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世界史 殷周春秋戦国
  • 一吹

  • 問題数 20 • 5/18/2024

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    問題一覧

  • 1

    ★長江流域と黄河流域の地理的な違いを説明しなさい。

    長江流域からベトナム北部にかけては季節風の影響が強い湿潤な気候で、稲作が行われてきたが、黄河流域では、降水量が比較的少なく、畑作が中心であった。

  • 2

    ★仰韶文化について、60字以内で説明せよ。 指定語句〔黄河、彩文土器、雑穀〕

    前5000年頃、黄河中流域において、彩文土器が使用されたり、遼河流域で狩猟採集とあわせて雑穀の収穫が行われたりした。(58字)

  • 3

    ★中国では、前3000年紀になり、モノやヒトの移動が盛んになった。この頃の大きな集落にはどんな変化が起きたか、50字以内で説明せよ。

    前3000年紀の中国では、大きな集落で城郭が築かれ、富の集中や社会の階層化が進み、首長が出現した。(49字)

  • 4

    ★殷墟から西域産の材料を加工した玉器や南方の海で産出されたタカラガイが見つかっているが、このことから何が分かるか。

    殷が広域的な交易ネットワークの中心であったこと。

  • 5

    ★邑とはなにか。

    同族意識に支えられた士族集団を中心に人々が共同生活を営む城郭都市。

  • 6

    ★殷の特徴を、60字程度で説明しなさい。 指定語句〔青銅器、邑、甲骨文字〕

    殷は、青銅器文化が発達し、神権政治が行われた中国最古の王朝。王は甲骨文字による占いで天意をうかがい、周辺の邑を支配した。(60字)

  • 7

    ★殷の時代に行われた「神権政治」とは、誰が・どのように行ったのかを60字程度で説明しなさい。

    殷の歴代の王が甲骨文字を使って行った祭政一致の政治手法で、農事や国事など重要な政治的判断を占いによって決めていた。(57字)

  • 8

    ★易姓革命とはどのような思想か、40字程度で説明しなさい。

    徳を失った王朝は天命を失い、新しい有徳者が天命を受けて王朝を交代させるという思想。(41字)

  • 9

    ★法家とは何を説いたのか、30字程度で説明せよ。

    法家は、厳格な法と信賞必罰を重視し、君主の権力強化と富国強兵を説いた。(35字)

  • 10

    ★封建とはどのような仕組みで、それによって何が維持されたか80字程度で説明せよ。

    封建とは、王が封土と人民を世襲の諸侯に与え、諸侯が王に軍役や貢納を誓う主従関係に基づく統治制度。これにより、広大な領域における民族集団のまとまりと多様性が維持された。(83字)

  • 11

    ★礼とは何か。また、その具体例を二つあげよ。

    礼とは、社会の上下関係を律する行動規範のこと。親族関係に基づいた規範である宗法や、服従の証として諸侯が周王に各地の特産品を納めるきまりがこれに該当する。

  • 12

    ★周が王都を洛邑に遷都すると、何が起きたか、30字程度で説明せよ。

    周は王権が弱体化し、諸侯が自立して争う春秋・戦国時代が始まった。(32字)

  • 13

    ★春秋時代に登場した鉄器により、文書による命令、情報の伝達が容易になったが、その理由を35字以内で説明せよ。

    鉄器により森林伐採が容易になり、大量の木簡や竹簡を生産できたため。(33字)

  • 14

    ★儒家は何を説いたのか、30字程度で説明せよ。

    儒家は、仁と礼を重んじ、家族道徳から天下国家を治める道を説いた。(32字)

  • 15

    ★墨家はどんな主張を展開したか、30字程度で説明せよ。

    墨家は、血縁や身分にとらわれない兼愛と、不戦を説く非攻を主張した。(33字)

  • 16

    ★道家は何を説き、何に影響を与えたか、50字程度で説明せよ。

    道家は、人為を排した無為自然の生き方を説いた。その思想は、道教や中国の文学・芸術に大きな影響を与えた。(51字)

  • 17

    ★墨教の思想内容を儒教と対比させながら60字程度で説明しなさい。

    墨子が説いた自分と他人を区別せずに愛する兼愛説を厳格に守る思想で、自分と他人を区別して礼節を重んじる儒教とは対立関係にあった。(63字)

  • 18

    刀銭が流通したのはどこの国か。

    斉、燕

  • 19

    布銭が流通したのはどこの国か。

    趙、魏、韓

  • 20

    ★2021 京都府立大 春秋・戦国時代の社会変化について250字程度で説明しなさい。なお、記述するにあたっては、下の語句をすべて使用すること。 指定語句〔士、諸侯、諸子百家、青銅貨幣、鉄〕

    春秋時代中期以降、鉄製農具や牛耕農法の普及によって農業生産力が高まり、自立した農業経営が小家族でも可能になったため、氏族の統制が緩んでいった。また戦国時代には、諸侯の富国強兵によって商工業が発展し、青銅貨幣も使用されるようになったため、大商人らもあらわれた。こうして周代の世襲的な身分制度が崩れ、個人の能力を重視する実力本位の傾向が強くなり、各国では身分にとらわれない有能な人材の登用が行われた。また、戦争が続き、人々が新しい社会秩序のあり方を模索するなかで、諸子百家と総称される多くの思想家や学派が登場した。(255字)