問題一覧
1
生物のからだを取り巻く環境は1と呼ばれる。体内の細胞は2に浸されており,2は3(内部環境)と呼ばれる。つねに変化している外部環境におかれながら,体内の状態を安定に保ち,生命を維持する性質を4(5)という。
外部環境, 体液, 体内環境, 恒常性, ホメオスタシス
2
体液の種類 1セキツイ動物の体液は,血管内を流れる血液,2の間を流れる3,および4管内を流れる4液に分けられる。
脊椎, 細胞, 組織液, リンパ
3
血液は,1成分である2と液体成分である3とからなる。
細胞, 血球, 血しょう
4
★赤血球 哺乳類は1状。哺乳類以外は2状。 哺乳類は3核。哺乳類以外は4核。 直径約5(単位含めて)。
中凹円盤, 中凸だ円盤, 無, 有, 7~8μm
5
★白血球 不定形。1核。大部分は直径約2。(リンパ球は直径約3。)
有, 6~15μm, 7~9μm
6
★血小板 不定形。1核。直径2。
無, 2~4μm
7
次のなかから、赤血球、白血球、血小板それぞれのmm^3あたりの数を選び、順番に答えなさい。 ア 4000~9000 イ 10万~16万 ウ 15万~40万 エ 180万~370万 オ 380万~570万 カ 700万~970万
オ, ア, ウ
8
赤血球、白血球、血小板はすべてどこで形成されるか。
骨髄
9
血球は基本、1で破壊される。赤血球は肝臓でも破壊される。寿命は2~3日。
ひ臓, 100, 120
10
★赤血球のはたらき ヘモグロビンをふくみ、酸素を運搬。ヘモグロビンは1(2をふくむ色素)と3(タンパク質の一種)とからなる。
ヘム, Fe, グロビン
11
★白血球のはたらき アメーバ運動をする。食作用で1などを殺す。2は3に関与し,4をつくるものもある。
細菌, リンパ球, 免疫, 抗体
12
★血小板のはたらき 1の巨大細胞の破片。2に関係。
骨髄, 血液凝固
13
血しょうの成分の90%は?
水
14
血しょうに含まれるタンパク質として誤っているのは?
グルコース
15
前問以外の血しょうの成分を4つ答えよ。
無機塩類, 尿素などの老廃物, ホルモン, 酵素
16
血しょうの働き...酸素,二酸化炭素,栄養素,老廃物などの運搬。抗体を含み,免疫に関係する。( )を恒常に保つ。 ( )に入ることばを4つ答えよ。
体温, pH, 浸透圧, イオン組織
17
動脈は、静脈に比べ血管壁の1が発達し,心臓から押し出される血液の高い圧力に耐えられる。 静脈...逆流を防ぐための弁がある。 毛細血管...一層の2のみからなる。
筋肉, 内皮
18
酸素を多く含んだ鮮紅色の血液は1血と呼ばれ,含まれる酸素の量が少ない暗赤色の血液は2血と呼ばれる。血液循環には,酸素に富む血液を全身へ送り出して心臓に戻る体循環と全身から流入する血液を肺に送る肺循環とがある。
動脈, 静脈
19
リンパ管には逆流を防ぐための弁があり,リンパ液は一定の方向へ移動する。リンパ管は?に合流している。
鎖骨下静脈
20
ミミズや脊椎動物などの血管系は,動脈と静脈が1で連絡し,2と呼ばれる。昆虫やエビなどの血管系は,1をもたず,3と呼ばれる。
毛細血管, 閉鎖血管系, 解放血管系
21
心臓は,心筋という筋肉でできている。大静脈と右心房の境界にあるペースメーカー(1)が起点となり収縮と2をくり返すことによって血液を送り出す。哺乳類と鳥類の心臓は2心房2心室で構成される。
洞房結節, 弛緩
22
体内環境は,1と2の働きによって維持されており,3の4によって調節されている。
自律神経系, ホルモン, 間脳, 視床下部
23
自律神経は,主として心臓,肺,胃,小腸などの1や,2・3などに分布し,意思とは直接関係なく,その働きを自律的に調節している。
内臓諸器官, 消化腺, 汗腺
24
自律神経には1と2とがあり,互いにきっ抗的に作用する。 1...からだを活動的方向に調節する。 2...からだを疲労回復的方向に調節する。
交感神経, 副交感神経
25
交感神経が出る場所は?
