問題一覧
1
体内に侵入した細菌やウイルスを攻撃する仕組みのことをなんというか
免疫
2
胎児に対する排除反応を抑える免疫をなんというか
妊娠免疫
3
自分の成分を排除してしまうように働く免疫をなんというか
自己免疫性疾患
4
生まれながらに備わっている免疫のことをなんというか
自然免疫
5
人工的な操作に依らず備わっている免疫はなにか
自然免疫
6
自然免疫は何にない糖や脂質やアミノ酸や核酸に対して活性化するか
真核細胞
7
自然免疫はどのレベルで(いつから)備わっているか
胚
8
自然免疫が認識するのは真核細胞にないなにか、4つ上げよ
糖, 脂質, アミノ酸, 核酸
9
自然免疫は無脊椎動物にも存在するか
存在する
10
血液凝固防止剤の例を1つ
ヘパリン
11
Buffy coatに見られる血球はなにか
白血球
12
抗原特異性は自然免疫と獲得免疫のどちらの方が強いか
獲得免疫
13
自然免疫は獲得免疫と違いある反応が起きないため複数回の感染でも免疫が増強されない。その反応とはなにか
免疫記憶
14
自然免疫の機能を3つ
抗菌ペプチドにより穴を開ける・融解する, 食作用, 活性酸素の産生
15
アルブミンとグロブリンの違いとはなにか
塩析によって析出する際の硫酸アンモニウムの濃度
16
アルブミンとグロブリンを分ける際の塩析で用いる塩はなにか
硫酸アンモニウム
17
高濃度の塩を加えるとタンパク質が溶解しにくくなる事を利用してタンパク質を分離・精製する方法をなんというか
塩析
18
血漿タンパク質は二つに分けられる、それはなにか
アルブミン, グロブリン
19
グロブリンにおいて獲得免疫に関わるものはなんというか
免疫グロブリン
20
血漿を塩析するとき、硫酸アンモニウムが飽和状態の時に沈殿するタンパク質を総称してなんというか
アルブミン
21
血漿を塩析するとき、硫酸アンモニウムが半飽和状態の時に沈殿するタンパク質を総称してなんというか
グロブリン
22
血漿には含まれるが血清には含まれないものは代表的なものは何か
フィブリノーゲン
23
血液のうち血漿はどれくらいの割合を占めるか
55%
24
炎症の急性期に血中に増加するタンパク質を総称してなんというか
急性相タンパク質
25
急性相タンパク質の1つであり、特に炎症時に激増するため炎症マーカーとして一般的によく使用されるものをなんというか
CRP
26
CRPはなんの一つであるか
急性相タンパク質
27
CRPは一般的に何に使われるか
炎症マーカー
28
CRPはどこで作られるか
肝臓
29
CRPの役割はなにか
細菌の凝集を引き起こし白血球の貪食をしやすくさせる
30
抗菌タンパク質の例を3つ
トランスフェリン, リゾチーム, デフェンシン
31
トランスフェリンの機能はなにか
遊離鉄を除く
32
遊離鉄を除く抗菌タンパク質はなにか
トランスフェリン
33
グラム陽性菌の細胞壁を構成するペプチドグリカンを加水分解する酵素をなんというか
リゾチーム
34
リゾチームの働きはなにか
グラム陽性菌の細胞壁のペプチドグリカンの加水分解
35
微生物の細胞膜に孔を開ける抗菌タンパク質はなにか
デフェンシン
36
デフェンシンの機能はなにか
微生物の細胞膜に孔を開ける
37
液性免疫系に含まれる一群の血清タンパク質をなんというか
補体
38
補体とは
液性免疫系に含まれる一群の血清タンパク質
39
補体の多くはなんであるか
プロテアーゼ
40
補体は何状に次の因子を活性化していくか
カスケード状
41
抗原と抗体の複合体のことをなんというか
免疫複合体
42
免疫複合体によるC1qの活性化が起点となることで起こる反応をなんというか
古典経路
43
古典経路において起点となる補体はなにか
C1q
44
古典経路は特異的免疫反応か非特異的免疫反応か
特異的免疫反応
45
病原体の細胞壁が刺激となり、結合したC3がB因子、D因子の存在下で活性化することで起きる反応をなんというか
第2経路
46
第2経路において刺激となるものはなにか
病原体の細胞壁
47
第2経路は特異的免疫反応か非特異的免疫反応か
非特異的免疫反応
48
第2経路において結合したC3を活性化させる為に必要なものを2つ
B因子, D因子
49
第2経路においてB因子やD因子の存在下において活性化する補体はなにか
C3
50
病原体の細胞壁の糖鎖にマンノース結合レクチンが結合することで補体系が活性化する反応のことをなんというか
レクチン経路
51
レクチン経路において病原体の細胞壁の糖鎖に結合するものはなにか
マンノース結合レクチン
52
レクチン経路は特異的免疫反応か非特異的免疫反応か
非特異的免疫反応
53
糖鎖を認識し結合するタンパク質のうち、抗体や酵素を除いたものを総称してなんというか
