問題一覧
1
グルコースのαアノマーかβアノマーかの違いは、1HNMRにおいて、アノマープロトンのカップリング定数の大きさによって決定できる
○
2
シキミ酸経路は、芳香族アミノ酸を生成し、フェニルプロパノイド、リグナンなどを供給する経路である
○
3
酢酸マロン経路とメバロン酸経路の複合経路で生合成されるカンナビノイドは、クワ科の大麻の麻酔成分である
×
4
ポリエンマクロライドのアンフォテリシンBは、シスポリエンと1、3ーポリオール構造を有する抗真菌剤である
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5
カイカ(マメ科)やソバ(タデ科)に含まれるルチンは、血小板凝集作用により血栓の生成を予防する
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6
分岐メチルを有するエリスロマイシンなどのマクロライド抗生物質は、アセチルCoAとマロニルCoAから生合成される
×
7
タミフルは、酸性糖であるシアル酸から誘導化された抗インフルエンザ剤である
○
8
トコンに含まれるモノテルペノイドインドールアルカロイドのエメチンは、2分子のドーパミンとセコロガニンより生合成される催吐性アルカロイドである
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9
変旋光とは、4C1型コンホマーと1C4型コンホマーとの平衡状態に伴い旋光度が変化する現象という
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10
オルセリン酸やフロラセトフェンのフェノール性水酸基は、オルト位に位置し、ポリケチド由来の化合物である
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11
メバロチンなどの高脂血症治療薬は、メバロン酸の生合成を阻害する
○
12
食品の着色料でもあるウコンのクルクミンは、シキミ酸経路とメバロン酸の複合経路で生合成される
×
13
エルゴメトリンは、麦角に含まれるイソキノリンアルカロイドで、子宮筋収縮薬として利用される
×
14
止瀉整腸薬の生薬、ゲンオショウコ(フウロソウ科)の成分であるゲライニンは、ガロタンニンに属する
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15
生薬ダイオウの成分であるセンノサイド類は、ポリケチド由来の脂肪酸であり、酢酸マロン酸経路により生合成される
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16
リンドウ科の苦味成分として有名なセコイリドイド配糖体は、セスキテルペンの一種である
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17
ビンカアルカロイドは、ニチニチソウに含まれるモノテルペンインドールアルカロイドの2量体でら抗急性白血病薬、抗悪性リンパ腫薬として利用される
◯
18
フェニルプロパノイドが2個縮合した化合物をリグニンといい、重合したものをリグナンという
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19
2次代謝産物は、核酸、炭水化物などの生体の維持に不可欠な基本物質である
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20
レセルピンは、キョウチクトウ科植物Rauwolfia serpentiaの根から得られた抗精神病薬、抗高血圧薬であり、モノテルペンイソキノリンアルカロイドに属する
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21
PG、TX、LTは、いずれもアラキドン酸からシクロオキシゲナーゼによって生合成される
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