脊髄の腹根
26
副交感神経が出る場所は?
中脳・延髄・脊髄の下部
27
交感神経は器官に達する1で2に入り,そこでシナプスをつくる。 副交感神経は分布する器官の3でシナプスをつくることが多い。
途中, 神経節, 直前
28
交感神経と副交感神経それぞれの末端の神経伝達物質は?
ノルアドレナリン, アセチルコリン
29
交感神経と副交感神経 心臓の作用
促進, 抑制
30
交感神経と副交感神経 気管支の作用
拡張, 収縮
31
交感神経と副交感神経 胃(ぜん動運動)の作用
抑制, 促進
32
交感神経と副交感神経 だ腺の作用
粘液性促進, しょう液性促進
33
交感神経と副交感神経 瞳孔の作用
拡大, 縮小
34
交感神経と副交感神経 皮膚の血管
収縮, ー
35
交感神経と副交感神経 立毛筋の作用
収縮, ー
36
脊椎動物の神経系は,1と2に分けられる。1は脳や脊髄、2は3と4に分けられる。4は交感神経や副交感神経。3は5や6。
中枢神経系, 末梢神経系, 体性神経系, 自律神経系, 感覚神経, 運動神経
37
心臓の拍動は,右心房にあるペースメーカーが起点となり,ここで生じた興奮が左右の心房と心室を規則的に収縮させることによって起こる。この興奮の伝達経路を1と呼ぶ。心臓の拍動の促進・抑制はそれぞれ交感神経,副交感神経を介して,2によって調節される。血液中のCO2濃度が3いと2によって交感神経で促進。2の別名は4。
刺激伝導系, 延髄, 高, 拍動調節中枢
38
1の実験 2神経に電気刺激を与えると,末端から分泌される3の作用により心臓の拍動が抑制される。この3は4液を通じて心臓IIにも作用するため,心臓Iより少し遅れて心臓IIの拍動も抑制される。(図なし)
レーウィ, 副交感, アセチルコリン, リンガー
39
神経細胞の構造 神経系を構成する細胞を神経細胞(1)といい,細胞体,樹状突起,軸索からなる。他の1や細胞に接している部分を2と呼び,軸索末端から放出される神経伝達物質によって隣接する細胞に情報が伝えられる。
ニューロン, シナプス
40
ホルモンは,1から直接体液に分泌され,2によって運ばれる。その主成分は3や4,5(コルチコイドと性ホルモン)である。ホルモンは,そのホルモンの受容体をもつ標的細胞がある標的器官に作用する。ごく微量で作用し6がみられる。7と協調して働くものが多い。
内分泌腺, 血液, タンパク質, アミノ酸, ステロイド, 持続性, 自律神経
41
i)内分泌腺...ホルモンなどを分泌する腺で,1をもたない。分泌物は,血液などの体液によって運ばれる。 ii)外分泌腺...1を通じて分泌物を消化管または体外に出す。消化腺,汗腺,皮脂腺などがある。
排出管
42
間脳の視床下部から分泌される1など,脳の神経細胞がホルモンを分泌する現象を2といい,分泌する細胞を3という。
放出ホルモン, 神経分泌, 神経分泌細胞
43
多くのホルモンの分泌は,間脳の1から2へ分泌されるホルモンによって調節される。このほか,自律神経系や,血しょう中の物質濃度の変化などを内分泌腺が直接感知することでも調節される。
視床下部, 脳下垂体
44
血液中の1が不足すると,視床下部から2が分泌される。3から4が分泌され,5からの1の分泌が促進される。1の分泌量が過剰になると,1が視床下部や3に作用し,これらの働きを抑制する。このように,ある結果が原因にさかのぼって作用する調節のしくみを6といい,結果が原因を抑制する負の6と促進する正の6とがある。
