問題一覧
1
Bモードでは( a: パルス波/連続波 )の超音波を用いる。
パルス波
2
消化管内のガスは、超音波の強い反射や減衰の影響となり、( a: 音響陰影/サイドローブ/鏡面反射 )の原因となる為、なるべくガスを取り除く。
音響陰影
3
STIR法は脂肪抑制法の一種であるが、脂肪と同程度の緩和時間を持つ物質も併せて抑制される為、脂肪に特異的とは言えない。
⭕️
4
体動によるモーションアーチファクトは( a:周波数/位相 )エンコード方向に出現する。
位相
5
肝嚢胞は明瞭な無エコー像である。
⭕️
6
肝血管腫は辺縁高エコーを示す。
⭕️
7
MTパルスは、脳実質を抑制する。
⭕️
8
MTパルスは( a: MRA/MRCP )で用いられる磁化移動RFパルスである。 脳実質に多く含まれる( b: 窒素/タンパク質 )やリン脂質などの( c: 結合/自由 )水のプロトンは共鳴周波数帯幅が( d: 広く/狭く )、反対に血液の( e: 結合/自由 )水のプロトンは共鳴周波数帯幅が( f: 広く/狭く )なっている。 この差を利用して、背景となる脳実質のプロトンを選択的に( g: 飽和/ 通過 )させている。 なお、MTパルスは数秒に当たって照射し続ける必要がある為、( h )の増大の原因となる。
MRA, タンパク質, 結合, 広く, 自由, 狭く, 飽和, SAR
9
STIR法はT2緩和時間差を利用する。
❌
10
T1緩和時間差とケミカルシフトによる周波数差を組み合わせた方法にSPIRがある。
⭕️
11
b値は( a:MT/MPG )パルスによって値が変わる。 ( a )の強度( b: G/M )の二乗、印加時間( c: δ/υ )の二乗に比例し、( a )パルスのが( d )が大きいほどb値の値は( e )くなる。 b値が大きくなると、より僅かな動きを鋭敏に捉える事が出来る。
MPG, G, δ, 間隔, 大きく
12
SE法において、TRとTEを共に短くすると( a )強調画像が得られる。 例えば( b: 下垂体後葉/脳脊髄液 )では、分泌される( c )というホルモンが( a )緩和時間が短い為、高信号となる。
T1, 下垂体後葉, バゾプレシン(=抗利尿ホルモン)
13
拡散強調画像は( a:脂肪抑制/水抑制 )法を用いている為、組織の( b: T1/T2 )値の影響を受ける。
脂肪抑制, T2
14
T2強調画像では、灰白質の信号は白質よりも( a )い T1強調画像ではその逆である。
高
15
エコーで、カメレオンサインを呈するものはどれ
肝血管腫
16
腸閉塞などで小腸が( a:収縮/拡張 )した状態でエコーを撮影すると小腸内の( b: ハウストラ/ケルグリンひだ) がピアノの鍵盤のように見えることから( c )サインと言う特徴的な画像が得られる。
膨張, ケルグリンひだ, キーボード
17
モザイクパターンは被包型( a: 肝細胞/肺腺 )癌でみられる。
肝細胞
18
null pointは loge2×( a )で求めることが出来る。
抑制したい組織のT1値
19
SE法でプロトン密度強調画像を得る為には、TRを( a: 長く/短く )、TEを( b: 長く/短く )する必要がある。
長く, 短く
20
MRI室にスワンガンツカテーテルが留置された患者を搬入したが、問題はない。
❌
21
ケミカルシフトアーチファクトの出現方向は、撮像シーケンスによって異なる。 SE/GRE法→( a: 位相/周波数 )方向 EPI法→( b: 位相/周波数 )方向
周波数, 位相
22
EPIは180°反転パルスを用いない。
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23
磁化率アーチファクトを起こしやすい、磁化率の異なる部位は人体だと肺や頭蓋底、腸管内ガスがある。
⭕️
24
健常成人で単純CTを撮影する時、骨や筋肉、甲状腺などの臓器は基本的に( a: 正/負 )の値のCT値を取るが、乳房はその組織のほとんどが脂肪のため、( b: 正/負 )のCT値を取る。具体的には( c )程度のCT値である。
正, 負, -100HU
25
マジックアングルアーチファクトは、静磁場から( a: 55/75 )°の角度をもつ構造物が( b: 高/低 )信号を示すアーチファクトである。 このアーチファクトは、( c: T1/T2 )強調画像や、T2*強調画像、プロトン密度強調画像などの( d: TR/TE )の短いシーケンスで出やすい。
55, 高, T1, TE
26
折り返しアーチファクトは( a: 位相/周波数 )方向に出やすい。
位相
27
Nハーフアーチファクトは、( a: 位相/周波数 )方向に、FOVの( b: 半分/ほとんど全て )が位置ズレを起こすものである。 特に( c: 二項励起法/拡散強調画像 )でよく現れる。
位相, 半分, 拡散強調画像
28
