問題一覧
1
筋についての説明で誤っているのはどれか。
骨格筋の白筋は毛細血管の分布が多く、持久力を発揮する。
2
筋損傷について誤っているのはどれか。
筋の打撲は強い外力を受けると浅層で損傷が生じる
3
筋の介達外力による損傷について正しいのはどれか。2つ選べ。 1. 大腿部や下腿部に多く発生する。 2. 筋腹部に多く発生する。 3. 筋の表層部に多く発生する。 4. 筋の遠心性収縮のときよりも求心性収縮の方が多く発生する。
2と4
4
急性の筋損傷の症状はどれか。全て選べ。 1.圧痛 2.陥凹部触知 3.収縮力増加 4.ストレッチ痛 5.骨長軸の軸圧痛 6.自動運動時の疼痛
圧痛・陥凹部触知・ストレッチ痛・自動運動時の疼痛
5
筋損傷の後遺症はどれか。2つ選べ。 1.骨化性筋炎 2.脂肪塞栓症候群 3.瘢痕組織形成 4.コンパ一卜メン卜症候群
骨化性筋炎・瘢痕組織形成
6
腱炎の症状はどれか。全て選べ。 1.ストレッチ痛 2.皮下出血 3.圧痛 4.腫脹 5.陥凹触知
ストレッチ痛・圧痛・腫脹
7
筋損傷後の疲痕組織について誤っているのはどれか。全て選べ。 1.紡錘状となり強度が増す。 2.弾力性の異なった部分ができる。 3. 再度損傷が起こる可能性が高い。 4.伸長度が低下する。 5•筋力が増す
紡錘状となり強度が増す。・筋力が増す
8
肉ばなれが発生しやすい条件はどれか。当てはまるもの全て選べ。 1•患者が若年者である。 2.ダッシュの減速時である。 3•損傷筋がニ関節筋である。 4. 損傷筋の形状が羽状筋である。 5.筋の付着部である。 6.筋腱移行部である。
ダッシュの減速時である・損傷筋がニ関節筋である・ 損傷筋の形状が羽状筋である・筋腱移行部である。
9
腱の亜急性損傷でないのはどれか。全て選べ。 1.足底腱膜炎 2•ド.ケルパン病 3.アキレス腱断裂 4.マレットフインガ一(丨型)
アキレス腱断裂・マレットフインガ一(丨型)
10
腱の損傷について誤っているのはどれか。全て選べ。 1.—般的に小児に断裂が多くみられる。 2•炎症と断裂に分けられる。 3. I度損傷ではその腱によって行われる運動が不能となる。 4. 腱断裂の修復は骨折よりも短く固定期間も短い。 5•断裂した場合、断裂端を近づけて固定する。
—般的に小児に断裂が多くみられる・ I度損傷ではその腱によって行われる運動が不能となる。 腱断裂の修復は骨折よりも短く固定期間も短い。
11
末梢神経損傷の発生原因はどれか。全て選べ。 1骨折時の骨折端による圧迫 2腱弓などでの絞扼 3コンパートメント症候群 4打撲 5継続した圧迫
骨折時の骨折端による圧迫 ・腱弓などでの絞扼・コンパートメント症候群・打撲・継続した圧迫
12
末梢神経損傷の症状はどれか。全て選べ。 1腫脹 2.弛緩性麻痺 3.チネル徴候 4皮下出血 5知覚鈍麻
弛緩性麻痺・チネル徴候・知覚鈍麻
13
鎖骨骨折で誤っているのはどれか。
高齢者は手術適応となることが多い。
14
定型的鎖骨骨折で遠位骨片の転位に関与するのはどれか。
大胸筋
15
定型的鎖骨骨折で遠位骨片の転位に作用するのはどれか。
大胸筋
16
鎖骨骨折で誤っているのはどれか。
患側の肩が高くなる。
17
小児の鎖骨骨折で正しいのはどれか。
変形は漸次改善する。
18
鎖骨骨折で正しいのはどれか。
楔状骨片は成人の骨折でみられる
19
定型的鎖骨骨折の症状で正しいのはどれか。
肩外転制限がみられる。
20
セイヤーの絆創膏固定法で正しいのはどれか。
第|||帯は前腕の重量で骨折部に圧迫力を加える。
21
鎖骨骨折の固定法で誤っているのはどれか。
ハンギングキヤスト固定
22
腱板断裂は(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)が最も損傷を受けやすい。
棘上筋
23
腱板断裂は腱板と(肩峰下・肩鎖靱帯・烏口肩峰靭帯・烏口突起)との摩擦や衝突により発生する。
肩峰下・烏口肩峰靭帯
24
腱板断裂は概ね、(大結節部・小結節部・結節間溝部)に圧痛がある。
大結節部
25
腱板断裂は自動による(外転・肘関節屈曲・前挙・前腕回外)運動制限を認める。
外転・前挙
26
腱板断裂は(トムゼンテスト・ヤーガソンテスト・ドロップアームサイン)が陽性となる。
ドロップアームサイン
27
