問題一覧
1
「高齢者とは・・・」という一律な考え方は①と呼ばれ、一人ひとりの高齢者の個別的な心理的理解の妨げになる場合がある
① ステレオタイプ
2
「新しいことは試すことが怖い」「どうもやる気が出ない」「どうせ出来ない」といった不活発性が言動に表れた時は、叱咤激励し応援する
✕ その気持ちを受容・共感しつつ、出来ることがあるということに目を向けるように働きかける
3
生活不活発をきっかけにした「もう出来ない」というあきらめは、生活全体への意欲低下の原因の1つだと考えられる。
〇 運動機能の維持・向上とともに意欲に対する働きかけが大変重要な役割
4
社会からの老化に対する否定的な情報は、高齢者自信の①イメージに対して否定的な影響を強めると考えられている
① 自己イメージ
5
高齢者にとって①との関係は、それ以前にも増して重要な位置づけとなります
① 家族
6
老年期の社会的関係の変化の特徴として、①体験があげられる。特に②との死別は残された高齢者に大きな影響を与えます
① 喪失体験 ② 配偶者
7
人の生理的な機能は、成長していく過程のなかで、機能を最大限に発揮したあと、少しづつ低下していく。ほとんど全てのひとにみられ、生理的①と呼ばれている
〇 ① 生理的老化
8
細菌などの病原体から、人体を守るために備わっているしくみを、①といいます
① 免疫
9
免疫にはリンパ球が関与していて、血液からつくられる
✕ リンパ球は骨髄でつくられる
10
リンパ球の①細胞は胸腺に運ばれ成熟し、全身を循環して抗原(病原体や腫瘍細胞)を直接攻撃して破壊する(細胞性免疫)
① T細胞
11
細胞性免疫(T細胞)も液性免疫(B細胞)も①歳をピークに減少する。一方で自己免疫疾患の発症は②~③歳がピークになっている
① 20歳 ② 40~60歳
12
人間の視力は40歳くらいから低下し、65歳を過ぎると急激に低下する
✕ 75歳が急激低下
13
視力が低下することによって、近くのものがぼやけて見えるようになり、これを老視(老眼)といい、誰にでも訪れるものではない
✕ 誰でも訪れる老化現象
14
急に立ち上がったときの立ちくらみや、興奮して高くなった血圧も、直ぐには戻らないので、姿勢の変化時には、①低血圧を起こしていないか確認することが大切です
① 起立性低血圧
15
尿失禁の種類4つは?
① 切迫性 ② 腹圧性 ③ 溢流性 ④ 機能性
16
人間は発達段階を飛び越えたり、逆戻りしたりしながら、段階を進みながら発達している
✕ 飛び越えたり、逆戻りすることはなく、一歩づつ段階を進む
17
エリククソの発達段階説は①段階、フロイトは②段階、ピアジェは③段階
① エリクソン:8段階 ②フロイト:5段階 ③ ピアジェ:4段階
18
フロイトは生まれて死に至るまでが発達過程・・・
✕ フロイトは性的エネルギー エリクソンが生まれて死ぬまで
19
エリクソンの発達段階説にて、親や家庭から解放感を獲得すると同時に、自分だけの秘密をもつようになる段階を思春期・青年期である
✕ 秘密を持つのは、児童期・学童期
20
日本の法律における高齢者の定義は何歳? 老人福祉法 65歳 介護保険法 65歳 高齢者医療 65歳 虐待法など 65歳 高齢者等の雇用の安定に関する法律は何歳?
