問題一覧
1
草双紙は子供などを対象にする1が江戸で発生 表紙の色で童話の2、多少大人向けな3・黒本と区別した
絵草紙, 赤本, 青本
2
浮世草子の好色物の系列である1は2を題材とする 江戸を中心にして刊行され 田舎老人多田爺の『3』 山東京伝の『4』が出されたが 幕府の禁制にあって、5へ移る
洒落本, 遊里, 遊子方言, 通言総籬, 滑稽本
3
前期読本は1小説と呼ばれる 『三国志演義』『西遊記』『水滸伝』『金瓶梅』が愛読され その翻案や模倣が八文字屋本に置き換わる形で広がる 読本の始まりは2の『古今奇談英草子』で 建部綾足の『3』 上田秋成の九つの怪異談から成る『4』『5』
白話, 都賀庭鐘, 西山物語, 雨月物語, 春雨物語
4
化政期の俳諧は 大胆に俗語を使った1があらわれ 俳文集『2』『3』
小林一茶, おらが春, 父の終焉日記
5
天明期の俳諧は1俳諧と呼ばれ 与謝蕪村・炭太祇・大島蓼太・2といった人物が活躍する 与謝蕪村は句集『3』 句文集『4』 俳体詩『5』を発表する。 2も俳文集『6』
中興, 横井也有, 夜半楽, 新花摘, 春風馬堤曲, 鶉衣
6
井原西鶴以降の浮世草子は西鶴の模倣が多かった そのなかで1は気質物『2』を出して注目された 時代は八文字屋本から読本へ変わる
江島其磧, 世間息子気質
7
1の中から謡曲『邯鄲』の翻案、2の『3』が出版されて 高級な遊戯文学、4が生まれた 次に風刺や皮肉がこもった5の『6』が出る
青本, 恋川春町, 近々先生栄花夢, 黄表紙, 山東京伝, 江戸生艶気樺焼
8
仮名草子は1の普及で読者を獲得し 浅井了意は『2』怪談『3』 富山道冶は藪医者の失敗『4』 笑話を大成した安楽庵策伝は『5』 作者未詳の西洋翻訳『6』伊勢物語のパロ『7』がある
木版印刷, 浮世物語, 御伽婢子, 竹斎, 醒睡笑, 伊曽保物語, 仁勢物語
9
蕉門の十哲
榎本其角, 服部嵐雪, 向井去来, 森川許六
10
松尾芭蕉は1の影響を受けてあらわれ 次第に2の世界をうちたてた
上島鬼貫, 閑寂高雅
11
浮世草子は町人の世態・人情を描いた小説で 1の『2』が初めである
井原西鶴, 好色一代男
12
『芭蕉七部集』は1・2・3といった理念がこめられ それが五番目の『4』 5の境地が六番目の『6』にみられる
さび, しをり, 細み, 猿簑, 軽み, 炭俵
13
狂歌も流行し、1によって大阪で上方狂歌 江戸で2・3・4が代表的作者の5狂歌が流行 2・4編の『6』が出ている
鯛屋貞柳, 四方赤良, 唐衣橘洲, 朱楽菅江, 天明調, 万載狂歌集
14
元禄から1という遊戯的な俳諧が行われた そのなかで特に流行した2が独立したものが川柳で 由来は選句に優れた人物3からである 4が3の付句を集めた『5』も人気を集めた
雑俳, 前付句, 柄井川柳, 呉陵軒可有, 誹風柳多留
15
1を何冊か綴じ合わせた一書を2という 代表作は3の『4』で絶版を命じられ未完に終わる
黄表紙, 合巻, 柳亭種彦, 偐紫田舎源氏
16
洒落本から遊里をなくし 笑いを目的としたものを1という 2の弥次郎兵衛と北八の話『3』 4は『5』『6』を出す
滑稽本, 十返舎一九, 東海道中膝栗毛, 式亭三馬, 浮世風呂, 浮世床
17
松尾芭蕉は1俳諧を作り真の独立を果たした
蕉風
18
芭蕉の死後 去来は『1』 服部土芳は『2』を著した その後3が天明期に俳諧精神を再生させた
去来抄, 三冊子, 与謝蕪村
19
談林俳諧は1を指導者として 2と共に町人風俗の作風を試みた
西山宗因, 井原西鶴
20
井原西鶴の作品10
好色五人女, 好色一代女, 武道伝来期, 武家義理物語, 日本永代蔵, 世間胸算用, 西鶴諸国ばなし, 本朝二十不孝, 西鶴置土産(遺稿), 万の文反古(遺稿)
21
後期読本は江戸で栄え 1が読本の基礎を築き『2』『3』など 4・浄瑠璃の世界を配合した作品を著した その門下5は『6』 勧善懲悪思想で描かれた『7』を発表した
山東京伝, 忠臣水滸伝, 昔語稲妻表紙, 歌舞伎, 曲亭(滝沢)馬琴, 椿説弓張月, 南総里見八犬伝
22
滑稽本より少しあとに庶民の情痴を書いた1が流行する 2の『3』が代表的な作品だが 4の5の改革により粛清対象になり、衰退する
人情本, 為永春水, 春色梅児誉美, 水野忠邦, 天保
23
貞門俳諧は1を中心とし 俗語「2」を用いて独立 『3』という作法書をまとめる
松永貞徳, 俳言, 御傘