問題一覧
1
咳嗽は神経系が関与する反射運動なので、自分で咳払いはできない。
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2
8週間以上続く咳嗽の原因で最も多いのは、感染症である
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3
喀痰を伴わない咳嗽を、乾性咳嗽という。
〇
4
起動表面は分泌物によって常に湿った状態にあり、粘液によって捉えられた異物は杯細胞の線毛運動により喉頭へ運ばれる
×
5
喀血の外観は、泡沫状である。
〇
6
急激に起こる胸痛は重篤なことが多く、迅速な診断・治療が必要である。
〇
7
心筋梗塞のとき左肩・左上腕に放散する痛みが生じることがある。
〇
8
休みながらでなければ50m以上歩けない患者はヒュージョーンズ分類Ⅴである。
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9
うっ血性心不全の患者は仰臥位より座位の方が楽になる。
〇
10
チアノーゼは脱酸素化ヘモグロビンが5g/dl以上貯留したときに認められるため、一酸化炭素中毒時に認められる。
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11
弛張熱は、日内変動が1℃以上で、最低体温が37℃以下になる
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12
健康な成人の1回換気量は、約1000mlである
×
13
過呼吸では、1回換気量が増加する。
〇
14
口すぼめ呼吸は、慢性閉塞性肺疾・肺気腫症の患者でみれる呼吸である
〇
15
チェーンストークス呼吸は、中枢神経疾患(脳血管障害・脳腫瘍)やうっ血性心不全患者でみられる呼吸である。
〇
16
胸郭外(喉頭~気管)に狭窄が存在する場合、呼気時に喘鳴を聴取する
×
17
Wheezeは低い連続した複雑音(ラ音)で、気管支喘息や心不全などで聴取される。
×
18
意識障害の評価には、グラスゴーコーマスケール(GCS)などが用いられる
〇
19
CO2ナルコーシスでは、高濃度の酸素吸入が必要である
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20
咽頭・喉頭・上部気管狭窄で発生する喘鳴を、ストライダーという
〇
21
問診時には症状の発症時期、頻度、変化をとらえることが重要である
〇
22
採血時は、必ずアルコール綿で消毒する
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23
白血球分画で好中球が増加している時はアレルギー関与が考えられる
×
24
喀痰検査では膿性部分を含まないほどよい検体である
×
25
胸水中のLDH1307、胸水中蛋白3.0、血清LDH200、血清蛋白6.0(血清蛋白の正常上限は250)であった。この胸水は漏出性である
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26
胸部XP検査では陰影の重なりによる見落としに注意する必要がある
〇
27
造影CT検査の前には必ずヨードアレルギーの有無を確認する
〇
28
MRI検査室では磁場が形成されており、ヘアピンなど金属製の装飾具をつけて入室できない
〇
29
気管支鏡検査では肺胞領域病変の直視下観察か可能である
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30
肺機能検査で1秒率が70%未満の呼吸障害を、閉塞性換気障害(閉塞性機能障害)といい、主な疾患として間質性肺炎がある
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31
動脈血酸素飽和度はパルスオキシメーターを使って測定し、SaO2と表記する
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32
動脈採血後と静脈採血後の止血時間は同じで良い
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33
動脈血のpHが7.35未満になった場合をアシデミア(酸血症)という
〇
34
動脈血中のpHは、健常者では7.4前後(7.35~7.45)に維持される
〇
35
動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)の正常値は、40mmHg(正常値35~45mmHg)である
〇
36
重炭酸イオン(HCO3-)の正常値は12mmHg(正常範囲10~14mmHg)である
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37
動脈血のpHを調整している臓器は?と?である
肺, 腎臓
38
酸素療法における目標値は、PaO2〇mmHg以上(SpO2〇以上)に保つことである。 ※回答方法→PaO2、SpO2の順番に数値だけ書く。(例10、100)
60、90
39
動脈血二酸化炭素分圧と動脈血酸素分圧は比例関係で増減する。
×
40
在宅酸素を使用していると、一泊以上の旅行は不可能である
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41
慢性呼吸不全の患者は呼吸に体力が奪われるので、出来るだけ安静を維持する方がよい。
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42
人工呼吸器の設定で重量式換気法を行うときは、気道内圧に注意する必要がある。
〇
43
人工呼吸器装着患者では、合併症として人工呼吸器関連肺炎を来すことがあるため、注意が必要である。
〇
44
胸腔ドレナージの際、低圧持続吸引装置がある時に用意するものは2槽式水封びんである。
〇
45
かぜ症候群は、細菌感染によるものが多いため、治療には抗生物質投与が有効である。
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46
ノイラミダーゼ阻害薬は、インフルエンザウイルスの細胞への感染を抑制する薬剤である。
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47
インフルエンザ予防にはワクチン接種が有効である
〇
48
市中肺炎の原因菌は、細菌性では肺炎球菌・インフルエンザ桿菌、非定型肺炎(異型肺炎)ではマイコプラズマ・クラミジアが多い
〇
49
日和見感染の原因として、糖尿病・悪性腫瘍・膠原病・免疫抑制剤・ステロイド剤などが考えられる
〇
50
誤嚥性肺炎を生じる患者では、必ず食事の際にむせ混みが認められる
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51
誤嚥性肺炎の予防として口腔ケアは重要である
〇
52
肺結核は感染力が高く、感染者の9割が発病する。
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53
結核菌の感染経路は飛沫感染であるため、患者、医療従事者ともにN95マスクの着用が必要である。
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54
結核菌の検出率向上のため、喀痰検査は3回行うことが望ましい。
〇
55
インターフェロンγ遊離試験が陽性になった場合は、結核を発病していると考える
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56
結核治療は他人への感染を予防するため、最低6ヶ月の入院治療を必要とする
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57
非結核性抗酸菌症の病原体は9割がMAC菌であり、人から人に感染するため隔離入院が必要である
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58
非結核性抗酸菌症の治療法は結核に準じており、治療法は確立されている
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59
マジックテープを剥がす時の音(バリバリ、ベリベリという音:fine lrackle)が聞こえたら、間質性肺炎が疑う
〇
60
間質性肺炎ではガス交換能が低下するため、PaCO2の上昇が高頻度で認められる
〇
61
特発性肺線維症で認められる急性増悪は、死亡率が高く危篤な疾患である
〇
62
サルコイドーシスは難治性の疾患なので、必ず診断後直ちに治療を開始する
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63
過敏性肺炎の治療の原則は抗原からの隔離であるため、入院するだけで症状が改善することが多い
〇
64
日本に多い過敏性肺炎の治療は原則は抗原からの隔離であるため、入院するだけで症状が改善することが多い
〇
65
繊維性過敏症肺炎と特発性肺線維症は、識別が難しい
〇
66
塵肺の原因にアスベスト(石綿)があるが、明らかな暴露歴が無ければ石綿肺(アスベスト肺)否定できる
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67
気管支喘息は、吸入ステロイド治療薬の普及により、死亡率は減少している
〇
68
気管支喘息の主な治療薬は吸入ステロイドであるが、調子がよくなったら自己判断で中止しても良い
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69
吸入ステロイドや気管支拡張薬など種々の薬を使用しても改善が得られない場合は、重症喘息と判断し、すぐに次の治療ステップに移るべきである。
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70
アスピリン喘息は解熱剤により誘発されるため、湿布剤では誘発されない
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71
気管支拡張患者ではしばしば血痰を認める。喀血を来した場合には気管支動脈塞栓術(BAE)を必要とすることもある。
〇
72
COPDの最も重要な原因は喫煙である
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73
COPDには気管支拡張薬の吸入が有効であり、喫煙はしなくて良い
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