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司法・犯罪心理学

問題数22


No.1

デュルケムの考え方をもとに、マートンが発展させたものが最も一般的。社会には、その構成員が共通して持っている追求すべき正当な目標(文化的目標:cultural goals)があり、その目標を達成するために社会的に広く認められた手段(制度的手段:institutionalized means)が存在がする。しかし、制度的手段への接近には階層的な制限が設けられているために、必ずしも全ての人が文化的目標を達成できるわけではない。マートンは、文化的目標を追求するよう社会から要請されても、制度的手段が平等に配分されていないために緊張状態が生まれ、それが犯罪の原因となると説明した理論を何というか?

No.2

サザランドとクレッシーが中心となって提唱したものがよく知られている。逸脱行動は、親密な集団内でのコミュニケーションを通して、学習によって獲得される。逸脱的な集団に属していれば、その中でのやり取りを通して、個人は逸脱的な感覚や思考様式を身につけるという理論を何というか?

No.3

ベッカーが提唱したものが最も有名。この理論では「周囲から『犯罪者』『逸脱者』というラベルを貼られること」が犯罪の原因と考える。これを「烙印づけ(stigmatization)とも呼ぶ。逸脱者のラベルを貼られた個人は、何をするにしてもその烙印がついてまわる中で生きていかざるをえない。自らの意思とは関係なく、周囲が張ったラベルが、その個人を本物の犯罪者にしてしまうと考えるのである。犯罪を、ラベルを貼られた人と貼る人の社会的相互作用の中で生み出される行為と位置付けるのが特徴である理論を何というか?

No.4

非行・犯罪の抑制要因を「社会に対する個人の絆(bond)」に求めるものである。「絆」は①「愛着(attachment)」②「コミットメント(commitment)」③「インボルブメント(involvement)」④「信念(belief)」の4つの概念から構成される理論を何というか?

No.5

社会的絆理論において、個人が両親や学校、友人など身近な人に対して抱く愛情や尊敬などからなる絆のことを何というか?

No.6

社会的絆理論において、個人が慣習的な活動に一定の拘束を受けている状態のことを何というか?

No.7

社会的絆理論において、犯罪について考える暇がないほど、合法的な活動(例えば、勉強や部活動、仕事)に忙しく従事していれば、そもそも逸脱する機会がないとするものを何というか?

No.8

社会的絆理論において、個人が、自分の属する集団が持つ道徳規範や価値観などを内面化している程度のことを何というか?

No.9

行為者の意図が曖昧な状況において、攻撃的な人ほど行為者に攻撃の意図を帰属させることを何というか?

No.10

人間が環境と効果的に相互作用する資質を何というか?また、ある結果を生み出すために必要な行動をどの程度うまく行うことができるかという個人の核心を何と呼ぶか?

No.11

自然発生的に生じるのではなく、①遂行行動の達成(自分で実際に行ってみること)、②他者の行為を観察すること(代理的経験)、③言語的説得(自己教示や他者からの説得的な暗示)、④情動的喚起(生理的な反応の変化を体験してみること)といった情報を通じて、個人が自ら作り出してゆくため、経験に基づいて形成されるものを何というか?

No.12

相手の情動的状態や状況について理解することなどにより生まれる情動的反応であり、相手の情動と同様な状態と定義されるものを何というか?

No.13

望ましくない目標追求を抑制することを何というか?

No.14

欠如すると、①欲望や感情を抑えることができない、②計画的な行動や生活ができず、刺激やスリルを求める、③自分本位で他人のことを思いやることや共感することができない、④欲求不満耐性が低位、といった特徴が示されるものを何というか?

No.15

成功願望があるにも関わらず、その実現可能性が低いことを示す一般化緊張理論に基づいた概念を何というか?逸脱行動は〇〇が存在する場合には促進されるが、〇〇が存在しない場合には抑制されたため、〇〇を飛行などの逸脱行為を促進する要因の一つであると示した。

No.16

〇〇は知能指数のことであり、知能の発達または能力の指標として最も広く使われており、犯罪の分野において指標の一つとして使用されている。

No.17

協調性の高さが敵意に負の影響を与えることが分かっており、攻撃的な感情や攻撃的な態度に負の影響を与えるとしている。さらに、神経症傾向は、攻撃的な感情を強めることにより、身体的な攻撃行動を促進することも示されている。したがって、〇〇は、その特性に応じて、攻撃的な感情や態度、攻撃行動を促進、抑制させる要因といえる。

No.18

事件現場などから推察される犯罪者の犯行行動の特徴から、当該犯罪者の犯人像などを推定する一連の作業を指すものとして、幅広く使われているものを何というか?「犯行現場の状況、犯行の手段、被害者等に関する情報や資料を、統計データや心理学的手法等を用い、また情報分析支援システム等を活用して分析・評価することにより、犯行の連続性の推定、犯人の年齢層、生活様式、職業、前歴、居住地等の推定や次回の犯行の予測を行うものである」と定義されている。

No.19

犯人像の推定において重要な考え方の一つに、〇〇が挙げられる。これは、「類似した犯行を行う犯罪者たちは類似したと特性を持つ」という仮説である。この仮説に基づくと、未解決事件の犯罪者は、過去に発生した類似事件の犯人像と一致した特徴を有すると仮定される。

No.20

犯行の連続性の推定に該当する。すなわち、連続して発生した複数の事件が同一犯による反抗か否かを推定するものを何というか?

No.21

現場から判明している反抗状況から、犯人の年齢層、生活様式、職業、前歴といった犯人像を推定するものを何というか?

No.22

犯行現場の地理的な分布等から犯罪者の空間行動に関する分析を行うことにより、犯罪者の活動拠点(居住地、勤務先など、ある人間が日常的に訪れる地点)や、次回以降の犯行の発生エリア等を予測するものを何というか?

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