問題一覧
1
1分子のパルミチン酸が完全燃焼した時に生じる水は何分子か。
16
2
エーテル型リン脂質の頭部はエタノールアミンやコリンが多いが( )であるものも存在する。
あ
3
それ以上の鎖長伸長は主に( )に存在する別の酵素によって行われる。
小胞体膜のサイトゾル側
4
反応11を触媒する多酵素複合体の名称を答えよ。
ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体
5
アルギニンから合成されるのは
クレアチン, 一酸化窒素
6
5-フルオロウラシル5-FUは再利用経路によって生じた代謝物ががん細胞のDNA合成を阻害する。一方ソリブジンはチミジンのアナログで、単純ヘルペスウイルスが持つ( )によってヌクレオチドアナログとなり、ウイルスのDNA合成を阻害する。両剤を併用すると薬物相互作用により( )の代謝が阻害され、重篤な副作用が現れる。
あ, あ
7
脂肪細胞においてグリセロール3-リン酸は( )から生じるので、脂肪細胞ではTG合成のために( )が必要である。
ジヒドロキシアセトンリン酸, グルコース
8
ヌクレオシド二リン酸NDPは(NDPオキシダーゼ)によってdNDPとなる。ただし塩基にチミンをもつデオキシヌクレオチドは( )によって(TMP)がdTMPになって生じる。
q, チミジル酸シンターゼ, あ
9
肝臓で産生され分泌されるのは
VLDL, IDL, HDL, LDL
10
アラキドン酸に(リポキシゲナーゼ)が作用すると( )が生じる。これがさらに代謝されて種々のプロスタグランジンや( )が産生される。
あ, プロスタグランジンH2, あ
11
グルタミン酸のアミノ基をαケト酸に転移することで種々のアミノ酸を合成可能で、例えばグルタミン酸と( )からアラニンが合成できる。
あ
12
TCA回路(クエン酸回路)のF、M〜Vに当てはまる化合物名を書きなさい。
ピルビン酸, アセチルCoA, クエン酸, シス-アコニット酸, イソクエン酸, αケトグルタル酸, スクシニルCoA, コハク酸, フマル酸, L-リンゴ酸, オキサロ酢酸
13
次いでブチリル基はKSドメインに転移し、これと( )マロニル基が反応して炭素鎖が伸長する。
マロニルACP
14
最初のサイクルでは( )アセチル基と( )マロニル基が反応してブリチルACPが生じる。
アセチルCoAからアシル基運搬タンパク質ACPに転移した, マロニルCoAの
15
ケトン体は( )時にミトコンドリアに蓄積した( )から合成され、その主たる産生臓器は( )である。
絶食・飢餓, アセチルCoA, 肝臓
16
動物は窒素固定細菌が産生したアンモニアを利用して一部にアミノ酸を合成することができる。例えば( )とアミノ酸からグルタミン酸を合成できる。
あ
17
血糖値が高くなると膵臓β細胞では取り込んだグルコースから( )が産生され、細胞膜にある( )依存性K+チャネルが閉じる。すると( )が低下し、これに応答するCa2+チャネルが開く。その結果( )が分泌される。
あ, あ, インスリン
18
TG含量(%)が最も高いのは
キロミクロン
19
β酸化の一連の過程で( )と( )が得られる。
FADH2, NADH
20
サイトゾルのアシルCoAはミトコンドリア内膜を通過する前に( )によってアシルカルニチンとなるが、この酵素は(アシルCoA)によって阻害を受ける。
カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ1, マロニルCoA
21
サイトゾルにてクエン酸は( )によって( )と( )になる。
クエン酸リアーゼ, アセチルCoA, オキサロ酢酸
22
ヒトの必須アミノ酸は
スレオニン, リジン, ロイシン
23
ステロイドホルモンの合成経路は関連しており、最初の段階は(小胞体膜)での( )の合成である。
あ, プレグネロン
24
アンドロゲンはCYPの一種である( )により芳香環化してエストロゲンとなる。
あ
25
それぞれの反応11〜21の反応名を書きなさい。
酸化的脱炭酸, 脱水, 水和, 酸化的脱炭酸, 酸化的脱炭酸, 基質レベルのリン酸化, 脱水素, 水和, 脱水素, 縮合
26
グルコースからグルコース6-リン酸を生成する不可逆反応を迂回して、グルコース6-リン酸をグルコースに変換する酵素は( )である。
グルコース6-ホスファターゼ
27
