問題一覧
1
腎機能の指標はどれか
尿素窒素(BUN)
2
腎機能を示す血液検査項目はどれか
クレアチニン
3
腎臓について正しいのはどれか
腎静脈は下大静脈に合流する
4
超音波ガイド下経皮的腎生検後の看護で重要なのはどれか
血尿の有無の確認
5
経皮的腎生検を受ける患者への説明で適切なのはどれか
生検後はベッド上安静とする
6
成人の正常尿で正しいのはどれか
尿比重が1.025である
7
尿潜血反応が陽性の時、尿中に存在するのはどれか
ヘモグロビン
8
蠕動運動が見られるのはどれか。2つ選べ。
腎盂, 尿管
9
健康な成人の体重における水分の割合に最も近いのはどれか
60%
10
成人の体重に占める体液の割合で最も高いのはどれか
細胞内液
11
水欠乏性脱水で低下するのはどれか
尿量
12
成人の1日の平均尿量はどれか
1,000ml〜1,500ml
13
乏尿はどれか
1日の尿量が少ない
14
成人の1日の尿量で乏尿と判断する基準はどれか
400ml以下
15
無尿の定義となる1日の尿量はどれか
100ml未満
16
全身浮腫で起こる変化はどれか
リンパ還流の不全
17
腎臓について正しいのはどれか
エリスロポエチンを産生する
18
腎臓でナトリウムイオンの再吸収を促進するのはどれか
アルドステロン
19
血液のpHについて正しいのはどれか
腎不全の場合はアシドーシスに傾く
20
酸塩基平衡の異常と原因の組み合わせで正しいのはどれか
代謝性アシドーシス-慢性腎不全
21
代謝性アルカローシスになるのはどれか
嘔吐
22
血液のpH調節に関わっているのはどれか。2つ選べ。
肺, 腎臓
23
ナトリウムイオンが再吸収される主な部位はどれか
近位尿細管
24
循環血液量を増加させるのはどれか
アルドステロン
25
細胞外液に比べて細胞内液で濃度が高いのはどれか
カリウム
26
高カリウム血症の患者でみられるのはどれか
心電図でのT波の増高
27
水、電解質の調節で正しいのはどれか
循環血漿療法の減少はレニンの分泌を増加させる
28
無尿時に原則として投与が禁忌なのはどれか
カリウム
29
下痢によって生じやすい電解質異常はどれか
低カリウム血症
30
血漿の電解質組成を陽イオンと陰イオンに分けたグラフを示す。矢印で示すのはどれか
重炭酸イオン
31
アンジオテンシンⅡの作用はどれか
細動脈を収縮させる
32
血漿と等張のブドウ糖溶液の濃度はどれか
5%
33
腎前性腎不全が起こるのはどれか
急性心筋梗塞
34
慢性腎不全によって起こるのはどれか。2つ選べ。
低カルシウム血症, 代謝性アシドーシス
35
慢性腎不全で正しいのはどれか
代謝性アシドーシスを起こしやすい
36
慢性腎不全で低下するのはどれか
赤血球の産生
37
慢性腎不全で透析導入を判断するときの指標となる検査はどれか
糸球体濾過値(GFR)
38
慢性腎臓病においてのリンの代謝障害によって生じる症状はどれか
骨痛
39
Aさん(76歳)は、ステージ2の慢性腎臓病と診断された。身長146cm、体重50kg。日常生活は自立し、毎日家事をしている。週2回、ビールグラスを一杯程度飲んでいる。Aさんへの生活指導で優先されるのはどれか
減塩
40
Aさん(52歳、男性)は、5年前に健康診断で高血圧を指摘されていたが、そのままにしていた。5年ぶりに健康診断を受けたところ尿蛋白+で内科を受診し腎機能障害を指摘された。Aさんは、身長160cm、体重56kgであり、体温計36.1℃、呼吸数18/分、脈拍64/分、血圧166/96mmHgであった。血液検査データは、Hb9.3g/dl、アルブミン3.6g/dl、クレアチニン2.3mg/dl、HbAlc5.6%、K3.9mEq/l、推算糸球体濾過量(eGFR)25ml/分/1.73m2であり、特に自覚症状はなく浮腫は見られない。 腎機能の悪化によるものと考えられるデータはどれか
ヘモグロビン値
41
