問題一覧
1
ステロイド性抗炎症薬を全て選びなさい。
ベタメタゾン, プレドニゾロン, デキサメタゾン
2
ステロイド性抗炎症薬投与に関する注意点として正しいものを全て選びなさい。
感染症に注意する。, 満月様顔貌(ムーンフェイス)の出現に注意する。, 高血糖に注意する。, 骨折に注意する
3
非ステロイド性抗炎症薬について正しいものを全て選びなさい。
消化性潰瘍に注意が必要である。, インフルエンザの小児にへの投与が禁忌のものがある。, 通常の炎症治療ではステロイド性抗炎症薬よりも先に使う。
4
非ステロイド性抗炎症薬を全て選びなさい。
アスピリン, インドメタシン
5
関節リウマチについて正しいものを全て選びなさい。
自己免疫疾患である。, 膠原病の一つである。, 必要に応じて抗炎症薬が処方される。, 抗リウマチ薬は免疫異常を改善する目的で処方される。
6
抗リウマチ薬について正しいものを全て選びなさい。
メトトレキサートは副作用に間質性肺炎がある。, メトトレキサートは免疫抑制作用をもつ。, メトトレキサートの副作用に易感染性がある。, 元々は抗がん剤であるメトトレキサートが用いられる。
7
痛風と痛風治療薬に関する記述として正しいものを全て選びなさい。
白血球の遊走・貪食阻害にコルヒチンが用いられる。, 急性の痛風発作にはNSAIDsが用いられる。
8
片頭痛について正しいのはどれか。
炎症が関与する。, 急性期の治療には抗炎症薬が用いられる。, 予防薬として、中枢神経系や血管収縮の抑制剤が処方される。, ストレスが原因の一つである。, 大脳皮質の異常な興奮と抑制が関与する。
9
神経系について正しいものを全て選びなさい。
中枢神経系は脳と脊髄で、末梢神経系はそれ以外の神経系である。, 二大調節系である神経系は、内分泌系に比べて素早い反応を制御している。, 交感神経と副交感神経はアクセルとブレーキの関係にある。
10
交感神経の作用を全て選びなさい。
精神性発汗, 散瞳
11
運動神経の神経伝達物質はどれか。
アセチルコリン
12
昇圧作用があるのはどれか。
アドレナリン
13
アセチルコリンで収縮するのはどれか。全て選びなさい。
排尿筋, 腓腹筋
14
アドレナリン作動薬について正しいものを全て選びなさい。
β2刺激薬は、気管支平滑筋に対する気管支拡張作用により、気管支喘息に用いられる。, β1刺激薬は、心筋に対して心臓の収縮力や脈拍数を高める作用をする強心薬として用いられる。, α1刺激薬は、交感神経刺激を介した血管収縮作用により、ショック時の血圧維持や止血、鼻炎の症状緩和などに用いられる。, α2刺激薬は、交感神経抑制を介した降圧作用や心拍数低下作用により、高血圧治療に用いられる。, イソプレナリンをβ2刺激薬として気管支喘息に用いるとき、心筋に対するβ1刺激作用もあるため、心臓への悪影響にも注意が必要である。
15
β遮断薬投与時の看護のポイントについて正しいものを全て選びなさい
糖尿病の薬物治療中の患者へ投与する場合、身体症状の観察を丁寧にする必要がある。, 勝手に服用を中止しないように注意する。, 心電図検査や血圧測定を定期的に実施する。
16
コリン作動薬と抗コリン薬について正しいものを全て選びなさい。
抗コリン薬は副交感神経系を阻害するので、交感神経系の刺激と同様の作用が期待される。, アセチルコリンはコリンエステラーぜによって分解されやすいので、コリンエステラーぜを阻害する薬もコリン作動薬として有効である。, コリン作動薬は副交感神経系を刺激するので、交感神経系の刺激と逆の作用が期待される。
17
筋弛緩薬について正しいものを全て選びなさい。
ニコチン受容体の機能を抑制する薬剤がある。, 手術時の筋肉の緊張をはじめ、各種異常な筋肉の緊張を緩和することに用いられる。
18
局所麻酔薬について正しいのはどれか。
局所麻酔とは、局所から中枢神経への感覚伝達が遮断された状態である。
19
体温を調節しているのはどれか。
視床下部
20
麻酔深度について謝っているものを選びなさい。
ステージ2(興奮期)が長くなるよう麻酔前投与を行う。
21
全身麻酔薬投与時の注意点として正しいものを全て選びなさい。
全身麻酔中の呼吸は人工呼吸器で管理するので、気管用チューブ・吸引器を用意する。, 麻酔から覚醒するときに嘔吐が起こりやすいので、吐きやすい姿勢にさせる。
22
全身麻酔薬について正しいものを全て選びなさい。
静脈内麻酔薬は、麻酔維持のために繰り返し投与が必要なため、覚醒後、めまい・頭痛が長引きやすい。, 吸入麻酔薬は、換気の調節によって麻酔深度の調節が容易である。
23
睡眠について正しいものを全て選びなさい。
レム睡眠は眠りが浅く、ノンレム睡眠は眠りが深い。, レム睡眠が除去されると情緒不安定になることがある。, レム睡眠は眼球運動を伴い、ノンレム睡眠は眼球運動を伴わない。, ノンレム睡眠が除去されると、身体的不快感、感覚異常、自殺志向などが現れることがある。