反応11〜21を触媒する酵素名を答えなさい。
ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体, あ, あ, あ, あ, あ, あ, あ, あ, あ
28
再利用経路には、塩基とPRPPにより(ヌクレオシド)を生じる反応、塩基とリボース1-リン酸により(ヌクレオシド5‘-一リン酸)が生じる反応がある。
あ, あ
29
組織が解糖系で作られたNADHをすべて酸化できるほど好気的でないとき、( )は還元されて( )を生成する。この反応を触媒する酵素は( )である。
ピルビン酸, 乳酸, 乳酸デヒドロゲナーゼ
30
ATPが生成する反応はどれかすべて選びなさい。
17
31
A〜Iに当てはまる化合物名を書きなさい。
フルクトース1,6-ビスリン酸, グリセルアルデヒド3-リン酸, 1,3-ビスホスホグリセリン酸, 3-ホスホグリセリン酸, 2-ホスホグリセリン酸, ホスホエノールピルビン酸, ピルビン酸, グルコース6-リン酸, ジヒドロキシアセトンリン酸
32
トリプトファンから合成されるのは
NAD+
33
これは( )でβ酸化されてDHA(C22:6,ω3)となる。
ミトコンドリアマトリクス
34
アミノ酸分解によって生じる炭素化合物は7つに収束される。それらのうちケト原性なのは( )と( )である。分解によってこれらしか生じない、完全にケト原性のアミノ酸は(一文字表記で全て)である。
あ, あ, あ
35
ホスファチジルコリンPCはホスファチジルエタノールアミンからも生じるが、この反応では補酵素として(THF)が必要である。
あ
36
PRPPは( )や( )の合成に重要な分子で、PRPPシンターゼにより(リボース)から生じる。この反応に伴いATPはAMPに変化する。
ヌクレオシド, ヌクレオチド, あ
37
ホスファチジルコリンPCの合成では( )によってコリンがホスホコリンとなり、これから生じたCDP-コリンが(CMP-ジアシルグリセロール)と反応してPCとなる。
あ, あ
38
グルタチオンの働きの一つとして(細胞外への脂肪酸)の輸送がある。
あ
39
ピリミジンヌクレオチドの新生経路では、まず(シトシン)がPRPPに結合してヌクレオシド一リン酸が生じ、その後いくつかの反応を経て(CTP次いでUTP)が生じる。
あ, あ
40
プリンヌクレオチドの新生経路で最初に合成されるヌクレオチドは(略称)で、それまでのいくつかの反応では補酵素として(PLP)が必要である。( )から( )さらに( )が合成されるが、( )から( )が生じる反応では(ATP)が必要である。
あ, あ, あ, アデニロコハク酸, AMP, あ, アデニロコハク酸, あ
41
塩基やヌクレオシドを再利用してヌクレオチドを合成する経路は特に( )塩基を持つヌクレオチド合成において重要で、遊離( )塩基の実に90%以上が再利用されている。
あ, あ
42
低血糖時、脂肪細胞中のTGは( )の作用で活性化した( )によって分解される。
グルカゴン, ホルモン感受性リパーゼ
43
プリンヌクレオチドの分解経路においてアデノシンは(キサントシン)となり、最終的にすべてのプリン塩基は(グアニン)さらに( )となる。ピリジンヌクレオチドの分解経路では( )以外の塩基は全てウラシルとなり、さらに代謝されて(βヒドロキシ酪酸)となる。
あ, あ, 尿酸, あ, あ
44
フルクトース6-リン酸から( )を生成する反応は不可逆反応である。これを迂回して(同じ)をフルクトース6-リン酸に変換する酵素は( )である。
フルクトース1,6-ビスリン酸, フルクトース1,6-ビスホスファターゼ
45
NADHが生成する反応をすべて選びなさい。
15、16、20
46
ヒトが合成できるのは
コレカルシフェロール, ユビキノン
47
動物細胞で、リノレン酸(C18:3,ω3)はΔ6不飽和化、炭素鎖伸長、Δ5不飽和化を経てEPA(C20:5,ω3)となる。EPAは2回の炭素鎖伸長後、( )によりC24脂肪酸となる。
Δ6不飽和化
48
こうしたサイクルが何回か繰り返され、一般的には( )が酵素から放出される。
パルミチン酸
49
ホスファチジルイノシトールはイノシトールと( )の反応により生じる。
CDP-ジアシルグリセロール
50
赤血球が利用できるエネルギー源は
グルコース
51
反応①〜⑩のうち、ATPを消費する反応はどれか選びなさい。
①, ③
52
