問題一覧
1
妊婦の仰臥位低血圧症候群を防ぐために右側臥位をとらせる。
×
2
循環血液量減少では頸静脈の虚脱が特徴である。
○
3
一酸化炭素中毒では低酸素血症を呈する。
○
4
糖尿病は呼吸性アシドーシスの危険因子である。
×
5
腎不全では代謝性アシドーシスを呈する。
○
6
糖尿病性ケトアシドーシスは代謝性アシドーシスである。
○
7
低換気ではアルカローシスを呈する。
×
8
高カリウム血症ではT波の先鋭化が特徴的である。
○
9
低体温ではU波が特徴的である。
×
10
経口摂取の急性薬物中毒では右側臥位をとる。
×
11
妊娠末期でショック状態の妊娠の搬送体位で望ましいのはどれか。1つ選べ。
左側臥位
12
画像に示した心電図波形がみられた傷病者について可能性が高い病態はどれか。1つ選べ。
高カリウム血症
13
画像に示した心電図波形がみられた傷病者について可能性が高い病態はどれか。1つ選べ。
低体温
14
心室細動の原因となるのはどれか。1つ選べ。
低カリウム血症
15
細胞内液の成分で最も多いイオンはどれか。1つ選べ。
カリウム
16
人工呼吸により肺胞換気量は正常時の60%維持される。
○
17
胸骨圧迫により肺血流量は正常時の60%維持される。
×
18
一回換気量を増やすと静脈還流量は減少する。
○
19
一回換気量を増やすと冠血流量は増加する。
×
20
ETCO2はパルスオキシメーターで測定可能である。
×
21
カプノメトリーは気管挿管チューブの位置確認有効である。
○
22
ETCO2は通常、PaCO2と近似値を示す。
○
23
自己心拍再開をするとETCO2は急激に低下する。
×
24
CPRの質が低いとETCO2が高値を示す。
×
25
ETCO2は蘇生後の呼吸管理に有効である。
○
26
カプノメータについて正しいのはどれか。2つ選べ。
胸骨圧迫の評価として活用できる。, 気管支喘息では呼気終末二酸化炭素分圧と動脈血二酸化炭素分圧が乖離する。
27
カプノメータについて正しいのはどれか。2つ選べ。
胸骨圧迫の質を評価できる。, 気管内チューブの食道挿管を発見できる。
28
カプノグラムを図に別に示す。吸気の始まりから終わりまでを示すのはどれか。1つ選べ。
Ⅳ+Ⅰ
29
76歳の男性。食事中に窒息した。家族が背中を叩いたが意識がなくなり、救急要請した。救急隊到着時観察所見:心肺停止状態で、心電図は無脈静電気活動であった。喉頭展開し異物除去後、気管挿管を実施し、カプノメータを装着した。胸骨圧迫とバッグ換気とを行いながら救急車内に収容したところで、カプノグラムの波形に変化がみられた。その時の波形を別に示す。考えられる変化の原因はどれか。1つ選べ。
自己心拍再開
30
60歳の男性。1時間前から胸が苦しくなり同僚が救急要請した。救急隊到着時観察所見:意識JCS300。呼吸は無く、頸動脈で拍動を触知しない。心電図は無脈性電気活動である。直ちに心肺蘇生を開始し、医師の指示で気管挿管した。自動式人工呼吸器に接続しカプノメータを装着した。心肺蘇生継続中の胸骨圧迫交換前後のカプノグラムを別に示す。体動は認めていない。赤矢印時点での適切な対応はどれか。1つ選べ。
胸骨圧迫と人工呼吸の継続
31
乳児の死亡原因の第1位は不慮の事故である。
×
32
小児・乳児の誤飲・誤嚥による死亡者の大半は乳児である。
○
33
乳幼児突然死症候群の疫学的リスク因子として両親の飲酒がある。
×
34
乳幼児突然死症候群は心原性心停止である。
×
35
新生児の第一呼吸は皮膚刺激で誘発される。
○
36
新生児の人工呼吸は5秒に1回のペースで行う。
×
37
新生児においては、心拍数60回未満で人工呼吸開始の判断をする。
×
38
新生児においては、心拍数100回未満で胸骨圧迫開始の判断をする。