レクチン
54
糖鎖を認識し結合するタンパク質のうち、レクチンに含まれないものを2つあげよ
抗体, 酵素
55
病原体表面のマンノースやN-アセチルグルコサミンなどの糖鎖を認識するタンパク質をなんというか
マンノース結合レクチン
56
膜障害性複合体(MAC)による最近の破壊に関与する補体を5つ
C5b, C6, C7, C8, C9
57
抗体とともに抗原をオプソニン化するのに働く補体
C3b
58
好中球やマクロファージなどの走化性刺激に関与する補体
C5a
59
肥満細胞を刺激するアナフィラトキシンとなる補体を3つ
C3a, C5a, C4a
60
細菌や細胞に抗体や補体がつくことでマクロファージや好中球による貪食を促進するという反応をなんというか
オプソニン化
61
免疫複合体が侵入した異物に対して連鎖反応を起こし活性化したC3a、C5a、C4aの補体のことをなんというか
アナフィラトキシン
62
オプソニン化に関わる補体
C3b
63
C3bといえば何に関与する補体か
オプソニン化
64
C3a、C5a、C4aといえば何に関与する補体か
アナフィラキシー
65
C5aといえば何に関与する補体か
走化性
66
C5b、C6、C7、C8、C9といえば何に関与する補体か
細胞溶解
67
アナフィラキシーに関与する補体3つ
C3a, C4a, C5a
68
走化性に関わる補体
C5a
69
細胞溶解に関わる補体5つ
C5b, C6, C7, C8, C9
70
炎症の早期に主に見られる白血球2つ
好中球, マクロファージ
71
外傷や感染、化学的刺激、組織・細胞の変性などが刺激になって起こる恒常性維持のための反応のことをなんというか
炎症
72
炎症は主にどこでおこる反応か、3箇所こたえよ
血管, 免疫細胞, 線維芽細胞
73
炎症の兆候を5つ
発赤, 熱感, 腫脹, 疼痛, 機能障害
74
炎症を引き起こすのは細菌を感じ取った何によって放出されるサイトカインか
マクロファージ
75
炎症を引き起こすのはマクロファージにより放出される何によるものか
炎症性サイトカイン
76
微生物の構造物のパターンのことをなんというか
PAMPs
77
PAMPsを認識する受容体のことをなんというか
パターン認識受容体
78
微生物の構造物のパターンを認識する受容体をなんというか
パターン認識受容体
79
パターン認識受容体の代表的な受容体群を1つあげよ
TLR
80
TLRは昆虫から哺乳類まで何が保存されているか
受容体から転写因子までの伝達経路
81
免疫細胞が作り、免疫反応を抑制する液性の糖タンパク質のことをなんというか
サイトカイン
82
サイトカインとはどのようなタンパク質のことか
免疫細胞によって作られる免疫反応を制御する液性の糖タンパク質
83
サイトカインの代表例を3つ
インターロイキン, 腫瘍壊死因子, インターフェロン
84
インターロイキンをアルファベット2文字で
IL
85
腫瘍壊死因子をアルファベット3文字で
TNF
86
インターフェロンをアルファベット3文字で
IFN
87
サイトカインの中でも特に炎症反応に関与するサイトカインのことをなんというか
炎症性サイトカイン
88
炎症性サイトカインの例を4つ
IL-1β, IL-6, TNF-α, IL-12
89
サイトカインは免疫細胞を活性化したり抑制したりする、このように繋がる連絡のことをなんというか
サイトカインネットワーク
90
ホメオスタシスを維持している3調節系とはなにか
自律神経, 内分泌, 免疫
91
血球が血管外に出ることをなんというか
浸潤
92
IL-1βやIL-6は免疫以外に何に作用しどんな働きをするか、2つ
視床下部に作用し発熱する, 肝臓に作用し急性相タンパク質の誘導を行う
93
TNF-αは免疫以外にどこに作用しなんの働きをするか、3つ
視床下部に作用し発熱を起こす, 肝臓に作用し急性相タンパク質の誘導を行う, 血管に作用し血管拡張及び透過性の亢進を行う
94
白血球の血管内皮の結合に関わる構造はなにか
細胞接着分子
95
細胞接着分子の具体例を2つ
インテグリン, セレクチン
96
細胞接着分子のうち、フィブロネクチンやコラーゲンなど細胞外基質と結合するものは何か
インテグリン
97
細胞接着分子のうち、糖鎖と結合し白血球を特定の場所に移動させるものはなにか
セレクチン
98
特定の化学物質に対して近寄ったり離れたりする性質のことをなんというか
走化性
99
好中球やマクロファージにおいて走化性の誘導物質として中心的な役割を果たすものはなにか
ケモカイン
100
走化性に中心的な役割を果たすサイトカインのことをなんというか
ケモカイン