問題一覧
1
平成30年衛生行政報告における看護師就業状況について、最も適当なものはどれか? ① 看護師の就業人員は平成20年から減少している。 ② 看護師の就業場所として最も多い場所は病院であり、次いで訪問看護ステーションが多い ③ 就業看護師に占める男性の割合は10%未満である。 ④ 就業看護師に占める 25歳未満の者の割合は約15%である。
③
2
災害医療について、最も適当なものはどれか。 ① 災害拠点病院は医療救護班の派遣機能を持つ。 ② 災害拠点病院は市町村が指定する。 ③ 災害派造医療チーム(DMAT)は災害後の長期的な医療支援活動を担う。 ④ 災害拠点病院は避難所における感染症のまん延防止対策を行う。
①
3
血圧測定について、最も適当でないものはどれか。 ① 測定部位が心臓より高いと血圧は実際よりも低い値となる。 ②上腕での測定では、マンシェットの下縁は腋窩より2~3cm上になるようにする ③ マンシェットの巻き方がゆるいと血圧は実際よりも高い値となる ④ マンシェットの幅が広いと血圧は実際よりも高い値となる。
④
4
注射について、最も適当なものはどれか、 ① 注射針のゲージは数値が大きくなるほど直径が太くなる。 ② 皮内注射後は薬剤の吸収度合を確認するため刺入部位のマッサージを行う ③ 医療法により注射針のゲージのカラーコードが定められている ④ 26ゲージ・27ゲージの外は主に皮内注射に用いられる
④
5
副交感神経の作用として、最も適当なものはどれか。 ① 気管支の収縮 ② グリコーゲンの分解 ③ 瞳孔の散大 ④ 消化管運動の抑制
①
6
慢性貧血に対する代償作用として、最も適当なものはどれか。 ① 心拍数の減少 ② 呼吸数の減少 ③ 心臓への血流の減少 ④ 腎臓への血流の減少
④
7
5%のA消毒液に水を加えて、器材消毒用の0.02%の消毒液を1000ml作りたい。必要なA消毒液の量として、最も適当なものはどれか。 ① 20ml ② 4ml ③ 8ml ④ 50ml
②
8
国際生活機能分類(ICF)の構成要素でないものはどれか。 ① 社会的不利 ② 活動 ③ 参加 ④ 心身機能・身体構造
①
9
後期高齢者医療制度について、最も適当なものはどれか。 ① 健康保険法に基づいた制度である。 ② 運営主体は市町村である。 ③ 被保険者は65歳以上の者である。 ④ 財源構成は、患者負担を除き公費負担が約5割である。
④
10
ハヴィガーストの老年期における発達課題について、最も適当なものはどれか。 ① 体力と健康の衰退への適応 ② 社会的な役割からの離脱 ③ 経済力の確保 ④ 統合性の確立
①
11
平成30年の65歳以上の死因順位について、最も適当なものはどれ ① 自殺は第5位である。 ② 脳血管疾患は第2位である。 ③ 不慮の事故は第4位である。 ④ 老衰は第3位である。
④
12
認知症対応型共同生活介護について、最も適当なものはどれか。 ① 12人が1ユニットとなって共同生活を行う ② 必要時、利用者は訪問看護を利用できる ③ 要介護1以下の人は利用できない。 ④ 介護保険制度の施設サービスである
②
13
認知症の中核症状はどれか。 ① 幻覚 ② 不潔行為 ③ 見当識障害 ④ 徘徊
③
14
2019年国民生活基機調査において、要介護者からみた主な介護者の続柄で割合が最も多いのはどれか。 ① 同居の子 ② 同居の配偶者 ③ 同居の子の配偶者 ④ 別居の家族
②
15
健康日本21(第二次)における 2022年の目標値について、最も適当なものはどれか ① 日常生活における 65 機以上男性の歩数は1日 10,000 歩である ② 日常生活における 65歳以上女性の歩数は1日8,000歩である。 ③ 配業又は何らかの地域活動をしている高齢者の割合は80%である ④ ロコモティブシンドロームを認知している国民の割合は50%である
③
16
新生児の出生体重による分類について、最も適当でないものはどれか。 ① 出生体重が1,000g未満の児を超低出生体重児とよぶ。 ② 出生体重が1,500g 未満の児を極低出生体重児とよぶ。 ③ 出生体重が2,000g未満の児を低出生体児とよぶ。 ④出生体重が 4,000g以上の児を巨大児とよぶ。
③
17
母子保健法に定められている事柄について、最も適当でないものはどれか。 ① 母子健康手帳の交付 ② 受胎調節指導 ③ 新生児訪間指導 ④ 母子健康包括支援センター(子育て世代包括支援センター)の設置
②
18
新生児・乳児の反射について、最も適当でないものはどれか。 ① 探索反射では、類に物が触れたときにそちらを向こうとする。 ② 吸啜反射では、口に物が入るとそれを吸う運動を繰り返す。 ③ パラシュート反射では、体幹を保持し水平に支えて急に前方へ倒すと、上肢を伸展し手掌を開く。 ④ 把握反射では、刺激により両上肢を広げて抱きつくような動作をする。
