問題一覧
1
鶴のひと声
権威者や有力者の一言ですぐに議論が決まること
2
人後に落ちない
他人に劣らないこと。
3
檄を飛ばす
考えや主張を広く知らせて同意を求めること。
4
就中(なかんずく)
その中でも。とりわけ。
5
鬼が笑う
実現性のないことを言った時にからかう言葉
6
あらずもがな
ないほうが良い。
7
のべつまくなし
ひっきりなしに続くこと。
8
二の句が継げない
呆れたり驚いたりして言葉を失うこと
9
隗より始めよ
大きな事業をやろうするときには、まず手近なことから手をつけよということ。
10
八破をかける
気合いを入れること。
11
取りつく島がない
相手を顧みる態度が見られないこと
12
古式ゆかしく
古くからのやり方にのっとること。
13
猫の手も借りたい
忙しく働き手が不足していること
14
委曲を尽くす
物事の状態について、詳細まで明らかにすること。
15
とぐろを巻く
数人が一ヶ所にたむろして不穏の気勢を示すこと。
16
毛を吹いて疵を求む
他人の欠点をあばこうとすること。
17
まんじりともせず
眠らずに。
18
門前雀羅を張る
ひっそりとした訪問する人もなく寂しい家のこと。
19
すべからく
当然。
20
名前負け
名前が立派で中身が追いつかないこと。
21
煮詰まる
構想やアイデアが固まること。
22
六日の菖蒲、十日の菊
タイミングが遅れて用をなさないこと
23
指呼の間
指して呼べば答えるほどの近い距離。
24
押しも押されもせぬ
実力があって堂々としていること
25
立て板に水
すらすらよどみなくしゃべること。
26
噂をすれば影が差す
噂をすると当人がそこに現れるものだ。
27
枯れ木も山の賑わい
つまらないものでもないよりはましなこと
28
元の木阿弥
一旦良い状態になった物が再び以前の悪い状態に戻ること
29
確信犯
政治・宗教等の信念に基づいて正しいと信じてなされる行為・犯罪またはそれを行う人
30
寄らば大樹の陰
頼るなら有力なものに頼るのが良い。
31
いとわしい
嫌で避けたいこと。
32
夜を日に継ぐ
昼夜の区別なく物事を行うこと。
33
雨垂れ石をうがつ
小さな力でも根気強く続ければ成功すること
34
去る者は日々に疎し
親しい人も遠く離れると日に日に縁が遠くなること
35
一寸の虫にも五分の魂
どんなにつまらないものにも意地があること。
36
対岸の火事
他人には重要なことでも自分にはなんの関係もない
37
耳障り
聞いていて嫌な感じがすること。
38
釈迦に説法
知り尽くしている人に不必要なことを説くこと
39
前門の虎、後門の狼
一つの災いを逃れても、さらに災いにあうこと。
40
月に叢雲花に風
好いときには障害が多いこと
41
鹿を追うものは山を見ず
一つのことに集中すると、他のことが見えなくなってしまうこと
42
犬の遠吠え
空威張りをしたり、陰口を叩くこと
43
的を得る
物事の肝心な点を確実に捉えること。
44
二階から目薬
もどかしいこと。まわりくどく効果がないこと。
45
水を向ける
相手の気を引くよう、それとなく誘うこと。
46
姑息
一時しのぎ
47
怒り心頭に発する
激怒すること
48
雀の涙
非常に少ないこと
49
天地無用
上下さかさまにしてはいけない。
50
象牙の塔
学者達の現実離れした研究態度や生活のこと。
51
はかがゆかない
進展がない、順調でないこと。
52
杯中の蛇影
疑い惑う心が生じれば、つまらないことで神経を悩まし苦しむこと。
53
苛政は虎よりも猛し
人民を虐げる厳しく苛酷な政治は、人を食い殺す虎よりもむごく恐ろしいということ。
54
瓢箪から駒
思いもよらないことが起こること
55
石が流れて木の葉が沈む
さかさま、あべこべなことのたとえ。
56
愚公山を移す
どれほど困難なことでも、辛抱強く努力を続ければ必ず成し遂げることができるというたとえ。
57
一頭地を抜く
多くの中で他より抜け出ること。
58
幸先が良い
良いことが起こる前兆
59
脂下がる
失敗して気落ちすること
60
正鵠を射る
ものごとの核心を突くこと。
61
気脈を通じる
密かに連絡を取り、意思疎通を図ること。
62
腐っても鯛
優れた価値のあるものは落ちぶれてもそれなりに値打ちがあること
63
胸に一物
ひそかに考えることがあること。
64
虫がいい
図々しい
65
予断を許さない
状況や展開が不確定で見通しが立たない
66
鵜の目鷹の目
熱心にものを探す目つき
67
佳馬の高上がり
身分不相応な地位について失敗を招くこと
68
星霜を経る
年月が経つこと。
69
当を得る
道理にかなっていること。
70
掌をさす
極めて正確なこと。
71
鼎の軽重を問う
権力者をあなどり、それに代わろうとする、人の実力を疑うこと。
72
糊口を凌ぐ
かろうじて生計を立てること。
73
世間ずれ
世間にあって苦労し、悪賢くなっていること。
74
習い性となる
習慣も続けると、生まれつき性質のようになる。
75
人を呪わば穴二つ
他人を傷つけようとすると自分にも害が及ぶこと。
76
判官びいき
弱者に味方したい気持ち。
77
君子豹変す
立派な人は誤った行いをすぐ正す。
78
向こうを張る
競り合う、対抗すること。
79
他人の飯を食う
世間にもまれて苦しい経験を積むこと。
80
薄氷を踏む
非常に危険な場面に臨むこと。
81
奇貨置くべし
珍しい品を買うと後に大きな利益をあげる材料になる、得がたい機会だから逃さず利用すべき。
82
魚心あれば水心
相手が好意を示せば、こちらも好意を持って対応しようと言うこと。
83
たゆたう
心が決まらずに迷うこと。
84
事を分ける
筋道を立てて言うこと。
85
石の物言う世の中
秘密や隠し事の漏れやすいこと。
86
やぶさかでない
喜んですること。
87
ぞっとしない
感心しない。
88
俎上の魚
相手のなすがままで自分の力ではどうにもならない状態
89
後世畏るべし
あとから生まれてくるものは可能性があるから畏敬すべきである。
90
石に布団は着せられず
親が死んでからは孝行はできない、もう遅いということ。
91
小股を掬う
相手の隙に乗じて利益を得ること。
92
水魚の交わり
魚と水のように密接で離れがたい関係
93
溜飲が下がる
胸がすっきりして気持ちが良くなること。
94
間が持てない
時間を持て余すこと。
95
鎬を削る
激しく切り合う、争いのこと。
96
蛙の面に水
どんな仕打ちを受けても、いっこうに平気な恥じ知らずの人
97
はだしで逃げる
ひどく劣っていること。
98
豆腐にかすがい
なんの手応えも効き目もないこと
99
謦咳に接する
尊敬する人に直に会うこと。
100
中原に鹿を追う
地位や権力を手に入れようとして互いに争うこと。