Aさん(52歳、男性)は、5年前に康診断で高血圧を指摘されていたが、そのままにしていた。5年ぶりに健康診断を受けたところ尿蛋白+で内科を受診し腎機能障害を指摘された。Aさんは、身長160cm、体重56kgであり、体温計36.1℃、呼吸数18/分、脈拍64/分、血圧166/96mmHgであった。血液検査データは、Hb9.3g/dl、アルブミン3.6g/dl、クレアチニン2.3mg/dl、HbAlc5.6%、K3.9mEq/l、推算糸球体濾過量(eGFR)25ml/分/1.73m2であり、特に自覚症状はなく浮腫は見られない。 Aさんの説明で適切なのはどれか。
「高血圧が続くと腎臓の濾過機能がていかします」
42
現時点でAさんに起こる危険性が高いのはどれか
虚血性心疾患
43
慢性腎臓病の説明で正しいのはどれか
病気の進行とともに心血管疾患のリスクも高くなる
44
腎臓疾患患者の食事療法で正しいのはどれか
急性腎不全の乏尿期の水分摂取量は前日の尿量+500ml以内とする
45
透析導入患者の原疾患として最も多いのはどれか
糖尿病性腎症
46
血液透析の導入期の看護で適切なのはどれか
不均衡症候群にちゅういする
47
血液透析と比較した連続携行式腹膜灌流法(CAPD)の特徴はどれか
シャント造設が必要ない
48
血液透析を受けている患者への食事指導で適切なのはどれか
生野菜の摂取を制限する
49
連続携行式腹膜灌流法(CAPD)で誤っているのはどれか
血管確保が必要である
50
43歳の女性。最近、仕事が忙しく多忙になったため疲労が蓄積していた。1か月で体重が8kg増加し、頭痛、息切れ、嘔気、および浮腫が現れ、腎機能低下によって緊急入院した。入院時、体温36.8℃、呼吸数28/分、脈拍数82/分、血圧184/102mmHg。血清生化学所見は、尿窒素80mg/dl、クレアチニン9.2mg/dl、K+6.9mEq/l、血糖140mg/dlであった。胸部エックス線撮影では肺うっ血が認められた。入院後、うとうと眠っていることが多く、手足のしびれや脱力感を訴えている。25歳の妊娠中から蛋白尿が出現し、その後も続いていたが放置した。(補足:呼吸回数正常20以下、尿窒素20程度以下、クレアチニン1以下、カリウム3.6~5.0 空腹時血糖80-130程度) 入院時のアセスメントで正しいのはどれか
心停止の危険性が高い
51
43歳の女性。最近、仕事が忙しく多忙になったため疲労が蓄積していた。1か月で体重が8kg増加し、頭痛、息切れ、嘔気、および浮腫が現れ、腎機能低下によって緊急入院した。入院時、体温36.8℃、呼吸数28/分、脈拍数82/分、血圧184/102mmHg。血清生化学所見は、尿窒素80mg/dl、クレアチニン9.2mg/dl、K+6.9mEq/l、血糖140mg/dlであった。胸部エックス線撮影では肺うっ血が認められた。入院後、うとうと眠っていることが多く、手足のしびれや脱力感を訴えている。25歳の妊娠中から蛋白尿が出現し、その後も続いていたが放置した。(補足:呼吸回数正常20以下、尿窒素20程度以下、クレアチニン1以下、カリウム3.6~5.0 空腹時血糖80-130程度) 治療で倦怠感や脱力感は改善したが、肺うっ血は改善しないため、鎖骨下静脈にカテーテルを挿入し、緊急血液透析を行うことになった。透析導入時の看護で適切なのはどれか
出血徴候がないか確認する
52
内シャントを象説し、血液透析をおこなうこのになった。退院時に向けた説明です正しいのはどれか
骨がもろくなることがあります
53
55歳男性。妻と高校生の息子との3人暮らし。会社の経理部長。真面目で几帳面な性格。仕事を生きがいに働き続け、同期入社の中ではいちばん高い職位にある。慢性腎不全のため5年間血液透析を行った後、本人の強い希望で連続携行式腹膜灌流法(CAPD)を導入することになった。本人は一刻も早い職場復帰を望んでいる。入院中はCAPDの操作に熱心に取り組んだ。 退院後、CAPDは1日4回(0時、6時、12時、18時)行うことになった。会社の昼休みにCAPDを行うために必要な設備はどれ