55歳、企業が定年を設けている場合は60歳未満
21
国際的な高齢者の定義にて、WHOでは①歳以上を高齢者として人口統計資料を作成している
① 65歳以上
22
老性自覚にて「内からの自覚」とは、定年退職、引退、離別、死別といった社会的な経験や出来事によって引き起こす
✕ 内からの自覚 :身体的・認知的徴候、精神的減退
23
役割が変化・喪失すると、高齢者はそれまでの生活や仕事で培われた豊富な経験、知識や技術は必要でなくなる
✕ なくならない
24
役割が変化・喪失しても、家庭内における役割の創出や社会参加を通じて、老齢期の自己実現をはかることは可能です
〇
25
2018(平成30)年の国民生活基礎調査における生活意識に関する調査結果にて、高齢者世帯では「大変苦しい」が33.1%、「やや苦しい」が22.0%となっており、高齢者世帯の半数以上が「生活が苦しい」と感じている
✕ 大変:22.0% やや:33.1%
26
高齢者世帯の場合、1世帯当たりの平均所得金額の構成割合をみると「稼働所得」は61.1%であり、「公的年金・恩給」が25.4%にすぎない
✕ 公的年金・恩給が61.1% 稼働所得 25.4%
27
高齢者が、きちんと家事や身の回りのことをこなし、趣味にも打ち込んでいない様な人が、2~3か月の間に意欲がなくなって引きこもる様な状態になっているのであれば、うつの可能性が考えられます
〇
28
めまいの自覚症状として、高齢者ではいずれのめまいもみられるが、主な原因は後年期までとは違ってきます
✕ 後年期 ➝ 中年期
29
回転性のめまいは本人も自覚が①() はっきり②()ことが出来きる ある決まった頭の位置をとるとグラグラ、戻すともどる
① 自覚 出来る ② 訴えられる
30
動揺感をともなうめまいは、脳動脈硬化が進んだ高齢者によくみられて、発作的で激しいものである
✕ 発作的、激しいものではない
31
立ちくらみや失神をともなうめまいは、起こしやすい例として、降圧剤の過量投下による低血圧、心不全による低血圧や不整脈による血流低下、ADLにともなう一過性の低血圧がある
〇
32
からだの別の部位に、疼痛のようなより強い知覚刺激があると、しびれがあまり気にならないこともある
〇
33
ほとんどのしびれは手足にあらわれるますが、もっとも敏感なのは手のひらで、指全体、指先、腕と上がっていくにしたがって、神経もまばらになる。足についても同様です
✕ もっとも多いのは、手の指先
34
しびれの原因で最近目立ってきたのが神経系疾患です。頚椎症や後縦靭帯骨化症が代表的なものです。両手のしびれから始まり、進行すると手を動かすことにも影響してくる
〇
35
浮腫のおもな原因は動脈にある。 動脈血はごく弱い力で重力に反して心臓に戻ってくる血液なので、動かないとレッグパンピングが弱まり、浮腫が出現する
✕ 動脈 ➝ 静脈
36
浮腫の1つの原因は、血液成分の①()です。①()は食事中のタンパク質を材料として肝臓でつくられる。血液をドロドロドロにして、水分が出るのを防ぐ効果がある
① アルブミン
37
生活習慣病に含まれる疾患としては、代表的なものは、糖尿病、高血圧、①、痛風(高尿酸血症)、②性肝炎、その他これらの疾患が引き金になって発生するといわれる脳血管疾患、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症 などがある
① 高脂血症 ② アルコール性肝炎
38
脂質異常症(高脂血症)は、要介護状態の高齢者について、治療するほうが有益であるかどうか明らかではない。栄養の低下とともに脂質レベルも正常化する
〇
39
変形性関節症は、脊髄をおおっている椎骨や周りの軟骨が、加齢にともなう変形やすり減りによって脊髄を圧迫するため、両上肢のしびれ、運動制限があらわれる
✕ 変形性関節症 ➝ 変形性頚椎症
40
加齢性難聴は、高音をとらえる蝸牛の入口付近から進むので、聴力低下は低音から高音へと徐々に広がる
✕ 聴力低下は高音から低音に広がる
41
一般に高齢期には、酸素と二酸化炭素のガス交換に使われる実施的な肺組織量が減少するとともに、外気に排出されることなく肺内にとどまる①が増加する
① 残気量
42
高齢者に多くみられる症状 腹痛の原因となる高齢者で留意したい症状の3つは?
① 腸閉塞(イリウス) ② 消化性潰瘍(胃潰瘍、十二指腸潰瘍) ③ 大腸腫瘍
43
高齢者では、消化性潰瘍による腹痛が強くあらわれる
✕ 消化性潰瘍で腹痛は強くあらわれない
44
血液が混じった便が排出されたり便秘がひどくなったりしてきたら大腸の腫瘍やポリープを疑います
〇
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慢性の咳の原因でもっとも多いのは、閉塞性換気障害といわれる病態です。病名としては慢性気管支炎、または肺気腫のことで、この2つ病気を合わせて①()COPDといいます
① 慢性閉塞性 肺疾患
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今まであまり咳がみられない高齢者に咳が出現した場合、①()の可能性もある
① 感染症