問題一覧
1
一次救命処置とは
心肺停止状態の傷病者に対し、救急隊が到着するまでの間に行う。
2
一次救命処置はなにをサポートする
呼吸と循環
3
ストレスコーピングのセリエの3つの期は?
第1段階 警告反応期、第2段階 抵抗期、第3段階 疲弊期
4
ストレス理論モデルを考えた人は誰か
ラザルス
5
ストレス理論モデルの心理的ストレスはなにか
出来事に対してその人が脅威であると評価した時に示す認知的判断過程
6
ストレスコーピング過程とは
出来事が自分にとってストレスであると認知・評価し、そのストレスに対処方法を考えること。
7
ストレス理論モデルの身体的反応
自律神経系、内分泌系、免疫系
8
ストレス理論モデルの心理、行動的反応
防衛機制、対処機制
9
防衛機制とは
辛い環境やストレスから精神を守るために、本能的に働く心の防衛反応
10
対処機制はふたつに別れているそれはなに
問題中心型コーピング、情動中心型コーピング
11
問題中心型コーピングとは
ストレスを引き起こしている原因自体を変化させることを目的とする対処法
12
情動中心型コーピングとは
ストレス状態による不快な情動をコントロールすることを目的に状況に対する考え方や感じ方を変えることを目指した対処法
13
危機理論の危機とは
通常のコーピング方略がどれも役に立たないような事態が生じたときストレスにコーピングできない状態に陥る状態のこと
14
フィンクの危機モデルを4つ答えよ
衝撃、防衛的退行、承認、適応
15
フィンクの危機モデル(衝撃)
現実には対処できないほど急激で、結果的に生じる強烈なパニックや無力状態を示し、思考が混乱して判断や理解ができなくなる。
16
フィンクの危機モデル(防衛的退行)
危険や脅威を感じる状況に、現実に直面するには圧倒的な状況のために、無関心や非現実的な多幸症を抱く。
17
フィンクの危機モデル(承認)
あらためて、深い悲しみや苦しみ、強度の不安を示し、再び混乱を体験する。しかし、徐々に新しい現実を判断し、自己を再認識していく。
18
フィンクの危機モデル(適応)
現在の自分の能力や資源で満足をする経験が増えて、しだいに不安が軽減する。
19
アギュララの危機のモデルとは
危機状態にいたる過程や危機を解決するために必要な要因に焦点が当てられている
20
アギュララのバランス保持要因3つ
出来事に関する現実的な知覚 適切な社会的支持 適切な対処規制
21
一次救命処置は何を行うか
AED(自動体外式除細動器)を使う 心肺蘇生を行う
22
病院の外にいる時の心停止時に行うこと
119番とAED
23
病院の中で心停止が起こったとき
救急コール、救急カード、AED
24
死戦期呼吸とは
しゃくりあげるような不規則な呼吸であり、心停止直後の傷病者ではしばしば認められる。
25
胸骨圧迫の圧迫位置
胸骨の下半分
26
胸骨圧迫するとき何cm圧迫するか
約5センチ
27
胸骨圧迫するとき1分間で何回か
100〜120回
28
胸骨圧迫はどのように続けるか
絶え間なく続ける
29
人工呼吸のやり方
気道確保 胸骨圧迫30回 人工呼吸2回 人工呼吸1回につき約1秒で胸があがる程度
30
ショックとは
生体に対する侵襲あるいは侵襲に対する生体反応の結果、重要臓器の血流が維持できなくなり、細胞の代謝障害や臓器障害が起こり、生命の危機にいたる急性の症候群
31
ショックの分類
心原性ショック 心外閉塞・拘束性ショック 循環血液量減少性ショック 血液分布異常性ショック
32
ショックの5徴候
蒼白、冷汗、虚脱、脈拍触知不能、呼吸不全
33
ショックの診断基準(大項目)
収縮期血圧が90mmHg未満あるいは通常の血圧より30mmHg以上低下した時
34
ショックの診断基準(小項目)
心拍数100回/分以上または60回/分未満 微弱な頻脈・徐脈 爪先の毛細血管のrefill遅延(圧迫解除後2秒以上) 意識障害 乏尿・無尿 皮膚蒼白と冷汗、または39℃以上の発熱
35
ムーアの術後患者の回復過程の分類4つ
第1相 傷害期 第2相 転換期 第3相 筋力回復期 第4相 脂肪蓄積期
36
ムーアの回復過程(傷害期)
手術直後から2〜3日ごろの時期 麻酔・手術の侵襲に反応し、神経・内分泌系反応が亢進する
37
ムーアの分類(転換期)
傷害期から筋力回復期に移行する時期 手術後3日目ごろから1〜2日間持続する 神経内分泌反応は鎮静化に向かい、水・電解質平衡が正常化していく時期
38
ムーアの分類(筋力回復期)
タンパク質の同化が始まり、傷害期に損失した筋力を回復する時期。 一般的には手術後1週間前後から始まり、傷害の程度により差はあるが数週間持続する。 食欲も増進し、体力も徐々に回復する 社会復帰に向けての準備を始める。
39
ムーアの分類(脂肪蓄積期)
第3相の後〜数ヶ月の時期。 筋タンパク質の合成が進むとともに脂肪が蓄積され体重が増加する。 体力も術前の状態に回復し、社会復帰が可能となる
40
急性期にある患者、家族への看護
生命の安全・維持 急激な状態変化への対応 精神的援助 家族への配慮
41
急性期看護(生命の安全維持)
バイタルサイン測定 全身管理
42
急性期看護(急激な状態変化への対応)
苦痛の除去 保温 血管確保 気道確保、救急カートの準備 AEDの装着(必要時) 下肢の挙上(必要時)
43
急性期看護(精神的援助)
不安の軽減 恐怖心を増長させない
44
急性期看護(家族への配慮)
不安の軽減 家族への連絡
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術後の合併症
肺合併症、循環不全、イレウス、術後感染、縫合不全、肺塞栓症と深部静脈血栓症