スフィンゴ脂質合成の最初の反応で( )と( )から( )が生じる。その後いくつかの反応を経てセラミドが生じ、セラミドと(ホスホコリン)が反応してスフィンゴミエリンとなる。
あ, パルミトイルCoA, 3-ケトスフィンガニン, あ
53
反応①〜⑩を触媒する酵素名を書きなさい。
ヘキソキナーゼ, グルコース6-リン酸イソメラーゼ, ホスホフルクトキナーゼ, トリオースリン酸イソメラーゼ, グリセルアルデヒド3-リン酸デヒドロゲナーゼ, ホスホグリセリン酸キナーゼ, ホスホグリセリン酸ムターゼ, エノラーゼ, ピルビン酸キナーゼ
54
尿素回路では、まずアンモニアがCO2とATPと反応して( )となり、これが( )と反応する。さらに反応が続き、( )から( )と( )が生じる。
あ, オルニチン, あ, 尿素, オルニチン
55
脂肪酸合成酵素による脂肪酸合成は( )で行われる。
サイトゾル
56
デオキシヌクレオシドは塩基に選択的なキナーゼによってそれぞれの5’-一リン酸になる。この活性を持ちキナーゼはサイトゾルと(核)に存在する。
あ
57
アセチルCoAは( )によってマロニルCoAとなるが、この酵素は共有結合した( )を補酵素とし、クエン酸によって( )される。
アセチルCoAカルボキシラーゼ, ビオチン, 活性化
58
動物細胞においてヘム合成の最初の段階は(小胞体)での( )と( )の反応である。その後ポルフィリンとなり、最後にミトコンドリアにて( )が入ってヘムになる。
あ, グリシン, スクシニルCoA
59
血漿リポタンパク質のうち、HDLは末梢組織細胞から( )を回収する働きがある。HDL表面に取り込まれた( )はLCATという酵素によって脂肪酸エステル結合型となりHDL内部に蓄えられる。LCATは( )のアシル基を( )に転移する酵素である。
あ, あ, あ, あ
60
グリセロール3-リン酸に2つの脂肪酸がエステル結合して( )が生じ、それからTGが合成される。
リゾホスファチジン酸
61
2分子のNADHを生成する反応は①〜⑩のうちどれか選びなさい。
⑥
62
アルカプトン尿症は何の分解異常か
チロシン
63
胆汁酸は食物中の脂質の分解や吸収を促す働きをする。( )や( )、これらに( )や( )が結合したものを一時胆汁酸と呼ぶ。
コール酸, あ, あ, タウリン
64
解糖系には3つの不可逆反応が存在する。糖新生ではこれらの不可逆反応を迂回する特異的酵素を利用する。 ( )は( )により( )に変換された後、( )により( )に変換される。
ピルビン酸, ピルビン酸カルボキシラーゼ, オキサロ酢酸, ホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ, ホスホエノールピルビン酸
65
主に肝臓において、糖に由来する過剰な( )は脂肪酸に変換される。脂肪酸合成にあたり、( )のアセチルCoAは( )になり、これが内膜を通過する。
アセチルCoA, ミトコンドリアマトリクス, クエン酸
66
チロシンちシステインはそれぞれ必須アミノ酸である( )と( )から合成できる。
あ, あ
67
アラニンからセリンを、セリンから( )を合成できる。この反応を触媒する酵素はALTと呼ばれるが、以前は(略称)と呼ばれていた。
あ, あ
68
アミノ酸の分解により( )が発生する。これは有毒なので処理するために、多くの組織では( )、筋肉では( )に変えられて(腎臓)に送られる。(腎臓)にてこれらは再び( )となり、尿素回路で処理される。
アンモニア, あ, あ
69
ファルネシル基の炭素数
15
70
アシルCoAはミトコンドリアのマトリクスにてβ酸化を受ける。β酸化は4つの段階からなり、最初の段階で( )の炭素間の結合がトランス二重結合になる。
β位とα位
71
反応①〜⑩のうち、ATPを生成する反応は次のうちどれか選びなさい。
⑦, ⑩
72
生じた脂肪酸は末梢組織細胞に取り込まれ、( )の働きによってアシルCoAとなる。
アシルCoAシンテターゼ
73
コレステロール合成は多くの段階からなるが最初の反応は(小胞体)で起こる。まず(2つのマロニルCoA)から( )ができ、(HMG-CoAリアーゼ)により( )になる。その後、( )個の炭素からなるスクアレンとなり、いくつかの反応を経て27個の炭素からなるコレステロールとなる。
あ, あ, HMG-CoA, あ, メバロン酸, あ