④
19
月経異常について、最も適当なものはどれか。 ① 満18歳を過ぎても初経がおこらないものを原発性無月経という。 ② それまで順調にあった月経が6か月以上停止したものを続発性無月経という。 ③月経周期は、25~38 日の範囲で、変動が土10日以内であれば正常といえる。 ④ 月経3~10日前におこる下腹部痛やむくみ、精神的症状を月経困難症という
①
20
人工妊娠中絶の現状について、最も適当なものはどれか。 ①近年、わが国における人工妊娠中絶件数は増加している。 ② わが国では、緊急避妊薬の薬局での購入が可能となった。 ③ 胎異常を理由に人工妊娠中絶はできない。 ④ わが国における人工妊娠中絶は、母子保健法の規定の箱囲で実施が可能である。
③
21
子宮の悪性新生物について、最も適当でないものはどれか、 ① 令和元年の死亡数は6,000 人を超えている。 ② 妊娠回数が少ないことは子宮体がんのリスク因子となる。 ③ 子宮頸がん検診が推奨されるのは、20歳以上のを症状のない女性である ④ 子宮体がんはヒトパピローマウイルスの持続感染により引き起こされる
④
22
子どもの成長・発達について、最も適当なものはどれか ① 大泉門は通常1歳半頃に閉鎖する ② 基本的な運動発達は脚部から上方へ向かう。 ③ 基本的な運動発達は末梢から中枢へ向かう。 ① 脳神経系は学童期に急速に発達する
①
23
次の組み合わせで最も適当なものはどれか。 ① 感染症法-結核児童療育給付 ② 難病法-小児慢性特定疾病医療費助成制度 ③ 母子保健法-熟児養育医療 ④ 児童福祉法-育成医療
③
24
妊娠中の栄養管理について、最も適当でないものはどれか。 ① 加工食品はリンの含有量が多いため、摂取を控えることが望ましい。 ② 大型の魚介類にはEPAやDHAが多く含まれるため、積極的な摂取が望まれる ③ 妊娠高血圧症候群による胎盤機能低下がある場合、積極的なカルシウム摂取が必要である ④ 妊娠初期のビタミンAの過剰摂取では、胎児の催奇形性がみとめられてい。
②
25
乳幼児突然死症候群ついて、最も適当でないものはどれた ① 原因は不明だが、主に睡眠中に発症する ② 発症のピークは、生後6~8か月である ③ 人工栄養哺育が危険因子となる。 ④ 乳児の受動喫煙が危映因子となる
②
26
梅毒に関する説明について、最も適当なものはどれか。 ① 梅毒ウイルスにより感染する。 ② 治療にはペニシリンが使用される。 ③ 梅毒は性病予防法の対象疾患とされている。 ④ 梅毒は診断後ただちに届け出なければならない
②
27
ノロウイルス感染症が発生した際の対応について、最も適当でないものはどれか、 ①感染者が触れた場所はアルコール消毒を行う。 ②感染者が使用した食器類などは次亜鉛素酸ナトリウムで消毒する。 ④汚染した衣類等は85度の加熱処理を行う。 ④感染者の吐しゃ物はすばやく処理を行う
①
28
結核に関する説明について、最も適当なものはどれか、 ① 結核は肺のみに病変をつくる。 ② 感染情法に基づき結核に罹患した者は全て入院しなければならない ③ 結核は二類感染症である。 ④ BCGは結核に感染しているかを判断する検査である
③
29
がん対策基本法の施策について、最も適当でないものはどれか ① がんに関する数育の推進 ② 市町村がん対策推進計画の策定 ③ がん予防及び早期発見の推進 ④ がん患者の就労
②
30
健康診査・がん検診について正しい組み合わせはどれか。 ① 特定健康診査-健康増進法 ② 市町村での胃がん検診-がん対策基本法 ③ 市町村での乳がん検診-40歳以上が対象 ④ 市町村での大腸がん検診-受診間隔は2年に1回
③
31
健康寿命の説明について、最も適当なものはどれか ① 平成13年以降健康寿命は年々延びている ② 平成28年の健康寿命は女性よりも男性の方が長い ③ 健康寿命とは健康上問題なく日常生活ができる期間である ④ 健康増進法に健康寿命の延伸と健康格差の縮小が規定されている
①
32
障害福社サービスついて、最も適当なものはどれか ① 介護の支援を受ける場合の介護給付と訓練等の支援を受ける場合の訓練等給付からなる ② 移動に著しい困難を有する視覚障害者は行動援護を利用できる ③ 共同生活援助(グループホーム)は障害福祉サービスに含まれない。 ④障害福祉サービスの申請により自立支援医療も受けられる
①
33
難病対策について、最も適当でないものはどれが ① 平成26年に難病の患者に対する医療等に関する法律が成立した。 ② 医療費助成における自己負担額は2割であ ③ 令和3年11月現在の指定感病は16疾患群である ④ 特定疾患治療研究事業に基づく医療費助成の対象疾患は、制度当初は4疾患であった
③
34