24
ベンゾジアゼピン系薬物について正しいものを全て選びなさい。
睡眠パターンをさほど変えないため、自然な眠りに近い。, 催眠薬として不眠症に用いられる他、抗不安薬としても利用される。, 催眠作用、抗不安作用、抗痙攣作用、筋弛緩作用がある。
25
不安症候群/不安障害群について正しいものを全て選びなさい。
不安や心配をきっかけとする一連の疾患群で、パニック発作も含まれる。, ベンゾジアゼピン系薬物が有効である。, 落ち着かなさや緊張、疲労に続き、集中困難、筋肉の緊張、睡眠障害などをきたす。
26
催眠薬・抗不安薬投与時の注意点として正しいものを全て選びなさい。
重症筋無力症や緑内障には禁忌である。, 薬物依存に注意が必要である。, アルコール飲料は控えるよう指導する。, 自動車運転は避ける様に指導する。
27
統合失調症について正しいものを全て選びなさい。
ドパミンやセロトニンの作用が原因の一つといわれている。
28
抗精神病薬投与時の注意点として正しいものを全て選びなさい。
遅発性ジスキネジアの発現に注意する。, 起立性低血圧の発現に注意する。, ジストニアの発現に注意する。, 非定型抗精神病薬(オランザピン)は高血糖や糖尿病に注意する。, 口渇、排尿困難の発現に注意する。, 悪性症候群に注意する。, パーキンソン症候群の発現に注意する。
29
うつ病に最も関連が強い神経伝達物質はどれか。
セロトニン
30
選択的セロトニン再取り込み阻害薬〈SSRI〉で正しいのはどれか。
パニック障害に対して有効である。
31
選択的セロトニン再取り込み阻害薬〈SSRI〉の作用発現時間で正しいのはどれか。
1〜2週間
32
パーキンソン症候群の4大症状を全て選びなさい。
姿勢反射障害, 振戦, 筋固縮, 無動
33
パーキンソン症候群治療薬について正しいものを全て選びなさい。
単純部分発作
34
抗てんかん薬投与時の看護のポイントとして正しいものを全て選びなさい。
眠けやめまいなどの有害作用に注意する。, 治療中にも痙攣発作が起こりうることの説明が必要である。
35
麻薬性鎮痛薬について正しいものを全て選びなさい。
痛みを伝える全ての経路に作用する。, 薬物依存がおこる。
36
アヘンアルカロイドを全て選びなさい。
コデイン, モルヒネ, オキシコドン
37
麻薬性鎮痛薬投与時の注意点として正しいものを全て選びなさい。
麻薬性鎮痛薬は鍵をかけた堅固な場所に貯蔵する。, 連続投与による薬物依存に注意する。, 有害作用に便秘があることを説明する。, 呼吸器疾患がある患者には禁忌である。
38
成人で高血圧と判断するものを全て選びなさい。
144/86 mmHg, 122/92 mmHg
39
降圧薬として用いられるものを全て選びなさい。
カルシウム拮抗薬, 利尿薬, β遮断薬, 中枢性交感神経抑制薬, α1遮断薬, レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系抑制薬
40
狭心症についての記述として正しいものを選びなさい。
狭心症は、心臓の冠動脈が何らかの原因で狭くなり、心筋での酸素・栄養の需要バランスが崩れ、肋骨下や上腹部に圧迫感を伴う痛みを生じるようになったものいう。
41
狭心症の治療に用いる薬を全て選びなさい。
抗血小板薬, 硝酸薬
42
心不全治療薬として用いられるものを全て選びなさい。
β遮断薬, 利尿薬, 強心薬, ACE阻害薬及びARB, 血管拡張薬
43
不整脈治療薬として用いられるものを全て選びなさい。
ジギタリス, カリウムチャネル遮断薬, ATP製剤, カルシウム拮抗薬, ナトリウムチャネル遮断薬
44
心臓の調律について正しいものを全て選びなさい。
興奮直後で、いくら刺激を与えても反応しない期間を不応期という。, 不整脈は心電図によって診断可能である。, 心臓が規則正しく収縮して血液を全身に送り出す状態を洞調律という。
45
利尿薬の適用として誤っているのはどれか。
無尿
46
ループ利尿薬について正しいのはどれか。
副作用〈有害事象〉に低カリウム血症がある。
47
脂質異常症について正しいものを全て選びなさい。
主な原因は生活習慣である。
48
脂質異常症の薬物治療について正しいものを全て選びなさい。
コレステロールの分解を促進(コレステロールから胆汁酸の合成促進)する薬剤が有効である。, コレステロール生合成の律速酵素HMG-CoA還元酵素阻害剤が用いられる。
49
薬剤とその副作用(有害事象)の組合せで正しいのはどれか。
HMG-CoA還元酵素阻害薬 – 横紋筋融解症
50
抗血液凝固薬の適用を全て選びなさい。
播種性血管内凝固症候群(DIC), 肺血栓塞栓症, 心筋梗塞, 血栓形成予防