問題一覧
1
コンテナ・ターミナル内において、 エプロンとは、本船の接岸する岸壁とマーシャリング・ヤードとの間にある区域を総称したものである
○
2
輸出手形保険の保険料は、【 】が負担する。
輸出者
3
「戻し税」とは、いったん関税を納付済の輸入貨物に対して、一定の条件に適合したときに納付した関税の一部又は全部を納付者に払い戻すことである。
○
4
個別取引ごとの保険契約時に、船名が未定、保険金額が概算であるなど、告知事項に不明または未定箇所のあるような場合に予定保険契約をすると、「個別予定保険証券(Provisional Policy)」が発行される。 未定または不明事項が後日確定したときには、改めて確定申込みをして「確定保険証券(Definite Policy)」(通常の保険証書)の発行を受ける。
○
5
インコタームズとは、貿易取引上の紛争や摩擦を避けることを目的に国際商業会議所(ICC)によって定められた国際ルールである。
○
6
輸出者が保険料を負担する契約の場合でも予定保険を付保することができる。
○
7
保険は、危険の開始時からリスクをカバーしておかなければ、万一の事故に備えることはできないので、事前に十分な情報の入手が難しい輸入者のために予定保険制度というものがある。
○
8
輸出PL保険のてん補範囲には、争訟解決のための諸費用は含まれていない。
×
9
コンテナ船への船積みにおいて、貨物に瑕疵があった場合、ドック・レシートにその旨が記載される。なお、在来船の船積みにおいて貨物に瑕疵があった場合には、【 】(本船貨物受取証)にその旨が記載される。
メイツ・レシート
10
Capital(資産,財政状態) Capacity(営業能力,経験、取引量) Character(品格,誠実性) Conditions(政治・経済的事情) あとひとつ付け加えるなら?
Collateral(担保能力)
11
輸出手形保険の保険金額は、手形額面の95%で設定され、保険金は損失額に保険金額の手形額面に対する割合を乗じた比例てん補をとっている。
○
12
通常の航空運送及び利用運送事業者による混載貨物運送はともに、出発国の通貨建てが原則である
○
13
貿易保険は株式会社「日本貿易保険」が保険者となる。
○
14
銀行の信用を利用しないで、輸出者が直接輸入者の支払いを猶予することを「 」という。
シッパーズ・ユーザンス
15
CIF、CIPにおいては売主が貨物保険を付保する必要がある。
○
16
GATT で定める【 】とは、相手国に対して他国に与えている条件よりも不利にならない条件を与えることを協定することである。
最恵国待遇
17
外国の企業と日本の企業が売買契約を締結した場合、その契約の成立や効力については、【 】に定めによる。
法の適用に関する通則法
18
コンテナ・ターミナルの中で、本船への積付図等に基づき、コンテナ・ヤード内においてコンテナの配列・整理頓を行う場所をマーシャリング・ヤードという。
○
19
FPA、WAは海上固有の危険をカバーする条件なので、航空貨物の場合には All Risks条件のみとなる。また、All Risks 条件といっても、戦争やストライキの危険はカバーしないので、これらの危険を担保したい場合には別途特約が必要である。
○
20
三大船積書類 インボイス、船荷証券、【 】
保険証券
21
委託者が日本の業者になる委託加工貿易を「 」と呼ぶ
逆委託加工貿易
22
特例輸入申告制度は、輸入しようとする貨物の審査、検査が免除され許可までに要する時間が短縮できるメリットはあるが、税関長から貨物の指定を受ける必要がある。
×
23
【 】条約とは、有害廃棄物の国境を超える移動およびその処分の規制に関する条約である。
バーゼル
24
皮革関係の製品製造などの指定された加工を行うために輸出される加工原材料で、輸出価格が【 】万円を超えるものは、経済産業大臣の輸出承認を取得する必要がある。
100
25
平均中等品質条件とは、農産物など主に穀物類の売買に用いられる品質条件で、当該季節の収穫物の中等品質であることを条件として取引基準を決める。
○
26
CAF (Currency Adjustment Factor)とは、通貨変動による為替差損(益)を調整する割増運賃をいう。
○
27
売買契約の不履行や解釈の相違により紛争が生じることがあるが、その場合の解決方法を契約書のなかで規定する。 国をまたがる貿易取引の場合には解決が難しいことが多いので、仲裁による解=契約書に規定するのが一般的である。実際には、契約書上で「仲裁条項(Arbitration Clause)」として仲裁地,仲裁機関,仲裁規則を特定して合意しておけばよい。
○
28