チロキシン, 放出ホルモン, 脳下垂体前葉, 甲状腺刺激ホルモン, 甲状腺, フィードバック
45
体内の水分が失われると,血液中の物質の濃度が上昇する。これを間脳の視床下部が感知して1から2が分泌される。2は3の4に作用し,水分の5を促進する。
脳下垂体後葉, バソプレシン, 腎臓, 集合管, 再吸収
46
また,血液量が減少して血圧が低下すると1から2が分泌され,3や集合管からの4の再吸収に伴って水も再吸収される。
副腎皮質, 鉱質コルチコイド, 細尿管, ナトリウムイオン
47
ヒトの血液中には,ほぼ一定量(空腹時で約1%)の2が含まれている。血液中の2は血糖と呼ばれ,3としてたえず消費されているが,その量はホルモンや自律神経の働きによって恒常に保たれている。
0.1, グルコース, 呼吸基質
48
糖尿病 血糖濃度が高くなったまま正常値に戻らない病気である。1の分泌量の不足や,1に対す2るの反応低下によって生じる。
インスリン, 標的細胞
49
? 食事量の不足や激しい運動,インスリンの過剰接種などによって生じる。脳の機能低下やけいれん・意識喪失などを生じ,最終的に昏睡状態となる。
低血糖症
50
哺乳類や鳥類などの恒温動物では,体温を一定に保つしくみが発達している。 外温の変化に応じて組織の1量を変化させ,2量を調節する。 皮膚の血管の収縮・拡張,発汗量の増減,立毛筋の収縮・弛緩,皮下脂肪の増減,換毛・換羽(夏毛と冬毛)で3量を調節。
代謝, 発熱, 放熱
51
間脳の視床下部から分泌されるホルモンは1と2であり、3のホルモンの分泌を調整する。このように脳の細胞からホルモンが分泌されることを4という。 甲状腺から分泌される5は代謝を促進する。
放出ホルモン, 放出抑制ホルモン, 脳下垂体, 神経分泌, チロキシン
52
不要物を取り除く腎臓の上に位置する1はまわりの2と内部の3に分かれ、3からは4が分泌される。4はエネルギー源となるグルコースなどの、5を上昇させる。
副腎, 皮質, 髄質, アドレナリン, 血糖濃度
53
アドレナリンはからだを1にする。アドレナリンが分泌すると2の流れがよくなり、酸素がはこばれやすくなる。食後は分泌されにくい。
活動状態, 血液
54
ここからすべて、そのはたらきをするホルモンと内分泌腺を答えなさい。 タンパク質の合成促進、骨、筋肉などの成長促進
成長ホルモン, 脳下垂体前葉
55
チロキシンの分泌促進。
甲状腺刺激ホルモン, 脳下垂体前葉
56
糖質コルチコイドの分泌促進。
副腎皮質刺激ホルモン, 脳下垂体前葉
57
生殖腺の発達促進、性ホルモンの分泌促進。
生殖腺刺激ホルモン, 脳下垂体前葉
58
体色変化(両生類、爬虫類)に関係。
メラノトロビン, 脳下垂体中葉
59
腎臓の集合管における水分の再吸収促進、血圧の上昇
バソプレシン, 脳下垂体後葉
60
代謝の促進。
チロキシン, 甲状腺
61
体液中のカルシウム量を増加。
パラトルモン, 副甲状腺
62
血糖濃度上昇
グルカゴン, すい臓のランゲルハンス島A細胞
63
血糖濃度減少。
インスリン, すい臓のランゲルハンス島B細胞
64
血糖濃度上昇。 体液中のイオン濃度を調節。2つ
糖質コルチコイド・鉱質コルチコイド, 副腎皮質
65
血糖濃度上昇(グルコース)
アドレナリン, 副腎髄質
66
雌の二次成長の発見。
ろ胞ホルモン(エストロゲン), 卵巣ろ胞
67
妊娠の継続、維持、排卵抑制
黄体ホルモン(プロゲステロン), 卵巣黄体
68
雄の二次成長発見。
雄性ホルモン(アンドロゲン), 精巣