問題一覧
1
妊娠糖尿病の診断とコントロール目標
・75g OGTT 空腹時92, 1時間 180, 2時間153 ・管理目標 空腹時95, 1時間 140, 2時間120
2
1型糖尿病に対するSGLT-2導入時のインスリン調整
A1c<7.5であればインスリンを1-2割減量し、2割以上の減量を避ける。
3
血糖値の動静脈、時間変化
・血糖値は動脈>毛細血管>静脈の順に下がる(消費のため) ・動静脈で空腹時10、食後20ぐらいの差 ・簡易測定器は毛細血管全血
4
偽性Bartter症候群の病態と原因
・習慣性嘔吐、利尿薬、下剤などでBartter症候群類似の症状を呈した状態
5
PTHの作用
・骨吸収亢進、腎でのCa再吸収促進、P再吸収抑制 ・Ca↑、P↓
6
補正Na
・血糖上昇に伴いNa低下 ・補正Na=Na+1.6×(血糖-100)/100
7
甲状腺クリーゼの治療
・抗甲状腺薬、無機ヨウ素、グルココルチコイド ・β-blockerは選択性の高いランジオロールなど
8
粘液水腫性昏睡の病態と治療
・甲状腺機能低下症がベースにあり、重度で長期にわたる甲状腺ホルモン欠乏または低体温/呼吸不全/循環不全などが中枢神経機能障害をきたしたもの ・全身管理、甲状腺ホルモン製剤、グルココルチコイドで治療
9
SGLT-2のケトアシドーシスの病態
・グルコース供給がSGLT-2iによる排泄を下回ると、脂肪酸代謝亢進でケトアシドーシス
10
先端巨大症の検査
・75gブドウ糖負荷でGH抑制されない ・IGF-1高値
11
糖尿病三大合併症の有病率
網膜症20% 腎症20% 末梢神経障害10%以上
12
原発性アルドステロン症の検査
・PAC/PRA ≧200かつアルドステロン ≧60でスクリーニング陽性 ・降圧薬内服中はCCBやα-blockerに変更後検査
13
リフィーディング症候群とは
低栄養状態に急速に糖質を投与することで発症。 細胞内流入による電解質異常、ビタミンB1欠乏をきたす。 特に低P血症が致命的。
14
先端巨大症の病態、症状
・GH/IGF-1 (ソマトメジンC)過剰 ・下垂体性巨人症/先端巨大症(骨端線閉鎖前後で変化) ・巨大舌
15
浸透圧計算式
2×Na+血糖値/18+BUN/2.8
16
副腎性Cushing症候群の病態と症状
・コルチゾールの自律性過剰分泌 ・中心性肥満、満月様顔貌、野牛様脂肪沈着、赤色皮膚線状、皮膚菲薄化、多毛、ざ瘡
17
糖尿病性ケトアシドーシスのインスリン使用時のK補充
開始時のKが、 ≦5mEq/L: 10mEq/h ≦3.5mEq/L: 20mEq/h
18
腎血管性高血圧の局在
・線維筋性異形成では中遠位 ・高安動脈炎では近位
19
インスリン分泌指数 I.I.の計算式
(負荷30分値-前)インスリン値 / (負荷30分値-前)血糖値 0.4以下で初期分泌低下
20
インスリン自己免疫症候群の原因と治療
・半数はチアマゾール等のSH基 ・α-リポ酸(ダイエットサプリメントなど)も ・原因薬剤の中止で半年程で治癒
21
メトホルミン腎機能別最大投与量
eGFR 45-60: 1500mg 30-45: 750mg -30: 禁忌
22
プロラクチン高値の原因
高値原因 ・薬剤 ・胸壁疾患、外傷、湿疹などの乳房刺激 ・甲状腺機能低下(TRH高値) ・腎不全(プロラクチン代謝遅延) ・視床下部腫瘍(ドパミン分泌障害) ・プロラクチン産生腫瘍
23
低Ca血漿の原因
・低Mg(PTH分泌不全) ・腎不全(ビタミンD活性化障害) ・ビタミンD欠乏 ・PTH低下
24
高Ca血症の原因
・原発性副甲状腺機能亢進症 ・悪性腫瘍に伴う高Ca(PTHr H)等
25
高Ca血症の治療
・生理食塩水、カルシトニン製剤、グルココルチコイド、ビスホスホネートで治療
26
インスリン自己免疫症候群の病態
・自己インスリンに対して抗体産生 ・親和性が低いため抗体からインスリンが解離して血中遊離インスリン濃度上昇、低血糖をきたす
27
プロラクチンの分泌、抑制、作用
・下垂体前葉から分泌、視床下部からのドパミンで抑制 ・妊娠、授乳期に上昇 ・乳腺発育、母乳産生
28
Liddle症候群の病態
・常染色体優性遺伝の高血圧 ・集合管のNaチャネル異常でNa再吸収亢進
29
糖尿病の診断
HbA1c 6.5以上かつ、 空腹時血糖126以上 or OGTT 2時間値 200以上 or 随時血糖値200以上
30
Basedow病に対する抗甲状腺薬での無顆粒球症の対応
・直ちに中止して無機ヨウ素薬に切り替え ・広域抗生剤 ・早めに131I内用や甲状腺摘出検討
31
腎血管性高血圧の薬物療法
・ACEi/ARBは片側で推奨、両側で禁忌
32
甲状腺クリーゼの診断基準
・診断基準: T3/T4高値+神経症状、発熱、頻脈、心不全、消化器症状
33
原発性アルドステロン症の治療
・片側は副腎摘出、両側はMRA等の薬物療法
34
副腎性Cushing症候群の検査所見
・好中球増多、好酸球・リンパ球減少、低K ・ACTH低値、DHEA-S低値(間接的にACTHの動態反映) ・Dex抑制試験でコルチゾール抑制されない ・夜間コルチゾール5以上
35
1型糖尿病の自己抗体
・抗GAD抗体:成人発症 ・抗IA-2抗体、抗インスリン抗体:若年発症