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社会学2
  • 伊波時億

  • 問題数 40 • 1/12/2024

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    問題一覧

  • 1

     大衆とは見知らぬ個人から構成される匿名的集団であり、空間的には散在している点で、空間の共有を特徴とする群衆とは異なっている。

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  • 2

     準拠集団は、個人が意識を形成するときに重要な影響を与える集団であり、人によっては1人で複数の準拠集団を持つこともある。

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  • 3

     階層とは、同種の社会的資源が同程度に配分されている人々の集合体であり、分類基準を操作することができるため同一事象に対しても多様な記述が可能である。

    ⭕️

  • 4

     社会変動について、ロストウの近代化論は資本主義から社会主義への移行を問題とせず、むしろ体制の違いを超えた近代化のメカニズムを明らかにしようとした。

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  • 5

     リースマンは、他人指向型の人々は、他者の期待と好みに敏感であるという傾向によって、個人の性格と社会との同調性を保証しようとすると述べた。

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  • 6

     政治的・経済的条件の急激な変化は、その衝撃を受けた社会の構成員に共通の心理的特徴を生み出し、しかもそれは特定の考え方を受け入れやすくする心理的背景を構成する。

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  • 7

     クーリーによれば、自己概念は他者から与えられる自己について評価を内面化することで形成されるものであり、彼はこれを「鏡に映った自己」と名づけた。

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  • 8

     デュルケムは、社会の急激な変化に基づく無規制状態をアノミーと呼び、社会がアノミー状態になれば逸脱行動は増加すると主張した。

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  • 9

     マートンは、社会的に承認された成功目標があるにもかかわらず、これを獲得する制度的手段が万人に開かれていないというアメリカ社会の現実を念頭に、アノミーの発生を説明した。

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  • 10

     アメリカの青少年の非行集団では、逸脱を是認する下位文化が形成されており、非行はその文化に進んで同調していくことから生じるとした。

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  • 11

     文化にはさまざまな機能があるが、その一つは社会統合である。この社会統合機能は、広い意味では社会統制をも含むものと考えられる。

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  • 12

     日本社会では、親分・子分関係に代表されるように、所属集団内での「タテ」の序列が、社会における人間関係のあり方を基本的に決定している。

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  • 13

     核家族は多様な家族形態の「核」を構成するものであるから、「複婚家族」は核家族が夫婦の一方を軸にヨコに結合している家族形態であると考えた。

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  • 14

     家族の基本機能として、子どもたちを社会の一人前の成員に育て上げる「社会化」と、大人のパーソナリティの「安定化」の2つを挙げた。

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  • 15

     夫婦の権威関係は、夫婦が暮らす社会が家父長制かどうかといった社会規範によって決まるのではなく、夫婦の持つ資源の量や質によって決定されるとした。

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  • 16

     直系家族とは、親とその跡継ぎに当たる子の夫婦家族とが連なった家族であり、社会的地位や家産は跡継ぎに優先的に継承される。

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  • 17

     ウェーバーは、行為者にとって行為の意味を基準に、社会的行為を目的合理的行為、価値合理的行為、感情的行為、伝統的行為の4つに類型化した。

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  • 18

     いわゆるAGIL図式において、Lは「潜在性」ないし「パターン維持」と呼ばれる機能であり、社会においては教育・宗教・家族などがこの機能を担っている。

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  • 19

     マートンは、社会機能の分析において「顕在的機能」と「潜在的機能」を区別し、主観的には意識されなかった作用の存在を見いだす道を開いた。

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  • 20

     会話分析などを通して、人々が自明のものとして見過ごしている社会の構成過程を分析しようという理論であり、ガーフィンケルがその創始者である。

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  • 21

     大衆とは、組織化されていないものの、特定の意識を共有する人々の集団である。そのため、大衆運動に見られるように、非組織集団から組織集団への移行も容易に実現する。

  • 22

     準拠集団は、個人が自己を評価する際の判断基準を提供する「比較機能」を持つが、この機能は他者を評価する場合には有効に作用しない。

  • 23

     階層とは、生産手段に対する関係という点で共通の立場を持つ人々の集合体であり、基本的に2つの敵対的な集団として理解される。

  • 24

     社会変動は、社会の構成員がその主体的行動によってもたらすものではなく、あくまでも社会の客観的要素によって個人の意思とはかかわりなく進行する。

  • 25

     リースマンは、余暇の消費と人間関係に重点の移った現代社会においては、自己の内部の権威によって方向づけられる「内部指向型人間」が増加すると指摘した。

  • 26

     フロムは、ナチズムを台頭させたドイツ中産階級の社会的性格を分析し、自由を渇望する強い気持ちが、勝手に振る舞うナチスの台頭を精神的に支援していたことを見いだした。

  • 27

     ミードによれば、社会的自我は一般化された他者から見た自己であるIが、それに働きかけるmeからの反応を受けることで形成されていく。

  • 28

     デュルケムは、自殺を自己本位の自殺と集団本位の自殺に分類し、アノミーが原因となるのは前者の場合であることを見いだした。

  • 29

     マートンは、個人の社会への適応様式を、同調、革新、儀礼、逃避、反抗の5つに分類し、放浪者やアルコール中毒者の適応はこのうちの「反抗」に当たるとした。

  • 30

     非行下位文化においては中産階級の価値は羨望の対象となるため、非行集団では禁欲や個人の努力などが過度に奨励され、違反者は厳しくとがめられる。

  • 31

     ある社会が自己の文化を修正してまでも他の文化を受容するのは、そのほうがその社会にとって利益になることが社会の構成員に広く認識されるためである。

  • 32

     日本社会においては身分や資格の共有が集団構成の重要な原理となっており、それが社会階層の固定化を通じて典型的な「タテ社会」を構造化させている。

  • 33

     わが国に見られるような3世代同居は「直系家族」に分類されるが、相続において長男を優遇することから、この家族形態を「長男相続家族」と呼んだ。

  • 34

     家族は、夫=父が表出的、妻=母が手段的な役割を分担することによって、安定的な社会システムとして維持されていると主張した。

  • 35

     家庭内での権威の分布のしかたを基準に、家族を「夫優位型」と「妻優位型」の2つに分けたが、アメリカでは前者が8割以上を占めた。

  • 36

     直系家族とは、一族の中で婚姻と相続を繰り返す家族形態であり、基本的に血統の純粋性が保たれていることから、「血による団結」が特徴であるとされている。

  • 37

     ウェーバーは、利害のみによって個人の行為を説明する視点を批判し、歴史や宗教などの価値を重視する「理念型」的方法論を提唱した。

  • 38

     社会システムの機能要件のうち、Gで表されるのは「目標達成」であり、社会においては慣習・道徳・法律などがこの機能を担っている。

  • 39

     マートンは、中範囲の理論を唱え、日常的調査に必要な個々の作業仮説を積み上げるのではなく、社会についての包括的な概念図式を導き出すことの重要性を指摘した。

  • 40

     エスノメソドロジーによると、社会は人々の社会的相互作用を通じて絶えず構成され続けているとして、言語や象徴など人々が交換する意味情報の内容分析を行う。