上腕二頭筋長頭腱炎は 1.筋腹が遠位に移動する 2.結節間溝部に圧痛を認める. 3.大結節部に圧痛を認める. 4.肩関節外転位保持ができない 5.抵抗下で肘関節屈曲時に疼痛が再現される。
結節間溝部に圧痛を認める・抵抗下で肘関節屈曲時に疼痛が再現される
28
上腕二頭筋長頭腱炎は(肩屈曲テスト・肘屈曲テスト・逆トムゼンテスト)が陽性となる。
肘屈曲テスト
29
上腕二頭筋長頭腱断裂は、 若年者では(腱付着部・腱実質部・筋腱移行部)に損傷が生じ、 中年以降では(腱付着部・腱実質部・筋腱移行部)に損傷が生じる。
筋腱移行部・腱実質部
30
固定の維持が困難で変形を残しやすいのはどれか。2つ選べ。 1肩関節前方脱臼 2肩鎖関節上方脱臼 3胸鎖関節前方脱臼 4肘関節後方脱臼
肩鎖関節上方脱臼・胸鎖関節前方脱臼
31
鎖骨脱臼で最も多いのはどれか。 1胸鎖関節上方脱臼 2胸鎖関節後方脱臼 3肩鎖関節上方脱臼 4肩鎖関節後方脱臼
肩鎖関節上方脱臼
32
胸鎖関節脱臼で誤っているのはどれか。
遣残脱臼では肩関節の強い外転障害がみられる。
33
胸鎖関節前方脱臼で誤っているのはどれか。
頭部を健側に傾ける
34
胸鎖関節前方脱臼(第3度損傷)で断裂する靭帯はどれか。2つ選べ。 1鎖骨間靱帯 2.前胸鎖靱帯 3後胸鎖靭帯 4肋鎖靱帯
前胸鎖靱帯・肋鎖靱帯
35
肩鎖関節脱臼(第3度損傷)で断裂するのはどれか。 a肩鎖靱帯 b烏口鎖骨靭帯 c烏口肩峰靱帯
肩鎖靱帯・烏口鎖骨靭帯
36
肩鎖関節脱臼について誤っているのはどれか。
整復と固定が困難である
37
肩鎖関節上方脱臼について正しいのはどれか。2つ選べ。 1.小胸筋、烏口腕筋の牽引により肩甲骨が内下方に偏位する。 2大胸筋に牽引により肩幅が広くなる。 3胸鎖乳突筋により患側の肩部が上がる。 4第2~第3度損傷ではピアノキーサインがみられる。
1と4
38
肩鎖関節脱臼について誤っているのはどれか。
第||度損傷では烏口鎖骨靭帯は完全に断裂している。
39
肩関節前方(烏口下)脱臼の所見について正しいのはどれか。
三角筋部の膨隆が消失し肩峰が突出してみえる。
40
肩関節烏口下脱臼について正しいのはどれか。2つ選べ。 1肩峰下に骨頭が触知できる。 2.上腕長は延長してみえる。 3鎖骨下脱臼より上腕の外転度が大きい。 4三角筋麻痺が起これば上腕外転が不能となる。
上腕長は延長してみえる・三角筋麻痺が起これば上腕外転が不能となる。
41
肩関節烏口下脱臼について誤っているのはどれか。2つ選べ。 1.上腕はやや内旋する。 2 骨頭が烏口突起下に触れる。 3.上腕は短縮して見える。 4.モーレンハイム窩が消失する。
上腕はやや内旋する・上腕は短縮して見える。
42
肩関節前方脱臼(烏口下脱臼)に類似するのはどれか。2つ選べ。 1.上腕骨解剖頚骨折 2.上腕骨外科頚(外転型)骨折 3鎖骨遠位端部骨折 4肩甲骨頚部骨折
上腕骨外科頚(外転型)骨折 ・肩甲骨頚部骨折
43
肩関節前方脱臼の合併症はどれか。2つ選べ。 1.肩甲骨関節窩縁骨折 2.鎖骨外端部骨折 3.橈骨神経麻痺 4.大結節骨折
肩甲骨関節窩縁骨折・大結節骨折
44
肩関節前方(烏口下)脱臼の整復で危険な操作を必要としないとされる整復はどれか。
スティムソン法
45
筋損傷の程度による分類で陥凹を触知できるのはどれか。
第 Ⅲ 型
46
介達外力による筋損傷で好発部位を述べよ。
筋腱移行部
47
肉ばなれの説明について正しいのはどれか。2つ選べ。 1等尺性収縮により好発する 2.筋腹部に好発する 3遠心性収縮により好発する 4.二関節筋に好発する
遠心性収縮により好発する・二関節筋に好発する
48
骨と腱との摩擦が頻繁なことにより生じる腱損傷の組み合わせで正しいのはどれか。2つ選べ。 1.棘上筋腱と肩峰 2.棘上筋腱と烏口突起 3長母指外転筋腱と尺骨茎状突起 4.上腕二頭筋長頭腱と結節間溝
棘上筋腱と肩峰 ・上腕二頭筋長頭腱と結節間溝
49
ド・ケルバン病に対する徒手検査はどれか。
フィンケルスタインテスト
50
末梢神経損傷をした際の1日に軸索再生するスピードはどれか。
1~2 mm
51
末梢神経障害の症状でないのはどれか。
痙性麻痺
52
末梢神経損傷により生じた自律神経障害の症状はどれか。2つ選べ。 1.感覚異常 2代謝異常 3発汗停止 4栄養障害
発汗停止・栄養障害