品質決定時点には、船積品質条件と陸揚品質条件があるが,いずれの場合も国際検査機関による検査を受け、品質についての検査証明書が必要となる。
×
29
国際複合一貫輸送の代表的なルートのうち、ALB (アメリカン・ランド・ブリッジ)とは、北米西海岸を経由して日本と北米東海岸、メキシコ湾岸を結ぶルートである。
×
30
輸入マーケティングとは、ニーズの発見からニーズを満たす製品の国内市場への適合化(すなわち、規格・性能・サイズ等の変更や調整)を行い、さらに販売戦略を行い、国内においてそれを浸透させ、そして維持していくまでの一連の流れをいう。
○
31
2020年時点で、インコタームズには【 】種類の基準がある
11
32
ASEAN = ( )
東南アジア諸国連合
33
信用状(L/C)とは、輸入者の取引銀行が代金支払をすること(手形の支払い引受けをすること)を約束した保証状である。この保証は、「輸出者が信用状条件どおりの書類を示すること」を条件にした、条件付の保証である。
○
34
貿易保険において、海外取引で発生するリスクで相手側にも責任が無い不可抗力な理由で起こる輸出不能または代金回収不能等の危険のことを【 】という。
非常危険
35
開発輸入とは、例えば日本人のニーズに合った品質、デザインなどを自社の仕様書にもとづいて海外の工場で委託生産や加工を行い、製品を輸入する形態をいう。
○
36
輸入跳ね返り金融とは、本邦ローンや期限付手形の場合で、本邦ローン期日や期限付手形期日までに輸入者が国内の販売先から代金回収ができずに、銀行に支払いができない場合に、代金の回収ができるまでの間、銀行が円貨による金融を行うことをいう。
○
37
不廉売関税や相殺関税は、専ら経済産業大臣が税額を確定する賦課課税方式により税額が確定する。
×
38
メーカーなどが、自社のブランドをつけたオリジナル商品の完成品または部品を海外のメーカーに製造させ、その全量を輸入する形態をOEMという。
○
39
わが国では、インボイスに原産地の記載を義務づけてはいない。
○
40
BAF (Bunker Adjustment Factor)とは、船舶燃料の急激な変動に対処するための割増運賃のことである。又、( )航路では、FAF (Fuel Adjustment Factor)と呼んでいる。
東南アジア
41
次の危険のうち信用危険はどれか。 A 外国において実施される為替取引の制限又は禁止 B 輸出契約の相手である外国政府が契約を一方的に破棄した場合 C_本邦外において生じた事由による仕向国への輸送の途絶
B
42
地球には、3000万種の生物が存在するといわれ、毎年4万種が絶滅していると推測されている。このため多様な生物をその生息環境とともに保全することを目的に1993年に発効された条約を【 】条約という。
生物多様性
43
信用状発行によって最も利益を受けるのは輸入者であり、信用状取引では輸入者のことを Beneficiary と呼ぶ。
×
44
船荷証券やドック・レシートは、Shipping Instructions(船積依頼書)にもとづいて作成される。
○
45
Shipping Instructions(シッピング・インストランクションズ)は、輸出者が船積・通関業務等の作業を海貨業者に依頼するもので、海貨業者または輸出者所定のものを使用する(輸出者が持っているフォームを使用する場合もある)。信用状決済の場合は、運送書類がディスクレ(用状条件との不一致)の原因とならないように信用状の条件どおりに記載する必要がある。
○
46
貿易取引は本来、契約の成立に一定の方式を必要とする「要式契約」なので、書面で契約書を作成し、その書面に署名をして、互いに取り交わさなければその効力は発生しない。
×
47
BAF (Bunker Adjustment Factor)とは、船舶燃料の急激な変動に対処するための割増運賃であり、東南アジア航路では、FAF (Fuel Adjustment Factor)と呼んでいる。
○
48
輸出手形保険の保険契約者は、外国為替を取扱う銀行であり、被保険者は【 】である。
買取銀行
49
「Proposal」(勧誘)とは、積極的売込み手段の為、文書で行う際には売込もうとする製品の詳細はもちろんのこと、信用があることを示すために自社の資本金の額・代表者の氏名・取引銀行・取引先等を詳細に記載し、最も丁寧な文書で記載するように注意しなければならない。
×
50
貨物海上保険の保険料率は、ICC統一料率である。
×
51
次の記述でマーケティング戦略における「4P」の正しい組み合わせはどれか。 A) Product • Price • Place • Promotion B) Price • Proposal • Promotion • Product C) Place • Product • Principal • Promotion
