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生物 論述
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  • 問題数 34 • 6/4/2024

    問題一覧

  • 1

    多様な生物群は共通の祖先から進化してきたものと考えられる。この根拠となる地球上の生物の特徴を3つ挙げよ(合わせて80字)

    全ての生物は細胞膜で囲まれた細胞を基本単位とし、エネルギーを利用して生命活動を行うとともに、DNAを遺伝子情報として自己と同じ形質を持つ子供を作る。

  • 2

    一次遷移と二次遷移の違い(40字)

    一次遷移は土壌のない裸地から始まるが、二次遷移は土壌のある場所から始まる

  • 3

    陽樹林の林床では陽樹の芽生えは立ちにくいが陰樹の芽生えは育ちやすい理由(70字)

    植物の生育には光補償点以上の照度が必要であり、林床の照度は陽樹の芽生えの光補償点より低く、陰樹の芽生えの光補償点より高いから

  • 4

    半地中植物が厳しい低温環境にも適している理由(40字)

    半地中植物の休眠芽は地表に接しており、雪や枯葉によって厳しい低音から守られているから

  • 5

    陽樹林の林床にコナラの幼木が見られないのはなぜか(30字)

    林床はコナラの光補償点より光が弱く芽生えが生育出来ないから

  • 6

    年平均気温と降水量が同じでも異なるバイオームが存在するのはなぜか

    バイオームは、気温や降水量の季節ごとの偏りなどによっても決まるから

  • 7

    地上植物の環境に対する利点

    高い位置に葉をつけることでより光を多く獲得できる

  • 8

    地中植物の環境に対する利点

    土壌によって休眠芽が低温や乾燥から保護される

  • 9

    照葉樹林が持つ樹木の特徴

    照葉樹はクチクラ層が発達した光沢のある厚い葉をもつ常緑広葉樹である

  • 10

    種子植物において、地上植物のように休眠芽の位置が高い植物が地中植物や半地中植物と比べて有利な点、不利な点(150字)

    休眠芽は葉や茎になる部分なので、休眠芽が高い位置にある地上植物では生育に適した季節になると地中植物半地中植物よりも高い位置で葉を展開し、より明るい環境で光合成を行える点が有利である。しかし生育に不敵な季節では、休眠芽が地中や地表面で保護されず、直接低温や乾燥にさらされる点が不利である。

  • 11

    ギャップのでき方とギャップ内の環境

    ギャップとは森林において倒木などによって林間に空間が生じた場所のことであり、ギャップ内は光が差し込むために周囲より明るい環境となる

  • 12

    幼木の性質のトレードオフ関係

    幼木の性質には、林床での生存率を高くすると大きいギャップでの成長速度が小さくなり、大きいギャップでの成長速度を大きくすると林床での生存率が低くなるというトレードオフ関係がある

  • 13

    極相林で陰樹と陽樹が混生するしくみ

    陰樹林の林床は暗いので陰樹の芽生えや幼木は生育できるが、陽樹の芽生えは生育出来ない。陰樹林にギャップが形成されると陽樹の芽生えは生育可能となり、陰樹の芽生えや幼木より早く成長して成木となるから

  • 14

    このような階層構造で優占する樹木の光に対する性質(芽生え、光補償点、光飽和点を用いて)

    優占する陰樹は、芽生えの時は光補償点や光飽和点が低いが、成木では光補償点や光飽和点が高くなる

  • 15

    CやDのような階層構造は時間の経過とともにどのように変化するか(100字)

    CやDのような草本や低木が優先する部分では二次遷移が起こり、陽樹の高木が優占する状態に移行したあとに陽樹と陰樹が混合する状態を経て、再びAのような陰樹の高木が優占する階層構造をもつ状態になる

  • 16

    葉の面積がほぼ等しいにも関わらず、イネ科型草本の植生の方が広葉型草本より相対照度が高いのはなぜか

    イネ科型草本では細い葉が下部につき、その葉が垂直方向に伸びているので植生の下層まで光が届くから

  • 17

    陽樹林から陰樹林への遷移はどのようにして起こるか、過程と理由について説明せよ

    陰樹林の林床では光補償点の高い陽樹の芽生えは生育出来ないが、光補償点の低い陰樹の芽生えは生育して成木になる。その結果、陽樹林は陽樹と陰樹の混合林へ遷移し、陽樹が枯死すると陰樹林へ遷移する

  • 18

    環境形成作用について具体例をあげて説明

    森林の内部では照度や温度が外部より低いなど、生物が非生物的環境に与える影響を環境形成作用という

  • 19

    光補償点とは

    光補償点は植物において光合成速度と呼吸速度が等しくなる時の光の強さである

  • 20

    光飽和点とは

    光飽和点は、植物に与える光をそれ以上強くしても光合成速度が増加しない光の強さの最小値である

  • 21

    陽生植物の特徴

    陽生植物は、光補償点と光飽和点が高く、光の強い環境でよく生育する植物である

  • 22

    二次遷移とは

    二次遷移は、すでに土壌が形成されている場所から始まる遷移である

  • 23

    大きなギャップではなぜ陽樹が生育して優占できるのか

    大きなギャップでは林床に強い光が届くので、陽樹の芽生えができるようになり、強光下では陽樹は陰樹より速く成長できるから

  • 24

    雨緑樹林と夏緑樹林の違い

    雨緑樹林は熱帯、亜熱帯の雨季と乾季がある地域に分布し、乾季に落葉する広葉樹が優占する。夏緑樹林は冷温帯に分布し、冬季に落葉する広葉樹が優占する

  • 25

    日本のバイオームの水平分布について

    日本では森林の形成に十分な降水量があるので、水平分布を決めるおもな要因は気温であり、北から順に針葉樹林、夏緑樹林、照葉樹林、亜熱帯多雨林が分布する

  • 26

    採石場付近の石の特徴

    磁鉄鉱で強い磁石を近づけるとくっつく

  • 27

    林床と林冠を説明せよ

    林床は森林の最下層部及び地表面。林冠は最上層部にある葉と枝の集まり。

  • 28

    三角山の木の根の特徴とその理由

    三角山は溶岩が固まってできた山であり土壌が岩であるため、根は下に伸びることができず横に伸びる

  • 29

    ギャップの原因(人的要因と環境要因)

    人間が道を作った、台風などによる倒木

  • 30

    倒木更新とは

    倒れた木の上に新しい植物が生えること

  • 31

    浄国寺の石垣の特徴

    岩石が取り込まれている捕獲岩が含まれている

  • 32

    三角山で花が咲いていた植物

    エゾエンゴサク、ニリンソウ

  • 33

    三角山の階層構造の特徴

    まだ樹木の葉が生い茂っていなかったため、林床が明るくスプリングエフェメラルが見られた

  • 34

    採石場の植生の特徴

    土壌が薄く一次遷移が見られた。低木が低密度で生えていた