食道の下半部は腹腔内にある。

食道の最外層は漿膜で覆われる。

食道粘膜の重層扁平上皮は生理的に角化する。

ヒトの消化管で重層平上皮と腺上皮の境界は胃体部にある。

ヒトの消化管で重層平上皮と腺上皮の境界は食道と胃の移行部にある。

小腸の主な機能は水分の吸収である。

成人の小腸は2～3mである。

成人の小腸は6～7mである。

下行結腸には腸間膜がある。

s状結腸には腸間膜がある。

S状結腸は後腹膜臓器である。

逆流性食道炎とは胃液が逆流し食道粘膜にびらんをおこすことである。

感染性食道炎は免疫抑制状態で起こりやすい。

カンジダは食道粘膜に常在するので病原性はない。

疾患とその発生部位との組合せで（）は正しい。 (クローン病ー食道)

食道静脈瘤は破裂により大出血を起こすことがある。

食道静脈瘤は門脈圧亢進症のため側副血行路として主として食道下部の静脈が拡張したものである。

食道静脈瘤は門脈圧亢進症のため側副血行路として食道上部の静脈が拡張したものである。

大量飲酒は食道癌の発生に関係がない。

食道癌はしばしば上皮内進展をきたす。

食道癌は組織学的に扁平上皮癌がほとんどである。

食道癌はその大部分が腺癌である

（）の組み合わせは正しい （食道癌一尿路上皮癌）

流行性耳下腺炎はウイルスによる急性化膿性炎症である。

（ ）の組み合わせは正しい （流行性耳下腺炎－ウイルス)

急性胃炎は胃癌発生に密接に関連する。

アニサキスは急性胃炎の原因となる真菌である。

慢性胃炎では胃底腺の過形成が見られる。

慢性胃炎には組織学的に腸上皮化生が伴いやすい。

（）の組み合わせは正しい （慢性萎縮性胃炎ー腸上皮化生)

慢性胃炎に胃潰瘍が合併することは稀である。

慢性胃炎は胃癌発生に関連する。

ヘリコバクター・ピロリ （Helicobacter pylori）とは、桿菌の一種で慢性胃炎や胃清瘍の原因となる。

ヘリコバクター・ピロリはアルカリに強いので胃内でも生育する。

ヘリコバクター・ピロリは寄生虫の一種で慢性胃炎や胃潰瘍の原因となる。

ヘリコバクター・ピロリは酸に強いので胃内でも生育する。

胃潰瘍とは胃壁の粘膜側の部分的な欠損である。

（ ）の組み合わせは正しい （消化性潰瘍ーストレス）

胃潰瘍とは胃壁の、膜側の部分的な欠損である。

胃潰瘍にはしばしば肉芽腫が見られる。

胃潰瘍にはしばしば肉芽組織が見られる。

胃潰瘍の80%以上は経過中に癌化する。

胃潰瘍の合併症のうち、潰瘍底の露出動脈からの大出血はしばしば致命的である。

胃潰瘍は40～50代の女性に多い。

胃潰瘍は攻撃因子（胃液の塩酸、ペプシン）と防御因子（胃粘膜表面の粘液）のバランスの崩れでおこる。

十二指腸潰瘍が穿孔すると腹膜炎をおこすことが多い。

十二指腸潰瘍は胃潰瘍より高齢者に多い。

十二指腸潰瘍は胃潰瘍より若い人に多い。

ゾリンジャーーエリソン（Zollinger-Ellison）症候群では胃・膵などのガストリン産生腫瘍により胃・十二指腸腫瘍が発生する。

過形成性ポリープは胃のポリープの中で頻度の高いもので前癌病変である。

過形成性ポリープは胃のポリープの中で頻度の高いもので良性である。

胃癌の前駆病変はポリープが多い。

胃腺腫は異型上皮（ATP）ともいわれ、高齢者に多い。

胃癌は女性より男性に多い。

わが国で早期胃癌患者の5年生存率は70%程度である。

胃癌の早期癌は長径が1cm以内である。

早期胃癌にリンパ節転移が見られることがある。

早期胃癌は深達度が固有筋層までの胃癌である。

早期胃癌はボルマン分類を用いる。

早期胃癌はリンパ節転移の有無を問わない

青癌の早期癌では1型の頻度が最も高い。

IIb型の胃癌は内視鏡で発見されにくい。

IIc型とは胃の進行癌のうち、表面陥凹型を示す。

IIc型とは胃の早期癌のうち、表面陥凹型を示す。

胃癌では浸潤が固有筋層まで達したら進行癌である。

進行胃癌には必ずリンパ節転移が見られる。

Borman分類は胃の早期胃癌の肉眼分類である。

Borrman2型の胃癌は潰瘍を伴う。

胃癌のボールマン分類2型は浸潤潰瘍型である。

Borrman4型の胃癌は組織学的に高分化腺癌のことが多い。

Borman4型の胃癌は組織学的に低分化腺癌または印環細胞癌のことが多い。

印環細胞癌は胃癌のなかでも比較的予後の悪い癌である。

（）の組み合わせは正しい (バーキット腫瘍ー印環細胞）

スキルス胃癌は粘膜下組織に多量の結合組織が増殖しているので予後は良い。

胃癌のウィルヒョウ転移とは卵巣への転移を言う。

ウィルヒョウ転移とは胃癌の左鎖骨上高リンパ節転移のことである。

クルーケンベルグ腫瘍（Krikenberg tumor）は胃癌などの卵巣転移のことである。

クルーケンベルグ腫瘍（Krukenberg tumor）は胃癌の卵管転移のことである。

腹膜播種をおこした胃癌は予後が悪い。

胃癌は血行性転移をおこさない。

胃癌の血行性転移は、まず最初に肺にみられる。

胃癌がリンパ行性に転移する場合、まず肝転移としてみられることが最も多い。

癌性腹膜炎は、胃癌などが腹膜へ播種性に転移した状態である。

胃原発の非上皮性腫瘍としては平滑筋腫が多い。

急性虫垂炎が腹腔へ波及すると腹膜炎をおこすことが多い。

急性虫垂炎は壊疽性、化膿性、漿液性の順に進行する。

糞石は急性虫垂炎の発生に関与している。

（）の組み合わせは正しい （イレウスー機械的閉塞）

感染性腸炎のうち腸チフス、細菌性赤痢は最近再び増加している。

病原性大腸菌O-157による出血性大腸炎は菌の産生するVero毒素が関与している。

病原性大腸菌O-157による出血性大腸炎は進行すると溶血性尿毒症症候群をおこすことがある。

備膜性腸炎とはある種の抗生物質服用に関連して、結核菌によっておこる腸炎である。

膜性腸炎には嫌気性菌のクロストリディウム（Clostridium difficile）が関与する

アメーバ赤痢の病原体は原虫である。

アメーバ赤痢の病原体は真菌である。

虚血性腸炎では腸管に出血、壊死、潰瘍がおこる。

虚血性腸炎とは主として腸間膜動脈の血栓・塞栓により支配領域の腸管に出血、壊死、潰瘍がおこることである。

虚血性腸炎は門脈の血栓・塞栓によりおこる。

憩室は感染により競室炎をおこすことがある。

憩室は多発することはない。