問題一覧
1
慢性閉塞性肺疾患 Chronic Obstructive Pulmonary Disease について正しいのは
肺コンプライアンス上昇
2
respiratory failureについて正しいのは?
Hugh-Jones分類は呼吸困難の程度を表す
3
軽度の嚥下障害のある患者の誤嚥性肺炎の予防法で正しいのは
口腔内を吸引しながらブラッシングする
4
べんチューリマスクの酸素吸入について正しいのは?
24〜50%の安定した吸入酸素濃度が得られる
5
気胸について正しいのは?
外傷は原因の一つである
6
主観的情報はどれ
息苦しさの訴え
7
間質性肺炎と言われた。 呼吸機能検査結果で考えられるのは
A
8
A君(11歳、男児)喘息発作のため救急外来に来院した。宗鳴が著明で、経皮的動脈血酸素飽和度(Sp02) 88% (room air)、ピークフロー値45%である。まず行うべきA君への対応で適切なのはどれか。
起坐位を保つ
9
チアノーゼが出現するのは?
血中還元ヘモグロビン量の増加
10
Aさん(25歳、男性、飲食店店員)は、2日前から感冒様症状があり、夜眠ろうとして横になるが息苦しくて眠れず、歩行や会話も困難となり、夜間にAさんの家族に伴われて救急外来を受診した。Aさんは地元の野球チームに所属し、休日には練習に参加しており、最近は残業が多く疲れていた。診察の結果、Aさんは気管支喘息発作と診断され、気管支拡張薬、副腎皮質ステロイドによる治療と、フェイスマスクによる酸素投与が行われたが、改善がみられず入院した。 入院後Aさんは呼吸困難が増悪し、発汗が著明であった。入院時の看護として最も適切なのはどれか。
口すぼめてゆっくりと息を吐くように指導する
11
抗コリン薬の投与が禁忌の疾患はどれか?
緑内障, 前立腺肥大症
12
Aさん(62歳、男性)。1週前から感冒様症状があり様子をみていたが、呼吸困難と咳嗽が増強したため外来を受診した。胸部エックス線写真と胸部CT によって特発性肺線維症による間質性肺炎と診断され入院した。 既往歴:42歳で糖尿病と診断された。 生活歷:3年前から禁煙している(20〜59歳は20本/日)。 身体所見:BM17.6。体温38.8°C、呼吸数30/分、脈拍112/分、血圧140/98mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度<Sp02>91%。両側下肺野を中心に、吸気終末時に捻髪音あり。呼気時は問題ないが、吸気時に深く息が吸えない。ばち状指を認める。 検査所見:血液検査データは、白血球13,000/以L、Hb10.5g/dL、総蛋自 5.2g/dL、アルブミン2.5g/dL、随時血糖85mg/aL、CRP13.2mg/dL。動脈血液ガス分析で、pH7.35、動脈血二酸化炭素分圧<PaCo2)38Torr、動脈血 酸素分圧<Pa02>56Torr。 身体状況のアセスメントとして適切 なのは?
一型呼吸不全である。
13
呼吸中枢の存在部位は
延髄
14
成人患者の気管支喘息bronchial asthma の治療で正しいのは?
テオフィリンの投与中は血中濃度の測定が必要である
15
下の図はスパイロメトリの結果による換気機能診断図であり、閉塞性換気障害はどれ?
D
16
過呼吸で正しいのは
1階換気量が増大する
17
水封式持続吸引法による胸腔ドレナージ について正しいのは?
水封室の水面は呼吸に伴って上下に動く
18
吸息時に収縮する筋はどれ
外肋間筋, 内肋間筋
19
循環式浴槽の水質汚染によって発生するのは?
レジオネラ肺炎
20
一回換気量に関係なく吸入酸素濃度を調節できる器具はどれ?
べんチューリマスク
21
呼吸困難がある患者の安楽な体位は?
起座位
22
誤嚥しやすい患者の食事の援助で適切ななのは?
頸部を前屈した体位をとる
23
健康な成人の一回換気量は?
約500ml
24
肺がんについて正しいのは
腺がんは小細胞がんより多い
25
べんチューリマスクの写真である。 酸素流量設定と併せて吸入酸素濃度を調節するのはどれ?
3
26
安静時呼吸、深呼吸、徐々に深くなっていく呼吸に伴う肺活量の変化が下の表である。肺活量を示すのは?
5
27
呼吸困難を訴えて来院した患者の動脈血液ガス分析は、pH7.32、動脈血炭酸ガス分圧(PaCo2)72 Torr、動脈血酸素分 圧(PaO2)50 Torr、HCO3-26.0 mEq/Lであった。このときのアセスメントで適切なのはどれか。
肺胞低換気
28
下の図は、フローボリューム曲線である。慢性閉塞性肺疾患はどれ?
2
29
気管支鏡検査を受ける成人患者への援助で正しいのは?
検査の予約の際は抗凝固薬の内服の有無を確認する
30
間質性肺炎と言われた。 呼吸機能検査結果で考えられるのは
A
31
呼吸困難とは
いき苦しさの自覚
32
PaCO2 正常値
35〜45Torr
33
Aさん(75歳、男性)1人暮らし。慢性閉塞性肺疾患<COPD)のため、2年前から在宅酸素療法を開始し、週に2回の訪問看護を利用している。訪問看護師はAさんから「最近、洗濯物を干すときに息が苦しくて疲れるが、自分でできることは続けたい」と相談された。 Aさんの労作時の息苦しさを緩和する方法について、訪問看護師が行う指導で適切なのはどれか
腕を上げるときは息を吐きながら行う
34
小細胞癌で正しいのは
治療は化学療法を行う
35
PaO2 正常値
80〜100Torr
36
気管支喘息asthmaに対する副腎皮質ステロイド吸入療法について正しいのは とれか?
副作用は内服より少ない
37
Aさん(58歳、女性)は、10年前に肺気腫(pulmonary emphysema)を指摘されたが喫煙を続け、体動時に軽い息切れを自覚していた。Aさんは、肺炎で救急病院に入院しSp02 86%でフェイスマスクによる酸素投与(4V分)が開始された。抗菌薬投与後 6日、鼻腔カニューラによる酸素投与(21分)で Aさんの経皮的動脈血酸素飽和度Spo2が 94%まで回復した。夜間 Aさんは眠れているようだが、早朝に頭痛を訴え、日中も傾眠傾向になった。Aさんへの対応で適切なのはどれか。
動脈血ガスの分析の実施