難病の説明で最も適当でないものはどれか ① 全身性エリテマトーデスは20歳から40歳の女性に多い ② ベーチェット病は全身性炎症性疾患で、高齢者に多い ③ パーキンソン病の発症年齢は50歳から65歳に多いが、40歳以下でも発症する若年性パーキンソン病ある。 ④ 重症筋無力症の症状には筋力低下、眼瞼下垂などがある。
②
35
予防接種について、最も適当なものはどれか ① A型肝炎は定期接種である ② B型肝炎は3回接種が必要である ③ ロタウイルスは不活化ワクチンである ④ 4種混合(DPT-IPV)
②
36
心的外傷後ストレス感書(PTSD)について、最も適当でないものはどれか。 ① 再体験、過覚醒症状、認知や気分の異常が2週間以上持続した場合に診断される。 ② 数か月から数年間経ってから、PTSD症状がはっきりとしてくる場合もある。 ③ 外傷の性質を理解した上での支持的精神験法や薬物療法が行われる。 ④外傷体験を生きのびた生存者が自分を責める心理を「生存者の罪悪感」という
①
37
入院形態について、正しい組み合わせはどれか ① 任意入院- 1人の精神保健指定医の診察が必要である ② 医療保護入院- 入院後直ちに知事へ届出なければならない。 ③ 応急入院- 家族等の同意が必要である。 ④ 措置入院- 2人以上の精神保健指定医による診察が必要である
④
38
双極性障害(躁うつ病)について、最も適当でないものはどれか。 ① 躁状態では病識がないことが多い。 ② 薬物療法には主に抗うつ薬が用いられる。 ③ 思考の異常として観念奔逸、誇大妄想がある。 ④ 発症のピークは20~30歳代である
②
39
防衛機制について、正しい組み合わせはどれか。 ①置き換え- 内なる感情と表現がまったく切り離されてしまうこと ②反動形成- 抑圧された感情と正反対の行動に出ること ③ 合理化- 衝動や欲求を社会的価値をもつもので充実させること ④ 昇華- 認めたくない苦痛を無意識の中に押し込めること
②
40
TALKの原則について、最も適当でないものはどれか。 ① 誠実な態度で話しかける(Tell) ② 自殺についてはっきりと尋ねる (Ask) ③ 相手の考えを傾聴する(Listen) ④ 相手を思いやる (Kindness)
④
41
精神障害者保健福祉手帳について最も適当なものはどれか ① 知的障害も交付対象である。 ② 障害の状態により1~5級までの区分がある ③ 交付によって生活保護費の支給が開始される。 ④ 2年ごとに更新の手続きが必要である
④
42
2017年における精神障害者の入院患者数について、最も適当なものはどれか ① 精神科病院などにおいて60万人が入院治療を受けている ② 傷害分類別にみた入院患者数は第1位である ③ 入院患者総数は増加額向にある ④ 任意入院患者数は増加傾向に
②
43
精神保健福社について、最も適当なものはどれか ① 精神保健福社センターは市町料に設置されている。 ② 精神保健福祉士は日本精神保健福社士協会が認定する資格である ③ 患者の隔離、身体拘束には保健所長の判断が必要である ④ 退院後生活環境相談員は医療保護入院者の退発支援において中心的役割を果たす
④
44
アルコール依存症について、最も適当でないものはどれか ① 離脱症状は禁酒後2日目に最も強く現れることが多い ② 離脱症状として振戦せん妄などが出現する ③ 薬物療法は主に選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI) が用いられる ④ 集団精神療法として断酒会やAAがある
③
45
発達障害者への支援施策について、最も適当でないものはどれか ① 発達障害者手帳の交付 ② 発達障害者の就労 ③ 発達障害の早期発見 ④ 学校教育における発達障害者への支援
①
46
1歳6か月児の標準的な発達について、最も適当なものはどれか。 ① 哺語を発するようになる。 ② ○ (丸) が描ける。 ③ ひとりで上手に歩ける。 ④ 自分の名前が言える。
③
47
調査について正しい組み合わせはどれか。 ① 国勢調査- 毎年実施される。 ②国民健康・栄養調査- 健康増進法に基づいて実施される。 ③ 人口動態調査- 国勢調査により明らかになった人口を基に推計される。 ④ 全国がん登録- 検診でがんが発見された場合に登録される。
②
48
労働安全衛生規則にある一般健康診断について、最も適当でないものはどれか。 ① 特定健康診査 ② 定期健康診断 ③ 特定業務従事者の健康診断 ④ 給食従業員の検便
①
49
国民医療費に含まれるものはどれか。 ① 正常な妊娠や分娩に要する費用 ② 固定した身体障害のために必要な義肢の費用 ③ 入院時食事療養費 ④ 予防接種に要する費用
③
50
プライマリヘルスケアの4原則について、最も適当でないものはどれか。 ① 健康的な公共政策づくり ② 住民の主体的参加 ③ 他分野との協調と統合 ④ 資源の有効活用
①