・職業訓練を一体化した療育施設である()を創設した。

    光明学園, 整肢療護園

  • 97

    【()】 1899(明治32)年,東京の巣鴨に家庭学校を,1914(大正3)年には北海道家庭学校を創設。

    留岡 幸助

  • 98

    【()】 「社会事業の父」と称されるキリスト教社会事業家。1908(明治41)年,中央慈善協会の設立に参画,内務省嘱託として社会事業に携わった。また,日本女子大学教授として社会事業教育も行った。 著書:「社会事業綱要』(1923年)

    生江 孝之

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    【野口 幽香】 1900(明治33)年,森島峰とともに貧児のための()(1916年に二葉保育園と改称)を東京の町に創設し、保育事業を行った。

    二葉幼稚園

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    【原 胤昭】 更生保護事業の先駆者。1897(明治30)年に()を開設した後も,中央慈善協会の幹事を務め、児童虐待防止事業にも取り組むなど幅広い活動を行った。

    東京出獄人保護所