問題一覧
1
問41次のうち,浸透探傷試験を行う前に把握しておく試験体の確認事項はどれか。正しいものを選べ。
試験の対象となる試験体の材料や寸法,形状,表面状態及び使用条件の情報
2
問42次の文は,きずの種類について述べたものである。正しいものを一つ選べ。
試験対象の製品及び構造物や材料の違い,あるいは製品や構造物の製造工程での検査なのか供用中での検査なのか検査時期の違いで試験体に存在するきずの種類は異なる。
3
問43次のうち,主として発注者が発行する文書はどれか。正しいものを選べ。
仕様書
4
問44次のうち,誰がやっても同じ結果が得られるように具体的に分かりやすく作業の内容を示したり,作業手順に従って,順を追って作業を進める際の注意事項を示したりする文書はどれか。正しいものを選べ。
指示書
5
問45次は,どの浸透探傷試験方法を選択するか決める場合に考慮する項目を示したものである。正しいものを選べ。
試験体の表面粗さ
6
問46次の文は,探傷方法を決定するために考慮する項目について述べたものである。最も正しいものを選べ。
検出すべききずの種類と大きさ
7
問47次の文は,浸透探傷試験方法について述べたものである。正しいものを選べ。
ボルトやナットのようなねじ部を持つ試験体の検査には,水洗性蛍光浸透探傷試験が適している。
8
問48次に示す浸透探傷試験の基本的選択として正しいものを選べ。
試験体に着目した場合,小型量産部品及びネジや溝など鋭角な隅部の探傷に水洗性蛍光浸透探傷試験を選択した。
9
問49次の文は,疲労割れを検出するために大型部品や構造物を部分的に探傷する場合に最も適切な探傷方法を示したものである。正しいものを選べ。
溶剤除去性蛍光浸透探傷試験
10
問50次の文は,浸透探傷試験の適用対象について述べたものである。正しいものを選べ。
小型量産部品やねじ,キー溝などの鋭角な隅部の探傷には水洗性蛍光浸透探傷試験が適する。
11
問51次の探傷方法において,乾燥処理を必要としない試験方法はどれか。正しいものを選べ。
溶剤除去性蛍光浸透探傷試験.....速乾式現像法
12
問52次は,小型鋳造品(複雑形状)の保守検査を行う場合に最も適した探傷方法を示したものである。正しいものを選べ。
水洗性蛍光浸透探傷試験.....乾式現像法
13
問53次の項目は,水洗性蛍光浸透探傷試験•速乾式現像法の操作手順を示したものである。正しいもの選べ。
前処理一浸透処理一洗浄処理一乾燥処理一現像処理一観察一後処理
14
問54次の項目は,各浸透探傷試験の操作手順を示したものである。正しいものを選べ。
溶剤除去性蛍光浸透探傷試験•湿式現像法 前処理一浸透処理一除去処理一現像処理一乾燥処理一観察ー後処理
15
問55次の文は,後乳化性蛍光浸透探傷試験の適用対象について述べたものである。正しい組合せを選ベ。 ① 微細な割れ,幅が広く浅い割れに適用できる。 ② 小型の量産部品,ねじやキー溝など鋭角な隅部をもつ試験体に適用できる。 ③ 大型部品や構造物を部分的に探傷する場合に適用できる。 ④ 疲労割れ,研磨割れなど幅が非常に狭い割れに適用できる。 ⑤ 水道及び電気設備のない場合に適用できる。
①と④
16
問56次の文は,浸透探傷試験の操作手順を示したものである。水洗性蛍光浸透液・湿式現像剤を適用する場合の操作手順について,正しいものを選べ。
前処理一浸透処理—洗浄処理—現像処理—乾燥処理—観察ー後処理
17
問57次の文は,前処理について述べたものである。正しいものを選べ。
化学的な処理方法として酸洗い,アルカリ洗浄などを行った場合は中和,水洗いを行う必要がある。
18
問58次の文は,前処理について述べたものである。誤っているものを選べ。
有機溶剤により油脂類を除去する場合は,溶解に必要な量の溶剤を使用し,溶解後溶剤が揮発すると同時に油脂類を揮発させて除去させるのが一般的である。
19
問59次の文は,前処理について述べたものである。正しいものを選べ。
泥・粘土類を除去するには水溶性界面活性剤を添加した温水で洗浄するとよい。
20
問60次の浸透時間に影響を与える因子の中で,正しいものを選べ。
試験体及び浸透液の温度