A
52
輸出マーケティングは、国内マーケティング及び市場調査により、いかに国内製品の優位性を海外市場で確立させるか、又は海外市場のニーズ・ウォンツを具体化させて国内製品を適応させるかが成否の鍵となる。
○
53
輸入貿易管理令にもとづく輸入承認が必要な貨物の場合、信用状はいつ開設すべきであるか。
輸入承認取得後
54
海上運賃の支払時期は、タリフで定められ、運賃前払いと運賃後払いとがある。
×
55
貿易取引で使用されている注文書型または注文請書型の契約書の裏面には、その企業のすべての取引に共通な一般取引条件があらかじめ記載されており、【 】と呼ばれている。
印刷条項
56
定期航空運送の航空運賃は、IATA (International Air Transport Association:国際航空運送協会)の運送約款、規則、運賃率にもとづいて決定される
○
57
また、取消可能信用状とは、信用状発行銀行が一方的に取消しや変更ができるものをいうが、信用状が発行されても、信用状発行銀行が一方的にそれを取り消したり条件を変更できたのでは、受益者は安心して船積準備を進められないため、発行は可能であるが、実務上は取消可能信用状を貿易取引に使うことはない。
○
58
海運同盟に加入しないで海上輸送する船会社の船を盟外船というが、海運同盟の規定に拘束されるので独自のタリフを決めることができない。
×
59
WTO 加盟国からの輸入、最恵国待遇の取決めがある二国間条約締約国および政令で定めた特定の国から輸入する場合に適用される税率を【 】という。
協定税率
60
海上運送において、コンテナ船に船積みした場合に発行される船荷証券は、ShippedB/Lである。
×
61
取消不能信用状とは、一度開設されると,その有効期間中は信用状関係当事者全員の同意がない限り、取消しや変更をすることができない用状をいう。
○
62
Shipping Instructions は通関業者所定のものを使用するため、信用状取引の場合であっても、信用状の内容どおりに記載する必要はない。
×
63
注文書型契約書において、タイプ条項と印刷条項の条件に矛盾があった場合は、個別に交渉し、合意した表面のタイプ条項が優先される。
○
64
為替変動リスクを回避する方法で、前もって約定したレートで通貨を売ったり買ったりする、権利を売買する取引をリーズ・アンド・ラッグスという。
×
65
1. 原材料・部品等を取り扱う輸出入業者が、海外の製造業者等と直接取引する形態を ( )という。
直接貿易
66
商業送り状は信用状決済であっても信用状で特に指定がない限り、信用状発行依頼人である輸入者(買主)あてに作成する。
○
67
次の3つの信用調査における調査項目のうち、いわゆる「3C of Credit」の1つであるものはどれか。 ①Capital 経営力 ②Conditions 企業環境 ③Collateral 担保能力
①
68
貿易保険は輸出取引のみを対象とする
×
69
輸出手形保険について次のうち正しい記述はどれか。 A 本保険は外国為替銀行が為替手形を買取った後、当該手形が満期に決済されないことから輸出者が返金を求められた場合の損失をてん補する。 B 信用状付き荷為替手形は保険の対象とならない。 C 本保険は荷為替手形を買取った銀行が、買取った荷為替手形の不渡りによって被る損失をカバーするものである。
C
70
以下の文言に該当するインコタームズを答えよ 指定された船積港において、貨物が埠頭上又は解(はしけ)に積込まれて、本船の船側に置かれたときに、貨物の危険負担、費用負担が売主から買主に移転する
FAS
71
メモランダム条項とは、共同海損,本船の座礁・沈没・大火災によって生じた損害は、損害の大小をとわずてん補し、それ以外の損害(単独海損)は、保険価格の3%あるいは5%に達した場合にのみてん補することを定めた条項である。 この3%あるいは5%のことを免責歩合といい。たとえば毛布、皮革等は5%とされている。そして、損害がその割合に達すれば全額がてん補される。これをフランチャイズ方式という。
○
72
海外の受託者に原材料等を提供し、加工等によりできた商品を取引する形態を委託加工貿易という。そして、日本の業者が委託者となる場合を( )といい、反対に、日本の業者が受託者となる場合を順委託加工貿易という。
逆委託加工貿易
73
マーケティング・ミックス(4P) 商品計画(Product) 価格設定(Price) 販売促進(Promotion) あと一つは?