×
39
新生児の胸骨圧迫と人工呼吸の比は3:1である。
○
40
新生児の人工呼吸では酸素投与が必須である。
×
41
乳児の心肺蘇生について正しいのはどれか。1つ選べ。
人工呼吸を行っても徐脈で皮膚が蒼白ならば胸骨圧迫を開始する。
42
乳児の一次救命処置で成人と共通するのはどれか。1つ選べ。
人工呼吸時の用手的気道確保法
43
異物による上気道閉塞でみられるのはどれか。1つ選べ。
陥没呼吸
44
食物を喉に詰まらせた意識のある成人に対して、最初に行うべき対応はどれか。1つ選べ。
声がでるかを確認
45
気道異物の症状で緊急度が最も高いのはどれか。1つ選べ。
発声不能
46
PCPSは低体温療法に使える。
○
47
開胸式心マッサージのもっともよい適応は急性心筋梗塞である。
×
48
心拍再開後の高酸素症は神経学的転帰を良くする因子である。
×
49
心拍再開後の高体温は神経学的転帰の悪化の因子である。
○
50
心拍再開後の低体温は神経学的転帰の悪化の因子である。
×
51
開胸式心マッサージは上行大動脈の遮断に役立つ。
×
52
心拍再開後の痙攣は予後良好のサインである。
×
53
心停止後症候群とは心拍再開後の遷延性意識障害を指す。
×
54
PCPSは偶発性低体温症による心停止に用いられる。
○
55
アミオダロンは血管収縮薬である。
×
56
外傷による心肺停止の際の緊急開胸術の目的でないのはどれか。1つ選べ。
冠動脈の血行再建
57
病院で行われる心停止の二次救命処置で用いられる抗不整脈薬はどれか。1つ選べ。
アミオダロン
58
心拍再開後の脳障害の増悪因子とならないのはどれか。1つ選べ。
心肺停止中の低体温
59
心停止後の病態について正しいのはどれか。2つ選べ。
脳血流の完全停止では5分以内に脳内のATPが枯渇する。, 心拍再開後も瞳孔散大が続くのは予後が悪いサインである。
60
心肺停止後数分以内の心拍再開の場合に、神経学的回復で最も早期にみられるのはどれか。1つ選べ。
自発呼吸
61
3歳未満は乳児の心肺蘇生法を行う。
×
62
18歳未満までは小児の心肺蘇生法を行う。
×
63
思春期以前には小児用パッドを用いる。
×
64
アドレナリン投与はおおよそ8歳以上が適応となる。
○
65
小児および乳児では循環が十分であっても脈拍数が60回/未満であったらCPRを行う。
×
66
小児および乳児では10回/分未満の徐呼吸の場合は人工呼吸を考慮する。
○
67
小児では成人に比べ、口腔内に占める舌の割合が小さい。
×
68
小児では成人に比べ、喉頭の位置が高い。
○
69
小児では肩枕をした方が気道を確保しやすい。
○
70
小児の2人法CPRでは、胸骨圧迫15回と人工呼吸1回となる。
×
71
小児の一次救命処置について正しいのはどれか。1つ選べ。
人工呼吸の準備ができれば直ちに2回の人工呼吸を行う。
72
小児の心肺機能停止対応業務プロトコールについて適切なのはどれか。1つ選べ。
長距離搬送の場合は器具を用いた気道確保プロトコールを考慮する。
73
小児用AEDについて正しいのはどれか。1つ選べ。
小児用パッド(モード)はエネルギーを減少させる機能を有する。
74
救急隊員による小児の心肺蘇生について正しいのはどれか。2つ選べ。
呼吸数10/分未満で人工呼吸を行う。, 二人法では胸骨圧迫と人工呼吸の比を15対2とする。
75
2歳の女児。自宅でプール遊びをしていたが、声がしなくなったため母親が見に行くと、プールで溺れているのを発見して救急要請した。救急隊到着時観察所見:意識JCS300。呼吸数6/分。上腕動脈の脈拍は40/分。口唇部にチアノーゼを認める。直ちにバック・バルブ・マスクで人工呼吸を開始したが、脈拍に変化はなかった。次に行うべき処置はどれか。1つ選べ。
胸骨圧迫