実施する場所
54
退院後2週間で元の部署に戻り、その後は順調に経過し、自信を持ち始め6か月が過ぎた。しかし、仕事が忙しく、CAPDの実施が2時間程度遅れたり、急いで操作することも多くなった。3日前からカテーテル出口部が発赤し、圧痛が見られるようになったため、外来を受診した。観察項目で重要なのはどれ。
排液の混濁
55
血液透析について正しいのはどれか
導入初期には不均衡症候群が起こる
56
副腎皮質ステロイドの作用はどれか
炎症の抑制
57
副腎皮質ステロイド薬の長期投与による有害作用はどれか
骨粗鬆症
58
糖尿病性腎症の食事療法で制限するのはどれか。2つ選べ。
塩分, 蛋白質
59
溶連菌感染後急性糸球体腎炎について正しいのはどれか
血尿、浮腫、高血圧が3大症状である
60
確定診断のために必要な検査はどれ
腎生検
61
AさんはlgA腎症と診断され、塩分1日6gの減塩食が開始された。入院前は塩辛いものが好物で外食が多かったAさんは「味が薄くて食べた気がしない。退院後も続けられるかな」と話している。この時の対応で最も適切なのはどれか
酸味や香味を利用するといいでしょう
62
Aさんは退院後、仕事が忙しくなり1度も受診をせずに2年が経過した。2ヵ月前から疲れやすくなったが、仕事のせいだと思い放置していた。1週前から息切れ、食欲不振および浮腫があり、昨日から眠気、悪心および嘔吐が出現したため外来受診をした。体温36.5°C、脈拍98/分、血圧238/112mmHgであった。血液検査データは、尿素窒素100mg/dl、クレアチニン12.0mg/dl、Hb7.1g/dl。胸部エックス線写真で心拡大と肺うっ血が認められ入院した。直ちに行われるのはどれか2つ選べ
血液透析, 降圧薬の点滴静脈内注射
63
Aちゃん(8歳、女児)は、高度の浮腫と蛋白尿がみられたため入院し、ネフローゼ症候群と診断され、ステロイド大量療法が開始された。 現時点でのAちゃんへの看護で適切なのはどれか
一時的に満月様顔貌(ムーンフェイス)になることを説明する
64
紫斑が出現したら食事を制限してください
65
ネフローゼ症候群で必ずみられるのはどれか
低蛋白症
66
全身性の浮腫で来院した患者。血清コレステロール値が320mg/dlであった。最も考えられる疾患はどれか
ネフローゼ症候群
67
タンパク尿について誤っているのはどれか
原因は尿細管の再吸収障害である
68
正しいのはどれか
ループス腎炎は全身性エリテマトーデス(SLE)に合併する
69
全身性エリテマトーデスでメチルプレドニゾロンによるパルス療法を行う患者への対応で適切なのはどれか
病室を出る時はマスクの着用を促す
70
入院時のアセスメントで適切なのはどれか
易感染の状態である
71
入院時の看護で適切なのはどれか
塩分制限の必要性を説明する
72
副腎皮質ステロイド薬の免疫抑制作用を説明する
73
全身性エリテマトーデス(SLE)でプレドニゾロンを長期間服用している成人女性の患者で、血中濃度が顕著に低下しているのはどれか
副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)
74
入院時のアセスメントで正しいのはどれか
腎機能低下
75
Aさんはプレドニゾロン60mg/日のステロイド治療が開始となった。Aさんへの説明で適切なのはどれか
薬の影響で気分が大きく変動するかもしれません
76
Bさんに生じている可能性が高いのはどれか
溶血性貧血
77
Bさんはステロイドパルス療法の後、副腎皮質ステロイド薬の内服治療が開始された。入院3週ころから満月様顔貌がみられたため、外見の変化に気持ちが落ち込むようになった。 Bさんへの対応で適切なのはどれか
薬の量が減れば満月様顔貌は軽減すると説明する