( a: 腹水/消化管ガス )や胆石、石灰化巣など、超音波が通過しない組織の後方には、( b: 帯/縞 )状の無エコーが生じる。このアーチファクトを( c )アーチファクトという。
消化管ガス, 帯, 音響陰影
29
胆嚢や( a )など、超音波の減衰が( b: 多い/少ない )組織の後方に輝度の( c: 高い/低い )領域ができる。これを( d )と言う。
嚢胞, 少ない, 高い, 後方エコー増強
30
皮膚と、皮膚に平行に存在する組織との間の狭い空間の中で、超音波が繰り返し反射を起こす現象を( a )という。
多重反射
31
( a: 腹膜/横隔膜 )のような強い反射体が存在すると、それを挟んでちょうど等距離の位置に、鏡に写したような虚像が生まれる。これを( b )という。
横隔膜, ミラー効果
32
超音波の屈折によるアーチファクトには2つあり、( a )と( b )である。 ( a )は円形の組織の端や側面において、超音波が( c: 深い/浅い )角度で入射する事で全反射や屈折を起こし、( d: 高輝度/無エコー )帯が発生する。 ( b )は、上腹部検査の際、( e: 腹斜筋/腹直筋 )と脂肪の伝搬速度の差によって屈折がおこり虚像が形成される。( e )がレンズの役割を持つ。
外側陰影, レンズ効果, 浅い, 無エコー, 腹直筋
33
超音波プローブはあくまで超音波の送受信を行うだけである。
⭕️
34
バッキング剤に裏打ちされた( a: セラミック/タングステン )製の( b )から超音波を発生させる。 ( b )から発生させた超音波は( b )の直下にある( c )で生体に適するように余分な振動を抑える。 ( d )は( e: シリコン/セラミック )をレンズ状に加工したもので、レンズ状に加工する事で超音波ビームを収束させる構造である。 コード ↓ バッキング材 ↓ 圧電振動素子 ↓ 整合層 ↓ 音響レンズ ↓ 生体
セラミック, 圧電振動素子, 整合層, 音響レンズ, シリコン
35
STCは生体の( a: 浅/深 )部からの反射波が体内で減衰してしまう影響を補正し、均一な( b: 画像輝度/空間分解能 )にする働きを持つ。
深, 画像輝度
36
MRIは骨皮質を描出( a: できる/できない )。
できない
37
磁気回転比=γは、核種に固有の値であり、水素の場合は42.6MHz/Tである。
⭕️
38
傾斜磁場コイルを頻繁にON/OFFの切り替えを行う事で、コイルに流れる電流とは反対の向きに誘導電流が流れることがあり、これを渦電流と言う。
⭕️
39
渦電流は、画像歪みの原因や、被験者の神経刺激の原因となる。
⭕️
40
人工内耳は、誤作動の恐れがあるためMRI禁忌である。
⭕️
41
現在用いられている第二世代の超音波造影剤は、使用するマイクロバブルが第一世代のそれよりも壊れ( a: やすく/にくく )、造影剤を、投与後長い時間をかけて撮影が可能である。 また、一部の( b: アシアロ糖蛋白受容体/クッパー細胞 )に造影剤のマイクロバブルが取り込まれる為、15分後を目安に肝腫瘍の鑑別が可能である。 現在、超音波造影剤は主に( c: 乳腺/甲状腺 )腫瘤性病変と( d: 肝臓/膵臓 )腫瘤性病変に用いられている。
にくく, クッパー細胞, 乳腺, 肝臓
42
圧電素子はジルコン酸チタン酸鉛を用いている。
⭕️
43
現在市販されている無散瞳眼底カメラの撮影画角は( a: 45/75 )°程度であり、一枚の写真に全てを収めることはできない。よって、パノラマ撮影をする。 しかし、スクリーニング検査では( b: 視神経乳頭部/後極部 )のみの撮影になるので、撮影箇所以外の病変を否定することは難しい。
45, 後極部
44
無散瞳眼底カメラ撮影後3時間程度は、車の運転を控える。
❌
45
視神経乳頭には神経細胞が無いので、視野上で盲点を形成する。
⭕️
46
網膜動脈は( a: 椎骨/内頸 )動脈の分岐枝であるため、脳血管の病変を反映することができる。 また、眼底には高血圧・( b )・( c )・( d )などの疾患による合併症が現れることがある。
内頸, 動脈硬化, 糖尿病, 全身性エリテマトーデス
47
無散瞳眼底カメラで最も被検眼に近い構造はどれか
対物レンズ
48
ほとんどの無散瞳眼底カメラでは( a: 1/4 )mm以上の散瞳を必要とする。
4
49
無散瞳眼底カメラによる散瞳の確認では、眼底カメラを最も( a: 患者側/撮影者側 )に寄せた状態で行う。
撮影者側
50
無散瞳眼底カメラでは、撮影の瞬間、非常に強い( a: 赤外線/可視光 )で撮影を行う。その為、反対側の眼も対光反射により縮瞳してしまう。 反対側の眼の散瞳が再び始まるまで、撮影間隔を数分空けるなどの対処をする。しかし、最近の眼底カメラでは、フィルムに代わって( b: 光電子増倍管/CCDカメラ )が用いられ感度が高くなっているため撮影光量を抑えることができ、両眼を続けて撮影する事も可能となっている。
可視光, CCDカメラ