問題一覧
1
経験5年目の看護師。以前は仕事熱心で献身的にケアをしていた。仕事に忙殺される日々が続くにつれ、心身ともに疲れ果て、患者の訴えが煩わしくなり、やってもやっても報われない気持ちから仕事に行くのが嫌になっている。看護師の現在の状態はどれか。
燃え尽き症候群
2
マズローの基本的欲求階層理論で最高次の欲求はどれか
自己実現の欲求
3
マズローの基本的欲求の階層構造で承認の欲求はどれか
尊重されたい
4
最も順応しにくいのはどれか
痛覚
5
加齢によって衰えやすい機能はどれか
記憶力
6
ブローカ失語のある患者とのコミュニケーション方法で適切なのはどれか
「はい」「いいえ」で答えられる質問をする
7
ウェルニッケ失語の特徴で正しいのはどれか
話す言葉は意味不明である
8
結晶性知能はどれか
よく利用するスーパーマーケットから自宅までの近道を考える
9
加齢の影響を受けにくく、高齢になっても維持されやすい認知機能はどれか
結晶性知能
10
流動性知能はどれか
携帯電話に電話番号を登録する
11
学習の特徴について誤っているのはどれか
情報の一時的な獲得である
12
成人の学習の特徴として正しいのはどれか
学習者のこれまでの経験が資源となる
13
社会的欲求はどれか
帰属の欲求
14
認知行動療法で患者に期待できる効果はどれか
物事の捉え方の歪みが修正される
15
難病患者が自分の病気について学ぶことで不安を解消しようとする防衛機制はどれか
知性化
16
Aさん(23歳、女性)はトラックの横転事故に巻き込まれて一緒に歩いていた友人が死亡し、自分も軽度の外傷で入院している。看護師がAさんに「大変でしたね」と声をかけると、笑顔で「大丈夫ですよ。何のことですか」と言うだけで、事故のことは話さない。Aさんは検査の結果、軽度の外傷以外に身体的な異常や記憶の障害はない。この現象はどれか。
解離
17
がんの告知を受けた患者の態度と防衛機制の組み合わせで正しいのはどれか
退院日に来院せず、家でゲームをしていたと話す ー 逃避
18
Aさんの母親は過干渉で、Aさんが反論すると厳しい口調でいつまでもAさんを批判し続けるため、Aさんは母親との関係に悩んできた。その母親と同年代で体格が似ている担当看護師に対し、Aさんは常に反抗的な態度をとり、強い拒絶を示している。Aさんにみられるのはどれか。
陰性転移
19
チーム医療で正しいのはどれか
メンバー間で情報を共有して意思決定をする
20
ある組織では、リーダーの支援の下でグループ討議を経て方針を決定している。このリーダーシップスタイルはどれか。
参加的リーダーシップ
21
子どもの発達で正しいのはどれか
発達は急速な時期と緩慢な時期がある
22
エリクソンが提唱する発達理論において、学童期に達成すべき心理社会的課題はどれか
勤勉性 対 劣等感
23
ハヴィガーストの発達課題に関する説明で適切なのはどれか
発達課題の達成は個人の生活と関連する
24
エリクソンの乳児期の心理・社会的発達段階で正しいのはどれか
基本的信頼
25
出生時からみられ、生後4か月頃に消失する反射はどれか
手掌把握反射
26
日本で用いているDENVER II(デンバー発達判定法)で6か月児の90%ができるのはどれか
寝返りをする
27
幼児期の心理社会的特徴はどれか
自己中心性
28
乳幼児の正常な言語発達で正しいのはどれか
4歳で4つの色を正しく言える
29
生後10か月の健康な乳児にみられる神経反射はどれか
ランドー反射
30
思春期に特徴的にみられるのはどれか
自己同一性の確立
31
老年期の発達課題を引退の危機、身体的健康の危機及び死の危機の3つの段階で示したのはどれか
ペッグ
32
老年期の心理社会的葛藤を「統合」対「絶望」と表現した人物はどれか
エリクソン
33
Aさん(37歳、女性、会社員)は一人暮らし。11月に経理部へ異動となった。新しい人間関係と慣れない仕事で帰宅後も緊張が取れず、眠れない日々が続いていた。異動から3週目の朝、会社のエレベーターに乗ると、息苦しさ、動悸からパニック発作を起こした。その後も不眠とパニック発作が出現したため、異動から2ヶ月後、精神科クリニックを受診し、パニック障害と診断された。主治医からは短時間型の睡眠薬と選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)が処方された。また、職場の協力を得て仕事量の調整をしてもらうことになった。受診から5日後、Aさんから「昨日の朝から気分が悪くなり、下痢をするようになった」と電話があった。 受診後のAさんの状況に対する看護師のアセスメントで適切なのはどれか。
SSRIの副作用(有害事象)
34
Aさん(35歳、男性、会社員)は妻(32歳、主婦)と子供(2歳)と3人暮らし。5年前にうつ病と診断された。半年前に営業部門に異動し、帰宅後も深夜まで仕事する日が続いていた。「仕事のことが気になってしまい、焦りと不安ばかりが増して眠れない。会社に行くのが苦しい、入院させてもらえないか」と訴えがあり、休養と薬物の調整を目的として精神科病院に入院となった。入院後、Aさんから「実は薬を飲むのが嫌で、途中から飲むのをやめていたんです。薬を飲みたくないのですが、どうしたら良いでしょうか」と看護師に相談があった。 看護師のAさんへの対応で最も適切なのはどれか。
薬を飲みたくない理由を尋ねる
35
キューブラ=ロスによる死にゆく人の心的過程で第5段階はどれか
死の受容