流通システム(Place)
74
輸出手形保険では最大で、手形額面の【 】%がてん補される。
95
75
貨物海上保険の申込みに必要な項目の一部が不確定な場合には、とりあえず概算の保険料を支払って予定保険を付保し、項目が確定したら確定保険に切替える。
×
76
売買契約の不履行を原因とする損害賠償請求は、売買契約書に定めがある場合にのみ行うことができる
×
77
貨物海上保険証券中の協会運送約款は、貨物が保険証券記載地の売主の倉庫を出てから保険証券記載地の買主の倉庫に入るまでの区間をカバーすると規定している。
○
78
旧ICCの基本条件のうち、FPA、WA条件は戦争やストライキの危険をカバーしないが、AIl Risks 条件はこれらの危険もカバーする。
×
79
予定保険契約は、個別的に行うこともできれば長期にわたって保険会社と契約することもできる。
○
80
改正米国貿易定義は、米国内において、貿易条件用語統一のため設けられたもので、貿易条件の定義は概ねインコタームズと相違ない
×
81
為替変動リスクを回避するため、輸出の場合も、輸入の場合も、直物相場を利用する
×
82
標準サイズである20フィートおよび 40フィートのコンテナ1本単位の運賃体系を、ボックスレートと呼び、品目別のCBR (Commodity Box Rate)と貨物の中身の種類を問わないFAK (Freight All Kind)がある。
○
83
House Air Waybilは航空混載業者が運送人として荷主に発行する航空運送状であり、航空会社が発行する Air Waybil と同様、運送契約を証明する証拠証券であるが、有価証券ではないため、貨物の引取りに必要ではない。
○
84
生産や輸出について輸出国から国の補助金を受けた貨物が輸入され、日本の生産者が損害を受けた場合、その補助金の額を限度として賦課される関税を相殺関税という。
○
85
船舶の火災や座礁などで船舶と積載貨物が共同の危険にさらされたとき、船長の判断で船あるいは一部の貨物を犠牲にすることがある。この場合に、船会社および全荷主が、犠牲となった貨物等の費用や応急処置費用を、定められた割合に応じて負担する場合の費用的損害を共同海損という。
○
86
新ICC(A)条件は、旧ICCのAIl Risks 条件にほぼ対応している。
○
87
輸出の際の梱包が不十分であることが原因で貨物が破損した場合、貨物海上保険によって損害はカバーされない。
○
88
信用状のない荷為替手形は一般にD/P, D/A手形と言われるが、 そのうち【 】手形は手形を引き受けたら船積書類を渡す条件となっている。
D/A
89
輸出者は船積が決まると速やかに輸入者に注文番号、商品名、数量、金額、船名、出航日等をFAXやメール等で通知し、船積書類がそろった時点で関係書類のコピーを添付した船積案内書を送付する。
○
90
輸出通関の際、海貨業者(通関業者)に提出する「Shipping Instructions(船積作業依頼書)」に添付するものはどれか。 A 包装明細書 B 仮送り状 C外国為替相場表
A
91
国際的に規格が決められている商品の場合には、その規格を品質条件とすることができる。国際標準化機構(ISO=International Organization for Standardization)の定めた ISO規格,日本工業規格(JIS),日本農林規格(JAS)などがある。
○
92
輸入貨物の品質が契約条件と異なる場合、クレームを言う相手は【 】である
売手
93
【 】条約とは、オゾン層を破壊するおそれのある物質を規制することを目的として、オゾン層を保護するための国際的取り決めのことをいう。
ウィーン
94
輸出PL保険を国内の損害保険会社において付保する場合でも、通常保険証券は、米国の保険会社が一般的に採用している英文の賠償責任保険証券である。
○
95
為替手形は通常2通1組で作られ、組手形と呼ばれる
○
96
国内PL保険は、製造物費任法(PL法)が対象とする製造または加工された動産の欠陥のみをその対象としている。
×
97
輸出入者が、取引相手を発見し、具体的な取引交渉に入り契約を締結するまでの大きな流れは、「市場調査」→「取引先の発見」→「取引交渉」→「( )」→「契約成立」となり貿易取引が開始される。
信用調査
98
生産や輸出について国の補助金を受けた貨物が輸入され、自国の生産者が損害を受けた場合、その補助金の額を限度として課する関税を相殺関税という。
○
99
市場調査は、輸出する国の一般的情報(地理・気候・政治形態・貿易制度等)と輸出しようとする商品独自の情報(競合する商品の需給情報等)の2面から行う必要がある。
○
100
不定期航空運送は、荷主と航空会社との間で運送期間、日時を指定して契約する航空運送で、各航空会社が独自に設定した運賃が用いられる。
○